発泡スチロールの処分方法や捨て方5選!無料で捨てられる方法をご紹介
食品トレイや電化製品の緩衝材としてよく使用されている発泡スチロールですが、「家電を買ったら大量に余ってしまった」「処分方法が曖昧でついつい後回し」ということも経験あるのではないでしょうか。
そこで、発泡スチロールの処分にかかる費用・料金から、無料で捨てる方法や持ち込み方まで、実際の処分時に役立つ情報をご紹介いたします!
発泡スチロールを処分・廃棄する時の注意事項
発泡スチロールは基本的には自治体やリサイクルボックスを活用することで、無料で処分することができます。
引っ越し・家具家電を大幅に買い換えた時・移転(業者の場合)など、大量に発泡スチロールが出てしまうこともあると思います。
サイズが大きい場合や量が多い場合には、不用品回収業者に依頼することもできますので、それぞれの状況にあった処分方法を検討しましょう!
また、以下の点には注意をして発泡スチロールを正しい方法で処分しましょう!
主な注意すべき点
- 発泡スチロールは自治体ごとに処分方法が異なる。
- 「プラマーク」がある場合と無い場合で処分方法が異なる。
- リサイクルできないものもある。 ※例:プラマークがない・汚れている・金色や銀色のトレイ・カップラーメンの容器
- 自分では処理できない(燃やしたり、有機溶剤の使用は危険です)
容器包装リサイクル法
発泡スチロールの処分や分別は「容器包装リサイクル法」により、消費者が分別排出・市町村が分別収集、事業者がリサイクルするという役割分担を定めています。
皆さんも定められた方法で正しく発泡スチロールを処分し、環境問題の悪化を防ぎましょう。
発泡スチロールは何ゴミ?品目名や分別方法をご紹介
発泡スチロールと言っても、食品トレイから電化製品の緩衝材など、種類は様々あります。
また「汚れがとれないもの」「汚れが落ちれば燃やすゴミ」「ある程度の汚れであれば燃やすゴミ」など細かく指定もされています。
そして、発泡スチロールは自治体ごとに呼び名が異なっています。
主な呼び名
- 容器包装プラスチック
- プラスチック製容器包装
※「プラ容器包装」「可燃ゴミ」「燃やせないゴミ」「燃やせるゴミ」など自治体により異なります。
発泡スチロールは自治体によって呼び方が変わっているので、住んでいる自治体での名称もしっかり覚えておく必要があります。
品目名や捨て方( 自治体別 )
ご参考までに各自治体ごとの発泡スチロールの分類・分別の一部をご紹介いたします。
以下の表に記載されている分別はプラマークが付いている物が対象です。プラマークが無いものに関しての詳しい処分方法は各自治体のホームページをご確認ください。
各自治体の分別と品目名(一部)
各自治体 | 品目名(一部) |
東京都(港区) | ・資源プラスチック (30cmを超えても回収) |
神奈川(横浜市) | ・プラスチック製容器包装 (プラマークがなくても商品を包装してい るプラスチック製のものは対象) |
埼玉(さいたま市) | ・もえるゴミ (カップラーメンの容器なども同様) |
千葉(千葉市) | ・可燃ゴミ (指定の袋に入れて捨てる) |
茨城(水戸市) | ・プラスチック製容器包装 (汚れている場合 → 燃えるゴミ) (白色トレイ → 資源物B) |
静岡(静岡市清水区) | ・可燃ゴミ (事業用は収集不可) |
山梨(甲府市) | ・プラスチック製容器包装 (白色トレイ → 有価物・資源物) |
長野(長野市) | ・プラスチック製容器包装 (粒状 → 可燃ゴミ) |
青森(青森市) | ・その他のプラスチック (プアマークがない場合→燃えるゴミ) |
岩手(盛岡市) | ・プラスチック製容器包装 (汚れがひどい場合→燃やせるゴミ・燃やせないゴミへ) |
宮城(仙台市) | ・プラスチック製容器包装 (指定の袋に入れる) |
大阪(大阪市) | ・容器包装プラスチック (商品は該当しません) |
京都(京都市) | ・プラスチック製容器包装 (資源ゴミ用指定袋に入れる) |
奈良(奈良市) | ・燃やせるゴミ (大きい場合→大型ゴミ) |
広島(広島市) | ・リサイクルプラ(商品保護のモノ) ・その他プラ(商品保護以外のモノ) |
岡山(岡山市) | ・可燃ゴミ (食品トレイは、スーパー・小売店へ返却・資源化物として市有施設へ持ち込む) |
福岡(福岡市) | ・燃えるゴミ (食品トレイ → 店頭回収ボックス) |
長崎(長崎市) | ・プラスチック製容器包装 (指定のごみ袋に入れて捨てる) |
北海道(札幌市) | ・容器包装プラスチック |
沖縄(那覇市) | ・もやすゴミ (食品トレイ→店頭回収) |
ご自身が住まわれている自治体の発泡スチロールの分別に関しては、「発泡スチロール 自治体名 分別」などで検索できますので、一度確認してみてください!
プラマークが有るか無いか
処分したい発泡スチロールにプラマークが有るか無いかを確認することも大切です。
特に、食品トレイなどをリサイクル回収ボックスに入れて処分したい方は、必ず確認してから入れましょう。
基本的な覚え方として、以下の表を参考にしてみてください。
資源ゴミ | リサイクルボックス | |
プラマークあり | 〇 | 〇 |
プラマークなし | × | × |
この表だけでなく、資源ゴミ・リサイクル回収ボックスでは、自治体によって回収できるものとできないものとあるので、必ず確認してから処分すると安心です。
発泡スチロールの捨て方や持ち込み方 5選
発泡スチロールは少量であれば軽くて運べないものでもありません。
しかし、時間や量の問題、捨てる以外の処分方法などがわからない方も多いことでしょう。
そこで、自分の状況に合った処分方法を選択し正しく処分する為に、発泡スチロールの処分方法をメリット・デメリットを含め5つご紹介いたします。
資源ゴミとして自治体で処分する( 費用無料 )
発泡スチロールは結局何ゴミに分別されるのかというと、基本的には自治体で資源ゴミとして処分できます。
「プラスチック製容器包装」「容器包装プラスチック」など各自治体で名称は変わってきます。また、サイズも指定された大きさまでであれば、処分できる場合が多いです。
発泡スチロールのサイズが大きい場合には、袋に入る大きさまで細かく切る必要がありますが、自治体によってはある程度の大きさまで回収してくれるところもありますので、自治体のホームページをご確認ください。
処分手順(食品トレイ)
- 食品トレイを洗う(水洗いで良い場合が多いです
- 洗ったトレイを乾かす
- ある程度の汚れが落ちていれば、資源ごみとして出す
- 処分完了!
処分手順(緩衝材などの発泡スチロール)
- 発泡スチロールをゴミ袋または指定のゴミ袋に入れる
(サイズが大きい場合は、袋に入るサイズまで切るか折る) - 資源ゴミとして、収集場などに出す
- 処分完了!
※発泡スチロールのサイズが大きい場合や量が多い場合は、不用品回収業者への依頼も視野に入れることをオススメします。
メリット | デメリット |
無料 | 洗って乾かすのが手間・正しく処理しないと回収されないこともある |
オススメな人
- 手間は気にせず、お金をかけたくない方
燃えるゴミとして捨てる( 費用無料 )
発泡スチロールは、自治体によっては、「燃えるゴミ」として捨てることができます。
「燃えるゴミ」として処分できる発泡スチロールは、主に「食品トレイ」です。
「洗ったが汚れている」などの状況の場合、自治体によっては他の燃えるゴミと一緒に袋にいれて処分することができます。
ただし、処分可能な自治体に住まわれている方限定の処分方法ですので、ご注意ください。
処分手順
- 食品トレイをきれいに洗う
- 洗ったトレイを乾かす
- 汚れが落ちなければ、他の燃えるゴミと一緒に捨てる
- 処分完了!
メリット | デメリット |
無料 | 一度は洗うので手間 |
オススメな人
- 対象の自治体に住まわれている方
- お金をかけたくない方
リサイクルボックスに入れる( 費用無料 )
食品トレイの処分方法でよく見られるのが、スーパーや自治体の指定した場所に設置してある「リサイクルボックス」へ入れる処分方法です。
買い物ついでに入れることもできるので、処分のためだけに外出する手間もありません。
処分手順
- 食品トレイをきれいに洗います(水洗いで良い場合が多いです)
- 洗ったトレイを乾かす
- 袋など持ち運べるものに入れて、スーパーの入り口付近に設置してあるリサイクルボックスにトレイを入れる
- 処分完了!
メリット | デメリット |
無料・環境に優しい | ゴミ収集場と違い、近くに無い場合は手間になる・洗う必要がある |
オススメな人
- お金をかけたくない方
- 近所にリサイクルボックスがある方
家電量販店に持っていく( 持ち込み ・ 費用無料 )
家電を購入した際に発生した発泡スチロールであれば、購入店舗で回収してくれる場合もあります。家電配送設置を依頼した場合はその場で回収してくれることもあり、他にも、購入した店舗に持ち込むことで回収してくれる場合もあります。
すべての会社が行っているとは限らないので、必ず事前に確認することをおすすめします。
処分手順
- 店舗に処分可能かどうかの確認をする
- 購入した家電の箱に発泡スチロールを入れる
- 購入した店舗に行き、処分して欲しい旨を伝える
- 処分完了!
メリット | デメリット |
無料・その場で無くなる | 返品交換が難しくなる・できない |
オススメな人
- 家電を購入した方
- 持ち込むことが面倒でない方
不用品回収業者に依頼する( 有料 )
不用品回収業者に依頼すると処分費用が掛かりますが、自宅に来てくれるので、時間や手間は一切かからないことは大きなメリットです。
分別することも不要なので、発泡スチロールだけでなく他のものも処分したい時や買い取って欲しいものがある場合にはオススメの方法です。
注意しておきたいのが、悪徳な不用品回収業者に依頼しないことです。高額な費用の請求や不適切な処理を行う業者もいるので、自治体の許可証や口コミなどをしっかりと確認してからの依頼を心がけましょう!
『リユース本舗』なら創業43年の安定もあり、安心して依頼することができます!
特に、他の不用品の処分もお考えの方はお得に処分できるので、ぜひ一度お見積りだけでも、お気軽にご連絡ください。
処分手順
- 不用品回収業者を探す
- 許可証と口コミの確認
- 見積を出してもらう
- 金額が妥当であれば依頼する
- 自宅に来てくれるので、処分完了!
メリット | デメリット |
時間と手間がかからない・処分方法などがわからなくても安心 | 有料・悪徳な業者が存在する |
オススメな人
- 手間と時間が惜しい方
- 処分方法に悩んでいる方
- 他にも処分したい物がある方
発泡スチロールの処分に関するトラブルシューティング
発泡スチロールの処分は何かと頭を悩ませることも多いでしょう。
特に、緩衝材として使用されている発泡スチロールは、サイズが大きいことも多く、処分に悩みますよね。
ここでは、処分に関するお悩みと解決方法をご紹介いたします。
発泡スチロールを切る時に細かいゴミが散らばる
大きな発泡スチロールを資源ゴミとして処分する際、切る必要があります。その場合、細かい粒状の発泡スチロールが部屋中に広がってしまうことがあります。
発泡スチロールを切る際にオススメなのが、袋の中で作業することです。そうすることで袋の中に粒状の発泡スチロールが残ってくれますので、部屋に散らからずに最小限に抑えてくれます。
他にも、スチールカッターを使用することも、細かいゴミの発生を最小限に抑えてくれます。
発泡スチロールが大量に溜まってしまいひとりで運ぶのが大変
発泡スチロールは性質上空気が多く軽いことが特徴ですが、大きさはそれなりにあります。
いくつかの家具家電を同時に購入した際などには、大量に不用な発泡スチロールが出てしまうこともあります。
このような状況の時には、無理せず不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
特に、引っ越しや模様替えで大量に発泡スチロールが出た時には、不用な家具や家電の処分も一緒に依頼することも可能なので、利便性や時短と考えると効率がいいことは間違いありません!
自分で処理しようとしないでください!
汚れた発泡スチロールを燃えるゴミとして捨てられる自治体にお住まいの方などで、「燃やせるゴミだから燃やしていいんだ!」と思わないでください。
発泡スチロールを処理できるのは、専門の焼却炉があるためです。
完全燃焼させることで、発泡スチロールが水と炭酸ガスになり処理できるので、自宅の庭などで自分で燃やしてもススと一酸化炭素が発生するだけになっていまいます。
自宅での処理でなく、自治体か不用品回収業者にお願いをして適切に処理をしてもらうことが大切です。
発泡スチロールの豆知識!
ここでは、意外と知られていない発泡スチロールの豆知識をご紹介いたします!
「そもそも発泡スチロールとは?」という疑問から発泡スチロールの再利用について知ることで、リサイクル意識が高まること間違いなしです!
発泡スチロールはドイツ生まれ?!
実は、発泡スチロールは1950年にドイツで開発され、50年以上の歴史を持っているんです。初めは、コルクの代用品として使われていましたが、今では、住宅建材としても利用されている程の便利材料となっています!
発泡スチロールはほとんど空気?!
プラスチック製と聞くと、環境に悪いイメージもありますよね?
実は発泡スチロールは、石油が2%、残りの98%は空気で作られています。そのため、省資源で環境に優しい素材なのです。
エネルギーにも再利用されている!
発泡スチロールのリサイクルというと、発泡スチロールやプラスチック製品に再利用されているイメージが強いと思いますが、実は、発電やガス・油などにも再利用されています。
まとめ
発泡スチロールは自治体やリサイクルボックスに入れることで無料で処分できることや、実際の処分方法などお分かりいただけたでしょうか。
無料で処分する上で大切なのは、自分の住んでいる自治体での分別やプラマークの有無を確認することです。
この作業を行うことで、悩むことなく正しく処分できますので、まずはしっかりと確認しましょう!
また、大きい発泡スチロールや量が多い場合、他にも処分したいものがある場合には、不用品回収業者に依頼することも賢い活用方法ですので、自分に合った方法を選択することが大切です。
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