ボウリングの玉の処分方法8選！無料で捨てる方法をご紹介

『ボウリング(ボーリング)の玉の処分方法について困っていませんか？』

ボウリングは多くの方に親しまれているスポーツですが、競技を行うために必要不可欠なものといえばボウリングの玉でしょう。

ボウリングの玉は、一般的にはボウリング場で借りて利用することが出来るため、自前で購入するという人は少ないですが、熱心にプレイされている方の中には購入して愛用しているという人もいるでしょう。

しかし、使用しなくなり処分をする場合には処分が非常に困難な物となることはあまり知られておりません。その為、どうやって処分をすれば良いのかを調べるところから始めなければならないでしょう。

そこで今回は、ボウリングの玉の正しい処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。

※当記事では「ボウリング(ボーリング)」について、『ボウリング』で統一して表記させていただきます。

「ボーリング・ボウリング」の表記については、実際には『ボウリング』が正しい表現となります。どうしても日常会話上では「ボー」と伸ばす言い方をする傾向があるため、あらためて文字として表現しようとした場合に間違った認識をされていしまうことが多いです。

【この記事でわかること】

① ボウリングの玉の正しい処分方法

② 処分する際の注意事項

③ ボウリングの玉について詳しく知る

ボウリングの玉ってどんなもの？

ボウリングの玉は、主に「ポリエステル」「ウレタン」が使用されています。

これだけを聞くと処分ができそうな素材に感じられますが、ボール状になっておりその大きさや重さを考えると一般ゴミのように扱うことはできないものとなります。

ポリエステル・ウレタン素材はリサイクルには不向きな物です。またある程度まとまった量の素材が使用されていることもあり、そのまま処理をすると環境にも悪いものです。

寿命はあるの？

ボウリングの玉については、おおよそ100ゲーム分使用すると寿命といわれています。そのため、週に2ゲームプレイする場合には、1年間で寿命を迎えることになります。

主に、使用による劣化が起きる場合が多く、ヒビなどが入ることで満足に使用できなくなってしまいます。時間の経過とともに、玉の表面に傷が付きやすくなるなど変化も出てくるでしょう。

どのような扱いの物なのか？

自治体によってもボウリングの玉の扱いは異なります。不燃ゴミとして分別される場合もあれば、粗大ゴミとなる場合もあるなど、お住いの自治体によっても様々です。これは多くの自治体で『処理困難物』として扱われているためです。

地域ごとに異なる分別の違い

地域・自治体	分別・扱い
横浜市	燃えないゴミ
川崎市	粗大ごみ
世田谷区	粗大ごみ
大田区	粗大ごみ
八王子市	粗大ごみ
川口市	処理できないゴミ
さいたま市	粗大ごみ

上記は2024年04月時点の各自治体での分別・扱いの情報です。これらを見ると比較的多くの地域で粗大ゴミとして処分を進めることが可能となっています。

これらは一例となるため、ご自身の自治体ではボウリングの玉がどのような扱いとなるかを確認して処分を進めてみてください。

自治体で処理できない場合が大変

先述の通り、自治体によっては「処理できないゴミ」として扱われることになります。

この場合、処分を進めるために考えられる方法は「購入店・製造メーカーへの相談」「廃棄物処理業者への処分依頼」「不要品回収業者への依頼」が必要となってきます。

買い替えの予定がある場合には、購入店・製造メーカーへの相談が適切かもしれません。

ボウリングの玉の処分方法8選

ボウリングの玉を処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。

ここでは、ボウリングの玉を処分する際に利用できる8つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。

処分方法	費用	備考
① 一般ゴミとして処分する	無料	利用可能な場合に限る
② 粗大ゴミとして処分する	有料	利用可能な場合に限る
③ 購入店・メーカーに依頼して処分する	有料	お店によって対応は異なる
④ リサイクルショップで売却する	(無料)	買取金額はお店によって異なる
⑤ フリマアプリ・オークションで売却する	(無料)	別途送料が掛かる
⑥ 欲しい人に譲る	無料	引き取り手がいれば処分可能
⑦ 廃棄物処理業者に依頼する	有料	業者によって対応は異なる
⑧ 不用品回収業者で処分する	有料	業者によって対応は異なる

上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。

ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。

① 一般ゴミとして処分する

自治体で処分を進める場合に「不燃ゴミ」として処分が可能である場合には、一般ゴミとして処分を行うことが可能です。特に費用も掛からず処分を行うことが出来るため、非常に手軽な方法といえます。

しかし、一般ゴミで処分ができる自治体は珍しいため、利用できる地域は限られると考えられます。

② 粗大ゴミとして処分する

自治体で処分を進める場合に「粗大ゴミ」として処分が可能である場合には、通常の粗大ゴミと同様に処分を行うことが可能です。費用こそ掛かりますが、そこまで金額も高くはない場合が多いです。

清掃施設などの設備が充実している自治体では粗大ゴミでの処分が可能な場合が多いですが、全国的には処理困難物として扱われることも多いため、粗大ゴミで処分できる場合には都合が良いでしょう。

③ 購入店・メーカーに依頼して処分する

過去に販売店やメーカーでボウリングの玉を購入している場合には、一度相談をしてみると良いでしょう。自治体の分別方法とは関係なく買い替えの目的がある場合にも、一度相談することが望ましいです。

特に処理困難物となる場合には、一般的に購入店・メーカー側への問い合わせが推奨されています。

こちらの対応で処分ができない場合には、自治体より案内がある廃棄物処理業者への依頼が必要となります。

④ リサイクルショップで売却する

まだ十分に使用できるボウリングの玉であれば、リサイクルショップで売却することも良いでしょう。ただし、購入者に合わせて作成されているものになるため、中古品の需要はあまり高くはないかもしれません。

また、マイボールの購入自体は8,000～1万円程度で可能であるため、元々の価格もそこまで高くはありません。とはいえ、500～1,000円程度でも買い取ってもらえるならば得策かもしれません。

⑤ フリマアプリ・オークションで売却する

リサイクルショップと同様に、中古品としてフリマアプリやネットオークションで売却する方法も有効です。リサイクルショップに比べるとやや高い値段で売却することが可能です。

ただし、リサイクルショップと異なる点としては、落札者への郵送が必要となる点です。郵送方法によっても異なりますが、60～100サイズの段ボールに入れて送る場合には、800～1,600円程度の費用が掛ります。

そのため、商品を出品する時点で郵送費用分の負担が掛ることを前提に価格を設定して出品する必要がありますので注意しましょう。

⑥ 欲しい人に譲る

身の回りにボウリングの玉を欲しがっている人がいるならば、譲ってしまうことも良いでしょう。欲しい人からすると、無料で手に入れることが出来るため喜んでもえるでしょう。

ただし、一般的な家具などとは異なりボウリングが趣味の方などがいなければ貰い手も見つからないため、あまり期待はできないかもしれません。

⑦ 廃棄物処理業者に依頼する

①～⑥の方法で処分ができない場合には、一般廃棄物処理業者へ処分の依頼が必要となります。

自治体より案内のある業者へ問い合わせて依頼を進めましょう。申し込みが必要で費用がやや高くや回収までの時間が掛かるなどやり取りはやや手間となりますが、こちらの方法であれば確実に処分が可能となります。

こちらの方法以外では、不用品回収業者を利用して処分を進める方法しか残されていません。

⑧ 不用品回収業者で処分する

ボウリングの玉のような特殊なものであっても、不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。

費用自体はやや高く出費が多くなってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、特に利便性の高い処分方法となっています。

多少大きなものや重いものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。持ち運びがやや大変なものなども、適宜工夫をして持ち出してくれます。

ただし、不用品回収業者を利用する場合の多くは固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまいます。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分の費用を抑えることが可能です。