世田谷区で発泡スチロールを処分する方法
世田谷区で発泡スチロールを処分したい場合、一般ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
『発泡スチロール』品目の分別について
② 発泡スチロール(トレー)
発泡スチロール製品に関しては、上記の2品目が該当します。
詳細を除き品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
一般ゴミ収集で処分する場合の条件
世田谷区では、発泡スチロール品目は主に可燃ゴミに分類されています。
発泡スチロール品目での処分条件の詳細
② 発泡スチロール(トレー) 【拠点回収】 ※可燃ゴミで捨てることも可能
上記のように、発泡スチロール製品の形状・用途によっても処分や回収の方法が異なります。
なお、排出の際には注意点が設けられています。
発泡スチロールを排出する際の注意点
・基本は可燃ゴミだが食品トレイは回収が行われている
・食品トレイは綺麗に洗ってから回収に出す必要がある
・緩衝材は切断等をして小さくしてからゴミ収集袋にまとめて排出する
・切断等をした場合は飛散しないよう注意する
基本的に発泡スチロールゴミは、可燃ゴミで捨てるが可能となるため処分は難しくありません。また、食品トレイ等の発泡スチロールゴミも回収による処分が推奨されるものの、一般ゴミとして捨てることも可能です。
そのため、発泡スチロールゴミの大きさや量がネックとなりますが、自治体の一般ゴミ収集のタイミングに合わせて根気よく排出ができれば、基本的に処分に困ることはありません。
その他の補足情報
発泡スチロールの処分を進める前に、あらかじめ処分に関する情報やポイントを抑えておきましょう。
可燃ごみ収集曜日について
世田谷区では地区ごとに週2回の決められた曜日に可燃ゴミが収集されます。
回収日の朝8時までにお出しください。祝日は平常どおり回収しています。
なお、他の可燃ゴミについては1回の排出量は45リットル袋で3袋までとなります。4袋以上は有料となります。また、90リットル以下のふたつき容器、または中身の見える透明・半透明のごみ袋に入れての排出が必要となります。
お店等による資源の自主回収(拠点回収)について
スーパーマーケット等の事業者が自主的に食品トレイ(発泡スチロールトレイ)ゴミの回収を行っています。世田谷区からの公式な案内情報によると、多くの店舗で食品トレイの回収は行われています。
あくまでも店舗による自主的な取り組みとなるため、上記以外にもお店によっては食品トレイゴミの回収を行っている店舗も存在しているかもしれません。
汚れや匂いが強い場合は?
食品トレイの回収条件には、『汚れや匂いなどがない場合』にという条件があります。そのため、極端に状態の悪い食品トレイゴミの場合には、可燃ゴミでの処分が必要です。
また、食品トレイは色・柄付きなどの製品の状態によって回収が制限される場合がありますが、基本的に店舗で販売されているものであれば概ね回収をしてもらうことが出来ると考えられます。
清掃施設に持ち込むことはできる?
自力で運搬が可能で清掃施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことができるか考えがちですが、世田谷区では清掃施設に粗大ごみ以外の可燃ごみ・不燃ごみ等は持ち込むことはできません。
そのため、大量の発泡スチロールゴミや食品トレイが生じた場合には、何度かに別けて一般ゴミ収集で排出することが望ましいです。
粗大ゴミ収集での処分はできるか?
発泡スチロールゴミが多く集まってしまった場合に、一度にまとめて粗大ゴミとして捨てることができないか考える場合もあるでしょう。
しかし、粗大ゴミの対象となる品目としては設けられておりませんので、排出量を調整しながら可燃ゴミ(もしくはトレイ回収)での処分を進める必要があります。
それ以外にも処分をする方法は存在ため、それぞれ確認をしていきましょう。
購入先の業者に相談する
発泡スチロールゴミが多く出てしまうケースの1つに、様々な製品の購入に伴う場合があります。
業者に購入物・製品の納品を受ける際に、まとめて包装箱(段ボール)や緩衝材(発泡スチロール)を回収してもらえないか確認してみると良いかもしれません。
何十箱という製品の箱があれば多くの発泡スチロールゴミが出ることが考えられるため、処分が必要な量も多くなり簡単に捨てることはできないでしょう。そのため、多くの業者では、納品に合わせて発泡スチロールゴミを回収してもらうことが可能な場合もあるでしょう。
各種業者に依頼する
かなり大量の発泡スチロールゴミが出て、まとめて処分が必要となる場合には、専門業者に回収を依頼することが可能です。
自治体より案内がある『一般廃棄物処理業者』へ依頼を行うことで、特に問題なく回収してもらうことが可能です。粗大ゴミ関係以外で利用する場合には、費用も時間も掛かり、意外に手間が掛かってしまう場合が多いかもしれません。
次に、『不用品回収業者』を利用する方法もあります。依頼に際して細かな条件も無く、回収してもらうゴミの量に応じた費用が掛るため分かりやすく利用することが可能です。都合が合えば、即日対応を行ってくれる場合も多く、使い勝手がとても良いです。
ほとんどの場合、これらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に依頼に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、発泡スチロールゴミの大きさや量により費用も高くなる場合が考えられます。
処分方法ごとの詳細
・週2度の収集にて排出可能
・処分費用:無料
・回収ボックスが設置されている場合に限る
・処分費用:無料
・直接問い合わせて対応可能な場合
・処分費用:無料 ※店舗により異なる
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 週に2回利用でき費用も掛からないため推奨
⇒ 自力運搬が可能であれば推奨。自治体収集同様に無料で利用可能
⇒ 利用ができれば無料で回収してもらえる場合があるため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 店舗が営業中であればその日の内に回収ボックスでの処分が可能
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からない
まとめ
単に発泡スチロールの処分と考えても実際に調べてみると分かりづらく複雑なものです。
特に、発泡スチロールは自治体によっても分別の種類が異なる場合も多く、何ゴミで扱われるか混乱してしまう場合も多いです。また、食品トレイゴミは拠点回収が行われ回収ボックスが設置されていることもあり、資源ゴミとなるようなイメージも強いでしょう。
何かしらの商品を購入した際に緩衝材として含まれている発泡スチロールなどは、どうしても量が多く大きく扱いずらい場合も多いです。捨てようとすると袋に一杯になってしまう場合も多く、纏まりも悪いためお世辞にも捨てやすくはありません。
これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めにまとめて処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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