木材の処分方法7選!無料の捨て方もご紹介
最近ではDIYなども流行って自分で家具をこしらえたりする家庭も増えていますよね。そんな時に出た木材や木片の処分はいったいどのようにしたら良いのでしょうか。
今回は家庭で出る木材の処分方法についてご紹介させていただこうと思います。
木材を処分する時の注意事項
木材ゴミなどは大きさによってゴミの捨て方が異なります。
小さい木材であれば自治体で引き取ってもらえますが大きめの木材は業者や販売店に依頼すると安心です。
また、木材を建築廃材と定めている地域では回収してもらえません。手間や時間を考えると不用品回収業者が得策でしょう。
木材の処分方法7選
燃えるゴミで出す
木材が何ゴミに分別されるのかですが、小さな木材のゴミ、大きな木片など、サイズによってそれぞれ分別が異なる場合があります。
例えば、木くずやウッドチップなどの比較的小さい木材のゴミは、一般的に燃えるゴミの収集日に出すことができます。
最近ではDIYなどで出た大き目の木材は30㎝以内に切ることで燃えるゴミとして処分できます。
資源ゴミとして自治体に回収してもらう
自治体により異なりますが、資源ゴミとして捨てることができる場合もあります。
捨てる際は紐で束ねて処分しなければいけない場合もあれば、細かく切断しなければいけない場合もあります。
前述で燃えるゴミについてふれましたが、木材が燃えるゴミや資源ゴミなど何ゴミに分別されるのかは自治体に確認が必要です。回収してくれるサイズや量に決まりがある場合もあるため、一度自治体に相談してみることをおすすめします。
ゴミ処理センターに持ち込む
木材はゴミ処理センターに自身で持ち込むことで廃棄できる場合があります。
料金が重さにより異なったりしますが比較的安価で処分が可能です。
場所によっては予約が必要になるところもありますので、営業時間や予約方法については事前に確認しておきましょう。
しかし車での持ち込みが必須であり、量によってはトラックが必要になったりします。
また、処分価格もゴミ処理センターに問い合わせる必要があります。木くずであれば大体相場は5000円から受け付けていたりします。
リサイクルショップに買い取ってもらう
リサイクルショップで木材を買い取ってもらえる場合があります。
しかしながらリサイクルショップで買い取ってもらう場合は需要がある木材でないと買い取ってもらえません。
高く売れる可能性のある木材は、以下の通りです。
- マホガニー
- ローズウッド
- ケヤキ
- スネークウッド
- ヨーロピアンウォールナット
- 木曾檜
- 高野杉
まずはお近くのリサイクルショップに相談してみることをおすすめします。
木片を回収する業者に持って行ってもらう
全国では使わなくなった木材などを再利用してウッドチップなどを作っている業者があります。
そのような専門業者では木材の回収サービスを行っている場合があります。
このような業者に持ち込んで木片を持ち込むのもおすすめです。
業者を探す手間と、依頼費用はかかってしまいますが、ゴミとして廃棄してしまうよりもエコな処分方法と言えるでしょう。
他の家具や小物に再利用する
木材が余ったら処分するのではなく再利用してみてはいかがでしょうか。
近年ではDIYがとても流行しているので個人で簡単に机や椅子を作ることが可能です。
YouTubeなどで作り方などが配信されているので参考にしてみてはいかがでしょうか。廃材の利用やパレットの再利用、ウッドデッキの再利用など、あらゆる木材の再利用方法を知ることができます。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者であれば少数の木片からでも回収してもらえます。
依頼費用はかかりますが、時間も手間もかけず全ての作業を不用品回収業者に任せられるのでとても便利です。
不用品回収業者に依頼する際は、始めに見積もりを出してもらえます。料金に問題が無ければその日中に作業に入ってもらうことも可能です。
不用品回収業者は、処分だけでなく、場合によっては買取もしてくれる可能性があります。
時間や手間をかけられない方は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
木材の処分に関するトラブルシューティング
木材は勝手に燃やすことはできない
木材を勝手に燃やすことは許可されていません。野焼きなどの行為は法律で禁止をされています。適法の焼却炉以外で廃棄物を燃やすことを野焼きといいますが、野焼きは『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』で原則禁止されているのです。
生活を営む上での焚火は規制はされていませんが、火事の原因になる可能性があるので注意が必要です。
また、金属部分や他のものと一緒に燃やしてしまうと有害なガスを排出してしまうことがあり近隣住民に迷惑をかけてしまいます。
あまり煙を出していると消防がくることもありますので注意が必要です。
木材は不法投棄できない
木材を指定されたゴミ置き場以外に捨てるのはやめましょう。不法投棄になります。
もし不法投棄した場合、「5年以下の懲役もしくは1000万以下の罰金に処される」ことがあるため、必ず適切な処分方法を選択しましょう。
木くずの誤った処理により裁判が起きたケースも実際にあります。
処分をする際は必ず自治体のルールを守って捨てましょう。
木材を放置すると白アリの住処になってしまう
木材や紙類が豊富に家の中にあると白アリが発生しまいます。
白アリは湿った木材や段ボールを好みます。湿気をこもらせた木材や木くずは放置しないようにしましょう。
白アリはたいてい木の中に住み着きますが、被害が拡大すると住宅に侵入することがあります。
木材はなるべく早めに処分しましょう。
まとめ
木材は貴重な国の資源ですので、できるだけ再利用することが理想的です。
木材を処分する際はルールを守り、適切に処理をすることが望まれます。
手間や時間をかけたくない忙しい人には、不用品回収業者への依頼が便利です。不用品回収業者は木材だけでなく、家電や家具などの不要なアイテムを一緒に処分できることがあります。そのため、一度確認してみることをおすすめします。
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