
地域の特徴や詳細について【逗子市】
神奈川県逗子市は、神奈川県内の中でも比較的小規模の地域となり、約5.5万人の人々が暮らす地域となっています。
当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、逗子市は人口に比例して標準的以下な地域と考えられます。
そんな逗子市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。
数値から見る逗子市の情報
単に人口がそこまで多くはない印象の強い逗子市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。
今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。
人口や世帯数
逗子市(約5.5万人)は、神奈川県内に存在する33地域の自治体の中でも17番目に人口の多い都市です。
人口の割合は「県内全域の0.6%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、寒川町の約4.8万人となり、逗子市よりも13%ほど少ない状況となっています。
そのため、神奈川県内から排出されるゴミの200個の内の1つは逗子市のゴミと考えることが出来るかもしれません。全体を見ると逗子市の占める割合は小さいことが伺えます。
人口密度
逗子市の人口密度は1km²あたり0.32万人となっています。
神奈川県内でも17番目に人口の多い逗子市は人口密度はそこまで高くないだろうと想像しがちですが、神奈川県全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.31万人となることから、人口密度は標準的な部類です。また、人口密度順で見ると県内では13番目となっています。
これらのことから、人口は比較的少なくなり土地的には余裕がある地域と判断することが出来るでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されやすい傾向もあると考えられるため、ゴミや不用品の蓄積度合いは多くなってくるかもしれません。
世帯数
逗子市の世帯数は約2.5万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.23人となっています。神奈川県内では、横須賀市の2.25人に次いで17番目に多い値となっています。
人口が比較的少ない地域という印象が強いですが、世帯数の割合は45%と標準的な状況となります。このような自治体や地域によっての違いはありますが、逗子市については世帯割合がそこまで高くない状況があり、ゴミの排出機会は多い部類となるでしょう。
ちなみに、川崎市は世帯数の割合がさらに高く50%となっています。そのため、人口に対しての世帯数の割合が多くなるため、ゴミの排出される機会も少なくなると考えられます。
近隣の自治体との差
逗子市に近い地域では、同じ県内に座間市があります。こちらは逗子市と面積もそこまで違いのない環境です。
逗子市の人口と比べると、「座間市は約13.1万人で約235%」となるため倍以上となっています。また、地域の人口密度を逗子市と比べると、「座間市は約231%」とこちらもやや多い状況です。
大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。
そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、逗子市と人口密度の差も大きい座間市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量も多く、ゴミ収集の対応負荷も高い状況と考えられるでしょう。
世帯数比で考えると、逗子市(約2.5万世帯)、座間市(約6.2万世帯)となり、おおよそ0.40倍です。そして、人口密度を逗子市比で換算すると座間市は0.43倍となります。その為、世帯数比(0.40) × 人口密度比(0.43) = 0.17 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、逗子市のゴミ排出規模は座間市と5倍程度あるものと考えられます。
ゴミ処理の規模感
神奈川県内で比較的人口密度が標準的な逗子市については、寒川町の0.88倍の過密さとなっています。人口こそ多くなりますが、1k㎡あたりで見ると寒川町に比べるとややゴミが多くなると考えられるでしょう。
また、寒川町と比べると人口は1.15倍、面積は1.30倍ほどの違いがあります。地域ごとの規模を考慮したとして、寒川町に比べて逗子市のゴミ処理能力が1~1.5倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。
規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。
世帯数比で考えると、逗子市(約2.5万世帯)、寒川町(約2.0万世帯)となり、おおよそ1.21倍です。そして、人口密度を逗子市比で換算すると0.88倍となります。その為、世帯数比(1.21) × 人口密度比(0.88) = 1.07 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、逗子市のゴミ排出規模は寒川町と比べて1割ほどの違いがあることが分かります。
神奈川県内での位置付け
各項目【逗子市】 | 詳細情報 | 平均値 | MAX / MIN |
面積 | 17.3㎢ (26位) | 73.2㎢ | 437㎢ / 6.6㎢ |
人口 | 5.59万人 (17位) | 27.9万人 | 376万人 / 0.3万人 |
世帯数 | 2.50万世帯 (17位) | 13.1万世帯 | 179万世帯 / 0.1万世帯 |
世帯人数 | 2.23人 (17位) | 2.25人 | 2.60人 / 1.70人 |
人口密度(1㎢) | 0.32万人 (13位) | 0.31万人 | 1.08万人 / 0.04万人 |
逗子市に関しては、多くの項目で中位に位置する状況となり、人口がやや少ない地域となっています。また、1㎢あたりの人口密度をみるとある程度の余裕がある環境でもあります。その為、今後も人口が増えていく可能性は高い地域と考えられますが、ゴミ処理事情については課題が多いかもしれません。
※上記は神奈川県全域の地域を対象とした比較データとなっています。
逗子市は過密な地域なの?
1㎢あたりの人口密度が0.23万人と言われてもあまりパッとしない場合が多いかもしれません。これは500㎡あたり1.15人、100㎡あたり0.23人となる状況です。
平均値となる横須賀市では、500㎡あたり1.85人、100㎡あたり0.37人となることから、一般的・標準的な地域と比べても密度が少ないことが分かります。
逗子市については、県中心部よりある程度離れた位置となる事情もあり人口が比較的少ない地域となっています。また、面積に対しての人口の割合は周辺自治体と比べてもそこまで低くはない状況です。
まとめ
逗子市のように人口が少なく面積が狭い規模の部類となる自治体は、それだけ局地的に多くのゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。
神奈川県の粗大ゴミ処理手数料は概ね統一された金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。
どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。
また、神奈川県では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。
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逗子市エリアの情報については『逗子市|不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。