
地域の特徴や詳細について【海老名市】
神奈川県海老名市は、神奈川県内の中でも中規模の地域となり、約14万人の人々が暮らす地域となっています。
当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、海老名市は人口に比例して多い地域と考えられます。
そんな海老名市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。
数値から見る海老名市の情報
単に人口が多い印象の強い海老名市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。
今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。
人口や世帯数
海老名市(約14万人)は、神奈川県内に存在する33地域の自治体の中でも13番目に人口の多い都市です。
人口の割合は「県内全域の1.52%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、座間市の約13.1万人となり、海老名市よりも5.9%ほど少ない状況となっています。
そのため、神奈川県内から排出されるゴミの75個の内の1つ程度は海老名市のゴミと考えることが出来るかもしれません。全体を見ると海老名市の占める割合は大きいことが伺えます。
人口密度
海老名市の人口密度は1km²あたり0.52万人となっています。
神奈川県内でも13番目に人口の多い海老名市は人口密度はそこまで高くないだろうと想像しがちですが、神奈川県全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.31万人となることから、人口密度は平均以上の値です。また、人口密度順で見ると県内では7番目となっています。
これらのことから、人口は多いものの土地的にはある程度の余裕がある地域と判断することが出来るでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されやすい傾向もあると考えられるため、ゴミや不用品の蓄積度合いは多くなってくるかもしれません。
世帯数
海老名市の世帯数は約6.2万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.26人となっています。神奈川県内では、松田町の2.28人に次いで15番目に多い値となっています。
人口がそれなりに多い印象が強いですが、海老名市については世帯割合が44%と比較的標準的な状況があり、ゴミの排出機会はそれなりに多い部類となるでしょう。
ちなみに、川崎市は世帯数の割合がさらに高く50%となっています。そのため、人口に対しての世帯数の割合が多くなるため、ゴミの排出される機会も多くなると考えられます。
近隣の自治体との差
海老名市に近い地域では、同じ県内に綾瀬市があります。こちらは海老名市と面積もそこまで違いのない環境です。
海老名市の人口と比べると、「綾瀬市は約8.2万人で約59.2%」となるためやや少なくなっています。また、地域の人口密度を海老名市と比べると、「綾瀬市は約71.2%」とこちらも少ない状況です。
大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。
そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、海老名市と人口密度の差も大きい綾瀬市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量も少なく、ゴミ収集の対応負荷もやや低い状況と考えられるでしょう。
世帯数比で考えると、海老名市(約6.2万世帯)、綾瀬市(約3.56万世帯)となり、おおよそ1.74倍です。そして、人口密度を海老名市比で換算すると綾瀬市は1.4倍となります。その為、世帯数比(1.74) × 人口密度比(1.4) = 2.44 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、海老名市のゴミ排出規模は綾瀬市と比べて2.5倍程度あるものと考えられます。
ゴミ処理の規模感
神奈川県内で比較的人口密度が高い海老名市については、鎌倉市の1.22倍の過密さとなっています。人口こそ少なくなりますが、1k㎡あたりで見ると鎌倉市に比べるとややゴミが多くなると考えられるでしょう。
また、鎌倉市と比べると人口は0.81倍、面積は0.67倍ほどの違いがあります。地域ごとの規模を考慮したとして、鎌倉市に比べて海老名市のゴミ処理能力が1.5倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。
規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。
世帯数比で考えると、海老名市(約6.2万世帯)、鎌倉市(約7.7万世帯)となり、おおよそ0.8倍です。そして、人口密度を海老名市比で換算すると1.22倍となります。その為、世帯数比(0.8) × 人口密度比(1.22) = 0.98 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、海老名市のゴミ排出規模は鎌倉市と比べて大きな違いはないことが分かります。
神奈川県内での位置付け
各項目【海老名市】 | 詳細情報 | 平均値 | MAX / MIN |
面積 | 26.6㎢ (22位) | 73.2㎢ | 437㎢ / 6.6㎢ |
人口 | 14万人 (13位) | 27.9万人 | 376万人 / 0.3万人 |
世帯数 | 6.2万世帯 (14位) | 13.1万世帯 | 179万世帯 / 0.1万世帯 |
世帯人数 | 2.26人 (15位) | 2.25人 | 2.60人 / 1.70人 |
人口密度(1㎢) | 0.52万人 (7位) | 0.31万人 | 1.08万人 / 0.004万人 |
海老名市に関しては、多くの項目で中位に位置する状況となり、人口が比較的多い地域となっています。しかし、1㎢あたりの人口密度をみるとそれなりに余裕がある環境でもあります。その為、今後も人口が増えていく可能性は高い地域と考えられますが、ゴミ処理事情については課題が多いかもしれません。
人口数に対して世帯数の割合が低くなるものの、人口密度は低く世帯人数も平均的な状況から考えると、地域全体としてはファミリー層が中心となってくるものの単身者世帯もそれなりに多いことが伺えます。
※上記は神奈川県全域の地域を対象とした比較データとなっています。
海老名市は過密な地域なの?
1㎢あたりの人口密度が0.52万人と言われてもあまりパッとしない場合が多いかもしれません。これは500㎡あたり2.6人、100㎡あたり0.52人となる状況です。
平均値となる横須賀市では、500㎡あたり1.85人、100㎡あたり0.37人となることから、一般的・標準的な地域と比べても概ね1.5倍程度の密度となっています。
海老名市については、首都圏からやや離れた位置となる事情もありますが、人口は多い地域となっています。また、面積に対しての人口の割合は周辺自治体と比べると高くなる状況です。
まとめ
海老名市のように人口が多く面積もそれなりに広い規模の部類となる自治体は、それだけ局地的に多くのゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。
神奈川県の粗大ゴミ処理手数料は概ね統一された金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。
どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。
また、神奈川県では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。
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海老名市エリアの情報については『海老名市|不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。