
千葉県の自治体の特徴や詳細情報
千葉県には全体で54の区市町村が存在しています。それぞれを別けると、37市・16町・1村となってきます。
各自治体ごとに日々の生活の中で感じられるゴミ排出のルールや基準は異なりますが、これらはそれぞれの自治体が置かれている状況や環境によっても左右されている面があるでしょう。
特に人口の違いは顕著であり、少ない自治体であれば6000人以下(町村地域)、多い自治体で90万人以上(市地域)と差も激しくなっています。このような背景からも、各自治体のゴミ処理事情は異なり、最適なゴミ収集&処理の活動にも違いが生じています。
当記事では、主に千葉県の地域を対象として様々な情報を深掘りしてご案内していければと思います。
千葉県の自治体情報
ここからは項目別に各自治体の情報を確認してきましょう。
人口数
各自治体 | 人口数 | 各自治体 | 人口数 | 各自治体 | 人口数 | 各自治体 | 人口数 |
千葉市 | 97.4 万人 | 我孫子市 | 13 万人 | 山武市 | 4.8 万人 | 多古町 | 1.3 万人 |
船橋市 | 64.2 万人 | 鎌ケ谷市 | 10.9 万人 | 大網白里市 | 4.8 万人 | 東庄町 | 1.3 万人 |
松戸市 | 49.8 万人 | 印西市 | 10.2 万人 | 館山市 | 4.5 万人 | 一宮町 | 1.1 万人 |
市川市 | 49.6 万人 | 四街道市 | 9.3 万人 | 富津市 | 4.2 万人 | 白子町 | 1.0 万人 |
柏市 | 42.6 万人 | 茂原市 | 8.6 万人 | 南房総市 | 3.5 万人 | 大多喜町 | 0.8 万人 |
市原市 | 26.9 万人 | 君津市 | 8.2 万人 | いすみ市 | 3.5 万人 | 長南町 | 0.7 万人 |
流山市 | 19.9 万人 | 香取市 | 7.2 万人 | 匝瑳市 | 3.5 万人 | 芝山町 | 0.7 万人 |
八千代市 | 19.9 万人 | 八街市 | 6.7 万人 | 鴨川市 | 3.2 万人 | 鋸南町 | 0.6 万人 |
習志野市 | 17.6 万人 | 袖ケ浦市 | 6.3 万人 | 横芝光町 | 2.2 万人 | 御宿町 | 0.6 万人 |
浦安市 | 17.1 万人 | 旭市 | 6.3 万人 | 酒々井町 | 2.0 万人 | 睦沢町 | 0.6 万人 |
佐倉市 | 16.8 万人 | 白井市 | 6.2 万人 | 栄町 | 2.0 万人 | 長柄町 | 0.6 万人 |
野田市 | 15.2 万人 | 銚子市 | 5.8 万人 | 勝浦市 | 1.6 万人 | 神崎町 | 0.5 万人 |
木更津市 | 13.6 万人 | 東金市 | 5.8 万人 | 九十九里町 | 1.4 万人 | – | – |
成田市 | 13.2 万人 | 富里市 | 4.9 万人 | 長生村 | 1.3 万人 | (平均) | 11.6 万人 |
上記のように非常に人口の多い自治体もあれば、1万人に満たない自治体も存在しています。千葉県の平均の人口数は約11.6万人となりますが、実に39の自治体が平均以下となる状況となっています。
また、世帯/人口数で考えると平均値は42%となります。どちらの自治体も概ね人口数に対しての4割弱ほどが世帯数と考えてしまって良いでしょう。
面積と人口密度
各自治体 | 面積(㎢) | 人口密度 (1㎢あたり) | 各自治体 | 面積(㎢) | 人口密度 (1㎢あたり) | 各自治体 | 面積(㎢) | 人口密度 (1㎢あたり) |
千葉市 | 271.8 ㎢ | 0.35 万人 | 茂原市 | 99.9 ㎢ | 0.08 万人 | 横芝光町 | 67.0 ㎢ | 0.03 万人 |
船橋市 | 85.6 ㎢ | 0.75 万人 | 君津市 | 318.8 ㎢ | 0.02 万人 | 酒々井町 | 19.0 ㎢ | 0.10 万人 |
松戸市 | 61.4 ㎢ | 0.81 万人 | 香取市 | 262.4 ㎢ | 0.02 万人 | 栄町 | 32.5 ㎢ | 0.06 万人 |
市川市 | 57.5 ㎢ | 0.86 万人 | 八街市 | 74.9 ㎢ | 0.09 万人 | 勝浦市 | 94.0 ㎢ | 0.01 万人 |
柏市 | 114.7 ㎢ | 0.37 万人 | 袖ケ浦市 | 94.9 ㎢ | 0.06 万人 | 九十九里町 | 24.5 ㎢ | 0.05 万人 |
市原市 | 368.2 ㎢ | 0.07 万人 | 旭市 | 130.5 ㎢ | 0.04 万人 | 長生村 | 28.3 ㎢ | 0.04 万人 |
流山市 | 35.3 ㎢ | 0.56 万人 | 白井市 | 35.5 ㎢ | 0.17 万人 | 多古町 | 72.8 ㎢ | 0.01 万人 |
八千代市 | 51.4 ㎢ | 0.38 万人 | 銚子市 | 84.2 ㎢ | 0.06 万人 | 東庄町 | 46.3 ㎢ | 0.02 万人 |
習志野市 | 21.0 ㎢ | 0.83 万人 | 東金市 | 89.1 ㎢ | 0.06 万人 | 一宮町 | 23.0 ㎢ | 0.05 万人 |
浦安市 | 17.3 ㎢ | 0.99 万人 | 富里市 | 53.9 ㎢ | 0.09 万人 | 白子町 | 27.5 ㎢ | 0.03 万人 |
佐倉市 | 103.7 ㎢ | 0.16 万人 | 山武市 | 146.8 ㎢ | 0.03 万人 | 大多喜町 | 129.9 ㎢ | 0.006 万人 |
野田市 | 103.6 ㎢ | 0.14 万人 | 大網白里市 | 58.1 ㎢ | 0.08 万人 | 長南町 | 65.5 ㎢ | 0.01 万人 |
木更津市 | 138.9 ㎢ | 0.09 万人 | 館山市 | 110.2 ㎢ | 0.04 万人 | 芝山町 | 43.2 ㎢ | 0.01 万人 |
成田市 | 213.8 ㎢ | 0.06 万人 | 富津市 | 205.5 ㎢ | 0.02 万人 | 鋸南町 | 45.2 ㎢ | 0.01 万人 |
我孫子市 | 43.2 ㎢ | 0.30 万人 | 南房総市 | 230.1 ㎢ | 0.01 万人 | 御宿町 | 24.9 ㎢ | 0.02 万人 |
鎌ケ谷市 | 21.1 ㎢ | 0.52 万人 | いすみ市 | 157.4 ㎢ | 0.02 万人 | 睦沢町 | 35.6 ㎢ | 0.01 万人 |
印西市 | 123.8 ㎢ | 0.08 万人 | 匝瑳市 | 101.5 ㎢ | 0.03 万人 | 長柄町 | 47.1 ㎢ | 0.01 万人 |
四街道市 | 34.5 ㎢ | 0.27 万人 | 鴨川市 | 191.1 ㎢ | 0.01 万人 | 神崎町 | 19.9 ㎢ | 0.02 万人 |
人口密度については、各自治体ごとの面積・環境面にも左右されますが、概ねどちらの地域も1㎢あたり1万人以下となってきています。意外にも、人口数10位の浦安市が最も人口密度が高く、人口数1位を誇る千葉市については人口密度順では10番目です。
自治体の面積が最も小さい浦安市であっても、17万人を超える人口数となるため人口密度も1万人(1㎢あたり)に近い状況となってきています。
人口・世帯数から見たゴミ処理事情の違い
各自治体 | 人口数 | 面積(㎢) | 人口密度 (1㎢あたり) | 世帯数 | 世帯密度 (1㎢あたり) |
浦安市 | 17.1 万人 | 17.3 ㎢ | 0.99 万人 | 8.0 万世帯 | 0.46 万世帯 |
市川市 | 49.6 万人 | 57.5 ㎢ | 0.86 万人 | 24.2 万世帯 | 0.42万世帯 |
習志野市 | 17.6 万人 | 21.0 ㎢ | 0.83 万人 | 7.9 万世帯 | 0.37 万世帯 |
松戸市 | 49.8 万人 | 61.4 ㎢ | 0.81 万人 | 23.1 万世帯 | 0.37 万世帯 |
上記の4つの自治体例を見てもらうと分かりますが、これらのうち最も人口数が多く、排出されるゴミの量(機会)が多いと考えられる自治体は市川市です。人口数・世帯数に比例してゴミの量は多くなるため、当然の結果と言えるでしょう。
まず、基本的に世帯数がゴミ排出量の基準となってきます。世帯数が多ければ多いほどゴミの排出される機会は多いものとなってくるでしょう。しかし、ゴミの収集対応などの面を考えるとやや勝手が違ってきます。
ゴミ収集・清掃活動の観点から見ると、特定範囲のエリアの中にどのくらいのゴミが発生するかによってゴミ収集能力や円滑さが変化してきます。このような面を考慮すると、市川市と習志野市では3倍もの差があり、単純にゴミ収集活動による負荷・負担が大きくなることが分かるでしょう。
各自治体 | 人口数 | 世帯密度 (1㎢あたり) | 各自治体 | 人口数 | 世帯密度 (1㎢あたり) |
市原市 | 26.9 万人 | 0.03 万世帯 | 君津市 | 8.2 万人 | 0.01 万世帯 |
千葉市 | 97.4 万人 | 0.16 万世帯 | 香取市 | 7.3 万人 | 0.01 万世帯 |
成田市 | 13.2 万人 | 0.02 万世帯 | 南房総市 | 3.5 万人 | 0.006 万世帯 |
木更津市 | 13.6 万人 | 0.04 万世帯 | 印西市 | 10.2 万人 | 0.03 万世帯 |
また、上記をみると分かる通り人口の多い自治体については自治体自体の面積の広さも関係してきます。そのため、特定範囲のエリアの中にどのくらいの世帯が存在しているかによって、発生するゴミの量(機会・規模)も変化してきます。そのため、規模の大きな自治体については、範囲を限定してみると実は発生するゴミ量は少ないことが分かります。
逆に面積が狭い自治体については、同じようにゴミ収集活動を行ったとしても4~5割ほどゴミ量が多くなってしまうものと考えられます。
もちろん、各自治体の面積によってもゴミ収集活動を行う規模が異なるため、実際に稼働しているゴミ収集車の台数・作業時間・作業範囲などを考えると、どちらの自治体も同じくらいの規模感になってくるかもしれません。
しかし、焼却施設等の稼働数などの違いは必ずある為、最終的なゴミ処理能力の面を考えると人口の多い自治体の方が、効率よくゴミ収集と処理が行われているものと考えられます。
地域別の詳細情報
各自治体 | 人口数 | 世帯数 | 世帯人数 | 面積 | 人口密度 (1㎢あたり) | 世帯密度 (1㎢あたり) | 地域のゴミ 発生比率(機会) |
千葉市 | 97 万人 | 44 万世帯 | 2.17 人 | 271.8 ㎢ | 0.35 万人 | 0.16 万世帯 | 6.23 |
船橋市 | 64 万人 | 28 万世帯 | 2.21 人 | 85.6 ㎢ | 0.75 万人 | 0.32 万世帯 | 3.92 |
松戸市 | 49 万人 | 23 万世帯 | 2.15 人 | 61.4 ㎢ | 0.81 万人 | 0.37 万世帯 | 3.25 |
市川市 | 49 万人 | 24 万世帯 | 2.04 人 | 57.5 ㎢ | 0.86 万人 | 0.41 万世帯 | 3.38 |
柏市 | 42 万人 | 18 万世帯 | 2.26 人 | 114.7 ㎢ | 0.37 万人 | 0.15 万世帯 | 2.46 |
市原市 | 26 万人 | 11 万世帯 | 2.28 人 | 368.2 ㎢ | 0.07 万人 | 0.02 万世帯 | 1.05 |
流山市 | 19 万人 | 8.3 万世帯 | 2.40 人 | 35.3 ㎢ | 0.56 万人 | 0.23 万世帯 | 1.16 |
八千代市 | 19 万人 | 8.5 万世帯 | 2.34 人 | 51.4 ㎢ | 0.38 万人 | 0.16 万世帯 | 1.17 |
習志野市 | 17 万人 | 7.9 万世帯 | 2.21 人 | 21.0 ㎢ | 0.83 万人 | 0.37 万世帯 | 1.11 |
浦安市 | 17 万人 | 8.0 万世帯 | 2.13 人 | 17.3 ㎢ | 0.99 万人 | 0.46 万世帯 | 1.14 |
佐倉市 | 16 万人 | 7.0 万世帯 | 2.40 人 | 103.7 ㎢ | 0.16 万人 | 0.06 万世帯 | 0.89 |
野田市 | 15 万人 | 6.3 万世帯 | 2.40 人 | 103.6 ㎢ | 0.14 万人 | 0.06 万世帯 | 0.89 |
木更津市 | 13 万人 | 5.8 万世帯 | 2.33 人 | 138.9 ㎢ | 0.09 万人 | 0.04 万世帯 | 0.79 |
成田市 | 13 万人 | 6.0 万世帯 | 2.20 人 | 213.8 ㎢ | 0.06 万人 | 0.02 万世帯 | 0.61 |
我孫子市 | 13 万人 | 5.6 万世帯 | 2.31 人 | 43.2 ㎢ | 0.30 万人 | 0.12 万世帯 | 0.74 |
鎌ケ谷市 | 10 万人 | 4.7 万世帯 | 2.33 人 | 21.1 ㎢ | 0.52 万人 | 0.22 万世帯 | 0.66 |
印西市 | 10 万人 | 3.8 万世帯 | 2.67 人 | 123.8 ㎢ | 0.08 万人 | 0.03 万世帯 | 0.53 |
四街道市 | 9.3 万人 | 3.8 万世帯 | 2.43 人 | 34.5 ㎢ | 0.27 万人 | 0.11 万世帯 | 0.54 |
茂原市 | 8.6 万人 | 3.7 万世帯 | 2.33 人 | 99.9 ㎢ | 0.08 万人 | 0.03 万世帯 | 0.42 |
君津市 | 8.2 万人 | 3.5 万世帯 | 2.33 人 | 318.8 ㎢ | 0.02 万人 | 0.01 万世帯 | 0.45 |
香取市 | 7.2 万人 | 2.7 万世帯 | 2.62 人 | 262.4 ㎢ | 0.02 万人 | 0.01 万世帯 | 0.37 |
八街市 | 6.7 万人 | 2.7 万世帯 | 2.41 人 | 74.9 ㎢ | 0.09 万人 | 0.036 万世帯 | 0.38 |
袖ケ浦市 | 6.3 万人 | 2.5 万世帯 | 2.51 人 | 94.9 ㎢ | 0.06 万人 | 0.026 万世帯 | 0.35 |
旭市 | 6.3 万人 | 2.4 万世帯 | 2.62 人 | 130.5 ㎢ | 0.04 万人 | 0.018 万世帯 | 0.33 |
白井市 | 6.2 万人 | 2.4 万世帯 | 2.58 人 | 35.5 ㎢ | 0.17 万人 | 0.067 万世帯 | 0.34 |
銚子市 | 5.8 万人 | 2.5 万世帯 | 2.28 人 | 84.2 ㎢ | 0.06 万人 | 0.029 万世帯 | 0.35 |
東金市 | 5.8 万人 | 2.5 万世帯 | 2.29 人 | 89.1 ㎢ | 0.06 万人 | 0.028 万世帯 | 0.35 |
富里市 | 4.9 万人 | 2.1 万世帯 | 2.27 人 | 53.9 ㎢ | 0.09 万人 | 0.038 万世帯 | 0.29 |
山武市 | 4.8 万人 | 1.9 万世帯 | 2.49 人 | 146.8 ㎢ | 0.03 万人 | 0.012 万世帯 | 0.25 |
大網白里市 | 4.8 万人 | 1.9 万世帯 | 2.46 人 | 58.1 ㎢ | 0.08 万人 | 0.032 万世帯 | 0.26 |
館山市 | 4.5 万人 | 2.0 万世帯 | 2.22 人 | 110.2 ㎢ | 0.04 万人 | 0.018 万世帯 | 0.28 |
富津市 | 4.2 万人 | 1.7 万世帯 | 2.38 人 | 205.5 ㎢ | 0.02 万人 | 0.008 万世帯 | 0.23 |
南房総市 | 3.5 万人 | 1.4 万世帯 | 2.43 人 | 230.1 ㎢ | 0.015 万人 | 0.006 万世帯 | 0.19 |
いすみ市 | 3.5 万人 | 1.4 万世帯 | 2.45 人 | 157.4 ㎢ | 0.02 万人 | 0.008 万世帯 | 0.18 |
匝瑳市 | 3.5 万人 | 1.2 万世帯 | 2.71 人 | 101.5 ㎢ | 0.03 万人 | 0.011 万世帯 | 0.16 |
鴨川市 | 3.2 万人 | 1.4 万世帯 | 2.20 人 | 191.1 ㎢ | 0.016 万人 | 0.007 万世帯 | 0.19 |
横芝光町 | 2.2 万人 | 0.8 万世帯 | 2.66 人 | 67.0 ㎢ | 0.03 万人 | 0.011 万世帯 | 0.10 |
酒々井町 | 2.0 万人 | 0.9 万世帯 | 2.21 人 | 19.0 ㎢ | 0.10 万人 | 0.047 万世帯 | 0.12 |
栄町 | 2.0 万人 | 0.8 万世帯 | 2.43 人 | 32.5 ㎢ | 0.06 万人 | 0.024 万世帯 | 0.11 |
勝浦市 | 1.6 万人 | 0.8 万世帯 | 2.06 人 | 94.0 ㎢ | 0.018 万人 | 0.008 万世帯 | 0.10 |
九十九里町 | 1.4 万人 | 0.6 万世帯 | 2.36 人 | 24.5 ㎢ | 0.05 万人 | 0.024 万世帯 | 0.08 |
長生村 | 1.3 万人 | 0.5 万世帯 | 2.45 人 | 28.3 ㎢ | 0.04 万人 | 0.017 万世帯 | 0.06 |
多古町 | 1.3 万人 | 0.5 万世帯 | 2.70 人 | 72.8 ㎢ | 0.018 万人 | 0.006 万世帯 | 0.06 |
東庄町 | 1.3 万人 | 0.4 万世帯 | 2.86 人 | 46.3 ㎢ | 0.02 万人 | 0.008 万世帯 | 0.05 |
一宮町 | 1.1 万人 | 0.4 万世帯 | 2.38 人 | 23.0 ㎢ | 0.05 万人 | 0.017 万世帯 | 0.05 |
白子町 | 1.0 万人 | 0.4 万世帯 | 2.49 人 | 27.5 ㎢ | 0.03 万人 | 0.014 万世帯 | 0.05 |
大多喜町 | 0.8 万人 | 0.34 万世帯 | 2.61 人 | 129.9 ㎢ | 0.006 万人 | 0.002 万世帯 | 0.03 |
長南町 | 0.7 万人 | 0.26 万世帯 | 2.73 人 | 65.5 ㎢ | 0.011 万人 | 0.003 万世帯 | 0.028 |
芝山町 | 0.7 万人 | 0.25 万世帯 | 2.79 人 | 43.2 ㎢ | 0.016 万人 | 0.004 万世帯 | 0.024 |
鋸南町 | 0.6 万人 | 0.30 万世帯 | 2.30 人 | 45.2 ㎢ | 0.015 万人 | 0.006 万世帯 | 0.03 |
御宿町 | 0.6 万人 | 0.30 万世帯 | 2.22 人 | 24.9 ㎢ | 0.02 万人 | 0.012 万世帯 | 0.04 |
睦沢町 | 0.6 万人 | 0.24 万世帯 | 2.74 人 | 35.6 ㎢ | 0.019 万人 | 0.005 万世帯 | 0.025 |
長柄町 | 0.6 万人 | 0.25 万世帯 | 2.67 人 | 47.1 ㎢ | 0.014 万人 | 0.004 万世帯 | 0.027 |
神崎町 | 0.5 万人 | 0.22 万世帯 | 2.54 人 | 19.9 ㎢ | 0.02 万人 | 0.01 万世帯 | 0.028 |
それぞれの地域の情報をまとめると上記のようになります。
特徴としては、大きな規模の自治体は人口数こそ多いものの1世帯あたりの人数が多くなる傾向がある為、最終的に発生・排出されるゴミ量は少なる傾向があります。逆に小・中規模の自治体の方が単身者世帯の割合が多く、発生・排出されるゴミ量は多くなるような印象を受けるかもしれません。
また、全体の平均値から見た場合のゴミの発生比率(機会)については、「全体平均からの面積の割合」×「全体平均からの世帯密度(1㎢)の割合」により算出をしています。これを見ると、概ね各自治体の人口数に比例する結果となっていますが、極端に大きな差(変化)は無いことが分かります。
浦安市を例に出してみると分かりますが、いくら人口密度が高い環境であっても、それ以上に面積と人口数が勝る地域であればゴミの発生機会・量は多くなってくることが分かるでしょう。流山市と八千代市については、ほぼ同条件の環境となりますが、世帯数が多いことが影響して八千代市の方がゴミの発生比率(機会)は多くなっています。
その他、自治体の面積が広ければ広いほど人口数も多くなる傾向があります。1㎢あたり0.11万人程度が基準になりそうですが、規模の大きな自治体になるにつれて人口数の割合は低くなる状況があるでしょう。もしかすると、各自治体地域ごとの地価が人口数に与える影響もあるかもしれません。
あとがき
今回は、千葉県の各自治体の細かな情報をお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
人口が多くなってくる東京都近辺の各自治体においては、概ね人口数に比例するかたちでゴミが発生する機会が多いことが分かったかもしれません。
各自治体のゴミ処理能力などは数値上では見えてこない部分となりますが、排出されるゴミ量の規模感を考えた場合には、大きな自治体の方がゴミ処理設備・環境などは充実しているものと考えられます。
しかし、地域の規模感に比例してゴミの量も多くなり、粗大ゴミや不用品なども増えてくるものと考えられるため、このあたりの事情が各自治体の粗大ゴミの料金の違いにも表れているでしょう。
もちろん、ゴミの捨てやすさや問題の解決のしやすさにも繋がる部分があるため、地域の特徴についての理解を深めていくことは重要になってくるでしょう。
千葉県エリアの情報については『千葉県|不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。