ソファーベッドの処分方法8選!無料で捨てる方法をご紹介
ソファーベッドの捨て方・処分方法について困っていませんか?
ソファーベッドは多くの家庭で使用されている人気の家具です。ソファーとして使用するだけに留まらずベッドとして使用することができる非常に便利なアイテムとなっています。ベッドに変形させてよりくつろぐことができるため、ベッドとしての使用に関わらず利便性の高い家具となっています。
しかし、変形や収納の動作を繰り返し行うことで徐々に壊れてしまうこともありますし、どちらにも兼用できる造りとなっているが故に、そもそもの強度がやや弱い部分もあるため、壊れてしまうことも多いでしょう。
メーカーごとに造りや変形する際の機構も異なりますし、品質のグレードによっても強度も異なってきます。様々な製品が存在しているため、壊れやすかったりするものもあるでしょう。使っているうちに満足できなくなり買い替えるという場合も多いかもしれません。
そこで今回は、ソファーベッドの正しい捨て方・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
【この記事でわかること】 |
① ソファーベッドの正しい処分方法 |
② ソファーベッドを処分する際の注意事項 |
③ ソファーベッドについて詳しく知る |
ソファーベッドを捨てる際の注意事項
ソファーベッドを捨てる前に、まずは確認をしておくべきことがあります。
ソファーベッドの使用期限について
一般的にソファーベッドの使用期限は5年程度と考えた方が良いでしょう。一般的に家庭で使用されるものであれば急激に劣化・故障するようなことはなく安定して使用し続けることがでしょう。使用の頻度に応じては、壊れたり不具合が生じるようなことも出てくる可能性がありそうです。
家具ということもあり製品の寿命はやや長く考えることが可能ですが、販売メーカーによる商品の保証期間は5年程度が設けられている場合が多いため、一旦は5年程度を目安に買い替えを意識した方が良いかもしれません。
消耗や劣化で考えられる原因
ほとんどの場合、使用品度に応じたへたりが影響してくると考えられます。座る・乗るといった動作による負荷が原因になる場合がほとんどです。
ソファー・ベッドのどちらとしても兼用できるが故に、本来のソファーのみ、ベッドのみに求められる十分な耐久力は備わってないと考えた方が良いでしょう。
よくある故障原因
ソファーベッドの場合、お尻を中心に体重が掛かるという動作のみに限定される状況とはならない場合が多く、直に足から乗るいう動きも多くなると考えられます。また、クッション性も確保されているものの、ソファーとしてもベッドとしても使用できる塩梅で設計されていることによる強度の不足は出てきます。
そのため、特に問題なく使用し続けていたとしても、一般的なソファーやベッド単体と比べると、へたり具合はやや強く出てしまうことが考えられます。
通常のゴミとして捨てることもできる?
ソファーベッドは、一般的には粗大ゴミの規定の大きさ(一辺が30cm以上等)に優に該当してきてしまうため、多くの自治体では粗大ゴミとして処分を進める必要があります。
しかし、シンプルにパーツ別けされたかたちで作られているソファーベッドも多いため、マットの部分を細かく分解して捨てることができれば、一般ゴミとして捨てることもできなくはありません。
木材や金属のパーツもそこまで使われておらず、クッションパーツの組み合わせでソファーとして出来上がるものも多いため、製品の造りによっては分解することも容易でしょう。
ソファーベッドの捨て方・処分方法8選
ソファーベッドを処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、ソファーベッドを処分する際に利用できる8つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
処分方法 | 費用 | 備考 |
一般ゴミとして処分する | 無料 | 費用は掛からない |
粗大ゴミとして処分する | 有料 | 費用は5,00~1,000円程度 |
家具専門店に依頼して処分する | 有料 | 費用は1,000~2,000円程度 |
引っ越し業者に依頼して処分する | 有料 | 費用は2,000~3,000円程度 |
リサイクルショップで売却する | (無料) | 買取金額はお店によって異なる |
フリマ・オークションで売却する | (有料) | 送料が掛かる |
知人・友人に譲る | 無料 | 引き取り手がいれば処分可能 |
不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円~ ※依頼をするプランによる |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 一般ゴミとして処分する
先述の通り、背もたれや接続部に使用されている木材や金属パーツを取り出し、シート素材とスポンジ等に分解ができれば比較的容易に一般ゴミとして捨てることができます。
ソファーベッドはそこまで難しい造りになっていないことから、クッション用品を捨てるような要領と同じように分解することができると考えられます。
もし、木材や金属ゴミが出たとしても、それぞれ可燃ゴミや不燃ゴミとして個別に処分をするだけで済みます。そのため、手間が掛からなければ自力で分解して捨てることも可能でしょう。
② 粗大ゴミとして処分する
不用品を処分する場合、粗大ゴミで処分する方法が最も分かりやすくシンプルな処分方法となってくるでしょう。基本的に、一辺が30cm以上の大きなゴミの場合は大概のものが粗大ゴミとなってきます。
処分手数料は多少かかりますが費用の負担もそこまで大きくありません。また、回収依頼の申し込みを済ませて収集場所まで運ぶことさえできればスムーズに処分が可能です。ソファーベッド自体は、移動をさせやすい製品でもあるため、自力で収集場所にも持ち運ぶことも難しくないでしょう。
実際に処分するまでは、申し込みから数日(1週間~10日)ほど掛かることが考えられます。最も分かりやすい処分方法ではありますが、あらかじめ処分が完了するまでにある程度の日数が掛かることは把握しておきましょう。
③ 家具専門店に依頼して処分する
お近くに家具専門店があれば、処分を依頼することが可能です。多くの場合、同様の製品を販売している店舗であれば、処分の対応が可能と考えられるため依頼できるでしょう。
そこまで大きくない家具は、無料で処分をお願いできそうな印象を受けがちですが、基本的に処分は有料のサービスとなっていますので注意しましょう。費用は1,000~2,000円程度かかりお店によっては対応も異なります。
新たな製品を購入する場合(買い替えの際)には無料で回収処分をしてくれるという場合も見受けられます。しかし、実際には「製品の代金」+「処分費用」=「請求金額」となっており、処分費用の内訳が見えづらく無料のように見えるだけです。
しかし、基本的には処分や買い替えの場合は、自社製品の場合のみに対応してもらえる場合が多いです。そのため、他社の製品を使用している場合には、同時に処分を進めることができない場合が多いです。
また、実際に処分や買い替えを依頼する場合には、現在使用している製品を購入した際のレシートなどが必要となる場合も多いため、実際にはやや利用しづらいサービスでもあります。
④ 引っ越し業者に依頼して処分する
引っ越しのタイミングでソファーベッドの処分が必要となる場合には、引っ越し作業を依頼する業者に家具の処分を依頼すると手間を掛けずに処分を行うことが可能です。
ソファーベッドの場合、そのまま製品を引っ越し先に持って行っても、買い替え等で効率的に処分できる方法はほとんどありません。ですので、引っ越しの時点で処分が完了できていることが理想です。
つまり、早かれ遅かれ処分をすることは必要となるため、引っ越し前に処分を済ませてしまうか、引っ越し後に処分をするかのどちらかになる様であれば、引っ越しに合わせて業者に処分を依頼できてしまった方が圧倒的に効率が良いでしょう。
⑤ リサイクルショップで売却する
引き続き使用することが可能で大きな問題もなく十分に売れそうなものであればリサイクルショップで売却してみましょう。
リサイクルショップ自体は、そこまで商品に詳しくない可能性もありますが、ジャンルに特化して商品を取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待もできるでしょう。家具を多く取り扱うお店が特におすすめです。
ただし、売却・査定のやり取りは比較的簡単に処理される傾向が強いため、専門店ほどの査定額の高さにはならない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効でしょう。
また、売却時期も重要です。家具であれば引っ越しシーズン前の2~3月頃(春季)の売却がおすすめです。事前に余裕をもって冬季頃に売却をしておくことも可能ですが、買い取り金額は大きく違いが出る場合があるため注意しましょう。
注意点として、リサイクル店では製品によって買い取りが可能な条件・限度があることを覚えておきましょう。保証期間が迫っていたり、製造から時間が経過しすぎている製品は買い取ってもらうことができない場合もあります。そのため、ソファーベッドの場合は、製造からおおむね5年未満の製品であれば、十分に有効な買取対象となることを覚えておきましょう。
⑥ フリマ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、自分の任意の金額で売買を進めることが可能です。
専門店やリサイクルショップでの買取とは異なり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、リサイクル店で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。
ただし、個人間でのやり取りとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。
ソファーベッドの場合はそれなりに大きな商品となるため送料も自然と高くなってしまいます。そのため、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があるため、売値は中古相場よりも若干低くなることは頭に入れておきましょう。
リサイクルショップと同様に売却時期は重要です。需要が高まる時期にできるだけ相場よりも安めに出品するなどの工夫をすることができれば、売却が成立する可能性も高いでしょう。
⑦ 知人・友人に譲る
ご自身の周りでソファーベッドを欲しがっている人がいれば、無料で譲ってしまうことも良いでしょう。
ただしこの場合は、しっかりと「問題なく使用し続けることができるもの」であることが条件です。「壊れ気味・調子が悪い」といった製品を譲渡することは、トラブルが生じる可能性もあり、あまり好ましくないことですので注意しましょう。
「使えるものであればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良いものを使ってみたい」など、相手側の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすいものとなるでしょう。
誰か貰い手を探す場合にも、声を掛けるタイミングは重要です。春季など引っ越しシーズンに合えば、需要もあり貰い手も見つけやすいでしょう。
⑧ 不用品回収業者で処分する
ソファーベッドのようなものであっても、不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。回収自体も早ければ即日の内に対応が可能なため非常に便利です。
ただし、多くの場合は固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまいます。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分に費用を抑えることが可能です。
費用自体は高い処分方法となってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、非常に利便性の高い処分方法となっています。
ソファーベッドの場合はそれなりに大きなものでもあるため、1品のみであっても処分を優先する目的で依頼することも良いかもしれません。
ソファーベッドの処分に関するトラブルシューティング
ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。ソファーベッドを捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、ソファーベッドの処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
フリマやオークションでは送料が意外に高い
出品者と落札者の住所の距離に関わらず、ソファーベッドの送料はそれなりに掛かります。一般的には大きめな郵送物になり基本は折りたたんでまとめてもある程度の大きさになってきます。そのため、郵送には2,000~5,000円ほど費用が掛かってくるでしょう。
そのため、そのような事情を踏まえると、どのような中古品であっても3,000円以上の価格相場になってきてしまいます。
つまり、ソファーベッド代が2,000円であれば出品金額は5,000~6,000円程度となってきます。こうなってくると「商品代+送料」の出品額が、新品で購入するソファーベッドの半額以下程度の相場程度に収まらないとフリマやオークションでは売れにくいものとなってくるでしょう。
家具店等では引き取ってもらえない場合がある
一般的な家具店等では、無料での引き取り処分を行ってもらえない場合が多いです。今も商品を販売していたり、商品を購入したお店であっても、お店側の事情で対応してもらえない場合も十分にあります。
要点としては「無料での回収のみ」「有料での処分のみ」は受け付けていない場合があることです。「新たな商品の購入に合わせて、費用を払って処分をしてもらう」という条件でしか処分を受け付けていない場合が多いです。
そのため、もし引き取り処分を希望される場合には、事前に調べたり問い合わせたりして問題がないことを確認してからお店に足を運んだ方が確実です。
ソファーベッドのような家具を確実に処分したい場合には、手間がかかっても粗大ゴミ処分を選択した方が良いかもしれません。
まとめ
ソファーベッドにはいくつかの捨て方・処分方法があることが分かりました。家電量販店等に引き取り・回収を依頼する方法が一般的ではありますが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも有効でしょう。
比較的処分をしやすい部類のアイテムになりますが、製品の大きさ故に手間が掛かる面も考慮する必要があります。ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
ソファーベッドの処分はリユース本舗へ
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