
自作PCの処分・廃棄方法を徹底解説!詳しい情報をお届け
日常的にパソコンを利用している人の中には、メーカー製のパソコン製品ではなくご自身の手で作られたパソコン(自作PC)を使用している人も多いでしょう。
これら自作PCを処分する場合には、地味に悩まれてしまう方が多いかもしれません。一番の理由としては、廃棄や処分を問い合わせたり、依頼をする先が見つけにくいことが原因になってくるでしょう。
すると、いつまで経っても処分ができずに家に保管し続けてしまうなんてことも珍しくはなく、保管しているだけなら悪いことも無いし…と処分しないままになってしまうことも多いです。
そこで今回は、自作PCの処分方法について徹底的に解説していきます。少しでも処分方法の解決の役立てていただければと思います。
自作PCってどんなのも?
まずは、自作PC自体がどんなものであり、どのような扱いで考えて行かなければならないかを改めて確認をしていきましょう。
自作PCは何からできている?
自作PCと言っても何から何まで自ら作成するわけではなく、基本的にはPC本体に必要となる様々な部品・パーツを購入してきて組み上げるものとなってきます。
これらパーツについては、「マザーボード」「電源ユニット」「CPU」「メモリ」「HDD/SSD」「グラフィックボード」「PCケース」などが挙げられます。PCケース以外は、どちらも精密機器といった類のものとなってきます。
自作PCについては、基本的にデスクトップ型PCとなってきます。
メーカー品とは何が違う?
メーカーの製品であっても基本的に使用されている部品・パーツは同様のものです。しかし、自作PCの場合には好きなパーツ製品を使用してパソコンを組むことができるため、パソコンの性能面を自由にカスタマイズすることができます。
最も異なる点としては、メーカー品の場合には保障面や信頼性・安定性などを期待することができます。一方で、自作PCについては、自身で組み立ててメンテナンスする必要があるものの、自由度の高いPCを作成することが可能です。
しかし、最終的なPC単体に掛かる費用・コストを考えると、部品・パーツをのみを購入してくるだけで済むこととなるため、メーカー製品と比べて安上がりにPCを作ることが可能となります。
自作PCの寿命はどのくらい?
基本的に、世間一般のPC製品と同様に、その時々の最新の部品・パーツを用いたPCであれば5~6年程度は問題なく使用することが可能です。使用用途にもよりますが、ネットサーフィン・事務使い程度の用途であれば10年程度は使用し続けていくことも可能です。
しかし、一般的には購入から(作成から)5年ほど経過してしまうと、徐々に動作の機敏さが失われていく傾向が強く、製品の世代的にも2~3回り古くなってきてしまうなど、少しずつ非力さが目立つようにもなってきます。
自作PCとなると、ある程度の性能の調整も可能な面が出てくるため多少は長く使用することができる場合がありますが、それでも7~8年程度が限界になってくるものと考えられます。
処分も自力での対応となる?
メーカー製品を処分する場合には、メーカー側で設けられている処分対応に則ったかたちで分かりやすく処分を進めることが可能です。ある程度の費用が掛かるものの、処分ができないということはほぼありません。
しかし、自作PCの場合にはメーカー・販売店のような頼れる存在はないため、ご自身で処分方法を探して対応をしなければなりません。また、ご自身で作成されたPCだからと言ってリサイクル回収対応が必要となるPC製品に該当しないものにもなりません。
これらのことから、自作PCを作成した時点で処分方法・選択肢が1つ少ない状態であるデメリットが生じることになります。
どのようにして処分する?
一般的なメーカー製品と同様に、PC自体にはある程度の価値が伴うものとなってきます。そのため、売却をするという方法は非常に有効な手段となります。
売却をする方法も様々あるため、手間や労力を惜しまなければ比較的売却もしやすいでしょう。特に、ゲーミングPCとなる場合には広く需要があるものとなってくるため、価値も落ちにくい傾向にあります。
単純な処分については、リサイクル回収処分をする手段がしっかりと設けられています。あまり知られていないかもしれませんが、自作PCについてもメーカー品と同様に回収対象となっています。
部品ごとに個別に処分を進める方法もあり?
自作PCは完成品単体では処分が難しくなる印象が強いです。そのため、部品・パーツごとに別けて処分を進めることも考えてしまいがちなパターンの一つです。しかし、PC用部品・パーツについては、PC用品の販売店での引き取りや回収は行われていません。
そのため、PC用品の多くは処分が難しい雰囲気の部品・パーツがほとんどではあるものの、基本的には各自治体の不燃系ゴミでの処分が推奨されています。
そうなると、個別にゴミとして捨てる方法以外では売却する方法しかありません。売却をすることができれば結果的に処分が完了することにもなるため、個別に処分を進める場合には、まずは売却を検討した方が良いでしょう。
完成品をまとめて対処して方が良い?
先述の通り、部品・パーツの1つ1つは不燃系ゴミとして処分を進めることが可能です。しかし、完成品となる自作PCはリサイクル回収の対象となってしまいます。
「PCの完成品を処分したい」「PCの完成品を売却したい」「余った部品を処分したい」「余った部品を売却したい」など、目的によっても選択できる方法は異なってきます。
対象 | 対応 | 対応分類 | 備考 |
自作PC完成品 | 処分 | PCリサイクル回収 | ・ある程度費用が掛かる ・古い製品の場合には処分しやすい |
自作PC完成品 | 売却 | リサイクルショップ売却 中古PCショップ売却 | ・商品状態により価値が変わる ・価値があればお金に変えられる |
自作PCパーツ | 処分 | 一般ゴミ収集 | ・手間は掛かるが処分しやすい ・個別の処分で解決する場合には有効 |
自作PCパーツ | 売却 | リサイクルショップ売却 中古PCショップ売却 | ・売却しやすい ・商品状態により価値が変わる ・価値があればお金に変えられる |
基本的に価値があり売ることができるものであれば、売却を選択した方がお得と言えるかもしれません。しかし、「まともに動かない」「10年前のPC」といった類のものとなる場合には、売却するという選択肢はほぼなくなってしまうため、素直に処分を進めてしまった方が良い場合もあります。
処分と売却の判断基準
処分が必要となってくる自作PCや部品・パーツは、売却した方が良い場合も多いです。その際に、価値があるものかどうかが非常に重要な要素となってきます。
当然のことながら、売却を検討すべき部品・パーツは完動品(完全に動作する製品)である必要があります。
以下は、要点となる部品・パーツに重点をおいて判断基準をまとめています。(2025年04月時点)
パーツ | 価値がある物 | 価値 |
CPU | 2020年以降の販売品 | 7,000円~ |
メモリ | DDR4 / DDR5 (8GBメモリ以上) 1点 | 2,000円~ |
マザーボード | 2020年以降の販売品 | 6,500円~ |
グラフィックボード | 2020年以降の販売品 RTX3000番台以降(NVIDIA) RX6000番台以降(Radeon) | 25,000円~ |
電源 | 500W以上の製品 | 5,000円~ |
PCケース | デスクトップ用各種 | 3,500円~ |
上記の条件に当てはまる部品・パーツが組み込まれている自作PCについては、十分に価値があるものと考えられるため、売却を行った方がお得でしょう。部品・パーツ単体でも同様です。
ちなみに、2020年以降に組まれた自作PCの価値は最低でも5万円程度となります。中古品として7割程度の価値で考えたとしても3.5万円になるため、ただ処分してしまうのは非常にもったいないものでしょう。
処分しづらい部品やパーツ
自作PCに使われる部品やパーツはどれも、処分・売却ができないものは無さそうな雰囲気ですが、一部の部品・パーツは非常に処分がしづらいです
HDD / SSD
HDDやSSDは、そこまで大きなものでもないため、比較的簡単に捨てることができるものでしょう。しかし、HDD・SSDの内部に記憶されている可能性のある個人情報については慎重に取り扱う必要があります。
対処方法は非常に簡単で、分解や破砕を行って不燃ゴミで出せば問題ありません。やや手間が掛かってしまものとなりますが、そのまま捨てることがないように注意しましょう。
電源ユニット
電源ユニットは、ある程度の大きさと頑丈さが伴う製品が多い傾向が強く、最も処分がしづらく感じられるものかもしれません。分解をして不燃ゴミに出すこともできますが、やや手間に感じるでしょう。
基本的に問題なく使用可能なものであれば、売却をしてしまった方が効率良く処分ができる場合が多いです。
PCケース
自作PCは基本的にデスクトップ型となるため、PCケース自体も大きなものとなってきます。昨今では、組み上げ式のケースも多くなってきているためバラしてしまえば処分もしやすいですが、サイドパネル(金属製・ガラス製)の扱いが厄介になるかもしれません。
基本的に自治体の粗大ゴミ品目に項目が設けられていない場合が多いため、処分が難しく感じられますが、問い合わせて確認をすれば粗大ゴミとして処分することができる場合が多いため、組み上がった状態のまま容易に捨てることができるでしょう。
引き続き使用可能な綺麗なPCケースの場合には、売却もしやすいでしょう。
古い自作PC
既に使用することができなくなってしまってる自作PCについては、売却することもできない場合がほとんどとなってきます。しかし、自作PC自体が完成品である場合にはポジティブに考えて処分を進めることが可能です。
完成品の自作PCについてはリサイクル回収処分の対象になるため、思い腰を上げて処分の申し込み行いましょう。
自作PCの処分で注意したい事
最も注意すべき要点としては、『中途半端な状態で維持・保管をしない事』に尽きるかもしれません。特に、古い製品になればなるほど、処分を前提に考えて行かなければならなくなるため、部品・パーツのみといった半端な状態で残しておかない方が良いでしょう。
自作PC本体や部品・パーツの処分は非常に手間が掛かります。そのため、如何に効率良く処分ができるかを考えた場合には、自作PCの完成品本体をまとめて処分できた方が、時間も手間も掛からずに済むかもしれません。
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自作PCの処分方法・捨て方8選
ここまでの内容を理解していただけていれば、自作PCがどのようなもので、どう扱い考えて行かなければならないのか、少しでも考えを整理できたかと思います。
そこで、次に具体的な8つの処分方法について解説をしてきたいと思います。
① 一般ゴミで処分する
② 粗大ゴミで処分する
③ リサイクル回収で処分する
④ リサイクルショップに売却する
⑤ 中古PCショップに売却する
⑥ フリマ・オークションで売却する
⑦ 知人や友人に譲る
⑧ 不用品回収業者に依頼して処分する
現在のご自身の状況と照らし合わせて参考にしてみてください。
① 一般ゴミで処分する
まず、自作PC用の部品・パーツが余ったり半端な物がある場合には、一般ゴミ収集を利用して個別に捨てることが可能です。お住まいの地域の自治体の案内に従い、不燃ゴミとして処分を進めましょう。
自作PC用の部品やパーツの多くは金属を含んだ製品となるため、多くの場合で「不燃ゴミ」として捨てられる場合が多いです。
しかし、自作PC用の部品・パーツはそのままの状態で捨てることは不向きな場合が多いため、あらかじめ解体や分解をして細かな金属系ゴミとして処分を進めて行きましょう。
マザーボード / CPU / メモリ / HDD・SSD / グラフィックボード / (電源ユニット)
メリット | デメリット |
・一般ゴミとして捨てることができる ・自宅もしくは付近まで回収に来てくれる | ・そのままの状態では捨てづらい ・解体/分解をして排出する必要がある ・細かな金属ゴミとして捨てる必要がある |
【1】不燃ゴミとして捨てられるかたちに分解・解体する
【2】収集日を確認して捨てる
【3】処分完了
- 部品・パーツを一般ゴミとして処分をしたい場合
- ある程度自力で分解・解体できる場合
- 売却する価値がなく処分が適切な場合
こちらの処分方法の場合、細かな金属ゴミとして排出することができれば、そのまま一般ゴミの収集を利用して処分を進めることができます。
しかし、そのままの状態でゴミ収集に出すことができる場合はあまりないものと考えられるため、基本的には分解・解体をしてゴミを細かく出来るように心がけましょう。
また、そのままの状態で捨てることができる場合であっても、HDD・SSDについては必ず分解・解体をして排出するよう注意しましょう。
② 粗大ゴミで処分する
自作PC用の部品・パーツの中でも比較的大きく粗大ゴミの対象となってくるものが『PCケース』です。金属製・プラスチック製などの様々な素材の製品がありますが、ほとんどの場合で粗大ゴミの条件に該当するものとなるでしょう。
タワー型と言われるケースの場合は奥行き・高さが40cm以上となるものがほとんどです。比較的小さなmini-tix型のケースであっても奥行は35cm以上となることがほとんどです。また、金属製やガラス製のサイドパネルが付属するものとなるため、根本的に一般ゴミでは捨てにくいものとなってきます。
昨今では、骨組から組み立て可能なPCケース製品も出てきているため、比較的細かくして処分を進められる場合が多いですが、やはりサイドパネルなどの大きな部品の処分が問題となってくるため、素直に粗大ゴミでの処分を進めていくことが適切でしょう。
PCケース
メリット | デメリット |
・粗大ゴミとして捨てることができる ・自宅もしくは付近まで回収に来てくれる ・金属やガラスのパネルの処分が楽 ・そのままの状態で捨てられる | ・大きなものとなるため保管場所が必要 ・パネル処分のためだけに利用する必要がある ・急いで処分することができない ・ある程度の処分費用が掛かる |
【1】粗大ゴミの申し込みを行う
【2】収集日を確認して捨てる
【3】処分完了
- 大きな部品・パーツを処分をしたい場合
- ある程度処分までの時間が掛かっても問題ない場合
- 処分をするまでに保管場所が確保できる場合
こちらの処分方法は、PCケースを処分したい場合にのみに利用できる方法となってきます。自作PC用の部品・パーツの多くは粗大ゴミの対象にはならないため注意しましょう。
PCケース自体は分解をすることも可能と考えられますが、上下面・側面のパネル部品については大きさも伴うため小さく分解したり解体するには不向きです。プラスチック製・金属製・ガラス製など様々な素材が使用されている場合が考えられるため、粗大ゴミで処分出来てしまった方が非常に楽です。
③ リサイクル回収で処分する
パソコン製品全般については、基本的にリサイクル回収を行い処分を進める必要があるものとなってきます。その為、粗大ゴミで処分できるものではないことはあらかじめ理解しておきましょう。
パソコン製品のリサイクル回収の方法は2種類あり、「メーカーによる回収」と「国認定のリサイクル回収業者」を利用することが可能となっています。
パソコン製品を処分する場合には、メーカー・製品型番によっても処分費用が異なってくる場合が多く、基本的にメーカー製品を中心とした処分案内情報が多いため、自作PCは対象外なのではないかと勘違いされがちですが、問題なく処分を申し込むことが可能となっています。
リサイクル回収の対象となるものは『完成品となる自作PC一式』となります。その為、自作PC用の部品・パーツを個別に処分することができる訳ではないため、注意が必要です。
自作PC(完成品) / (モニター等周辺機器)
メリット | デメリット |
・自作PCを処分できる ・メーカー製品同様の処分方法 ・最もシンプルな処分方法 | ・処分費用がやや高い ・郵送対応や手続きが若干手間 |
≪リネットジャパン≫

≪パソコン3R推進協会≫



【1】リサイクル回収の申し込みを行う
【2】案内に添って支払いを終える
【3】郵送用の段ボールに詰めて送る
【4】処分完了
- 自作PCをそのまま処分したい場合
- 売却等を行わず処分が必要となる自作PCの場合
- ある程度の費用が掛かっても確実に処分を行いたい場合
こちらの処分方法については、完成品となる状態の自作PCを処分する際に利用できる処分方法となっています。そのため、様々な部品やパーツを含めた一式の状態でまとめて処分が行うことが可能です。
パソコンのリサイクル回収については、大部分がメーカー品に対しての案内となってくるため「自作PCの回収は受け付けていないのではないか?」と不安になりますが、問題なく申し込むことが可能となっています。
これらのリサイクル回収は、2014年頃から広く認識され始めたものと考えられますが、「リネットジャパン」「パソコン3R推進協会」のどちらについても、以前より自作PCの回収は実施されています。昨今では、より分かりやすく回収対象品として伝えられるようになってきているものと考えられます。
④ リサイクルショップに売却する
問題なく動作する自作PCであれば、ある程度の価値があるものとなってくるため「売却をしてお金に変える」という方法が非常にオススメです。買取可能なリサイクルショップに直接持ち込むことができれば、その日の内に売却することができます。
リサイクルショップでは、販売されている商品を見て価格相場を確認できるため、あらかじめどの程度の価格で買い取ってもらえるかを想像しやすいです。同じような性能の製品がどんな評価を受けているかを見て、売却をするかを検討するのも良いでしょう。
電化製品や自作PCを買い取ってもらうことが可能なお店をイメージできない場合もあるかもしれませんが、全国チェーンの中古品販売店を利用してみると分かりやすいでしょう。オススメのお店は『ハードオフ』です。その他、電化製品を取り扱うお店を探しておくと良いでしょう。
ハードオフの良いところは、「何でも買い取ってもらえる」という点です。通常であれば価値のない物はご自身でゴミとして処分を進めるしかありませんが、ハードオフでは10~20円程度の査定を付けて買い取ってもらうことができます。つまり、買取対象となる物であれば何でも処分することが可能であり非常に便利です。
自作PC(完成品) / マザーボード / CPU / メモリ / HDD・SSD / グラフィックボード / 電源
メリット | デメリット |
・自作PCの売却が可能 ・部品やパーツも個別に売却可能 ・必ず買い取ってもらえる ・出張買取も利用可能 ・その日の内に処分が可能 | ・持ち込みの場合は手間が掛かる ・出張買取の場合は費用が掛かる ・売却価格が安い ・大きな利益にはならない ・近場に利用可能なお店が無い場合あり |
【1】お店に持ち込んで買取の申し込みを行う
【2】査定を終えて納得ができれば売却
【3】売却益を受け取り、処分完了
- 自作PCを直ぐに処分したい場合
- 自作PCを売ってお金に変えたいの場合
- 手間が掛かっても確実に処分を行いたい場合
問題なく使用可能な動作する自作PCがある場合には、売却を検討してみましょう。売却をしてしまえばお金を得られると共に結果的にそのまま処分も完了となります。
リサイクルショップを利用すれば、ほとんどの場合で必ず買い取ってもらうことが可能です。しかし、身近にそのようなお店がない場合もあるため、ある程度遠い場所のお店も選択肢に入れておきましょう。
また、販売価格相場を見て査定額と照らし合わせた場合に、金額に納得ができない場合もあるかもしれません。そのような場合には、フリマアプリやオークションサイトを利用した方が高く売れる場合があります。
⑤ 中古PCショップに売却する
問題なく動作する自作PCで、それなりに価値がある場合「できるだけ高く売却する」ことを検討してみた方が良いでしょう。特に、PCを自作してから3~4年程度であれば十分に高値で売れる場合が多いです。
中古PC販売店では、不要となった自作PCの買取を実施している場合が多いです。ご自身でPCを作成していると、おのずと現在のPCの価値をある程度把握していることが多いため、納得できる金額での売却を意識してしまうでしょう。
そんな時には中古PC販売店等の買取サービスを利用すると高く売却することができます。基本的に、売りたい自作PCの性能を基準に買取額を算出してもらえるため、現状の価値に見合う真っ当な金額で売却することが可能です。
◎自作PC(高性能) / △自作PC(古いもの)
メリット | デメリット |
・自作PCの売却が可能 ・配送買取を利用できるため便利 ・必ず買い取ってもらえる ・性能に見合う金額で売却できる | ・PCが動作しなくてはならない ・売却価格はそれなりの金額 ・査定額から若干変化する可能性あり ・価値が無いと査定額は安くなる |
≪オススメの中古PC買取店≫
※参照【ドスパラ】https://www.dospara.co.jp/used-buy/buy-desk.html
※参照【パソコン工房】https://www.pc-koubou.jp/kaitori/re/zisakupcsatei.html
【1】お店に持ち込む・ウェブ査定で買取の申し込みを行う
【2】査定を終えて納得ができれば売却 (または郵送)
【3】売却益を受け取り、処分完了
- 自作PCを高い値段で売却したい場合
- 自作PCにある程度の価値があると分かっている場合
- 手間が掛かっても良いかたちで売却をしたい場合
問題なく使用可能な動作する自作PCで比較的価値がある場合には、自作PCの買取に強いお店での売却を検討してみましょう。お持ちのPCの性能に合った査定額が出るため、高い金額で売却することが可能となっています。
中古PCショップ等は全国どこの地域にも必ずあるというわけではないため、ウェブフォーム上からの査定対応・郵送対応を中心に考えて行きましょう。近場にお店がある場合のみ持ち込み対応をしましょう。
基本的に、PCの性能面を重視した評価となってくるため極端に希少性の高い部品・パーツなどが無い限り相場通りの査定額になってきます。ごく標準的な性能のPCとなる場合には、フリマアプリやオークションサイトを利用した方が高く売れる場合があります。
⑥ フリマ・オークションで売却する
問題なく動作する自作PCで、それなりに価値がある場合「手間が掛かっても絶対に高く売却したい」と考えている場合に特には、フリマアプリやオークションサイトを利用した売却がオススメです。
自作PCを中古販売製品と同レベルの価格帯で売却したい場合にはこの方法が最も適しています。他の売却方法と比べると非常に手間と時間が掛かってしまいますが、価値を損ねることなくお金に変えられるメリットがあります。
しかし、出品する商品の性能と販売時期を間違えると売却益が下がってしまう可能性が高いため注意が必要です。また、同じような目的の人が多いためなかなか落札されない状況も考えられます。さらに、郵送時の費用面を考慮した価格設定が求められます。
◎自作PC(高性能) / △自作PC(古いもの)
メリット | デメリット |
・自作PCの売却が可能 ・性能に見合う金額で売却できる | ・必ず売れるとは限らない ・PCが動作しなくてはならない ・出品対応等の手間が掛かる ・高い金額で売却できる ・価値が無いと売値は安くなる ・郵送費が高い |
【1】商品の詳細を記載して出品する
【2】落札されるまで待ち、落札後は郵送をする
【3】売却益を受け取り、処分完了
- 自作PCを高い値段で売却したい場合
- 自作PCにある程度の価値があると分かっている場合
- 手間と時間が掛かっても高値で売却をしたい場合
問題なく使用可能な動作する自作PCでしっかりとした価値がある場合には、中古販売相場同等の価格で売却できるフリマやオークションサイトで売却をしてみましょう。お持ちのPCの性能に見合う金額で売却できるため、非常に高い金額で売却することが可能となっています。
しかし、同じような目的の出品者も多く競合性が高いため、効率良く処分をするためには、ある程度の販売価格の調整は必要になってくるかもしれません。特に郵送費については顕著です。基本的に落札者が負担することを考えると、あらかじめ出品価格から郵送費相当の金額を減額(もしくは含めて)しておくような工夫が必要です。
⑦ 知人や友人に譲る
問題なく動作して使える自作PCをどうにか手放して処分したいという場合には、「PCを欲しがっている人に譲る」という方法が有効です。タダで良いなら欲しいという人は非常に多いです。
自作PCは処分が大変という印象が強いため、貰い手を見つけることができれば処分が進むことになるため、積極的に譲ってしまうと良いかもしれません。
しかし、中途半端な性能の自作PCをあげても数ヶ月~数年でまともに使用できなくなってしまう可能性もあるため、ある程度問題なく使用し続けられる性能の自作PCでなければ、トラブル等に発展してしまう可能性もあるでしょう。このような理由もあるため、可能な限り無料(タダ)で譲ってしまう方が無難です。
◎自作PC(完成品) / ✖自作PC(古いもの)
メリット | デメリット |
・自作PCの処分が可能 ・欲しい人がいれば処分が容易 ・謝礼を貰える場合あり | ・PCが動作しなくてはならない ・謝礼/利益を得ずらい ・近場の人への譲渡が無難 ・トラブルが起きる可能性がある ・その後のケアを求められる可能性がある |
【1】欲しい人を探す・声を掛ける
【2】取りに来てもらうと持って行き譲渡する
【3】処分完了
- PCを使用したい人に譲りたい場合
- 作成に掛った費用が気にならない場合
- 処分に手間を掛けたくない場合
問題なく使用可能な動作する自作PCを引き続き有効活用して欲しいと考えている場合には、欲しい人に譲ることができれば非常に喜ばれるでしょう。PCはどこのご家庭にもある非常に重要なライフツールとなっています。そのため、新しいPCが欲しい人も多いため、意外にも貰ってくれる人は多いかもしれません。
しかし、タダで譲ってしまって問題ないような性能のPCとなるとどうしても性能面は非力であることが多いかもしれません。そのため、使い続けることができたとしては1~2年程度であることは必ず伝えてあげた方が良いかもしれません。
⑧ 不用品回収業者に依頼して処分する
不用となった自作PCを処分する場合には、不用品回収業者へ処分を依頼する方法もあります。こちらの方法は最もシンプルで分かりやすい処分方法と言えるでしょう。
その理由としては、費用こそ掛かるものの悩まずに処分を進めることができるため、連絡一つで回収に来てくれることが挙げられます。臨機応変に対応してもらうことができ、即日対応が利用できる場合も多いです。特に、まとめてご家庭内の不用品を一度に処分したい場合には非常におすすめです。
処分費用・料金に関しては他の処分方法とは異なり、各不用品回収業者ごとに設定された料金・サービスに応じて処分費用が変化してきます。一般的な処分対応と比べるとやや高い印象があるかもしれません。
費用さえ払ってしまえば後は回収してもらうだけで済んでしまいます。費用も5,000~8,000円程度が相場となるため、直ぐに処分をしたい場合には得に感じられる場合も多いでしょう。また、他の様々な物も合わせて回収してもらうことが可能となっているため、処分をするものの処分費用単価も安くなる場合が多いです。
メリット | デメリット |
・簡単に処分できる。 ・一度に沢山の量を処分できる。 ・中身が残っていても問題ない。 ・自宅まで来てくれる。 ・処分品ごとの費用単価は比較的安くなる。 ・他の不用品も引き取ってもらえる。 | ・費用がそれなりに高い。 ・回収品が少ないとやや損。 ・悪徳業者に注意する必要がある。 |
【1】不用品回収業者を探す
【2】許可証や口コミを見て検討する
【3】業者へ連絡・問い合わせる
【4】回収対応の後、処分完了
- 処分方法に悩んでいる方
- 他にも処分したい物がある方
- 安く済ませたい方(同時にたくさんのものを処分したい場合)
- 費用が掛っても手早く処分を済ませたい方
≪ 注意点 ≫
不用品回収業者への依頼は多くの方にオススメな方法ですが、不当な請求などを行う悪徳業者も存在するので、口コミや許可証などを十分に確認した後に依頼することを心掛けましょう!!
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処分に関するトラブルシューティング
ここでは自作PCを処分する上で出てくる疑問点や気になるポイントについて解説をしていきます。
自作PCは完成させて処分した方が良いの?
自作PCは部品・パーツに過不足・不足が無い状態である方が処分がシンプルです。完成品しかない場合には自作PC単体の処分のみを考えれば良いだけで済みます。しかし、余ってしまう部品・パーツがあると家電製品等としてそれのみを処分する方法を探さなくてはならなくなり不便です。
高く売れる自作PCの基準は?
基本的に性能の高い自作PCは売却価格も高いです。特に、CPUが8コア以上の性能であれば、ある程度長く安定して使用し続けることができるものと考えられます。2020年以降のミドルスペック以上のCPUであれば十分に価値があります。
また、グラフィックボードが搭載されているPC(俗にいうゲーミングPC)であれば、おのずと価値が高くなります。2020年以降の販売品であれば、グラフィックボードだけで2.5~3万円以上の価値があるため、それだけでも自作PCの価値は高くなるでしょう。逆に搭載されていない場合には、非常に価値が低くなる可能性が高いです。
逆に価値の低い自作PCはどんなもの?
CPUが8コア以上でグラフィックボードが搭載されていたとしても、2018年モデルなど古い部品・パーツで構成されている自作PCの場合には、どうしても性能面が非力になってきます。
これは表面上同じような性能(スペック)であったとしても、細かな動作具合の違いなどがあるため、実際には3~4割程度の性能差がある場合があるためです。部品・パーツの製造時期が新しければ新しいほど、それに比例して性能面も良いと考えた方が良いでしょう。
特に、性能面の問題だけでなく最新のOS(オペレーティングシステム)に対応できるかどうかでも価値が変わってきます。おおむね2020年前後のモデル以降の部品・パーツを使用している場合には、セキュリティの問題から最新のOSには対応できなくなってくるため、時期が来れば使用することもできなくなってきてしまうため、寿命が短く価値が低くなってしまいます。
自作PCを処分する際にはOSが起動しないといけない?
こちらは売却をする際の条件等によっても異なってきます。自作PC本体や部品に不足が無ければ、HDD(SSD)の中身のOS情報は不要という場合も多いかもしれません。自作PCの場合、OSは所有しているものを使いまわしている場合もあるため、引き続き使用していきたい場合にはあらかじめ削除しておけると良いでしょう。
リサイクルショップやフリマ・オークションで売却する場合には、買取手や購入者はOSを含むものとして考えている場合も多いため、その場合にはOSも合わせて売却する必要があるでしょう。
しかし、OSを含む状態のHDDやSSDを求められる場合には、そのままの状態では個人情報の問題が出てくるため、HDDやSSDだけを新品商品に交換して、改めてOSをインストールしておいた方が良いでしょう。
HDD・SSDを外して処分・売却した方が良い?
売却や処分をする場合には、基本的にこれまで使用をしていたHDDやSSDは取り外しておけた方が無難です。理由は個人情報が含まれてくる可能性があるためです。
完成品となる自作PC本体のみが求められる場合には、空の新品のHDD・SSDと交換しておけば問題ありません。また、シンプルに処分だけを行う場合にはHDD・SSDだけ外しておいて、処分を後回しにできた方が無難です。
理想的な処分方法は?
自作PCの理想的な処分方法は、使えなくなるまで使い倒してから処分をすることです。売却をするなど様々なことを考えて行くと、色々と気にしなければならないことも多くなり手間ばかりが掛かってしまうでしょう。
最終的に使用できなくなった自作PCは、HDD・SSDだけを外してリサイクル回収に出すか不用品回収業者で処分してしまえばそこまで大きな費用も掛かりません。
HDD・SSDに関してはそのまま捨てずに、分解・解体をして不燃ゴミで処分をしましょう。
まとめ
今回は自作PCの捨て方・処分方法について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
自作PCは様々な部品・パーツから作られていますが、その多くは不燃ゴミになってきます。しかし、PCケースは粗大ゴミになるなど、使用されている全ての部品が同じ処分方法とはならない点に注意が必要となってきます。
そして、特に重要な点は、『完成した自作PCはリサイクル回収の対象品となる』ことです。元々のものはほとんどが不燃系ゴミであるにも関わらず、最終的には処分が難しい状態になってしまう点はしっかりと覚えておきましょう。
当記事をご覧いただいている多くの方が、「どうやって処分したら良いのだろう?」と疑問を抱いていたかもしれません。しかし、冷静に考えるとリサイクル回収等の処分方法を利用することができるため、思ったよりも処分は難しくありません。
これらを踏まえて、ご自身の状況に合わせて最適な処分方法を探してみてはいかがでしょうか。もしも、「処分に時間が取れない」「手間や労力が掛かるのが億劫だ」「色々と考えすぎたくない」という場合には、不用品回収業者に回収を依頼してしまえば悩む必要もないでしょう。
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