電子タバコの処分方法5選!適切な捨て方をご紹介
昨今、流行の兆しを見せている電子タバコ(加熱式タバコ)は、現在では多くの方が使用されるものとなっており、現在では愛煙家の3人に1人は使用しているほど人気の製品となってきています。
電子式ということもあり製品としては小型の電化製品となるため、いつかは必ず劣化してきたり故障してしまうことが考えられます。
基本的に充電をして使用するものとなるため、バッテリー部分の劣化が進むと動作をさせられなくなるためゴミとして廃棄をしなければならなくなることが考えられます。
電子タバコについては、2014年頃には既に発売され始めていたものとなるため、当時発売された初期型の機種を現在も所有しているという人は多いかもしれません。
そこで、今回はそんな電子タバコの処分についてはまとめて行きたいと思います。
※こちらの記事では、電子式・加熱式タバコの表記の乱れを防ぐため、『電子式タバコ』で表現を統一させていただきます。
【この記事でわかること】 |
① 電子タバコの正しい処分方法 |
② 処分が進めた方が良い理由 |
③ 危険性や安全な取り扱い方 |
電子タバコについて
電子タバコの代表的な製品といえば、フィリップモリス社の『アイコス(IQOS)』が有名どころでしょう。2014年に初代IQOSがリリースされています。その他、『プルームテック(Ploom TECH)』『グロー(glo)』など様々な製品が発売されています。
それぞれ、これまでに発売されていた紙製タバコ製品のブランドを踏襲したかたちとなっているため、基本的には火を用いるか加熱式であるかの違いで、それぞれ楽しむことができるようになっています。
もちろん、味わいについては大きく違いがあるため、引き続き紙タバコを愛煙している方も非常に多いです。
旧製品は使用できなくなってきている
電子タバコについては、基本的にメンテナンスをして使用していくものとなっているため、製品本体自体が故障することはあまりなく長い期間で使用し続けていくことが出来るものとなっています。
しかし、販売製品の一新などが計られる場合もあるなど、旧製品が使用できなくなってきている場合も見られます。特に、電子式タバコの過熱方式の変更の影響が大きく、ブレード式と非ブレード式とのモデルチェンジの影響は大きく、互換性のない製品になっています。
このようなモデルチェンジが計られると、使用できるタバコのキット/パッケージも異なってくるため、販売状況に応じて旧製品(電子タバコ本体)は使用機会が無くなってくることが予想されます。
主流商品へ移行する影響も大きく、代替製品等の販売も無いため現在では旧式製品は処分をするしかない状況になってしまっています。
電子タバコの寿命
先述の通り、製品自体が使用できなくなる状況もありますが、根本的に電子タバコ製品については寿命が存在していると考えられます。その大きな原因はバッテリーの寿命です。
多くの電子タバコ製品のバッテリー部分については、取り外しや交換ができる仕様とはなっていないため、時間の経過とともに使用できなくなっていくことが予想されます。
購入してから毎日使用をしてった場合には、概ね3年程度で寿命を迎えると考えられます。もちろん、直ぐに使用ができなくなるということではなく、蓄電量が減少してしまうことで満足に使用できなくなってしまうことが考えられます。
動作させる電力自体が供給できなくなってしまえば使用できなくなってしまうため、不具合により使用品度が減ってしまえば、ある程度早い期間でお払い箱となってしまうことが考えられるでしょう。
電子タバコは2種類存在する
電子タバコには、「加熱して煙を発生させるタイプ」と「水蒸気を発生させるタイプ」の2つが存在しています。その為、明確に違いを打ち出す場合には「加熱式」「水蒸気式」という表現が適切かもしれません。
当記事ではどちらの電子タバコも対象として解説をさせて頂いておりますが、比較的自治体側での処分が有効となる製品は水蒸気を発生させるタイプとなってきます。
電子タバコは処分が難しい?
電子タバコ関連の製品のパッケージには、処分を行う場合は自治体の処分ルールに則った廃棄を促す記載が見受けられます。
しかし、この処分方法というものは一般ゴミで扱えるものではなく、バッテリーを含む小型電化製品という扱いとなるため、自治体によっても処分方法が異なり厄介なものとなっています。
小型電化製品というだけであれば、小型家電ゴミとして捨てることが可能と考えられますが、リチウムイオンバッテリーを含む製品となる場合には、小型家電回収ボックス等での処分が必要になってくるでしょう。
バッテリーを含むと考えると危険性を伴う可能性がある製品ともなりますが、扱いとしては「携帯電話 / デジカメ / 電子辞書 / 電気シェーバー」などと同様のものと考えてしまって問題なさそうです。
世間一般のイメージとは異なりシンプルに考えてしまえば一般的な家電と大きな違いは無いため、多くの自治体で小型家電回収ボックスを利用した回収を利用できると考えられます。
一般ゴミとしては排出できない場合が多い
電子タバコの捨て方は自治体によっても異なります。「不燃ゴミ」「小型家電」「有害ゴミ」「危険ゴミ」など自治体によっても分別の種類は違ってくるでしょう。
また、比較的新しい家電製品にもなるため自治体によっては分別項目が設けられていない場合が多いかもしれません。その為、調べても見当たらない場合には直接自治体に問い合わせて確認を行いましょう。
他のバッテリーを含む製品同様に、処理過程で火災事故などの危険性を伴う可能性があります。間違っても「可燃ゴミ」とはなりませんのでご注意ください。
自治体 | 分別区分 | 備考 |
東京都世田谷区 | 回収不可 | 使い切り電子タバコなどは 袋に入れて内容を表示して不燃ゴミで排出可 |
東京都練馬区 | 不燃ゴミ | 不燃ごみとは別の袋で排出 |
東京都西東京市 | 小型家電ゴミ | ※特に条件なし |
上記のように自治体によっても扱いは異なりますが、場合によっては回収が行われていない地域も存在しています。また、仮に回収が行われていたとしても水蒸気系タバコ(電子タバコ)を想定したルールとなり、加熱式タバコは対象外となる場合もあるかもしれません。
誤ったかたちで排出を行ってしまうと回収をされなかったり事故が起きるなどの原因に繋がるため、どちらの地域でも一度自治体側に問い合わせて確認をしておけると良いでしょう。
メーカーの回収はほぼ期待できない
電子タバコ製品については、小型家電に相当する品目と考えられるためか、メーカー側での使用済み廃棄製品の回収は行われておりません。
そのため、回収対応を行ってもらえる協力店に持ち込むか、公式ショップで回収をしてもらう以外の方法では、自治体のゴミ収集による処分を行うしかありません。
また、電子タバコ自体はシェア度の高いメーカー公式製品ばかりではなくサードパーティ製品も存在しているため、そもそも一般ゴミでの処分が望ましいものかもしれません。
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電子タバコの処分方法5選
こちらでは電子タバコの処分方法について、以下の5つをご紹介いたします。
① 回収店舗で引き取ってもらう
② 一般ゴミとして処分する
③ フリマアプリやネットオークションで売却する
④ 知人・有人などに譲る
⑤ 不用品回収業者で処分する
様々な方法の中から、ご自身の環境に合った処分方法・捨て方を検討してみてください。
① 回収店舗で引き取ってもらう
基本的にな処分方法として考えて行かなければならない手段がメーカー側による回収対応となっています。
どちらについても、メーカーに郵送して処分が行えるようなものではなく、回収拠点となるお店に直接持ち寄る必要があります。
IQOS製品の回収
IQOS製品については公式のIQOSストアに持ち込むことで回収ボックスを利用して処分をすることができます。しかし、全国の主要都市の数ヶ所にしか存在していないため、あまり有効活用はできないかもしれません。
またメーカーの公式サイトではこれ以外の回収は案内されていないため、処分をしたい場合には各自治体でのゴミ処分を活用した方が効率が良いかもしれません。
Ploom製品・with製品・glo製品の回収
一般社団法人日本たばこ協会では、一部の加熱式たばこ機器等の回収・リサイクル活動を行っています。
「Ploom製品・with製品・glo製品」については多くの地域で回収対象となっており、回収を行ってもらえる最寄りの協力店舗にて引き取りを依頼するだけで処分は完了となります。
全ての市区町村に回収協力店が存在しているわけではありませんが、最寄りのたばこ販売店を探して利用してみてください。※タバコを販売する専門店が協力店となっている場合が多いため、販売店が少ない地域では利用ができないかもしれません。
それ以外の製品
大手メーカー以外の電子タバコ製品(廉価品等)となる場合、販売元側で回収が行われていないようであれば、一般ゴミで処分をするしかないでしょう。この場合、何ゴミとして分別をする必要があるかに注意しましょう。
このような自治体でも扱いきれないような例外品も存在する場合があるため、基本的には小型家電の不燃ゴミであることをベースに考えて処分を進めて行くものとなるでしょう。
② 一般ゴミとして処分する
まず、基本的に電子タバコは適正処理困難物には該当しないものとなるため、いずれかの分別方法により自治体を利用したかたちでの処分が可能と考えられます。
しかし、まだまだ処分方法・扱いが整備されていない面もあるため、『必ず自治体側に問い合わせて』処分を進めましょう。「不燃ゴミ」「小型家電」「有害ゴミ」「危険ゴミ」などのいずれかに該当してきます。
電子タバコ自体がそこまで大きな製品ではないため、比較的処分はしやすいものと考えられますが、確認をせずに小型家電などと決めつけて排出するようなことは避けましょう。
③ フリマアプリやネットオークションで売却する
未使用やほとんど使用されていない電子タバコ製品の場合には、フリマやオークションで売却することが可能と考えられます。
電子タバコは本体を購入しないことには利用することができず、本体価格の値段の高さがネックとなり、なかなか購入に踏み切れない方も多いものです。それが中古品となり低価格で購入できるものとなると需要も高いため、比較的売却もしやすいでしょう。
本体やパッケージも大きくないため送料も少なく済み、売却自体はスムーズに進めることが出来るでしょう。
※しかし、危険性を伴う製品として扱われている場合には出品ができない可能性もあるため、あらかじめ確認をした上で売却を進めて行きましょう。
④ 知人・有人などに譲る
電子タバコ製品のモデルチェンジや他メーカーへの乗り換えなどの事情で、電子タバコ本体が余ってしまうような状況がある場合には、欲しい人に譲ってしまうというもの良い方法です。
新品を購入しよう等するとそれなりに良い値段にもなるため、知人・友人などに欲しい人がいる場合には譲ってしまえば、将来的に必要となる処分の手間も省けて一石二鳥でしょう。
タダで貰えるとなれば喜んで貰ってくれる人が多いのではないでしょうか。
⑤ 不用品回収業者で処分する
電子タバコのような処分方法が不明瞭な場合がある品目であれば、不用品回収業者に依頼をして様々なものと同時に回収をしてもらいましょう。処分に手間や時間をかけたくないという場合に特におすすめです。
基本的に不用品回収業者は何でも回収をしてくれます。特殊なものや適正処理困難物でも問題はありません。あらゆる不用品の処理方法について熟知されているので安全に適切に処理をしてくれます。
また、回収日時に自由が利くところも嬉しいポイントです。平日・土日・祝日など関係なく回収を行ってくれます。早ければ申し込み当日に回収してくれる場合もあるでしょう。日中は忙しいという場合は早朝や夜間に対応してくれる業者もあるため、依頼者の都合に合わせて対応してもらえます。
ただし手軽に処分できる分、費用は高めであるためその点はあらかじめ頭に入れておきましょう。回収するものが多ければ多いほど、回収品ごとの処分費用が割安になるため、電子タバコ1つだけの回収依頼は不向きといえます。
事前に他に回収して欲しい不用品がないか準備・確認しておくと良いでしょう。依頼に合わせて不要なものを一括で回収してもらいましょう。
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電子タバコを処分する際の注意点
自治体によってもルールは異なるため、お住いの地域の環境に合わせて処分方法を考えてきましょう。
使用済み製品の放置は危険
電子タバコに使用されているバッテリーはリチウムイオン電池である場合がほとんどです。その為、他の電池を用いた製品同様に放置はしてはいけません。
放置を続けるとバッテリー部が膨張して破裂して火花が生じるなどの危険性が伴うため、いつかは必ず処分するように心がけましょう。
自治体で回収をしてもらえない場合
大手メーカーの加熱式タバコの場合には、メーカー回収が推奨されておりゴミの収集対象にならない場合があります。こうなってしまうと非常に厄介な状態になりかねません。
一般社団法人日本たばこ協会が回収を行っている電子タバコについては、ある程度近い地域で回収協力店舗を利用することが可能です。しかし、ICOS製品となる場合には、限られた公式ショップを利用するしかありません。関東エリアの場合には、東京都中央区銀座の1店舗のみとなっています。
このようにメーカーによる回収を行ってもらう手段こそあるものの使い勝手は非常に悪い状況があります。本当に処分方法が限られてしまうのであれば。電子タバコ1つを処分するために片道1時間半を掛けて行くという状況もあるでしょう。
さすがに馬鹿げた話にもなりかねないため、多くの自治体では電子タバコを回収している場合が多いです。
不法投棄や誤った処分は厳禁
電子タバコの一番大きな問題点としては、電池が内蔵されていることになるでしょう。そして、販売されてから10年程度と日が浅いため、処分方法がまだ明確に定まっていない部分もあります。
そのような背景もあり、忘れ物のような格好で不法に投棄されたり、捨てにくいが故に誤った処分方法で排出されるなど、様々な悪い面での影響も出てきてしまう物でしょう。
販売から10年以上が経つタイミングともなり、分別情報の環境整備なども整ってきているため、以前に比べると改善はしてきている状況はありますが、手間だからと間違った処分方法は選択しないように心がけましょう。
困ったらたばこ店へ相談しよう
例えばICOS製品を使っている場合に、回収手段は公式店での引き取りのみだとしましょう。しかし、気軽に行ける距離でもないとします。こんな時は、最寄りのたばこ店に相談するのも有効かもしれません。
同じような環境下で処分に悩む人も多い状況と考えられるため、たばこ店独自の判断で買い替え時に限り回収を行っているなどの特殊なケースもあるかもしれません。
回収先が無い場合には不用品回収に依頼
非常に珍しいケースですが、どうにも処分が上手く進められないという状況もあり得ます。この場合、第三者に処分を依頼するようなかたちにならないければ問題は解決できません。こうなると一般的な不用品や適正処理困難物と同じような扱いになってくるでしょう。
電子タバコのように小さな家電の場合には、集めて一気に処分を進めてしまった方が効率も良いため、依頼を受ける業者側にとっても都合の良い物である場合が多いでしょう。
処分方法自体が限定されてしまうということはあまりないことですが、どうにも処分が進まないという特殊な状況であれば回収してもらうだけで解決となるため、最善の方法かもしれません。
まとめ
今回は電子タバコの処分方法について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
電子タバコは販売から日も浅く全国の自治体でも処分・分別についてのルールがまだしっかりと確立していない物です。特にメーカー別に製品ごとにリサイクル回収先が限定されてしまうため、お住いの環境によっても処分の難易度が異なる状況もあるでしょう。
また、自治体によっては処分を受け付けていない場合もあるなど、根本的に処分が難しい状況も散見されます。
これらの事情から、あまり時間を掛けずにスムーズに処分を進められるように、今回ご紹介した内容を参考にして処分を進めてみましょう。
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