パソコンの処分方法7選!様々な捨て方をご紹介
パソコンの正しい捨て方をご存知ですか?古いノートパソコンの買い替えやパソコンの故障などにより、パソコンを処分したいとき、どんなふうに処分すれば良いのでしょうか。
「PC処分したくてもどうやって捨てたらいいかわからない」「初期化は必要?」「保存していたデータはどうしたらいいの?」など、大切な情報が詰まったパソコンを捨てる時には、ルールを守って正しく処分しなければなりません。
そこで今回は、パソコンを無料で捨てられる方法や、パソコンを処分する時に起こりがちなトラブル事例なども含めて、パソコンの正しい処分方法について詳しく解説します。
パソコンは何ゴミ?処分する時の注意事項
パソコンを処分するときには、古いパソコンのデータを新しいパソコンにうつしたり、パソコン内のデータを消去したりと、さまざまな作業が必要になります。
また、法律で「粗大ゴミとして捨ててはいけない」と定められているパソコンは、その法律の内容と意味をきちんと理解した上で、捨て方をきちんと守って、正しく処分しなければなりません。
ここでは、パソコンを処分する時に十分気をつけておかねばならない注意事項について詳しく解説しています。
不要なパソコンは、リサイクルが義務
古くて使わなくなったり、壊れてしまったデスクトップパソコンやノートパソコンは、「もう使わないから」といって安易に粗大ゴミなどに出すことはできません。
一般家庭で使われているパソコンは、現在、国が定める「資源有効利用促進法」や、「小型家電リサイクル法」によって、リサイクルすることが義務付けられているからです。
資源有効利用促進法は、経済産業省が平成13年4月に施行した法律で、限られた貴重な資源を有効利用することを目的とし、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みを推進しています。
もう一つの小型家電リサイクルは、環境省が平成25年4月に施行した法律で、使用済みの小型家電機器等の再資源化を目的とし、廃棄物の適正な処理と資源の有効活用を促進しています。
これにより、一般家庭はもちろん、法人として利用されているパソコンも対象となるパソコンは、リサイクルやリユースで再利用することが義務付けられています。
古いパソコンのデータを移行する
新しいパソコンを購入して古いパソコンを処分する時には、必ずパソコン内のデータを移行しておきましょう。パソコン内に保存されている画像やデータ、インターネットのお気に入りやメールの連絡先などもすべて移行しなければなりません。
OSごとの基本的なデータ移行手段は以下の通りです。
パソコンの種類 | 移行手段 |
WindowsからWindows | ・one drive(クラウドサービス) ・外付けハードディスク |
WindowsからMac | ・移行アシスタント(Windows7以降に対応) ・外付けハードディスク |
MacからMac | ・Time Machine ・Thunderboltケーブル ・iCloud Drive(クラウドサービス) |
データを消す(初期化)
パソコンは、購入時に自分の情報を登録して「アカウント」と呼ばれるユーザー識別の操作を終えてから初めて利用することができるようになります。
また、パソコンには、保存したデータや画像のほか、インターネットを閲覧した履歴や作業を行った履歴など、あらゆる情報が保存されていますので、パソコンを安易に処分しようとすると、大切なデータを盗まれて悪用されてしまう可能性もあります。
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パソコンの処分方法7選
パソコンを処分する方法は、リサイクルを目的とした処分方法が基本となります。どの方法もそれぞれにメリットとデメリットがあり、最終的にどれを選ぶかは、パソコンの状態などによって選ぶようにしましょう。
ここでは、パソコン本体を正しく処分するための7つの方法をご紹介しています。
それぞれの方法と、データ消去保証の有無、金額について一覧にまとめてみました。
処分方法 | データ消去保証 | 金額 |
自治体で回収 | なし | 30cm×30cm以下は無料30cm以上は有料 |
パソコンメーカー | あり | リサイクルマークあり:無料リサイクルマークなし:有料 |
リサイクルショップ | 要確認 | 売却価格を受け取れる |
中古パソコン買取業者 | 要確認 | 売却価格を受け取れる |
フリマアプリ | なし | 売却価格を受け取れる |
リユース | なし | 部品代など |
不用品回収業者 | 要確認 | 売却価格を受け取れる(パソコンの状態によっては有料) |
自治体に回収してもらう
使わなくなったパソコンの捨て方の1つ目は、「自治体に回収してもらう」という方法です。
自治体が行っているパソコンの回収方法は2つあり、どちらもリサイクルを目的にした無料の回収法です。パソコンの大きさによって回収場所が異なるほか、自治体によって設置場所もそれぞれの地域になるので、役所のホームページで事前に確認しておきましょう。
回収場所 | 回収できるサイズ |
回収ボックス | 縦30cm×横30cmの投入口から入るサイズの家電 |
回収拠点 | 縦30cm×横30cmの投入口から入らないサイズの家電 |
また、回収対象となる製品は以下の通りです。
- パソコン本体
- プリンター
- マウスやキーボード
- パソコン用ディスプレイ(回収ボックスのみで回収可能)
- スキャナー
- スピーカー
自治体の回収ボックスや回収拠点では、壊れたパソコンでも回収することはできますが、一度回収ボックスや回収拠点に持ち込んだものは、返却してもらえません。
持ち込む前に、データの処理やアカウントを消すなど、しっかりチェックしておきましょう。
パソコンメーカーに回収してもらう
メーカーのパソコンは、それぞれのパソコンメーカーで回収してもらうという捨て方もあります。
資源有効利用促進法が施行されてから、パソコンは回収してリサイクルすることが基本的に義務付けられました。それに伴い、各パソコンメーカーでも使用済みのパソコンを回収するサービスが導入されています。
申し込みの手順としては、次の通りです。
- パソコンのメーカーに使わなくなったパソコンの回収依頼をする(一般的にはホームページに窓口が掲載されています)
- エコゆうパック伝票などの送付書が送られてくる
- エコゆうパックの場合、直接郵便局に持っていくか、連絡をして引き取りに来てもらう
- 再資源化処理施設に運ばれてリサイクルされる
メーカーがデータを消去してくれるので、情報が漏洩する心配は低いので自分で処理できないという人にも安心です。
ただし、無料でリサイクルしてもらえるのは、自社製品のパソコンのうち、2003年9月以降に販売された「PCリサイクルマーク」がついているもののみです。
それ以前に販売されたパソコンにはマークがついていないので、回収は有料になります。メーカーによっても異なりますが、おおよその目安は、3,000円~4,000円です。
リサイクルショップで売る
不要なパソコンをリサイクルショップで売るという処分の方法もあります。
リサイクルショップでは、パソコンをはじめとする家電を取り扱っているところも多く、綺麗な状態のパソコンは特に高値がつく傾向にあります。
「新しいパソコンを購入したから、古いパソコンは処分したい」、「パソコンを購入したものの、あまり使わないので処分したい」などの場合は、まだパソコン本体が使える状態なので、買い取ってもらえる可能性は高いです。
リサイクルショップにパソコンを持ち込む時には、次の点に気をつけましょう。
- 汚れやほこり、手垢などを綺麗に拭き取っておく
- 傷がないかチェックする
- マウスやキーボードなどがあれば、まとめて買い取ってもらう
- パソコン内のデータは、外付けハードディスクやクラウドにバックアップをとるか、消去する
- 電源が入るか、しっかり動作するかの確認をしておく
もし、電源が入らなくなってしまったパソコンでも、解体してパーツを取りたいという人もいます。どうしても売りたい場合は、データ消去の専門業者に依頼してデータのバックアップを取り、消去してもらうようにしましょう。
中古パソコン買取業者に買い取ってもらう
中古パソコンを専門に取り扱っている買取業者に依頼して、不要なパソコンを処分するという方法もあります。
中古パソコン業者では、使わなくなったパソコンや壊れてしまったパソコンを買取り、店舗やインターネットで販売することで利益を得ている業者です。
スタッフもパソコンに精通した人が多く、データの消去やバックアップに対応してくれるところも多くあります。パソコンを店舗に直接持ち込んで、その場でデータを消去してもらうこともできるので、大切なデータをしっかり守ることができます。
パソコンを中古パソコン買取業者に持ち込む時には、次の点に気をつけましょう。
- 汚れやほこり、手垢などを綺麗に拭き取っておく
- 傷がないかチェックする
- マウスやキーボードなどがあれば、まとめて買い取ってもらう
- 電源が入るか、しっかり動作するかの確認をしておく(壊れていても買い取ってもらえる可能性は高い)
中古パソコン業者は、都心部に集中していることが多いので、「営業時間になかなか持ち込めない」という人もいるかもしれません。
まずは、近くの中古パソコン買取業者を検索して、問い合わせてみるのが良いでしょう。
フリマアプリで売る
使わなくなったパソコンは、フリマアプリで売るという処分方法もあります。
フリマアプリは、その名の通りインターネット上のフリーマーケットで、不要になったものを個人間で売買できるアプリです。現在も多くの利用者がいるので、「いらないパソコンを処分したい」と考えている人と「安くパソコンを手に入れたい」と考えている人がいれば、すぐに取引することができます。
日本全国でフリマアプリを利用している人たちがいるので、すぐに売れる可能性も高いのですが、顔の見えない相手と直接取引をするには、守らなければならないルールもあります。
例えば、基本的な取引は、アプリ上で行われるため「お互いの個人情報をインターネット上で公開しない」こと、「パソコン内のデータは確実に消去しておくこと」は、特に重要です。
うっかり相手の名前を書き込んでしまうと、思わぬトラブルに発展してしまうこともあるので、くれぐれも注意しましょう。
そのほか、フリマアプリを使ってパソコンを処分する時に気をつけておくべき点は以下の通りです。
- 汚れやほこり、手垢などを綺麗に拭き取り、配送中に壊れたりすることのないように丁寧に梱包する
- 傷がないかチェックし、写真を撮って本体の写真と共に掲載しておく
- 価格を設定する時には、相場を調べておく
- パソコン内のデータは、外付けハードディスクやクラウドにバックアップをとるか、消去する
- アプリの利用規約をしっかり理解する
- 電源が入るか、しっかり動作するかの確認をしておく
リユースする
パソコンを処分するのではなく、直して新たに使い続ける「リユース」という方法もあります。
「パソコンの起動が遅くなった」、「変な音がする」、「画面が暗くなる」など、パソコンの調子が悪いのは、パソコンの故障や寿命によるものだと感じる人も多いことでしょう。
しかし、パソコンの状態によっては、まだまだ使えるパソコンも多くあるはずです。
例えば、パソコンの起動が遅くなった場合、
- パソコンのデータをバックアップした上で、リカバリー(初期化)してみる
- 外付けハードディスクを購入してパソコン内に保存されているデータを全て移行させる
- パソコン内部の「ファン」を交換する
- メモリを増設する
- 電池を交換する
などの方法で、パソコン環境が改善される可能性があります。
もし、新しいパソコンへの買い替えを躊躇しているなら、まずは、これらの方法で、パソコンのリユースを検討してみるのもお勧めです。
不用品回収業者に依頼する
パソコンの捨て方としては、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
不用品回収業者では、パソコン本体をはじめとしてマウスやキーボード、プリンターなど、パソコンの周辺機器もまとめて回収してもらうことができます。
パソコンの状態によっては、買い取りも可能です。パソコンやパソコンの周辺機器、使わなくなった不用品をまとめて回収してもらえば、高値で買い取ってもらう可能性も高くなります。不用品回収業者では、パソコン内のデータ消去サービスを実施しているところもあるので、自分でデータ処理ができないという人は、対応してくれる業者を選ぶのが良いでしょう。
ただし、本当に消去したかどうかを調べる手段はありませんので、証明書を発行してもらうことをお勧めします。また、一部の不用品回収業者には、回収した家電を不法投棄したり、見積もりよりも高額な料金を請求したりするようなところもあります。
問い合わせをする時には必ず「廃棄物処理法の許可」を得た業者を選ぶことが大切です。
不用品回収業者にパソコンの回収依頼をすると、梱包や掃除の手間をかけることもなく、不用品をまとめて回収してくれます。買取の相談にも乗ってもらえるので、パソコンの状態に応じて買取価格を見積もりしてもらうのも良いでしょう。
リユース本舗では、不用になったパソコンや壊れたパソコンでも回収いたします。プリンターやキーボードなどの周辺機器もまとめて処分することができるので、一気に片付けたいと言う人にも特におすすめです。
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パソコンの処分に関するトラブルシューティング
パソコンの捨て方をきちんと守っていても、トラブルが起きてしまうこともあるでしょう。ここでは、パソコン処分に関するトラブル事例と、その対処法について解説しています。
回収時に壊れてしまった
リサイクルショップや中古パソコン買取業者へ持ち込む際に、パソコンを落としたり、飲み物をこぼしてしまい、「パソコンが壊れてしまった」、または、フリマアプリで取引相手にパソコンを送ったのに、「配送中の衝撃で壊れてしまって動かない」など、パソコンを運んでいる途中に思わぬアクシデントに見舞われてパソコンが壊れてしまうケースがあります。
パソコンは、精密機器なので持ち運びには最新の注意を払わなくてはいけません。まず、家からパソコンを持ち出す時には、専用のパソコンケースに入れることが大切です。
もしそれでも不安があるようなら、バスタオルや緩衝材などでしっかりくるんで、慎重に運び出しましょう。
また、フリマアプリでパソコンを出品する時には、可能な限り取りに来てもらうことをお勧めします。発送前のパソコンの状態を写真や動画で撮影し、動作に問題がないことを相手にも確認してもらうことも重要です。
どうしても送付しなければならない場合は、パソコンケースに入れた上で緩衝材を重ねてしっかりと巻きつけた上で段ボールの中で動かないよう丁寧に梱包しましょう。
また、「取扱注意」、「精密機器」の記載もはっきりと書いておくこと。
その際の写真も撮影しておけば、パソコンが壊れた責任の所在も明確になります。
データの消去方法がわからない
書類作成や家計簿、写真の保存や加工、メールのやりとりや、インターネット通販など、さまざまな用途で使われているパソコンは、保存したデータの他に、こうした作業のすべてをハードディスクという記憶媒体に自動保存しています。
メールの連絡先、保存したデータ、インターネットのお気に入りや閲覧履歴、クレジットカード情報などもすべてハードディスク内に書き込まれるため、パソコンを処分する時には、しっかりとデータを消去しておかなくてはなりません。
プロの手にかかれば、データを復元させることは簡単にできてしまうので確実にデータを消去するには、専門の業者に依頼するか、物理的に壊してしまうのが良いでしょう。
パソコンメーカーが見つからない
パソコンをメーカーに回収してもらいたいのに、「使っているパソコンメーカーがいくら検索しても見つからない」というトラブルのケースもあります。
パソコンの回収サービスを行っているパソコンメーカーは、「パソコン3R推進協会:https://www.pc3r.jp/」のサイトから検索することができますが、ここでも見つからない場合は、その会社が倒産してしまったか、パソコン事業から撤退してしまった可能性が高いです。
もし、メーカー名が見つからなければ、取扱メーカーが変わっていることもあるので、同サイト内で確認してみるのが良いでしょう。
対応しているメーカーがどこもない場合は、パソコン3R推進協会が直接回収対応してくれるので、そちらからパソコンの回収申し込みをおこなうことができます。
まとめ
パソコンを処分するには、
- 自治体に回収してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- パソコンメーカーに回収してもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 中古パソコン販売業者に買い取ってもらう
- フリマアプリで売る
- リユースする
など7つの処分方法があります。どんな処分方法が良いのかは、パソコンの状態をチェックした上で、どうするのが一番よいのか、納得できる方法で選ぶようにしましょう。
パソコンなどの不用品の処分で困っているのなら、不用品回収サービスがおすすめです。処分品によっては無料回収できるものもあり、自治体で回収できないものも回収可能です。
分別や梱包もすべてやってくれるだけでなく、即日対応も可能なので、時間のない人や急いで不用品を処分したい人にもぴったりです。
パソコンの処分はリユース本舗へ
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