エアコンの処分方法7選!無料で捨てられる方法をご紹介
「エアコンの処分ってどうやるの?」「エアコン壊れたけど何から始めよう」「処分したいけどお得な方法ってあるのかな?」とお悩みの方もいらっしゃいますよね。
エアコンの処分方法は意外にも多く、どれが自分に合っているか悩んでしまいます。そういったお悩みを解決するべく、今回はエアコンの捨て方から売却、さらには取り外し方まで、ぞれぞれの『メリット・デメリット』『おすすめな方』なども一緒にご紹介いたします。ぜひ、これからご紹介する7つの処分方法を参考にして、自分の状況に合った最もお得な方法を見つけましょう!
エアコンを処分する時の注意事項
エアコンは『家電リサイクル法』で処分方法が定められている家電のひとつです。
法律に基づき、正しく処分しないといけません。
自分の勝手な判断で『粗大ごみ』に出したり、不燃ごみなどに出すことはできませんので、ご注意ください。
また、エアコンは家電の中でも処分するのが厄介な製品とされています。冷蔵庫やテレビと異なり、壁に埋め込まれていたり、ホースが家の外まで繋がっている家電なため、自分で取り外ししようにも、テレビや冷蔵庫と違い、コンセントを抜けば終わりというわけではありません。
基本的に、エアコンを取り外す場合は専門の業者に依頼することが必要になります。そのため、処分費用や工事費がかかってしまうのも厄介な点です。
エアコンを処分する際の注意点
- エアコンは『家電リサイクル法』の対象家電である
- 自力での取り外しは注意して行う必要がある
- 勝手な判断で捨てたり、不法投棄はダメ!
エアコンは家電リサイクル法の対象家電です
エアコンは『家電リサイクル法』の対象の家電になります。
個人の判断で粗大ごみ・不燃ごみに出したりすることはできません。
しかし、『家電リサイクル法』とはどんな法律かイマイチな方も多いですよね。
エアコン以外にも対象となる家電はありますので、実際に処分をする前に知っておくことも大切です。
そこで、エアコンの処分方法をご紹介する前に『家電リサイクル法』について簡単に説明しておきます。
家電リサイクル法とは
『家電リサイクル法』とは、一般家庭や事業所などの企業が使用したエアコンを含む家電4品目から、再利用可能な部品や素材を回収・リサイクルし、これまで埋め立ててしまっていた廃棄物量を減らす目的に、資源の有効活用をするための法律です。
家電リサイクル法に含まれる4品目は以下の家電です。
- エアコン
- テレビ(液晶、プラズマ、ブラウン管)
- 洗濯機 / 乾燥機
- 冷蔵庫 / 冷凍庫
エアコンを処分する際には必ず『家電リサイクル法』のルールに従い正しく処分することが必要です。
エアコンの処分費用
エアコンを含む『家電リサイクル法』の対象となる製品を処分するには『リサイクル料金』と『運搬費用』(回収を依頼する場合)の2つが必要になります。
また、エアコンの場合には『取り外し費用』がかかることも忘れずに覚えておきましょう!
一般的なリサイクル料金の目安としては、990円 ~ 2,000円程度です。
また運搬費用の目安は、550円 ~ 1,650円となっています。
最も安く処分できた場合でも、約1,500円程度の処分費用が必要です。
メーカーや大きさによって料金が異なるので、処分の際には必ず店舗や自治体に確認するようにしましょう!
また、お得に安く処分したい方は、『運搬費』を削ることなどで費用を安く抑えることも可能です。
家電リサイクル券の支払い方法
エアコンの処分時に必要な『家電リサイクル券』の支払い方法は2通りあります。
- 郵便局振込方式(郵便局で『家電リサイクル券』を受け取り支払う方法です)
- 販売店回収方式(家電量販店などの小売店経由で支払う方法です)
郵便局で支払いを行う場合には、郵便局に設置してある『家電リサイクル券』に大きさ・容量やメーカー名、リサイクル料金を記入し、窓口またはATMで支払うことができます。
一方家電量販店経由の場合は、細かい記入は必要なく処分依頼することができるので、前者に比べて簡単な支払い方法となります。
エアコンの処分方法7選
エアコンは何かと処分に悩む製品のひとつです。
お住まいの自治体で回収を行っていない場合も十分に考えられます。また、自分で取り外すのが難しい方も多くいます。
そういった時にも、悩まずスムーズに処分できるように『自治体指定の処分回収』から『売却方法』まで、様々なエアコンの処分方法をご紹介いたします。
ご紹介する方法は全部で7つあるので、自分の状況と照らし合わせながらぜひ参考にしてみてください!
買い替えのタイミングでの回収しか知らなかったけど、他にもたくさんあるんだね!
それぞれのメリット・デメリット、どんな人におすすめかも記載されているから、きっと見つかるはずよ!
自治体の指定する業者への処分依頼
エアコンを処分するには、自治体の指定する回収業者に依頼することができます。
自治体が回収を行うことはほとんどありませんが、代わりに指定の業者が回収を行ってくれるので、安心して処分することができます。
お住まいの自治体が指定する回収業者に依頼し処分する場合は、以下の手順になります。
処分手順
- 郵便局で家電リサイクル券を受け取り、記入・支払いをする
メーカー・品番・年式・大きさ、などをメモしてから郵便局に行くとスムーズです。 - 自治体が指定する回収業者に依頼し、回収日時を決める
※運搬費などを聞いておくといいでしょう。
- エアコンに家電リサイクル券のシールを貼り付ける
- 指定した日時に指定の収集場所に置き回収されて処分完了
『家電リサイクル法』の対象製品は、各自治体によって処分方法が異なることがあります。
必ず自治体のホームページなどをご確認の上、処分するように心掛けましょう!
例:東京23区の場合
『家電リサイクル受付センター』にてエアコンの処分回収の申し込みをすることができ、リサイクル料金は990円~2,000円程度です。
運搬費は3,157円となっており、合計で4,147円~5,157円程度となっています。
自治体指定業者のメリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | × |
料金 | 有料 (リサイクル料金と運搬費用) |
メリット | 自治体指定なので安心 |
デメリット | ・取り外し工事はしてくれない場合が多い ・指定の場所まで持っていく必要がある |
おすすめな人 | 自分で取り外しができる方 |
※自治体の指定する業者への依頼で気を付けて欲しいのは、『取り外し工事』は行ってくれないことが多いことです。
そのため、他の取り外し業者に依頼するか、自分で取り外しを行わなければいけませんので、注意が必要です!
自治体指定の処理場に持ち込む
『自治体が指定する処分場所に持ち込む』という方法もあります。
この場合、車が必須になりますが、リサイクル料金のみの負担で、運搬費なしで処分することができます。
回収よりも安い処分費用ではありますが、取り外し作業や運搬などの手間がかかるので、時間に余裕の無い方にはおすすめできません。
また、エアコンは室外機が約30キロ~40キロ、室内機が約10キロ程度ですので、運搬の際のケガにはご注意ください。
処分手順
- 郵便局で家電リサイクル券を受け取り、記入・支払いをする
メーカー・品番・年式・大きさ、などをメモしてから郵便局に行くとスムーズです。 - 指定の引取り場所を確認し、営業日なども確認する
- 車にエアコンを積み込み、営業時間内に引取り場所へ行く
※ケガにはご注意ください - 処分完了
ご自身で取り外しから運搬までできる場合にはとてもお得な処分方法ではありますが、そうでない場合には、ケガなどの危険もあることは覚えておきましょう!
処理場持ち込みのメリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | × |
料金 | 有料 (リサイクル料金) |
メリット | 運搬費なしなので費用が安い・自治体指定なので安心 |
デメリット | 取り外し作業と運搬は自分で行う必要がある |
おすすめな人 | 自分で取り外しができる方・車をお持ちの方 |
※持ち込む場合は回収依頼と同様、取り外し作業は自分で行うか、業者への依頼が必要です。
買い替える店舗で処分を依頼する
エアコンを新たに購入する予定がある場合には、購入と同時に古いエアコンの引取りを依頼することもできます。
この場合、新しく購入したエアコンの配達と同時に古いエアコンの回収も行ってくれるので、取り外しと取りつけを一度に行うことができます。
もちろん自宅まで来てくれるので、時間や手間もかからず、お忙しい方にもおすすめできる方法です。
処分費用は以下を参考に、購入する予定の店舗に確認してみてください。
一般的な販売店での『リサイクル料金』と『運搬費用』
リサイクル料金 | 収集運搬料 |
990円~2,000円程度 | 1,650円程度 |
※取り外し費用がかかる場合が多いので、事前に店舗に確認しておきましょう!
処分手順
- 売店で新しいエアコンを購入する
- 購入の際に、古いエアコンの処分を依頼する
- 処分費用と運搬費用を確認し、回収日を決める
- 自宅まで回収と設置に来てもらい処分完了
もしお使いのエアコンが壊れてしまい、新しいエアコンを購入するのであれば、効率的な方法なので、ぜひ検討してみてください。
買い替え先店舗での回収メリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | 〇 |
料金 | 有料 (リサイクル料金と運搬費用) |
メリット | 一度に設置と処分両方できるので時短 |
デメリット | 購入せず処分のみだと処分費用が高くなる |
おすすめな人 | エアコンを購入予定の方 |
購入店舗で処分を依頼する
処分したいエアコンの購入店舗が分かる場合には、処分を依頼することもできます。
処分方法は買い替え時と同じになりますが、処分料金が異なるので注意が必要です。
買い替えは購入を前提としているため、サービスで安くしてくれていますが、処分のみの場合は、料金が高くなることがほとんどです。
例:購入と引き取りの依頼の場合
リサイクル料金 990円 + 収集運搬料 1,650円 = 2,640円
例:引き取りのみ
リサイクル料金 990円 + 収集運搬料 5,000円 = 5,990円
上記のように、お店によっては、3,000円程高くなってしまうこともあります。
引き取りのみの処分の際にも、ご利用前に店舗ホームページなどを必ず確認するように心掛けましょう!
持ち込みでの処分の場合は料金が安くなることがあります!
購入先の店舗での回収メリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | 〇 |
料金 | 有料 (リサイクル料金と運搬費用) |
メリット | 安心・簡単 |
デメリット | 運搬費用がかかる |
おすすめな人 | お近くに店舗がある方 |
※取り外し工事費が別途かかる場合もありますのでご注意ください。
リサイクルショップに引き取ってもらう
『リサイクルショップ』で買い取ってもらうという方法もあります。
買い取ってもらえた場合には、処分費用もかからず、逆にお小遣いが手に入ります。
さらに、買取が可能であれば、取り外し作業費もかからないこともあり、お得に処分できます。
しかし、一般的に買取可能なエアコンは、製造から5年以内となっています。
正常に動いていても、製造から5年以上経っているエアコンだとお店側が売るときに難しくなってしまいます。
基本的には買取可能なのは5年以内のエアコンですが、メーカーや機種、さらには人気機種などの場合は、買取をしてくれることもあります。
事前にリサイクルショップへ連絡し、買取可能なエアコンかどうかを聞いてみるといいでしょう。
注意しておきたいのは、自分で取り外してしまうと冷却ガスが漏れてしまうなどの故障の原因になる可能性もあり、買取不可になってしまうケースも考えられます。
買取希望の場合は、自分で取り外すことはなるべく控えましょう!
リサイクルショップのメリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | 〇 |
料金 | 有料 店舗によって異なります |
メリット | 買取もしてくれる・場合によっては取り外し費用がかからない |
デメリット | 買取不可もある |
おすすめな人 | 処分だけでなく売却したい・近所にリサイクルショップがある |
フリマアプリやオークションサイトを活用する
エアコンはサイズも大きいので意外かもしれませんが『フリマアプリ』や『オークションサイト』で売られていることから、一定数の需要があります。
フリマアプリで売却する際は、リサイクルショップなどと異なり自分で値段設定ができるので、買取価格が低くなりすぎるような事はないので、買取価格にがっかりするようなことはありません。
しかし、取り外し作業を自分で行うか、業者に依頼することが必要ですので、依頼する場合には、工事費を考慮して価格設定する必要があります。
また、出品から発送まですべて自分でやらなければいけないので手間や時間がかかり、売れるタイミングも未定なこともあり、すぐに処分したい、簡単に処分したい方にはあまりおすすめできません。
フリマアプリやオークションサイトのメリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | × |
料金 | 自分で取り外す場合は無料 |
メリット | 買取価格が自由 |
デメリット | 出品・発送・取り外しなど手間がかかる |
おすすめな人 | できるだけ高く売却したい |
※自分で取り外す場合には、ガス漏れなど故障の原因になるようなことがないように注意して取り外しましょう!
不用品回収業者へ依頼する
エアコンでの処分でおすすめなのが『不用品回収業者』へ依頼することです。
自治体指定の回収や処理場への持ち込みよりも、処分費用が高くなってしまいますが、取り外しから回収まで連絡一本で行ってくれるので、処分に悩む必要もなく、時間と手間がかかかりません!
不用品回収業者の中には、買取も実施しているところもあるので、売りたい・処分したい、どちらでも依頼することができます。
さらに、他の不用品も同時に処分することができるので、エアコンと一緒に家電・家具・洋服・靴などあらゆる不用品を回収してくれます。
そのため「他の不用品も処分したい」「処分か買取か迷っている」「処分に悩む時間がもったいない」とお考えの方にはおすすめな方法です!
不用品回収を行っている業者の中でも『リユース本舗』なら買取・処分、どちらも実施している上に『取り外し費用』もコミコミでお見積もりいたします!
お見積もり後の追加料金などの発生もないので、安心してご相談ください!
リユース本舗のおすすめポイント!
- 創業43年の安定企業
- 大手企業出身の経験豊富なスタッフが即日で対応
- お見積り後の追加料金はなし!
- キャンセル料・電話相談は無料
- 廃棄物収集運搬許可証取得済み
ぜひ一度、お見積りだけでもお問い合わせください!
不用品回収業者のメリットなど | 詳細 |
ご自宅での回収 | 〇 |
料金 | 有料 (リユース本舗なら追加料金はありません) |
メリット | 時間・手間がかからない / 即日処分できる / 取り外しもしてくれる |
デメリット | 料金がかかる / 悪徳な業者もいる |
おすすめな人 | 手間をかけたくない / 他の不用品も処分したい / 処分方法がわからない |
※不用品回収業者の中には『不法投棄』『作業後の高額請求』など違法な行為を行う悪徳な業者もいます。
依頼する前に必ず、口コミ・評判・許可証の有無を必ず確認するように心掛けましょう!
エアコンの取り外し方法
基本的にエアコンの取り外しは業者に依頼することがおすすめです。
しかし「捨てる、処分するだけ」「少しでも安く捨てたい」とお考えの方も多いでしょう。
そこで、自分で取り外し作業を行いたいという方のために、エアコンの取り外し方法の大まかな流れを簡単にご紹介いたします。
作業の際は、ケガには十分に気を付けて、軍手や脚立など必要なものを用意し、無理のないように行いましょう!
エアコンの取り外し手順
まずは取り外しに必要な道具を用意しましょう!
以下が必要な道具になります。
- ドライバー(プラス・マイナス)
- レンチ (六角・モンキー)
- カッター
- ペンチ
- ビニールテープ
- 脚立
- 軍手
- パテ
大まかな取り外し手順は以下のようになっています。
- エアコンを取り外し運搬するための動線を確保する
- エアコンの下にブルーシートなどを敷く
- 室外機の側面カバーを外す
- 冷却ガスを閉じ込める
- 電源を切りコンセントを抜く
- 冷却ガスで外したバルブを閉める
- 室外機 → 室内機の順番でを取り外す
- 取り外し完了
以上がエアコンを取り外す大まかな流れになりますが、難しいと判断された場合には、無理をせず業者に依頼することがおすすめです。
また以上の手順はあくまで大まかな流れになりますので、実際に取り外し作業をする際は、分かる人に相談するか、業者のホームページなどをご覧ください!
自分で取り外す際の注意事項
取り外し作業自体も脚立に乗ったり、重いものを運ぶ必要があるため注意が必要です。
他にも、エアコンはタイプ別で自分でやらない方がいいタイプもあるので知っておきましょう!
自分で取り外ししない方がいいエアコンのタイプ
- 室外機が屋根の上に設置されているエアコン
- 室外機が家の側面に設置されているエアコン(地面でなく壁に付いている室外機)
- 室外機が天井から吊り下げられた状態にあるエアコン(マンションやアパートなど)
以上のようなタイプのエアコンの場合は、ケガのリスクが高いので、自分でやろうとせずに業者に依頼しましょう!
エアコンの処分に関するトラブルシューティング
エアコンの処分は意外と面倒です。さらにトラブルがあるとスムーズにいかず悩んでしまいますよね。
そこで、トラブルなく処分ができるようにお悩みの解決に役立つ情報をお伝えします!
ぜひ参考にして、正しくスムーズにエアコンを処分しましょう!
室内機だけ処分したい
室内機だけの処分もできます。
自治体が指定する業者での処分(回収・持ち込み)、販売店での処分など様々な方法がありますが、室内機と室外機のセットの処分費用と同じ費用がかかることが多くあります。
事前に自治体や業者のホームページを確認してから処分するといいでしょう!
自分でエアコンの取り外しをしてみたが、うまくいかない
ご自身で取り外す作業は、あくまでも工具の使い方を知っていたり、こういった作業が得意な方におすすめです。
苦手な方や工具の使い方がイマイチという方にはおすすめできませんので、不用品回収業者などの業者に依頼し、安全に処分するようにしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
エアコンの処分方法は意外と多くありますよね。
エアコンの処分方法は、今回ご紹介した7つの方法から状況に合わせて選択することができますが、最も時間と手間がかからない方法は『不用品回収業者』に依頼する方法です。
エアコンの処分はリユース本舗へ
今回紹介した内容から自分の目的や状況に合う処分方法を見つけることは出来ましたか?この記事を読んでもまだ処分方法で悩んでいる方もいるかと思います。そんな人にはリユース本舗を紹介します。
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