年末年始の粗大ゴミの処分は不用品回収業者がオススメ

年末年始が差し掛かる時期にもなると、ほとんどの場合で不用品や粗大ゴミの処分を行うことができなくなってきます。

実際に、自治体の粗大ゴミ収集サービスを利用したくても、回収対応を行ってくれるのは最短でも1月の第2週など、現実的に厳しい状況になってきます。

年末ギリギリのタイミングで申し込む場合に限らず、12月上旬の時点で既に回収対応時期が12月下旬の年末時期になってしまっているなど、実はそもそも粗大ゴミや大型ゴミの処分は厳しい事情があるのです。

そこで今回は、「どうにかして年末までに処分がしたい」「良い方法は無いか？」など、不用品や粗大ゴミの処分にお悩みの方に向けた情報をお届けいたします。

① 妥協して自治体の回収を依頼しない

どちらの自治体でも年末時期の対応は受け付けていない場合がほとんどです。かろうじて一般ゴミの収集が1度残されているかどうかくらいの状況になっているでしょう。

「しょうがない」と年始以降の回収の申し込みを行うことも良い選択ですが、年始を迎えて回収のタイミングとなった際に『申し込んでいるのを忘れてた』となってしまうことも多いため、あまりオススメはできません。

また、この時期は申し込み問い合わせも非常に多いです。そのため、申し込みができたとしても1月の下旬の予定となることも多いため、考えていた計画通りに物事が進みづらく頭を悩ませるだけになりかねません。

それでも自治体に申し込んで粗大ゴミの回収をしてもらいたい場合には、無理をせずに1月中はゴミを保管しておき2月時期に差し掛かるタイミングで申し込みを行った方がスムーズに処分が進められるでしょう。

② 清掃施設に持ち込みを行う

粗大ゴミを清掃施設に持ち込んで処分ができる自治体であれば、年末時期の営業時間内に利用できる最寄りの清掃施設・ゴミ処理施設に粗大ゴミを直接搬入しましょう。

当然ながら、自力での対応が必要となり運搬用車両の準備も必要になります。場合によっては人手が必要となる場合も考えられるため、問題なく対応が可能である場合にはこの方法で処分を進められると良いでしょう。

しかし、年末時期であればいつでも利用できるというわけではなく、ほとんどの自治体の清掃施設は12/29～1/3付近の1週間は営業を停止しています。その為、年末ギリギリの時期の場合には12/27～12/28までに対応しなければなりません。

また、年末時期ともなると同じような目的で粗大ゴミの処分をしようと清掃施設に訪れる人も非常に多いため、混雑から並んで順番を待つことになるなど、予想をして動く必要があるかもしれません。

③ 売却など別の方法を模索する

まだ引き続き使用が可能な家電製品や綺麗な家具など、十分に価値があり売却できそうなものであれば、リサイクルショップを利用して売却をしてしまう方法も良いでしょう。

予め問い合わせを行って出張買取を申し込んでおくことができれば、後は自宅で待機しているだけで良いので楽でしょう。お店によっては、年末の12/29頃まで対応している場合もあるため、意外にも使い勝手も良いかもしれません。

しかし、他の処分方法と同様に年末時期は問い合わせが込み合う可能性が高いです。その為、どうしても早めに買い取って欲しいという場合には、直接製品を持ち込んでしまうことも有効でしょう。

とにかく売却するかたちで不用品を手放すことができれば良いということであれば、買取価格が二束三文であっても良いかもしれません。

④ 廃棄物処理業者を利用して処分する

一般的な廃棄物処理業者の場合、自治体の回収サービス同様に事前の申し込みが必要となる場合がほとんどです。その為、年末の記事にもなると既に受付を終了しており、年始以降の対応となってしまうことが多いです。

しかし、廃棄物処理業者の会社の所在地まで持ち込みをすることができれば処分を受け付けてくれる場合があるため、問い合わせて確認をしてみましょう。業者によっても対応は様々ですが、処分ができる場合も多いです。また、直接持ち込みを行う場合は出張回収費用が掛からないことになるため、処分費用分しか掛からずお得でもあります。

各廃棄物処理業者については自治体ごとに存在する業者の数は限られています。その為、どちらの地域でも同じように対応してもらえるとは限らないため、過度な期待は厳禁です。

⑤ 不用品回収業者を利用する

ここまでの方法で不用品・粗大ゴミの処分方法が見つからなかった場合には、不用品回収業者に問い合わせてみましょう。

不用品回収業者は、お住いのエリアに関係なく多くの業者を利用することができるため、極端に辺鄙な場所に居住されていない限りは対応可能な業者を見つけることが可能でしょう。

こちらも年末時期には問い合わせが殺到していて利用できない場合も多いかもしれません。しかし、そのような場合には、そもそもの料金が高い不用品回収業者に問い合わせてみれば意外に対応してもらえる場合も多そうです。

ポイントとしては、不用品回収業者を利用して粗大ゴミを処分する場合には費用面は考えないことです。「高い費用を支払えば問題なく回収してもらえる」とシンプルに考えてしまうことが得策です。逆に、出費を抑えて処分したいと考えてしまうと、同じような考えの利用者とバッティングしてしまうため、なかなか業者を見つけられずに時間ばかりが過ぎて行ってしまいかねません。

また、業者によっては依頼内容を精査して対応時期を調整している場合も考えられます。例えば、「軽度の回収内容で遠方からの依頼」「中度の回収依頼で近場からの依頼」では、後者の方には『本日回収が可能です』と返答があるかもしれません。その為、このような場合には業者の所在地を重視して問い合わせを行った方が良いです。

とはいえ、年末年始はどこの不用品回収業者も多忙であるため、年末ギリギリで依頼しても対応できる業者は見つからないかもしれません。また、不用品回収業者の多くは24時間365日対応可能と謳っていますが、多くの場合は問い合せ対応のみの受付けで年末年始は休業をしていることが予想されるため、注意しましょう。

まとめ

今回は年末年始時期の粗大ゴミの処分について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか。

意外にも様々な種類の処分方法が活用できることがご理解いただけたでしょう。しかし、一般的には年末年始の時期はどちらの処分方法も利用は出来なくなってしまうものです。

それでも不用品や粗大ゴミの処分を進めたい場合には、一つずつまだ利用可能なサービスが残っているかどうかを確認しながら処分方法を探していくことが重要になるでしょう。概ねどちらの処分方法でも、12/28が最終日となって来ることは覚えておきましょう。

それ以降で不用品の処分が実現できる可能性があるものは「不用品回収業者」しかありません。全国に点在している業者の中には年末年始の時期にも活発に稼働している会社も存在しています。手あたり次第問い合わせるしかないかもしれませんが、諦めずに確認をしてみると良いかもしれません。

先述の通り、提供サービスプランが高額な不用品回収業者の方が依頼を受けてくれる可能性が高くなる可能性もあるので、様々な面を考慮して比較をしながら業者を探してみると良いかもしれません。

不用品回収の業者についての情報は『不用品回収業者の料金を比較！【最新情報】』のページをご覧ください。