倉庫や物置の片付け・処分について
多くのご家庭や企業で活用されている物置や倉庫は、様々な物の保管場所として活用されています。
しかし、掃除用具や工具など使用される機会の多い物が保管されている場合にはそこまで問題はありませんが、雑多に不要な物・使用しない物が溜まっているような状況は多いかもしれません。
特に、物置や倉庫は家の外の屋外に設置されていることもあり、管理が雑になることが多く、どんどん不要な物が溜まって行ってしまう傾向が強いです。そうなると、ただでさえ保管料が多い物置や倉庫については、それ自体の整理や処分も難しくなってきてしまいます。
今回は、そんな物置や倉庫の片付けや処分について詳しく解説をしていきます。
物置や倉庫の片付け依頼も多い
ウェブサイト上にある不用品回収関係の様々なサイトを見ると、特定の不用品・品目に対しての処分情報が多く見られるかと思います。「アレやコレ」と処分や片付けをしたい物が、事前にある程度限定されている場合には、そのものを個別に回収してもらうことができれば処分も完了となることがほとんどでしょう。
しかし、そんな不用品回収関係の対応業者のサービスの多くは、一般の清掃作業や中規模程度の片付け便利屋サービスなどを展開している場合も多いです。部屋のクリーニングやゴミ屋敷の片付けなどの清掃に特化したサービスだけにとどまらず、遺品整理や庭清掃、引っ越し作業などの請負も多いでしょう。
しかし、これらのどちらのサービスに当てはまるか分かりづらい類の依頼も出てきます。その一つに倉庫の片付けがあります。単に倉庫といっても、個人宅の物置もあれば企業の倉庫などもあるでしょう。個人からの依頼の場合は、蔵やガレージなどの片付けの依頼が比較的多いかもしれません。
意外にも多く存在する
首都圏や大都市などの都心部以外の地方や田舎などの地域となると、「大きな倉庫・ガレージがある」「実家に蔵がある」という場合が多くなるでしょう。
土地も広く大きな家屋がある地域と考えると容易に想像がつくのではないでしょうか。農耕・畜産業などを営んできたご家庭などの場合には特に多いでしょう。
綺麗に片付け終わった後も、最終的には取り壊す予定もあるだろうと考えると、大半がゴミとなる場合がほとんどでしょう。片付け作業にこそ時間は掛かりますが、意外に早く作業が終わる場合も多そうです。
倉庫・ガレージや蔵の片付けは意外に単純
これらは実質的に物置と化している場合がほとんどであり、不要な物が山積みになっている場合がほとんどです。
しかし、家屋等に存在するゴミ屋敷と異なる点としては、倉庫・ガレージについては、中身の片付けを終えた後に物置や倉庫自体の解体作業も含む場合が多いことです。
つまり、物置・ガレージ・蔵の中に置かれているものを全て処分して、最終的には外側の倉庫等の箱物も取り壊すことを目的としているでしょう。そのため、とにかく処分品・不用品をまとめて運び出して取り壊すだけで済みます。
また、作業の流れも比較的容易と考えられます。元々が保管場所である故に、その場にゴミをまとめて置き一旦はそのまま保管し続けることもできるでしょう。捨てるタイミングで一気に外に出すことができれば良いだけにもなり、他者に迷惑をかける心配も少ないです。
ここは、ゴミ屋敷の片付け・処分などの場合とは異なり、ゴミを排出し続けて減らさなければならない、急を要する状況とは少し違ってくるでしょう。
倉庫やガレージなどの片付け費用はどのくらい?
片付けは意外に費用が掛る?
処分品・不用品をまとめて運び出すところからの依頼を考えると、作業も重労働となることが考えられます。
その為、排出されるゴミの量に依存した費用が掛ることは避けられません。特に、片付けに「どのくらいの人員が必要か」「どのくらいの時間が掛かるか」「どのくらいの運搬量があるか」に大きく依存します。
ゴミ屋敷清掃の依頼と内容的には同じ系統にもなるため、大雑把に計算すると作業員4~5名で4時間の作業であれば、10~20万円程度が業界の相場となってくるでしょう。蔵や倉庫からの不用品の運び出し作業が丸一日(8時間)掛かったとすれば、それだけで最低でも20~30万円ほどと考えられます。
なぜそんなに高額な費用なのか?
不用品回収業者のプランサービス多くは比較的割高な印象の価格設定と感じられる場合が多いでしょう。しかし、これらのサービスの価格には、運搬用トラックの維持費・保守費・人件費などが転嫁されている場合がほとんどです。
どちらの不用品回収業者も、複数台のトラックを自前で所有しているわけではないと考えられ、レンタル・リースで運用している場合も多いでしょう。これらは、サービス単価が高く競合性の高い業界であることが理由と考えられ、需要の増減の変化に柔軟に対応する必要があるからと考えられます。
トラック1台当たりの1日の維持費が2万円程度と考えると、その日に何台のトラックを活用したかで、おのずと費用感も伺うことができます。後は、当然のことながら作業に当たる人員・スタッフの人件費が掛かります。また、労力が掛かる力仕事でもあるため、人件費も引っ越し屋さんさながらの費用感となってきます。
解体や撤去も合わさっている
中~大規模以上の物置・倉庫の解体までを行う場合、同時に撤去作業も必要となる場合もあるでしょう。
しかし、不用品回収サービスの場合は、依頼に応じて撤去作業自体も含まれているものとして見積もられていることが多く、対応時間に合わせて作業に掛かる費用自体も含めて計算される場合が多いと考えられます。
そのため、撤去に関しても不用品の運び出し対応等と同様に、全体で掛かる時間に応じた金額感となるでしょう。個別に撤去費用のための料金を多く取られる心配はないでしょう。
費用を抑えるためには?
出費・費用を減らすためには、根本的に不用品やゴミの量を減らしておく必要があると考えられます。
業界的には、ほとんどの場合で大きな違いはなく、作業量(時間)に応じた費用が掛る場合が大半となるため、可能であれば事前にゴミを減らしておくことが望ましいでしょう。
依頼前の段階で、数週間前からコツコツと自力でゴミを少しでも片付けておくことができれば理想です。作業量を少しでも減らすことができれば、その分費用も若干抑えられるはずです。
そのため、シンプルに片付けと運び出し作業だけを依頼できるようにした方がスムーズでしょう。
まとめ
今回は、倉庫や物置の片付け・撤去等について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
物置や倉庫の片付けは、手間や労力が掛かる作業だからこそ不用品回収業者や便利業者を利用したいものとなってきます。作業量や時間に応じて費用もかさみますが、どれだけ一度に短時間に終えられるかも重要です。
また、最後に倉庫や物置の撤去まで依頼をするなど、最終的な目的も重要な要素となってきます。自力ではなかなか対応がしづらい作業となるため、業者にまとめて撤去もお願いできると有意義でしょう。
様々な点にメリットがあることを考えて、最適なかたちで業者に依頼することが望ましいでしょう。
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