不用品回収の依頼はいくらかかるのか?
不用品を回収してもらうために業者に依頼をして処分を進める場合、実際にいくらくらいの費用が掛るのかは気になるポイントとなるでしょう。
そのため、これまでに不用品回収業者を利用したことがない人からすると『いくらかかったか?』『相場はどれくらいなのか?』というところが重要になるでしょう。
そこで今回はアイテム・不用品別に例を挙げて費用感を確認していきましょう。皆様がはじめて不用品を処分する際の参考になれば幸いです。まずは一度目を通して雰囲気を確認していきましょう。
品目別の費用感
まずは、各品目の処分を単品で依頼した場合の費用・相場感を確認していきましょう。
不用品回収業者の多くは定額パックプランを採用しています。そのため、これからご紹介する内容はあくまでも1品あたりの相場感であり、1品ごとの依頼が可能となるものではありませんのでご注意ください。
① 小・中型の電化製品
主に、片手で取り扱えるような物や両手で容易に持ち運びできるような小型家電が該当してきます。電化製品の中でも小型の部類に当てはまる品目については、1品あたり500円程度の費用感となってきます。
不用品回収業者での回収の際は、特に運搬や運び出しが難しい物ではないため、一般的な不用品として扱われます。
電子レンジやストーブ(ヒーター)、プリンターなどの中型の家電についても、多少の運び出しの労力は掛かるものの扱いとしては小型家電と同じ部類となってきます。1品あたり800~1,000円程度の費用感となってきます。
中型の家電を複数同時に回収依頼する場合には、回収量の限度に達してしまう可能性があるものの、そこまで大きさや重量も無いため、あくまでも1品というところに収まるでしょう。
② 大型の家電製品
大型の家電については、そもそも一般的な不用品と異なり扱いが変わってきます。該当する品目もテレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)・エアコンなどとなるでしょう。
ご存じの方がほとんどと考えられますが、これらは家電リサイクル法に該当する品目となります。その為、自力で処分をしようとした場合にも、ある程度費用が掛ることは理解ができるでしょう。
大型家電に関しては処分を希望する物の状態によっても扱いや価値が異なってきます。その為、不用品回収業者も工夫して処分行うことが考えられますが、費用感については自力で処分を行った場合と大きな差はありません。
「テレビ」で5,000~6000円程度、「冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)」で6,000~8,000円程度が相場感となってきます。「エアコン」に関しては取り外し作業費等も発生する可能性があるため、10,000~16,000円程度掛かる場合もあるでしょう。
しかし、明らかに廃棄を行うしかないような物や型式の古い製品の場合には、シンプルに処分の対応が必要となるため、どちらの品目であっても8,000円程度は掛かると認識しておいた方が良いでしょう。
相場感としては、1品分のみの処分であっても各不用品回収業者が提供している8,000~12,000円程度のプランを利用する必要があるため、どうしても費用感は高くなりがちです。
③ 小・中型の家具
1人で持ち運びが可能な範囲の家具1点程度であれば、処分費用の相場は1,500円程度となるでしょう。
処分したい家具によっても扱いが異なりますが、それなりの大きさ・重量が伴うため、品目によっては1品だけでも回収プランの限度に達しやすくなる可能性があるため注意が必要です。
しかし、一般的な棚・ラック等の家具だけであれば容易に回収してもらうことが可能であるため、そこまで懸念する必要もないでしょう。小さな棚やカラーボックス程度であれば、一度にまとめて回収してもらうことが可能です。
④ 大型の家具
ソファー・テーブル・ベッド・マットレスなどのご家庭内でも規模の大きな家具となる場合には、1品あたり8,000~12,000円程度が掛かります。
処分したい家具の大きさや重量などが重要なポイントとなり、作業量や労力・人手などの影響を受けてしまいます。物によっては解体等を含む運び出しが必要にもなるでしょう。
相場感としては、1品分のみの処分であっても各不用品回収業者が提供している8,000~15,000円程度のプランを利用する必要があるため、どうしても費用感は高くなりがちです。
また、勘違いしがちなこととして不用品回収業者が提供する最低額の定額プランで処分回収を期待してしまうことです。回収品の大きさや重量・労力などを考慮すると、利用できるプランは限られます。その為、やや高いプランとなることは頭に入れておきましょう。
⑤ パソコン製品等
パソコン製品やPC周辺機器(モニター)などは、一般的な家電等の不用品とそこまで大きな違いがない物となりますが、製品とその状態によっては比較的高い費用感となる場合が考えられます。
家電リサイクル製品と同様に、パソコン等(一部周辺機器)の製品を自力で処分する場合には、専用のリサイクル回収処分を行う必要があります。そのため、基本的には処分費用は高くなる印象があるでしょう。
こちらも処分を希望する物の状態によっては扱いや価値が異なってきます。その為、不用品回収業者も工夫して処分行うことが考えられるため、費用感については自力で処分を行った場合と大きな差はありません。
パソコン本体やモニター等の周辺機器を単品または一式まとめて処分を依頼する場合でも、8,000円程度の相場感となってくるでしょう。
⑥ その他の不用品(小型)
家電・家具以外の不用品に関しては、大きさが伴わなければ回収品としては一般的な回収依頼品1点分として扱われるだけとなるため、1品あたり500~1,000円程度の費用感となってきます。
消火器・ダンベル・バッテリー・廃油など様々な物が該当すると考えられますが、基本的に処分にリサイクル費用等が関わらない物である場合には、特に難しく考える必要はありません。
しかし、自力で処分をする場合にも費用が掛ってくるような特殊な品目がある場合には、1点分あたり2,500円程度の費用感で計算される可能性もあるため、定額パックプランの回収点数に制限が設けられてしまう場合もあります。
⑦ その他の不用品(大型)
これらに該当する品目は、一般的な不用品とは異なる特殊なものとなる場合が多いでしょう。例としては、ランニングマシーン・マッサージチェア・金庫・ピアノなど、大きさも重量もある品目が該当してきます。
自力で処分を進める場合にも、どの道いずれかの手段で比較的高額な処分費用が掛かるものとなるため、処分費用は高くなると考えられます。また、費用感は回収希望品によっても大きく異なるため、2~3万円もしくはそれ以上の費用となる場合も考えられます。
しかし、運び出しと回収処分を同時に行って貰えるため、利便性は非常に高く結果的に手間が省けて効率は良いものと考えられます。どうにかして処分を行わなければならない物と考えてしまうと、結果的には安上がりかもしれません。
費用感の一覧
上記で解説をした内容の費用感を一覧で確認してみましょう。
品目の種類 | 費用感 |
① 小・中型の電化製品 | 800円程度 |
② 大型の家電製品 | 6,000~8,000円程度 |
③ 小・中型の家具 | 1,500円程度 |
④ 大型の家具 | 8,000~12,000円程度 |
⑤ パソコン製品等 | 8,000円程度 |
⑥ その他の不用品(小型) | 500~2,500円程度 |
⑦ その他の不用品(大型) | 20,000~30,000円程度 |
上記も見てもらうと分かる通り、①・③・⑥のような小型の不用品に該当する品目を組み合わせて依頼を行う場合には、全て合わせても5,000~6,000円程度の定額プランの中に納まるものと考えられます。
しかし、②・④・⑤・⑦といった大型の不用品や特殊な品目の処分を行う場合には、処分品単品でもある程度の費用となってきてしまいます。こうなってしまうと、結果的に回収品が数点であってもそれに合わせた金額の定額プランを利用するしかありません。
不用品1品あたりの相場感は安くてもまとめて処分をするとなると、費用はどうしても高くなっていってしまうかたちであるため、不用品を1つずつ処分する意識を持った方が良いかもしれません。
まとめ
今回は、『不用品の処分をする場合に費用がいくらくらいかかったか』の疑問について、解説致しました。
不用品回収業者の多くは定額パックプランサービスを採用しています。その為、各定額プランで打ち出されている費用をどうしても意識しがちなものとなりますが、あくまでも、それは一般的な小型の不用品(粗大ゴミ)などの回収がベースとなっています。
根本的には例外品や大型品それぞれで掛かる費用が概ね定まっている傾向もあるため、その点を意識しつつ最終的な処分依頼費用を予測できると良いかもしれません。
不用品回収業者自体も工夫をして処分を進められるようにプラン自体も設定されているものと考えられますが、公式サイトなどに掲載されている情報とは異なり、実際に問い合わせて見積もりをしてもらうと費用が下がる場合もあるため、積極的に確認をしてみると良さそうです。
特に、家電や家具などは回収品の状態によっては買取となる場合もあります。業者によってはリサイクル・リユースなどの活用事情もあるため、更に費用が抑えられる状況もあるでしょう。
依頼当日に実際の回収対応の際に費用感が変化する場合も多いため、そこまで負担を感じなくても良いかもしれません。
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!
不用品回収の業者についての情報は『不用品回収業者の料金を比較!【最新情報】』のページをご覧ください。