
横浜市の詳細や特徴
神奈川県横浜市は、県内の中でも最も人口の多い地域となり、約380万人の人々が暮らす地域となっています。
当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、横浜市は人口に比例して非常に多い地域と考えられます。
そんな横浜市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。
数値から見る横浜市の情報
単に人口が多い印象の強い横浜市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。
今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。
人口や世帯数
横浜市(約380万人)は、神奈川県内に存在する33地域の自治体の中でも最も多くの人口を誇る都市です。
人口の割合は「県内全域の19.5%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、川崎市の約77万人(相模原市 約35万人)となり、横浜市よりも5割以上も少ない状況となっています。
そのため、神奈川県内から排出されるゴミの5個の内の1つは横浜市のゴミと考えることが出来るかもしれません。それだけ横浜市の占める割合は大きいことが伺えます。
人口密度
横浜市の人口密度は1km²あたり0.86万人となっています。
神奈川県内でも最も人口の多い横浜市は人口密度も高いだろうと想像されますが、県内全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.3万人となることから、やはり人口密度は高い部類となります。また、人口密度順で見ると県内では3番目となっています。
これらのことから、人口こそ多いものの土地的には余裕がある地域と判断することが出来るでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されており、ゴミや不用品の蓄積度合いも多くなってくるかもしれません。
世帯数
横浜市の世帯数は約180万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.09人となっています。神奈川県内では、比較的少ない部類となり、下から4番目に多い値となっています。
その為、人口こそ多いものの世帯数の割合は48%と少ない傾向となるため、世帯単位から出るゴミの量としては少ない部類になると考えられます。
ちなみに、箱根町は世帯数の割合が高く59%となっています。そのため、人口に対しての世帯数の割合が多くなるため、ゴミの排出される機会も多くなると考えられます。
このように自治体や地域によっても違いはありますが、横浜市については世帯割合が低い傾向があり、ゴミの排出機会は低い部類となるでしょう。
隣県の自治体との差
横浜市に近い地域では、お隣の川崎市があります。横浜市よりも面積も狭くや人口も少ない環境です。
横浜市の人口と比べると、「川崎市は約155万人で0.4倍」と圧倒的な多さです。しかし、地域の人口密度を比べると、「川崎市は50%」となり横浜市の方が余裕があります。
大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。
そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、横浜市よりも人口密度の高い川崎市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量の印象は比較的多く、ゴミ収集の対応負荷はやや高くなる状況と考えられるでしょう。
世帯数比で考えると、川崎市(約77万世帯)となり、おおよそ0.4倍です。そして、人口密度を横浜市比で換算すると川崎市は1.25倍となります。その為、世帯数比(0.4倍) × 人口密度比(1.25) = 0.5 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、2つの地域には2倍の違いがあることが分かります。
ゴミ処理の規模感
神奈川県内で比較的人口密度が高い大和市については、横浜市と同等の過密さとなっています。人口こそ多くはありませんが、1k㎡あたりで見ると横浜市に比べてゴミの排出比率はそこまでない違いは無いでしょう。
また、川崎市と比べると人口&面積がおおむね3倍となるため、人口密度にはそこまでの違いがありません。地域ごとの規模を考慮したとして、川崎市に比べて横浜市のゴミ処理能力が3倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。
規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。
世帯数比で考えると、横浜市(約180万世帯)、大和市(約11.5万世帯)となり、おおよそ0.06倍です。そして、人口密度を横浜市比で換算すると大和市は1.04倍となります。その為、世帯数比(0.06倍) × 人口密度比(1.04) = 0.067 となり、自治体のゴミ排出量と広さ面積とで考えた場合には、15倍の違いがあることが分かります。
神奈川県内での位置付け
各項目【横浜市】 | 詳細情報 | 平均値 | MAX / MIN |
面積 | 437.5㎢ (1位) | 73.2㎢ | 437.5㎢ / 6.6㎢ |
人口 | 376万人 (1位) | 27.9万人 | 376万人 / 0.29万人 |
世帯数 | 180万世帯 (1位) | 13.2万世帯 | 180万世帯 / 0.11万世帯 |
世帯人数 | 2.09人 (30位) | 2.25人 | 2.60人 / 1.70人 |
人口密度(1㎢) | 0.86万人 (3位) | 0.31万人 | 1.08万人 / 0.004万人 |
横浜市に関しては、多くの項目で上位に位置する状況となり、人口が非常に多い部類の地域となっています。また、1㎢あたりの人口密度をみると過度に過密な環境ではありません。東京都23区地域の自治体に比べても0.5倍程度です。その為、今後も人口が増えていく可能性が高い地域と考えられ、ゴミ処理事情についても課題が多いかもしれません。
※上記は神奈川県内の地域を対象とした比較データとなっています。
まとめ
横浜市のように人口や面積の規模も大きな自治体は、それだけ多くのゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。
神奈川県内の粗大ゴミ処理手数料は概ね標準的な金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。
どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。
また、神奈川県内では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。
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