地域の特徴や詳細について【茅ヶ崎市】

地域の特徴や詳細について【茅ヶ崎市】

神奈川県茅ヶ崎市は、神奈川県内の中でも中規模の地域となり、約24.5万人の人々が暮らす地域となっています。

当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、茅ヶ崎市は人口に比例して多い地域と考えられます。

そんな茅ヶ崎市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。

数値から見る茅ヶ崎市の情報

単に人口が多い印象の強い茅ヶ崎市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。

今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。

人口や世帯数

茅ヶ崎市(約24.8万人)は、神奈川県内に存在する33地域の自治体の中でも7番目に人口の多い都市です。

人口の割合は「県内全域の2.66%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、大和市の約24.3万人となり、0.9%ほど少ない状況となっています。

そのため、神奈川県内から排出されるゴミの40個の内の1つ程度は茅ヶ崎市のゴミと考えることが出来るかもしれません。全体を見ると茅ヶ崎市の占める割合は非常に大きいことが伺えます。

人口密度

茅ヶ崎市の人口密度は1km²あたり0.68万人となっています。

神奈川県内でも7番目に人口の多い茅ヶ崎市は人口密度も高くなると想像しがちですが、神奈川県全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.31万人となることから、人口密度は標準よりも高いです。また、人口密度順で見ると県内では5番目となっています。

これらのことから、人口は多いものの土地的にはそこまで余裕がない地域と判断することができるでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されづらい傾向があると考えられるため、ゴミや不用品の蓄積度合いは少なくなってくるかもしれません。

世帯数

茅ヶ崎市の世帯数は約10.7万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.29人となっています。神奈川県内では、二宮町の2.29人に次いで13番目に多い値となっています。

茅ヶ崎市については人口がそこまで多くない印象が強いですが、世帯割合は44%と標準的以下となる傾向があり、ゴミの排出機会は平均的よりやや少ないな部類となるでしょう。

ちなみに、川崎市の世帯数の割合については50%となっています。そのため、人口に対しての世帯数の割合が多くなるため、ゴミの排出される機会は多くなると考えられます。

近隣の自治体との差

茅ヶ崎市に近い地域では、同じ県内に鎌倉市があります。こちらは茅ヶ崎市と同様に面積が広い環境です。

茅ヶ崎市の人口と比べると、「鎌倉市は約17.1万人で約69.6%」となるためやや少ないです。また、地域の人口密度を茅ヶ崎市と比べると、「鎌倉市は約62.6%」とこちらも少ない状況です。

大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。

そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、茅ヶ崎市と人口密度の差も大きい鎌倉市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量も少なく、ゴミ収集の対応負荷は低い状況と考えられるでしょう。

ゴミ処理の規模感

神奈川県内で比較的人口密度が標準的な茅ヶ崎市については、藤沢市と同等の過密さとなっています。人口こそ少なくなりますが、1k㎡あたりで見ると藤沢市に比べるとややゴミが少なくなると考えられるでしょう。

また、藤沢市と比べると人口は0.55倍、面積は0.51倍ほどの違いがあります。地域ごとの規模を考慮したとして、藤沢市に比べて茅ヶ崎市のゴミ処理能力が2倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。

規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。

神奈川県内での位置付け

各項目【茅ヶ崎市】	詳細情報	平均値	MAX / MIN
面積	35.7㎢ (18位)	73.2㎢	437㎢ / 6.6㎢
人口	24.5万人 (7位)	27.9万人	376万人 / 0.3万人
世帯数	10.7万世帯 (8位)	13.1万世帯	179万世帯 / 0.1万世帯
世帯人数	2.29人 (13位)	2.25人	2.60人 / 1.70人
人口密度(1㎢)	0.68万人 (5位)	0.31万人	1.08万人 / 0.004万人

茅ヶ崎市に関しては、多くの項目で上位近辺に位置する状況となり、人口が多い地域となっています。また、1㎢あたりの人口密度をみると多少は余裕がある環境でもあります。その為、今後も人口が増えていく可能性はある地域と考えられますが、ゴミ処理事情については課題が多いかもしれません。

人口数に対して世帯数の割合は低くなり、人口密度は標準的で世帯人数はそれなりに多い状況から考えると、大部分が3～4人以上のファミリー層であることが伺えますが、同時に単身者世帯も多いものと考えられます。

※上記は神奈川県全域の地域を対象とした比較データとなっています。

茅ヶ崎市は過密な地域なの？

1㎢あたりの人口密度が0.68万人と言われてもあまりパッとしない場合が多いかもしれません。これは500㎡あたり3.4人、100㎡あたり0.68人となる状況です。

平均値となる横須賀市では、500㎡あたり1.85人、100㎡あたり0.37人となることから、一般的・標準的な地域と比べても密度は2倍程度であることが分かります。

茅ヶ崎市については、県内主要都市から若干離れた位置となる事情もありますが、人口は非常に多い地域となっています。また、面積に対しての人口の割合は周辺自治体と比べるとやや高くなる状況です。

まとめ

茅ヶ崎市のように人口が多く面積が狭い部類の自治体は、それだけ局地的にゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。

神奈川県の粗大ゴミ処理手数料は概ね統一された金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。

どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。

また、神奈川県では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。

茅ヶ崎市エリアの情報については『茅ヶ崎市｜不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。