不用品の回収は早朝や深夜の対応が人気?
一般ゴミや粗大ゴミを処分する場合、ほとんどの自治体では朝の8~9時の時間帯にゴミを排出するようにとルールが定められています。
世間一般的に多くの人が対応可能な時間帯であると考えられますが、あまり現実的ではない面も感じさせられることが多いのではないでしょうか。
当たり前ではありますが、全ての人がその時間帯に万全の態勢でゴミを排出できるわけでもないため、実際にはやや無理な面もあるだろうと考えられます。
一般ゴミであれば平日、粗大ゴミとなれば指定された日などになってしまう場合も多いです。人によっては明らかに都合が合わない場合も出てくるものです。
そのような場合に重宝されるのが不用品回収業者を利用して不用品を処分することでしょう。日時を指定して利用することが出来る面は最大のメリットといっても過言ではありません。
今回はそんな不用品回収業者の回収対応の時間帯について解説をしていきたいと思います。
自治体収集は時間が限られ過ぎている
朝の8~9時という時間は多くの方が仕事に出かけている時間でしょう。早い人であれば既に働き始めている時間帯でもあります。
そうなると、あらかじめ逆算をして家を出る1時間前くらいに合わせてゴミを排出しておくという人も少なくはないでしょう。
一般ゴミの場合であれば、事前にゴミ収集場所・ゴミ集積所に出しておくこともできますし、マンション等の居住地のゴミ保管場所に置いておくこともできるでしょう。
しかし、原則としてゴミを排出して良い時間帯は収集予定時刻の30分前くらいからという暗黙のルールがあるため、前日の時点で早めにゴミを出しておくということは基本的にNGな行為になってしまいます。
なぜ事前排出ができないのか?
これには大きな理由が3つあると考えられます。
まず、環境面の問題があるでしょう。ある程度早い時間帯から排出ができてしまった場合、歩道や路上に面した場所では不都合が起きてしまう可能性が考えられます。1世帯から出るゴミが1袋分であったとしても、地域住民や居住者の数だけゴミは多くなることが予想されるため、実際に排出スペースも必要となるためです。
次に、外的な要因が考えられます。ゴミの中には野良犬・鳥などの動物に好まれる物も含まれている可能性があります。その為、ゴミを荒らされるなどの懸念もあるため、出来るだけ排出から回収までの時間帯を限定しておく必要もあるものと考えられます。
その他、数日前から排出行うことも問題があります。事前にゴミ収集の予定日まで余裕をもってゴミ集積所・ゴミ収集場所に出しておくことが出来てしまうと、地域住民以外の誰でも自由にゴミを放置されてしまう可能性があります。もちろん、時間が経つにつれて害虫や野生動物などが集まるなどの要因も出てきてしまいます。
このような事情から、ゴミを排出できる時間帯は限られてしまうと考えられます。
粗大ゴミの場合も同じ
粗大ゴミの場合には、環境面に与える影響が非常に大きいです。一般ゴミとは異なり、ある程度の大きなゴミを歩道や路上に面した場所に排出しなければならないため、交通の面などでの不都合が起きやすいです。
粗大ゴミは様々な物が該当しますが、扱い方を間違えると大きな怪我に繋がる物も多いです。また、排出したものを無断で持って帰られてしまうなどのトラブルも起こり得ます。これらの事情も踏まえて、粗大ゴミも同様に時間の指定がされているものと考えられます。
しかし、考えてもらうと分かる通り、2人がかりで運び出さなければならないゴミを朝方の早い時間に搬出する作業は簡単には行えません。こういった面を考えると、限られた時間帯に粗大ゴミを捨てるというのは難しい面もあるのです。
また、もしも排出した粗大ゴミが回収されなかった場合には、そのまま大きな粗大ゴミが放置され続けてしまうことにも繋がるため、著しい問題にも繋がってしまいます。そういう意味でも出して置ければ済むということにもならずやや懸念される面もあるのです。
処分対応が好まれる時間帯
ここまでの話の通り、朝方の早い時間に限定されるかたちでのゴミの処分には都合が悪い場合も考えられます。
これらの時間帯以外ではどの時間帯が好まれるのでしょうか?それには日々の生活のスケジュールも大きく影響されるでしょう。
余裕のあるタイミング
まず、不用品を処分する曜日に関しては比較的時間に余裕がある曜日が好まれるでしょう。平日に感しては多くの方が働いているため、当然ながら適してはいません。その為、どうしても土日が好まれる傾向にあるでしょう。
そうなると、処分の希望や申し込みが土日に集中してしまうことも考えられるため、混雑が予想されます。これを回避しようとすると、平日に休みを取ったり祝日に申し込みを行うなど対応可能な日取りを確保しなければなりません。
次に、時間帯はどうでしょうか。曜日と同様に平日の日中は対応が難しいでしょう。土日や祝日であればどのような時間帯でも概ね問題なさそうですが、予定を潰して対応をしなければなりません。
そうなると、予定があり忙しい時間帯を除いてしまえば比較的好まれる傾向があるでしょう。
余暇時間が好まれる
多くの方が日々の生活なのかで役所や銀行などに行かなければならない場合があるでしょう。この場合、平日日中などの限られたタイミングでしか利用できない場合には、「もう少し早く(遅くまで)やっていて欲しい」と思ってしまうものです。
不用品の処分に関してもこれと同じです。仕事に出て帰って来る時間帯以外で利用することができれば多くの方が効率よく処分を行うことが出来るでしょう。単身者の場合には打ってつけでしょう。
これらの問題を回避する為に不用品回収業者では2つのサービスを展開している場合があります。それが、「早朝・深夜対応」「立ち合いなし回収」です。
早朝・深夜対応に関しては、日中の忙しい時間帯を避けて利用することができます。立ち合いなし回収については、事前に申し込みを行い、指定された日時に家の玄関先や軒先に不用品を排出しておくだけで回収を行ってもらえます。
このように、不用品回収業者によっては利用をしやすいサービスを提供している場合があります。
どの時間帯が最適?
朝8~夜19時以外の時間帯で利用することを考えた場合、19時~22時の時間帯に人気があると考えられます。
先述の通り、朝の早い時間帯となると早めに処分依頼の準備などを行う必要があったり、仕事の準備をしなければならないなど都合も悪いでしょう。特に、回収に来てくれる時間が遅れてしまった場合には仕事に遅刻してしまう可能性もあるため、バタつくなど都合も合悪いでしょう。
夜の時間帯については、余裕をもって帰宅をして自宅で待機をしておけるため都合も良いでしょう。この時間帯は多くの方が、家にいてのんびり過ごしていることがほとんどであるため、需要も非常に高いだろうと予想されます。
また、深夜帯にも利用できる不用品回収業者も存在しています。20頃までに帰宅することができるような一般的なお仕事とは異なり、午後の時間帯を中心に勤務をする方もいるでしょう。このような人の場合には大助かりでしょう。
深夜帯に働く人の場合には、就寝をする日中に頑張って起きておくことができれば曜日を問わず処分が進められやすい物でしょう。
早朝・深夜の対応ができる業者はごく一部
多くの不用品回収業者は日中の10~19時の時間帯を中心に営業をしています。その為、早朝や深夜まで対応してくれる業者はそこまで多くはありません。
業者側も一般的に需要が高い時間帯に合わせて営業をしている一企業に過ぎないため、なかなか都合の良い業者はいないかもしれません。また、多くの不用品回収業者は定額プランを採用しているため、時間帯によって料金を変動させることが難しい面も影響しているでしょう。
さらに、回収した不用品をどうするかという問題もあると考えられます。例えば、回収した不用品の多くをその日の内に処理に回すという対応を行っているとした場合には、世間が休んでいる時間帯に活動していることにより不用品やゴミが一時的に多く溜まってしまいます。
不用品回収業者の多くは、不用品を溜め込んでおける一時保管場所に限度があります。その為、回収した不用品がリユースできたり売却できるものとなる場合には、直ぐに売却の対応が進められなければ広大な保管場所が必要になってしまうでしょう。
このような事情から、設備面等の上でも余裕をもって営業活動を行える業者でなければ実現することは難しい場合が多そうです。
利用が出来たとしても割高
先述の通り、早朝や深夜の時間帯に利用することが出来る不用品回収業者については、そもそも提供するサービスプランを高く設定している場合が考えられます。
これは業者側の事情も関係してくるかもしれませんが、深夜帯に活動をしていることにより人件費などの面で提供サービスプランが高くならざるを得ない場合が多いからかもしれません。
そのため、業界的に最安値となる5,000円台のサービスプランであったとしても、早朝や深夜対応となる場合には7,000円台になってしまうだろうと考えられます。
しかし、痒い所に手が届くような嬉しい対応であることに変わりはないため、なかなか不用品の処分が解決できなかった場合には、非常に都合の良いサービスとなることは間違いないでしょう。
まとめ
今回は、不用品の回収に人気のある時間帯などについて解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
一般的なゴミ・粗大ゴミなどについては、自治体から提供をされているゴミ収集サービスを通常通りに活用できれば何も都合の悪いことは起きません。
しかし、予定や都合が合わせずらいものが粗大ゴミや不用品の処分です。自力で時間を作れなければいつまでたっても問題が解決しないことがほとんどです。その都合の悪さを解消するために需要があるのが不用品回収業者となるわけですが、それ自体を利用することも難しい場合もあります。
早朝・深夜の時間帯にも活動している不用品回収業者がありありますので、根本的に処分が進められない難しい状況にも対処することが可能となっているでしょう。
料金こそ少し高くなってしまう場合が考えられますが、どうしても不用品の処分を進めたいという場合にはおすすめです。
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