珪藻土マットの捨て方8選!無料の処分方法をご紹介
『珪藻土マットの捨て方・処分方法について困っていませんか?』
珪藻土マットは吸水性に優れており、水回りで使用する日用品として多くのご家庭で使用されているアイテムです。耐久性も高く壊れるといったことは滅多にないため、非常に長持ちをする製品です。
しかし、汚れが目立つようになってきたり、劣化により吸水性能が落ちてきたりと、いつかは処分しなければいけない時がやってきます。
珪藻土マットの多くは、堅い板状の製品です。そのため、性能が低下して満足に使用できなくなった場合には、割と処分に困る大きな不要物となることが多いでしょう。
そこで、当記事では珪藻土マットの捨て方・処分方法を8つご紹介いたします。こちらの記事を最後まで読んでいただければ、あなたの条件に合った珪藻土マットの捨て方・処分方法が見つかります。
【この記事でわかること】 |
① 珪藻土マットを処分するときの注意事項 |
② 珪藻土マットの正しい捨て方 |
③ 処分に関するトラブルシューティング |
珪藻土マットってどんなもの?
珪藻土マットは、一見すると頑丈な石膏ボードのような見た目で重さもあるものです。しかし、実際には板の中身がやや特殊な状態となっており、水を吸収しやすい構造となっています。
分かりやすく表現をすると、目の細かい堅いスポンジのような造りとなっており、細かく水を吸着し溜め込むことが可能な状態となっています。
なぜ吸水力が落ちるの?
先述の通り、洗い物等に使用するスポンジ製品のようなものであれば、中身に含ませた水分を絞り出し洗浄することができます。
しかし、珪藻土製品については、水を吸着して自然蒸発させることしかできません。その為、内部に吸着してしまった埃やゴミなどを取り出すことができず、目が詰まってしまうことで吸水力が落ちてしまいます。
メンテナンスはやや不向き
珪藻土マットに付着する細かなゴミに関しては、基本的には非常に細かい粒子です。その為、珪藻土マットの表面に付着するゴミに関しては叩き落とすことなどができますが、内部に付着したゴミについては完全に取り出すことはできません。
そのため、粒子状のゴミで目が詰まりきってしまうと、ただの石膏ボードのようになってしまい、回復させることは難しくなってしまいます。こうなってしまえば、ゴミとして処分をするしかなくなってしまうでしょう。
珪藻土マットを処分する時の注意事項
まずは珪藻土マットを処分する上で知っておくべきポイントや注意点をご紹介します。
スムーズに処分を進めるためにも一度確認をしておきましょう。
使用されている素材の確認をする
一時期ニュースでも騒がれていましたが、珪藻土マットには「アスベスト(石綿)」が含まれている可能性があります。
アスベストは健康に悪影響を及ぼすものであるため、現在では使用に制限が掛かっています。そのため、販売されている珪藻土マットのほとんどがアスベストを使用していないものとなっています。しかし、アスベストが含まれている可能性はゼロではないため、 購入時をする際には素材表記や取扱説明書を事前に確認しておくと安心です。
もしも、お持ちの珪藻土マットにアスベストが含まれていた場合には自治体のゴミ収集を利用して処分することができません。これは、通常のゴミ処理方法で処分されてしまうとアスベストが飛散するなどの健康被害が拡大する恐れがあるためです。
アスベストを含む製品に関しては販売元店舗やメーカーがリコールを行っていることが多いため、問い合わせて処分について相談してみることが必要となります。
何ゴミに分別されるのか確認をする
珪藻土マットについては一般的に陶磁器製品に分類され、「不燃ゴミ」として自治体の一般ゴミ取集で捨てることができます。また、各自治体の粗大ゴミの規定サイズに当てはまる場合には、粗大ゴミでの処分することが可能です
ただし、サイズや分別のルールは地域により異なる場合があるため、捨てる前に一度お住いの自治体のゴミ分別ルールを確認しておきましょう。
先述にて、「アスベストを含む珪藻土マットについては一般ゴミとして捨てることができない」とお伝えしましたが、アスベストが使用されていない珪藻土マットであれば自治体の回収するゴミとして問題なく捨てることが可能です。
※使用されている素材が不明瞭な場合には、自治体に相談を行ったうえで不燃・粗大ゴミ等で処分を進める形となることがほとんどです。その為、明確に問題がある場合を除き、自治体での処分を利用することになるでしょう。
処分の際はそのまま排出する
花瓶やお皿などの他の陶磁器類と同じように、指定収集ゴミ袋などに入れて、そのままの状態で捨てるように心がけましょう。
比較的大きなものでもあるため、あらかじめ割っておいて小さくするなどの対処も可能と考えられますが、先述の通り健康被害を伴う危険性もあるため、手を加えずに排出した方が良いでしょう。
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!
珪藻土マットの捨て方8選
ここからは、珪藻土マットの捨て方・処分方法について8種類をご紹介します。
【珪藻土マットの捨て方】 |
① 不燃ゴミとして自治体で処分する |
② 粗大ゴミとして自治体で処分する |
③ 販売店・メーカーに引き取ってもらう |
④ 買い替え時に回収してもらう |
⑤ リサイクルショップで売却する |
⑥フリマアプリやネットオークションで売却する |
⑦ 友人など身近な人に譲る |
⑧ 不用品回収業者に依頼して回収してもらう |
それぞれの処分方法ごとに特徴がありますので、ご自身の条件に合った処分方法を選んでいきましょう。
① 不燃ゴミとして自治体で処分する
自治体の粗大ゴミの規定(30cm以上など)に当てはまらない小さめの珪藻土マットであれば、自治体のゴミ回収を利用して捨てることができます。一般的には「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」として分別されることとなります。
他のゴミと一緒に袋に入れてゴミ集積所に出すだけで処分ができるため、とても手軽な方法となります。
ただし、珪藻土マットの形状によっては四隅が鋭角な場合がありますので、ゴミ袋が破れてしまわないように気を付けましょう。
※こちらの方法は、アスベストを含む製品の処分には利用することが出来ません。
② 粗大ゴミとして自治体で処分する
自治体の粗大ゴミの規定に該当する大きな珪藻土マットの場合は、粗大ゴミ回収を利用することで処分が可能です。
粗大ゴミは有料回収となります。自治体により処理手数料は異なりますが、費用は概ね300〜900円ほどです。
また、個別回収を利用するためには事前に予約が必要となります。混雑時は予約をしても1ヶ月先の回収となってしまうこともありますので、予約は後回しにせずに時間ができたタイミングで早めに行っておくことをお勧めします。
※こちらの方法は、アスベストを含む製品の処分には利用することが出来ません。
③ 販売店・メーカーに引き取ってもらう
珪藻土マット製品は、通常であれば購入者自身により一般ゴミ収集を利用して処分を行う必要があります。
しかし、珪藻土マットを製造しているメーカーや販売している店舗では、無料での回収を行っている場合があります。これらについては、アスベストを含んでいる可能性のある製品への回収サポートが行われているためです。
処分予定の珪藻土マットにアスベストが含まれているかどうか分からないという場合は、取扱説明書を確認するかメーカーに直接問い合わせて相談をしてみることをお勧めします。
④ 買い替え時に回収してもらう
ホームセンターでは不用品の無料引き取りを行っている場合があります。こちらは新しい製品を購入する際に利用できるサービスです。店舗によっては珪藻土マットの買い替え時に利用できる場合があるでしょう。
この方法を利用することで、不要な珪藻土マットを処分するのと同時に新しい珪藻土マットを手に入れることができるため手間が掛かりません。
しかし、どちらの店舗でも回収を行っているわけではないため、買い替えを検討している店舗に引き取りサービスの有無を尋ねてみましょう。サービスの詳細や手続き方法については店舗ごとに異なるため、店舗スタッフと相談しておくと安心です。
※ただし、一般的には日用品類の製品となるため、買い替え等の対象品とはならないことが多いでしょう。
⑤ リサイクルショップで売却する
未使用品などの状態の良い珪藻土マットであれば、リサイクルショップで売却するという方法もあります。不要な珪藻土マットをお金に換えることができるためメリットの大きい方法です。
まず、売却する際は商品の状態を確認しましょう。汚れていたり、傷が目立つ場合には売却できない可能性が高いです。買取価格はマットの状態や需要に応じて左右されるため、出来る限り綺麗な状態であることが望ましいです。
汚れも傷も目立たない良品であることが確認できたら、近場のリサイクルショップを探し、マットの査定を依頼してください。
注意点として、店舗によって受け入れ条件が異なることがあるため、珪藻土マットを商品として取り扱っているか事前に確認をしておきましょう。
⑥ フリマアプリやネットオークションで売却する
珪藻土マットをフリマアプリやネットオークションで売却する方法も選択できます。こちらも不要な珪藻土マットをお金に換えることができる魅力的な処分方法です。
フリマアプリやネットオークションの最大のメリットは、露出度が高く多くの利用者に購入を検討してもらえるという点です。価格交渉も可能で、想像よりも高値で売れたということもあります。
ただし、デメリットも存在します。取引相手とのコミュニケーションや商品の発送等の手続きに手間が掛かるという点です。
利用するサービスによっては出品方法や規約が異なるため、ご自身に合うツールを活用して、ルールを守った上で売却を進めましょう。
⑦ 友人など身近な人に譲る
身近な人に珪藻土マットが必要かどうかを尋ねて譲ってしまうことも1つの手段です。
珪藻土マットは便利な日用品であり需要は非常に高いです。友人・家族・同僚など、珪藻土マットの購入を検討している方もいるかもしれません。そんな時に無料で譲ってくれるとなれば相手にも喜んでもらえるでしょう。
ただし、使用済みのマットを譲る場合には、衛生面の配慮が必要です。汚れはできるだけ拭き取り、傷が付いているようであれば安全面に気を付けるよう相手に伝えておきましょう。
⑧ 不用品回収業者に依頼して回収してもらう
不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法もあります。不用品回収業者はどのようなものでも回収を行ってもらえる便利な業者となっています。
珪藻土マットだけで依頼をするとやや大げさに思えてしまいますが、他にも処分したい不用品があれば一括で回収をしてくれるので、利用タイミングを検討しつつ依頼をしてみましょう。
回収日時にも融通が利くので、明日すぐにでも回収してほしいという要望や、引っ越し日に合わせて回収しにきてほしいという要望にも応えてくれます。
回収作業はすべて不用品回収業者のスタッフが対応してくれるため、自分には一切手間が掛からないと便利な方法となっています。
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!
珪藻土マットの処分に関するトラブルシューティング
珪藻土マットには寿命がある
珪藻土マットは頑丈で簡単に壊れるものではないため、いつまでも使い続けられると思われがちですが、実は寿命が存在します。使用場所や使用頻度にもよりますが、概ね1~2年程度が寿命であるとされています。
珪藻土マットは使用をすればするほど汚れが付着し、表面が摩耗していきます。このような劣化が進むことで十分な性能を発揮できなくなり、寿命がくることとなるのです。
ただし、定期的なメンテナンスにより良好な状態を保つことで3年以上問題なく使い続けられるということもあります。
置きっぱなしにせずに管理する
珪藻土マットは浴室の目の前に置かれることが多いものです。その為、1年中置きっぱなしになりがちです。使用に関しても、お風呂に入る際と出る際に必ず足を乗せる機会があるでしょう。
お風呂に入る際には、砂やホコリが付いた足を乗せることとなり、お風呂から出る際は皮脂などが付着する可能性があります。これを繰り返すことで、水分だけではなく微細なゴミも合わせて吸収されてしまい寿命が短くなる可能性があります。
これらのことから、1日の使用を終えた際には、置いたままにせずに立てかけるなどして表面に付着するゴミが落ちやすい(落としやすい)状況を作ることが望ましいかもしれません。
寿命を延ばすメンテナンス法とは?
珪藻土マットのメンテナンスは意外に簡単です。
まず、使用後は風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。汚れがついてしまったら中性洗剤を薄めた水で優しく洗い、十分に乾燥させます。これという洗い方はありませんが丁寧に洗い流しましょう。
定期的にブラシや掃除機を使って埃を取ることもポイントです。また、表面の凹凸が減ってきたと感じた場合、ヤスリを使用して磨くことで元の吸湿力を回復させることができます。
大切なのは、濡れたまま放置せず、汚れを取り除き清潔な状態を保つことです。特にバスマットとして珪藻土を使用している場合は意識してメンテナンスを行いましょう。
※現在使用している珪藻土マットにアスベストが混入している恐れがある場合には、ヤスリで削るといった行為は危険性(健康被害)が高いため、商品の素材などの情報をしっかり確認して注意して行うようにしましょう。
買い替える際は珪藻土バスマットの方が良い?
昨今、新たな珪藻土素材を使用したバスマットが販売され始めています。これまでの珪藻土マットとの大きな違いや特徴としては、やわらかな素材が使われている点といえるでしょう。
大きく分けて3つの層からなる製品で、シリコンラバー・珪藻土発泡層・繊維層が合わさり1枚のバスマットとなっています。柔らかく丸めることが出来き、軽く持ち運びや保管がしやすい製品となっているため、処分の際にも扱いやすいでしょう。丸洗いがしやすくメンテナンスもしやすいところは非常にメリットでしょう。
これまでの珪藻土マットの懸念点を考慮すると、新たに販売された製品を使用していく方が安心感を得られやすいでしょう。
割って捨てるのは良い?
珪藻土マットのサイズが大きい場合、切断したり割って小さくして捨てることを考える人もいるでしょう。しかし、繰り返しとなりますが、アスベストを含む製品であった場合には、割れた際に生じる小さな破片や粒子などの影響で健康被害が出る場合があります。
可能であれば決して悪い方法ではありませんが、製品の事情・特殊性から避けた方が良い対応と言えるかもしれません。
アスベスト(石綿)を含む可能性がある製品について
アスベストを含む可能性がある製品については、販売店や各メーカーより「お知らせ」「ご案内」の情報が出されています。各お客様窓口や相談窓口への問い合わせを行い商品についての確認を行ってみましょう。
販売者またはメーカー等 | 案内ページ | 相談窓口 |
株式会社ニトリホールディングス | 回収に関するお詫びと再度のお願い | 0120-209-993 |
株式会社カインズ | 珪藻土商品回収に関するご案内 | 0120-659-337 |
株式会社ヤマダ電機 | 珪藻土商品のお詫びと自主回収のお知らせ | 0570-078-181 |
ダイレックス株式会社 | 珪藻土商品に関するお詫びと自主回収のお知らせ | 0120-095-239 |
株式会社グッディ | – | 092-691-5666 |
株式会社しまむら | – | 0120-542-543 |
回収対象となる珪藻土製品の見分け方について
一部のメーカーからはアスベストが混入している製品(回収商品)の見分け方を紹介しています。
見分け方の方法としては、販売製品の「色味」「サイズ」「加工具合の特徴」「デザイン」など型番を確認することで回収品を見分けることが可能となっています。
一部のメーカー製品に限られる方法となりますが、「アスベストが含まれているか分からない」とお悩みの場合には一度確認をしてみると良いでしょう。
詳細が不明となる製品についての扱い
珪藻土マット製品にアスベストが混入しているか否かが不明瞭な場合もあるでしょう。これらの場合、判断が付かない物として扱いに困る状況となってしまっては処分を進めることができなくなってしまいます。
アスベストを含むものとして処分を進められる?
答えは『NO』となります。とにかく処分を進めたいが為に、「含むもの」とした場合には回収先が必要となってしまいます。そもそも、詳細が分からないものとなってはどちらのメーカーも判断に困ってしまう状況となるでしょう。
含まないものとして処分してしまう
この方法が『一番問題となる方法』です。もしかしたらアスベストが含まれている可能性のある製品がゴミとして出されていたら、自治体等の処理対応時に危険性が生じてしまいます。その為、絶対に行ってはいけません。
含むかもしれないものとして処分を進める
こちらの方法が最も適切な方法です。多くの自治体では、このような状況となる珪藻土マット製品について多くの問い合わせがあります。
その為、自治体側も「実際には問題ないかもしれないし、問題があるかもしれない」という扱いで処分を受け入れざるを得ない状況ともなっています。
厳密には自治体側に確認と相談の連絡を入れて案内に添って処分を申し込むことになります。「ゴミ袋に入れて排出する」「袋を2重にして排出する」「指定する処理業者を案内される」など、対応も様々です。
まとめ
今回は珪藻土マットの捨て方・処分方法について様々な方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
珪藻土マットの処分方法には無料で捨てられたり、売却できたり、譲ったりとたくさんの選択肢があります。その中から一番自分に最適な方法を選びましょう。
珪藻土マットを手軽に捨てたい、他にも処分したい不用品がある、そんな時は不用品回収サービスを利用するのがおすすめです。
珪藻土マットの処分はリユース本舗へ
今回紹介した内容から自分の目的や状況に合う処分方法を見つけることは出来ましたか?この記事を読んでもまだ処分方法で悩んでいる方もいるかと思います。そんな人にはリユース本舗を紹介します。
リユース本舗は創業43年の不用品回収業者です。最短25分でお伺いすることができ、見積もり・キャンセル無料で査定することができます。また、今ならWebページからの申し込みでWeb割キャンペーンが適用されます。
リユース本舗なら業界最安値の4,980円からの料金設定で見積もりもキャンセルも無料です。
電話相談料や見積もり費用、運搬車両費用、スタッフ増員料金などは一切不要です。
他にもたくさんの特徴があるので、下記にまとめます。
・梱包・分別が不要
・Webからのお申込みで割引
・無料見積もり
・出張見積もり可能
・キャンセル料無料
・メール・ラインでのお問い合わせ24時間受付中
リユース本舗では、不用品回収に欠かせない、「廃棄物収集運搬許可証」を行政より取得しているため、安心して利用していただけます。
これを機にリユース本舗を利用して掃除機を処分してみてはいかがでしょうか。ぜひお気軽にお問い合わせください。
電話番号:0120-684-225
営業時間:09:00~20:00
LINE・メールは24時間受付中です。
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!