庭石の処分方法6選！無料で捨てられる方法をご紹介
近年、庭石を楽しむ方が増えてきています。庭石を新しく買い替えたり、追加したりする中で、「必要のなくなった庭石をどう処分するか」という悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
今回は庭石の適切な捨て方をいくつかに分けて丁寧にご紹介いたします。
庭石の処分する時の注意事項
庭石はただの石であり山に落ちている石と変わらないと思う方もいるとは思いますが、安易に処分してしまうと問題が起きてしまう場合があります。
庭石を処分する際の注意点についてご紹介しますので参考にしてみてください。
川や山、公園に捨てるのはNG
川には同じような石がたくさんあるため庭石を捨てたくなりますが、川に捨てると不法投棄とみなされ、自治体によっては条例違反による罰金が課せられているところもあります。
もちろん川だけではなく、公園や小学校、道路、山の中も同様です。不法投棄になるので捨てないようにしましょう。たとえ山奥や川であったとしても、管理している自治体や地主が存在するのです。
そのように管理しているところに対して、無断で捨てると不法投棄で訴えられる可能性があります。
一度庭石として自然を離れた石を、河川や山に捨てることで、生態系の破壊につながることもあります。
不法投棄は犯罪なので、絶対に行わないようにしましょう。
庭石の処分方法6選
造園業者に依頼する
日本庭園の庭づくりや庭木の手入れをする造園業者、石を扱う石材業者などは、個人宅にある庭石の処分をしてくれます。
庭石の状態がよかったり価値ある石材だったりする場合は、無料で引き取りをしてくれることも期待できます。
ですが、撤去の費用が請求される場合が多いです。庭石の引き取りにおける費用は、石のサイズや重量、撤去にかかる工数により変化します。
基本的には、どのような場所でも引き取りを行ってくれますが、業者が入りにくいような入り組んでいる場所での回収は断られる場合があります。事前に造園業者に確認をしましょう。
ホームセンターを利用する
庭石の敷き直しを自分で行う場合は、庭石を購入する予定のホームセンターに、古い庭石の回収ができるか問い合わせてみましょう。
場合によっては、無償または格安で引き取ってくれる場合があります。運搬用のトラックも無料や安く貸してくれるところがあります。
ただし回収してくれるホームセンターは少数で、大手ホームセンターのコーナンやビバホーム、ケーヨーデイツー、カインズホームなどでは回収してもらえません。
不要品回収業者に依頼する
不要になった庭石の最もスタンダードな処分方法であり、持ち主の負担も少ないおすすめの廃棄手段です。
不用品回収に出す処分方法の、メリットとデメリットをご紹介いたします。
メリットは、電話やメールで依頼をすればすぐに処分が可能になったり、処分日の指定が簡単にできたりする点です。
お得なパックを使えば大量処分も格安で可能だったり、他の不用品と一緒に依頼しやすいのも良い点と言えるでしょう。
分別や運搬などご依頼後の作業は全て業者スタッフが行うので手軽です。何ゴミで捨てればいいのか？と迷うこともありません。
デメリットとしては回収費用がかかったり、単品での回収にはより高い費用がかかることもあったりするので、まずは無料見積もりを行うことがおすすめです。
不用品回収に庭石を出すと、他の処分方法に比べて手間も時間もかからず、たくさんのメリットを受けられます。
デメリットは費用がかかることくらいなので、庭石を処分したい方は積極的に利用してみましょう。
ネットオークションやフリマアプリで販売する
近年人気を増しているのが、ネットオークションやフリマアプリです。DIYを行う人が最近増えているので庭石の需要は増しています。
庭石は業者に買い取ってもらうことは困難ですが、ネットオークションや地元の掲示板では1カ月に100件以上の取引が行われています。
フリマアプリの使い方は以下の通りです。
| 【フリマアプリの使い方】 |
| ①フリマアプリに登録をしてアカウントを作成。 |
| ②出品したい庭石を写真撮影し、基本情報を説明文として記入したのちに出品する。 |
| ③売却先が決まり次第、売却相手に入金をしてもらう。 |
| ④梱包をした後、発送依頼をする。 |
| ⑤発送依頼が受理されて配送されれば処分完了。 |
説明を丁寧に記載することによって買い手をすぐに見つけることができます。
庭石で注意すべきポイントは、送料がかかるということです。送料は重さにより変動します。
重量ゆうパックであれば、25kg以内30kg以下の荷物を送ることができます。同一県内の送料は60サイズであれば1,330円で送ることができます。ネットオークションやフリマアプリで出品する際は、価格設定に注意しましょう。
30kgを超えると、配送するのが難しくなったり、送料が割高になったり、重くて運べなくなったりするので、分けて送るなどの工夫は必要です。
希少な自然石や、形が特徴的な庭石は売れる可能性が高いので綺麗に写真を撮影して出品することで購入率が上がるでしょう。
また、梱包時に傷がついたり、割れたりしてしまうと価値が下がったり、買い手とのトラブルになる可能性があるので、梱包材で丁寧に包んで送付しましょう。
少々梱包の手間が増えてしまうので、時間のない忙しい方にはあまりおすすめできません。
必要とする人に譲る
庭石を必要としている方が身近にいるなら、譲渡での処分を行うことが可能です。
「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉もあるとおり、不要に感じている庭石も欲しいと思う人がいる可能性はあります。
庭園に凝ったお家は近所にないでしょうか。庭石は、DIYに便利な材料でもあります。もし、身近に園芸や家庭菜園の趣味がある方がいるのなら、積極的に譲渡を持ちかけてみましょう。
汚れているものや、古すぎるものはしっかりと伝えてから取引しましょう。「ジモティー」などの掲示板を使えば知り合いでない人にも譲れるので一度使ってみることがおすすめです。
その他、自治体が発行している広報誌や、タウン誌などの「譲ります」コーナーに出してみるのも手です。
しかしながら、この方法にはデメリットがあります。庭石を売るために集めたり、まとめたりしておく場所が必要であるのと、欲しい人が見つからない場合は処分できないのでスケジュール感が掴めないのが難点と言えるでしょう。
特に、状態が悪い場合貰い手が見つかりにくいので、譲渡先の募集期限を決めて挑戦してみることをおすすめします。
また、譲渡の場合は、庭石の掘り取り、積み込み、運搬を誰が行うか明確にしておく必要があります。基本的には引き取る側が重機やトラックの手配をしますが、その認識がズレてしまうと、トラブルに繋がります。
事前にコミュニケーションを取り、認識を合わせておくと良いでしょう。
解体業者に依頼する
建物の解体を行う業者や、廃棄物の処理を専門とする会社でも庭石の処分を行ってくれます。
造園業者と違い、廃棄を行うことを目的としているので、貴重で価値のある庭石だった場合はとてももったいないです。
注意点としては、廃棄処分になるにも関わらず費用が高額になる可能性があることには気を付けましょう。先に見積もりを依頼して費用を確認することをおすすめします。
依頼をする際はトラックや大型の自動車で来ることが多いので駐車場の指示をしてあげると親切でスムーズです。
庭石の処分に関するトラブルシューティング
重くて運ぶことができない
ほとんどの場合、庭にある庭石の撤去は自分で行うことが難しく、ユンボやクレーンなどの重機が必要です。たとえ重機を扱えるとしても、その後の処分についても考慮する手間がかかるため、プロに依頼するのが良いでしょう。
廃棄には、埋め立てたり砕いたりと様々な方法がありますが、廃棄場所の許可の取得や専用の道具が必要となるなど、一人で廃棄を行うというのはかなりの手間と時間、そして費用がかかります。
怪我をしてしまっては元も子もないので、別の手段を考えましょう。
いくつかある庭石の処分方法でおすすめなのが、不用品回収業者への委託です。重機を必要とする場合でも、事前に見積もりを出すことができるため予算感の把握ができます。
一人での作業が難しい
前述しましたが、石の重さや大きさによっては重機が必要になったり、運ぶことが困難であったりする場合があります。
一人で作業する予定の方は怪我の危険性もあるので、プロの手を頼りましょう。重機を扱える人もほとんどいないと思うので、不用品回収業者に依頼をするのが良いでしょう。
特に、リユース本舗なら自治体で回収できないものも回収が可能で、即日で対応できる場合もあるので、忙しい方は一度ご相談ください。
他にも不用品がご自宅にあれば一緒に回収します。安全安心で、手間や時間も一切かからないのでストレスフリーな手段であると言えるでしょう。
高額請求をされる
不用品回収業者の中には、オフィスや拠点を明確に出さない業者がいます。
住所だけでなく、ホームページがそもそも無かったり、問い合わせ先が個人の電話番号だったりと、これらに該当する場合は悪徳業者である可能性が高いです。
もちろん、ホームページを制作せずに正しい方法で事業を遂行する業者もいますが、悪徳業者はこのような特徴があることが多いので、依頼するときは所在地などを確認し、信頼できるところかを調べておくと良いでしょう。
不用品回収業者の中には、連絡もなしに家に押しかけて強引に不用品を出させようとする被害も挙げられています。
仮に家に不用品があっても、悪徳なやり方をする業者に渡さず、信頼できる業者に渡しましょう。
無料回収を推してくる業者もいますが、実際は手数料がかかったり、運搬費を請求されたり、異常な額の費用を後ほど請求してくる可能性もあります。無料に惑わされないのも重要なポイントです。
フリマアプリで売れない
フリマアプリやネットオークションは、誰でも手軽に利用できるオンラインサービスとして人気を集めています。
しかし、せっかくきれいな状態にして出品しても、なかなか商品が売れないというのはよくあることです。状態の良いものでも売れない場合はあるので、急いで処分したいという場合にはあまりお勧めできません。
前述の通り、出品期間を決めてフリマアプリでのストレスを軽減するようにしましょう。フリマアプリは売れればお金がもらえるので、満足度やコストのかからなさから出品する方も多いです。
その反面、商品が売れない時の負担はとても大きいものです。
まとめ
庭石の処分方法には多くの種類があります。自分のライフスタイルにあう処分方法を探してみましょう。
庭石を処分する時は、自分がかける手間や時間、費用を考えて選択すると良いですね。
中でも、手間や時間がかからない不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。
庭石の処分はリユース本舗へ
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