フィギュアの処分方法7選！無料で捨てる方法をご紹介
『フィギュアの捨て方・処分方法について困っていませんか？』
フィギュア(フィギュア人形)は、主にキャラクター等を観賞用の人形として製品にしたものです。基本的に、高さ15～30cm程度の大きさの製品が多く、数も多くなれば設置・保管場所も必要になってきます。
基本的に趣味や娯楽の一環として集めるおもちゃ等の類のアイテムとなるため、好きな人からするといくつものフィギュアを購入してしまうものでしょう。飾って観賞する目的以外には特に使用用途はありませんが、販売から時間が経ち製品が古くなったり、大元の作品の人気が低下してきたりすると、処分を検討する機会も訪れるでしょう。
アニメや漫画の製品ともなると、関連グッズはたくさんあり人気も非常に高いです。しかし、作新の放送や連載が終了してしまったり、人気が下火になったりすると、最終的には見たり楽しむ目的もなくなり処分を進めることになってくるでしょう。
そこで今回は、フィギュアの正しい処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
| 【この記事でわかること】 |
| ① フィギュアの正しい処分方法 |
| ② 処分する際の注意事項 |
| ③ フィギュアについて詳しく知る |
フィギュアを処分する際の注意事項
フィギュアを処分する前に、まずは確認をしておくべきことがありますので確認していきましょう。
フィギュアの寿命について
フィギュア製品の寿命については特に設けられていることはなく、余程のことがない限り自然と壊れてしまうようなこともありません。しかし、ごく一般的なプラスチック製品と同様に保管・使用環境によっては劣化してしまうことが考えられます。
とはいえ、制限なく壊れずに保存していけるかといわれると不明瞭であり、物によっては10年程度で壊れやすい状態に変化してしまうものもあるでしょう。そのため、購入した製品はできるだけ触れずに管理できた方が良いかもしれません。
主にプラスチックで作られているということを考えると、比較的寿命は短いだろうと考えられます。
消耗や劣化が伴う原因
ほとんどの場合、保管環境・状況に応じた影響があると考えられます。
特に原因となりがちなことは、保管している部屋の温度・湿度や日光等の影響の有無などになるでしょう。プラスチック製品に悪影響が及ぶような環境下は避けられた方が無難となります。
とはいえ、屋内での保管が多いだろうと考えられるため、基本的には極端に悪い環境で保管されることはないといえます。
基本的には不燃ゴミ
フィギュアに関わらず、主にプラスチックで作られているものの多くは不燃ゴミで捨てることになるでしょう。
そのため、フィギュアを分解して処分する場合には、細かく切断できれば問題なく不燃ゴミで処分を進めることが可能です。
売却を除き処分は自力で対応する
フィギュアのような製品は趣味や娯楽の類のアイテムです。そして、特にリサイクル等による処分が推奨されるものでもありません。
そのため、不要となってきた際にはお店側への買取・売却を除き、基本的には自力で捨てる必要があります。
フィギュアの処分方法7選
フィギュアを処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、フィギュアを処分する際に利用できる7つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
| 処分方法 | 費用 | 備考 |
| ① 不燃ゴミとして処分する | 無料 | 回収までの手間が掛かる |
| ② 粗大ごみとして処分する | 有料 | 600～1,200円程度 |
| ③ 購入店・専門店に売却する | (無料) | お店によって対応は異なる |
| ④ リサイクルショップで売却する | (無料) | 買取金額はお店によって異なる |
| ⑤ フリマアプリ・オークションで売却する | (無料) | 別途送料が掛かる |
| ⑥ 欲しい人に譲る | 無料 | 引き取り手がいれば処分可能 |
| ⑦ 不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円～(※依頼をするプランによる) |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 不燃ゴミとして処分する
フィギュアのようなものは、大きいものは粗大ゴミに該当するように感じられますが、大概のものは不燃ゴミとして処分することが可能です。
基本的にはプラスチック製品となるため、捨てる際の分別について難しく考える必要もないでしょう。お住いの自治体で一般ゴミとして捨てられるため、一番有効な処分方法といえるでしょう。
よほど分解が困難な重厚な造りのフィギュアでもない限りは、気軽に処分が可能でしょう。
② 粗大ゴミとして処分する
フィギュア製品の中でも分解が難しく30cmを超えるような大きなものとなる場合には、粗大ゴミとして処分をすることになるでしょう。
粗大ゴミとなるため、少しだけ処分費用が掛かり多少の手間も掛かりますが、比較的スムーズな処分が可能でしょう。
しかし、自治体によっても分別ルールに違いがあります。一般ゴミの不燃ゴミ項目にフィギュアが設けられていれば、粗大ゴミとして排出する必要はないでしょう。
③ 購入店・専門店に売却する
フィギュアを購入したお店によっては、買い取ってもらうことも可能でしょう。多くの場合、フィギュアを専門に製品を販売している店舗であれば、売却の対応が可能と考えられます。
そのため、購入店自体が中古製品を扱うようなお店であれば、まずは購入店に相談すると思いのほか問題の解決も早いかもしれません。
ただし、お店によっては「販売のみ」しかしておらず、「処分のみ」の依頼は受けられないとしている場合がほとんどでしょう。通常は、中古販売店でない限り処分や引き取りを請け負ってくれるお店はほとんど存在しないでしょう。
お店によっても対応は異なるため、一度問い合わせて確認をしてみると良いかもしれません。綺麗な状態の人気の良い製品であれば、無料で引き取ってもらえたり、買い取ってもらえる場合もありそうです。
④ リサイクルショップで売却する
引き続き人気があり十分に売れそうなフィギュアであれば、リサイクルショップで売却することも良い方法です。
リサイクルショップ自体は、そこまで商品に詳しくない可能性がありますが、ジャンルに特化して商品を取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待ができるでしょう。おもちゃ用品を多く取り扱うお店が特におすすめです。
ただし、売却・査定のやり取りは比較的簡単に処理される傾向が強いため、専門店ほどの査定額の高さにはならない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効でしょう。
フィギュアの場合は、メーカーの種類など製品によっても査定額が異なる場合があります。ですので、素材や見た目が良い製品であれば、需要も十分にあるでしょう。逆に、簡素で汎用的な質の低いフィギュアの場合には値が付かない場合もあるかもしれません。
とはいえ、十分に綺麗な状態であれば、特に問題なく有効な買取対象となるでしょう。しかし、売却する際には購入時の箱が必須と考えられます。
⑤ フリマアプリ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、出品物を任意の金額で売却することが可能です。
専門店やリサイクルショップでの買取とは異なり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、リサイクル店で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。
ただし、個人間でのやり取りとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。
フィギュアの場合はそれなりに大きな商品になるため送料も自然と高くなってしまいますので覚えておきましょう。どのように配送するかも重要となり、梱包の仕方や配送状態によっても送料・出費は変化してきそうです。
そのため、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があり、出品額自体も中古品相場より若干低くめになってきてしまう傾向があります。
⑥ 欲しい人に譲る
ご自身の周りでフィギュアを欲しがっている人がいれば、無料で譲ってしまうことも良いでしょう。知人・友人、地域の掲示板サイトなど、様々な場で欲しい人を見つけることが可能です。持ち運びも難しくなく、気軽に譲ることができる方法といえます。
ただしこの場合は、しっかりと「問題のないもの」であることが条件です。「壊れ気味・動作が不安定」といった製品を譲渡すると、後々トラブルに発展する可能性もあります。必ず注意しましょう。
「特定のキャラクターの製品であればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良い製品が良い」など、相手側の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすいものとなるでしょう。
新たにフィギュアを購入するにはそれなりの価格にもなるため、タダで欲しいという人も多いかもしれません。
⑦ 不用品回収業者で処分する
フィギュアのようなやや大きなものであっても、不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。
費用自体は高く出費が多くなってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、特に利便性の高い処分方法となっています。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。持ち運びがやや大変なものも、適宜工夫をして持ち出してくれます。
ただし、不用品回収業者を利用する場合の多くは固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまいます。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分の費用を抑えることが可能です。
フィギュアを処分する際は、1品のみの依頼で利用するよりは他の処分品も合わせて回収してもらった方が割が良いでしょう。
フィギュアの処分に関するトラブルシューティング
物を捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。フィギュアを捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、フィギュアの処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
フリマやオークションでは送料が意外に高い
出品者と落札者の住所の距離に関わらず、フィギュアの送料はそれなりに掛かります。一般的には大きめな郵送物となり、ある程度の金額になってきます。そのため、郵送には1,500～2,000円ほど費用が掛かってくるでしょう。
そのような事情を踏まえて考えると、どのような中古品であっても送料分を含めた金額以上が価格相場になってきてしまいます。つまり、フィギュア代が2,000円であれば出品金額は3,500～4,000円程度となってきます。
こうなってくると「商品代+送料」の出品額が、中古で購入する製品の相場価格に近くないとフリマやオークションでは安いイメージは持たれず、売れにくいものとなってくるでしょう。
リサイクルショップでの買取の制限について
品質の低い多量生産されているフィギュアの場合、リサイクルショップでは買取不可となっている場合があります。特に多いのが、希少性の低い製品の場合です。
そのため、そもそもUFOキャッチャーで手に入れた製品やくじ引きで手に入れた製品など、広く一般に流通している製品に関しては、売れない場合があることを覚えておきましょう。
逆に、しっかりとフィギュア製造メーカーから販売されているこだわりのある製品は希少価値も高くなる可能性があります。
フィギュアが沢山たまってくる場合
マンガやアニメが好きでフィギュアを購入する方に良くありがちなことに、購入するフィギュア製品が多く、溢れかえってしまって置き場に困るという状況があるでしょう。
好きな作品の製品を次から次へと購入してしまうことで、保管スペースが無くなってしまうことが考えられます。また、それだけ大量に購入する状況の場合、そこまで製品の質は高くない場合が考えられ、多くがゴミとなってしまう可能性があります。
多すぎだなと感じた場合には、リサイクルショップの出張買取に頼んで買い取ってもらうか不用品回収業者に処分を依頼することが適切でしょう。
まとめ
フィギュアにはいくつかの処分方法があることが分かりました。一般ゴミや専門店等に売却を相談する方法が一般的ですが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも有効でしょう。
また、製品の状態や大きさ故に手間が掛かる面も考慮する必要があります。ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
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