食器乾燥機の処分方法7選！無料で捨てられる方法をご紹介
食器乾燥機の捨て方・処分方法について困っていませんか？
食器乾燥機は食器を洗ったあと乾燥させることに特化している家電です。食器を手早く乾かしたい、衛生的な状態を保ったまま乾かしたいという時に便利な優れものとなっています。三菱や象印など、大手家電メーカーも数多くの食器乾燥機を販売している人気商品です。
そんな食器乾燥機ですが、いざ捨てようとしても「どのような捨て方が正しく、最適なのか？」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、食器乾燥機の正しい捨て方・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
| 【この記事でわかること】 |
| ① 食器乾燥機の正しい処分方法 |
| ② 処分するときの注意事項 |
| ③ 食器乾燥機について知る |
食器乾燥機を処分する時の注意事項
食器乾燥機を処分する前に、まずは確認をしておくべきことがあります。
何ゴミに分別されるのか
食器乾燥機を処分したいという時に、真っ先に思い浮かぶのは自治体のゴミ回収を利用することではないでしょうか。しかし、そもそも食器乾燥機はゴミとして捨ててもいいのか？何ゴミに分別されるのか？と悩む方もいると思います。
結論としては、食器乾燥機は粗大ゴミに分類されることとなります。燃えるゴミであったり燃えないゴミといった一般ゴミ回収には出すことはできません。一般ゴミの回収は、一辺の長さが30cm未満の小さなゴミしか捨てることができないためです。
食器乾燥機をゴミとして捨てたいという場合は粗大ゴミ回収の依頼をして処分をしましょう。
小型家電リサイクル法の対象となる場合がある
自治体によっては、食器乾燥機を小型家電リサイクル法の対象品目と定めており、リサイクルを推奨している場合があります。
小型家電リサイクル法とは、家庭内で使用する小型の電化製品をゴミとして廃棄せずに、リサイクル品として扱うことを推し進める法律です。電化製品に使用されている金属部品などは資源として有用であり、再資源化すべくリサイクルがなされることとなります。
この小型家電リサイクル法の対象品目は決してゴミとして捨ててはいけないというわけではありませんが、自治体側でリサイクルをするための専用の回収方法を設けている場合があるため、ぜひリサイクルを検討してみてください。
食器乾燥機の捨て方・処分方法7選
食器乾燥機を処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、食器乾燥機を捨てる際に利用できる7つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
| 処分方法 | 費用 | ポイント |
| 小型家電として処分する | 無料 | 実施有無は地域によって異なる |
| 粗大ゴミとして処分する | 有料 | 手続きが必要 |
| 販売店に依頼して処分する | 一部有料 | 買い替えが必要 |
| リサイクルショップで売却する | 無料 | 壊れていないものに限る |
| フリマやオークションで売却する | 無料 | 壊れていないものに限る |
| 知り合いに譲る | 無料 | 壊れていないものに限る |
| 不用品回収業者に回収を依頼する | 有料 | 費用は掛かるが手間が掛からない |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、時間や手間を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては利用できる方が限られてしまう状況もあるため注意が必要です。
① 小型家電として処分する
自治体によっては、食器乾燥機を小型家電リサイクル法の対象品目として登録していることがあります。食器乾燥機が小型家電リサイクル法の対象となっているかどうかは自治体のホームページで見ることができるため、一度確認をしてみましょう。
この小型家電の回収方法は、小型家電回収ボックスという専用の箱に入れる方法であったり、ゴミ集積所で指定の曜日に排出する方法であったり、自治体により方法が異なります。小型家電リサイクル法の対象であるかどうかを確認したら、そのあとに回収方法についても確認をしておきましょう。
回収自体は無料で行ってくれるため処分費用は気にする必要はありません。
② 粗大ゴミとして処分する
粗大ゴミとして食器乾燥機を処分することが可能です。大きめの家電を処分する方法としては最も分かりやすくシンプルな処分方法となってくるでしょう。基本的に、一辺が30cm以上の大きなゴミの場合は大概のものが粗大ゴミとなってきます。処分手数料は多少かかりますが費用の負担もそこまで大きくありません。
ただし、回収日当日に指定された場所(玄関先やゴミ集積所など)に食器乾燥機を出しておく必要があります。食器乾燥機の重さは5～10kg程度となるため運ぶこと自体は可能ですが、ぶつけたり落としたりして怪我をしてしまわないように気を付けてください。
③ 販売店に依頼して処分する
家電量販店では、小型家電リサイクル法のもと、使用済の電化製品の引き取りサービスを行っています。
この引き取りサービスは家電の買い替えが条件となっているため、新しい食器乾燥機の購入をしたいという場合は利用を検討してみましょう。処分したい食器乾燥機がまだ使える状態だった場合は下取りをしてもらえることもあります。
または、店舗によっては買い替えずとも引き取りのみ引き受けてくれる場合もあるため、買い替えを検討していないという方も一度相談をしてみるとよいかもしれません。
下取りしてもらえれば処分費用は無料となりますが、廃棄品としての引き取りの場合は回収費用が掛かる可能性があるため、費用面についてはサービス利用前に必ず確認をしておきましょう。
④ リサイクルショップで売却する
食器乾燥機が壊れていたり、汚れていないようであればリサイクルショップに売ってお小遣い稼ぎをすることも可能です。
ただし、比較的新しい食器乾燥機に限ります。型式の古い食器乾燥機は中古品として売れることも少ないため、リサイクルショップ側でも積極的に買取は行っていません。
また、汚れが付いていたり、傷が付いている場合は売却額が下がってしまう可能性があるため、売却する前に綺麗に掃除をしておくことをお勧めします。
⑤ フリマやオークションで売却する
リサイクルショップと同じような条件とはなりますが、綺麗な食器乾燥機であればフリマアプリやインターネットオークションを利用して売ることもできます。
フリマやオークションはとても人気な売買方法であるため数多くの人に買取を検討してもらうことができますが、買い取ってもらったあとに相手側に配送しなければいけないという手間が掛かることはデメリットとなります。
食器乾燥機のサイズにもよりますが、配送料だけで1万円近く掛かってしまうこともあるため、せっかく売ったのに収益で見るとマイナスになってしまったという残念な結果にならないよう注意してください。
⑥ 知り合いに譲る
友達や知り合いに食器乾燥機を譲るという方法もあります。食器乾燥機はキッチン用品として必需品というわけではないため欲しいという人は多くはないかもしれませんが、可能性はゼロではありません。
近年はタイムパフォーマンス重視という人も増えてきており、いかに家事を時短で済ませるかと考えを巡らせている人も珍しくありません。食器乾燥機を利用して少しでも負担を減らしたいと思っている人もいるでしょう。
食器乾燥機は新品で購入すると1～3万円近くする高級家電であるため、無料で譲ると言ったら喜んで受け取ってくれるかもしれません。
⑦ 不用品回収業者に回収を依頼する
不用品回収業者はご家庭にあるどのような不用品であっても回収してもらえる便利な業者です。食器乾燥機であっても回収をしてもらえます。
依頼をすると早ければその日の内に回収に来てくれるため、比較的迅速に処分を進めることが可能です。さらに、定額パックサービスが主流となるため、様々なものを同時にまとめて回収してもらえて都合も良いです。
手間と時間を掛けたくない場合には打ってつけでしょう。ただし、費用はそれなりに掛かります。処分を代行するような立場のサービスとなるため、費用の高さは手間賃と考えて利用することが望ましいでしょう。
食器乾燥機の処分に関するトラブルシューティング
ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。食器乾燥機を捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、食器乾燥機の処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
売却する際は付属品をセットにする
食器乾燥機の売却を検討しているという方は、出来る限り食器乾燥機を購入した時と同じ状態にしておくことをお勧めします。
食器乾燥機は細かなパーツが組み合わさっている製品です。食器カゴや箸立て、排水ホース、水受けトレイなど、全てが揃っている状態であることを確認してから買取査定を受けてください。一つでも部品が欠けていると買取価格が下がってしまいます。
また、購入時の箱や取り扱い説明書も一緒にしておくと尚良いでしょう。
業務用食器乾燥機は粗大ゴミに出せない
飲食店などで使用されている業務用の食器乾燥機は自治体のゴミ回収に出すことはできません。業務利用されていた家電は産業廃棄物という扱いになり、事業ゴミとして適切な方法で処分することが法律で定められています。
産業廃棄物の処分方法は、産業廃棄物収集運搬の許可を得た専門の回収・処分業者に依頼をするという方法になります。産業廃棄物収集運搬業者は都道府県のホームページで確認ができるようになっているため、処分を検討している場合は一度確認をしてみましょう。
まとめ
食器乾燥機にはいくつかの処分方法があることが分かりました。壊れていないのであれば売却をすることをお勧めしますが、壊れている食器乾燥機を処分したい、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用することをお勧めします。
ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
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