
ライターの処分方法4選!無料で捨てられる方法をご紹介
タバコに火をつけるときなど、何かに火をつける際に利用するライターですが、何ゴミとして捨てたらよいのかちゃんと理解している方はあまりいないのではないでしょうか。
処分方法がわからないため知らないうちに溜め込んでしまうライターですが、使っていないライターであっても適切に保存をしておかないと爆発したり破裂したりする可能性があります。このような危険から身を守るために使わないライターはなるべく処分することをお勧めします。
なお、捨て方についてもちゃんとした知識をつけておかないとゴミの中で着火してしまい火事に発展してしまう可能性もあります。
今回の記事ではそんなライターの正しい捨て方について確認していきます。
ライターは何ゴミ?処分する時の注意事項
ライターを処分する上で注意事項がありますのでそちらも合わせて確認していきましょう。
ライター自体は自治体で処分することができます。不燃ゴミや可燃ゴミ、危険ゴミなど何ゴミに分別されるのかは各自治体によって異なりますので今お住まいの地域の分別方法を確認しておきましょう。
基本的に使い捨てライターの場合は他のゴミ袋とは分けて別の袋に入れる必要があります。さらに、その袋に「危険」と書き、透明な袋に入れる必要があります。
また、多くの自治体でライターは危険物として扱われるため、ライターの中に入っている液体ガスを全て使い切らなければ捨てることができません。
もし、使用途中でも捨てることを決めた場合、必ずガス抜きを行ってから破棄しましょう。中身が残っている場合、不意に着火してしまい事故や火事の発生原因になってしまいます。
適切なガス抜きの方法は以下の通りです。
- 操作レバーを下げて火をつけて吹き消す
- レバーを下げたままテープやゴムで固定する
- そのままの状態でガスを抜く
- 風通しが良く火の気のないところで半日以上おく
- 着火操作を行い着火しなければガス抜き完了
それと危険なガス抜き方法をしてしまう方もいるので以下も確認してください。
危険なガス抜き方法1つ目は、ハンマーなど硬いものでライターを割りガス抜きを行う方法です。ガスが残っている状態で外部から衝撃を加えると爆発してしまい周囲の物に引火する危険性があります。
2つ目はガスやオイルが入ったままライターを分解する行為です。ガスやオイルが入っている状態でライターを分解しガスを抜き出そうとする方がいますが、こちらも危険です。周囲に電化製品やストーブといった火を使ったものがあると、そこに引火してしまい火事になる可能性があります。
そのため、ガスやオイルが残った状態でライターを分解することはやめましょう。だからといって、ガスが入ったまま破棄してしまうとゴミ収集車の中で爆発してしまい事故になる可能性もあります。
周辺地域に住んでいる住民と作業員の安全を守るために適切なガス抜きを行うようにしてください。
ライターの処分方法4選
では、具体的にライターはどのように処分していくのでしょうか。ここからはライターの主な処分方法について解説していきたいと思います。
大まかにライターの処分方法は4つありますので確認してください。
- ガス抜きをして自治体回収
- 有効活用する
- フリマアプリで売る
- リユースする
ガス抜きをして自治体回収
ライターはガス抜きを適切に行えば自治体に回収してもらえます。分別されるゴミは各自治体によって「不燃ごみ・可燃ごみ・危険ゴミ」と何ゴミに該当するのかは異なります。
ガス抜きをして自治体に回収してもらう場合は以下のようにガス抜きを行ってください。
適切なガス抜きの方法は以下の通りです。
- 操作レバーを下に下げて火をつけて吹き消す
- レバーを下げたままテープやゴムで固定する
- そのままの状態でガスを抜く
- 風通しが良く火の気のないところで半日以上おく
- 着火操作を行い着火しなければガス抜き完了
この通りにガス抜きを行ってください。
中には地面やハンマーなど硬い物に叩きつけて強制的にガスを抜き出す方や、ガス抜きを行わないまま分解する方がいますが、このような行為は引火や爆発の恐れがあります。大怪我に発展してしまう可能性があるので避けてください。
そして、ガス抜きをしないままゴミ袋の中に捨ててしまう方がいますが、自治体の方に回収してもらった際にゴミ収集車の中で強い圧力が加わり爆発または引火してしまう可能性があります。
周囲に引火しやすいものがあると、燃え移りゴミ収集車が火事になったり爆発してしまい周辺地域の方やごみ収集作業員の方が危険に晒されてしまう可能性があります。ガス抜きを行わないでそのままゴミ袋に捨てることは絶対にやめましょう。
有効活用する
タバコを吸っている方やキャンプを日常的に行う人からしたらライターのプレゼントは大変喜ばれます。使い捨てライターをそのような方に譲ることも有効的な活用方法であると言えます。特に多めにライターのガスが残っている場合は喜んで受け取ってもらえるでしょう。
しかし、ライターは郵送ができないので譲る際は直接手渡しをする必要があります。
ですが、身近に喫煙者がいないという方もいると思います。
そのような方は、ライターをガスバーナーとして利用することも可能です。ガスコンロなどは時々火がつきにくくなる時があります。そのような場合、ライターを使用してコンロを着火させることができます。
さらに、災害や震災など予期することのできない事案が発生した時などはライフラインが途絶えてしまうため、ライターなどで火を起こし暖を取ることができます。
ライターが必要無くなったからといって全て捨てるのではなく、何かしらの事態に備えて一つほど持っていくことをお勧めします。
フリマアプリで売る
ライターをフリマアプリで販売することも処分方法の一つです。
前提知識として平成23年よりライターを販売する際はPSCマークがついているもののみと制限が課されました。
フリマアプリを使用して売却処分を検討する方はPSCマークについて確認しておきましょう。
PCSマークとは消費者の命と体に対して危害を及ぼす可能性のある製品について定めた、技術上の基準に適合したことを証明するマークです。つまり、製品の安全性を証明しているマークです。
PSCマークがなければフリマアプリで販売することができないので確認しておきましょう。
そして、具体的なフリマアプリでの売却方法ですが、ライター自体の値段が元々高くはないので、数本出品した程度では売れません。10本〜20本をまとめ売りすると売れる可能性が高くなります。
しかし、ライターの中に入っているガスの残量によっては売れない可能性が高いので、自治体に回収してもらう方が無難であると言えるでしょう。
Zippoや高級なオイルライターは需要が高いのでフリマアプリにて高く売れる可能性があります。ジュエリーブランドやハイブランドなどファッションブランドが販売しているライターは1個数万円ほどで買い取ってもらえる可能性があります。
ですが、もし仮にライターが売れたとしてもライターは郵便で送ることは不可能です。ライターを発送するには「ゆうパケット」「ネコポス」「らくらくメルカリ便」といった発送形態で発送することが可能です。
しかし、このような発送方法は200円〜と金額が高くなり配送料が高くなるので利益を求める方にはお勧めしない方法であると言えます。
リユースする
ライターは1個100円から高いもので180円ほどします。あまり高いものではありませんが、「ちりつも」で買い続ければかなりの金額になります。
ライターは火をつける以外あまり使用用途がないように思われていますが、実はお酒を飲む人の間で一定層のユーザに重宝されているのです。
それは、つまみになるスルメイカやお菓子であるマシュマロを炙るために最適な火力だからです。食べ物を炙るとちょっと違うテイストになり違う味を楽しむことができますよね。食材を少しだけあぶる時に100円ライターは手軽です。
マシュマロなどは火力を間違えてしまうと燃え移ってしまい危険ですので適切な距離を保って加熱してください。なお、ライターで炙った食べ物を食べることに抵抗がある方にはお勧めできません。
また、使わずに災害や震災などのもしもの時に備えて家に保管しておくことを考えている方は保管方法に十分に気をつけましょう。
適切な保管方法を守らなければ事故や火事になる可能性もありますので、以下の適切な保管方法を確認し、事故がないように保管するように心がけてください。
- 使用後は火が完全に消えていることを確認しましょう
- 車内など高温・直射日光が当たる場所にライターを保管、放置することはやめましょう。
- 子どもの手の届くところに置かないようにしましょう。
- 古いライターは適切にガス抜きをして自治体に回収してもらいましょう。
回収品目名の処分に関するトラブルシューティング
ライターを処分する際にトラブルが起きる可能性はゼロではありません。
特にライターは火を発生させる製品ですので、適切に処理をしなければ後々トラブルや事件事故に発展する可能性もあります。
ここからはライターの処分に関するトラブルシューティングに関して紹介していきますので、それぞれ確認するようにしてください。
ガス抜きを行わなかったため回収してもらえなかった
ガス抜きをしないと自治体に回収してもらえない可能性があります。
回収しない理由としては規定に沿っていないという理由もありますが、火災の原因にもなりかねないからです。
2018年1月に埼玉県志木地区衛生組合が不燃ゴミの収集車で火災が発生したことを発表しました。火災の原因としては不燃ゴミに紛れていたライターが原因であり、収集車の中でライターが圧縮され、ガス漏れにより引火したことが原因だと言われています。
このようにライターのガス抜き不備による事故情報が多く寄せられているのです。ライターに関する事故情報は2009年9月から2016年にかけて722件ほど寄せられており、事件発生件数は減少傾向にありますが、事故が毎年起きていることがわかりますね。
ライターがきっかけの事故の要因と件数は以下の通りです。
- 使用後の残り火 209件
- 使用時に大きな火が発生 116件
- 自動車内の事故 55件
- 保管放置による破裂 52件
- 発火 43件
安全性の高いライターと思われがちですが、少しの圧力や外部からの圧力を受けただけで簡単に爆発してしまうのが特徴です。
ライターを処分する際は必ず適切にガス抜きを行い処理するようにしましょう。
ライターを大量に捨てたい
ライターを大量に捨てる場合どのようにしたらよいか悩む方も多いと思います。
禁煙を機に長年溜め込んできたライターを一気に捨てたいが量も多いことから自治体に回収してもらうのは火災や事故の可能性もあるので怖いと考えている方も多いのではないでしょうか。
ですが、自治体のライターを捨てる決まりに、本数制限などはありません。1本であろうが100本であろうが同じ捨て方で捨てることができます。しかし数が多すぎるため、全てガス抜きをするのが難しい場合があります。そのような場合は自治体に捨て方などを相談してみてはいかがでしょうか。
また、不用品回収業者に依頼することでガス抜きの手間を省くことができるのです。ライターだけで不用品回収業者を呼ぶのはもったいないと感じる方は、何かしら家の中の不用品を集めて一緒に回収してもらえば効率的です。
ライターの処分には決まった日に出さなければいけませんが、不用品回収業者の場合はいつでも回収が可能です。急いで処分したい時などは便利な方法なのではないでしょうか。
また、ライターは危険物に分類されるので回収をしてくれない業者もいます。予め利用しようと考えている不用品回収業者に問い合わせを行いライターの回収を行っているかどうかを確認すると良いでしょう。
中には信頼できない不用品回収業者もいるため、注意が必要です。回収してもらうだけなのに高額な請求をされたりなど悪徳業者にあたってしまう可能性もあります。
このような業者を予め避けるべく、電話問い合わせにおいて追加料金が発生するのかどうかを確認しておくと同時に、見積もりの金額がそのまま適用されるかどうかを確認したうえで業者を選択しましょう。
また、依頼する業者に整理収納アドバイザーや整理収納作業技能士など不用品回収の資格を持っているスタッフが在籍しているかどうかを確認しておくと良いでしょう。回収に関する的確なアドバイスをもらうことが可能ですので、ライターのような危険物の不用品を回収してもらいたいと考えている方は相談してみると良いでしょう。
まとめ
このように、ライターの捨て方や有効活用方法はたくさんあります。
ライターといった危険物に分類される不用品は処分にも困ることが多く、処分には手間や時間が多くかかります。
また、ライターの処分方法や有効活用方法にはどの方法にもメリット・デメリットがあります。
特に処分方法はその時の状況によって選択は変わりますが、一番無難なのは信頼できる不用品回収業者を利用して安全に処理してもらう方法であると考えられます。
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