椅子の処分方法6選！無料で捨てられる方法をご紹介

椅子の捨て方・処分方法について困っていませんか？

椅子は主にテーブルとセットで使用され人が座るための家具として欠かせないアイテムとなっています。現在では、和室のように床に直に座るような環境も少なくなってきており、使用される機会も非常に多いものでしょう。

しかし、人の体重を支えるものでもあり負荷も非常に掛かるものです。椅子の造りや強度によっても耐久性は異なり、長く使用を続けていると破損をしてしまうこともあるでしょう。

部品が外れてしまったり椅子脚部の支柱が折れてしまったりと、大きな破損が無ければ捨てられないまま時間が過ぎて行ってしまうということも珍しくありません。

そこで今回は、椅子の正しい捨て方・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。

【この記事でわかること】

① 椅子の正しい処分方法

② 処分する際の注意事項

③ 椅子について詳しく知る

椅子を処分する時の注意事項

椅子を捨てる前に、まずは確認をしておくべきことがあります。

椅子の使用期限について

一般的に椅子の使用期限は10年程度を考えた方が良いでしょう。一般的な家庭で使用されるものであれば劣化して自然と壊れてしまうようなことはありませんが、使用の頻度に応じて壊れたり不具合が生じるようなことが出てくるものでしょう。

消耗や劣化で考えられる原因

やはり一番の原因は人の重み(体重)による負荷となってきます。日々の使用の中でどっしりと座る動作を何千回と繰り返すことが考えられるため、徐々に椅子の脚部などが損傷していくことが考えられます。

よくある故障原因

木製組みの椅子であれば重量感や耐久性もあり壊れづらいと考えられますが、金属製のパーツで作られている場合には接続部の変形やネジ等の破損などが主な原因となってくるでしょう。

一般的なゴミとして捨てることができない

椅子は様々な種類のものが存在しており、作られている素材によっても処分方法は異なってくると考えられます。

主に、木製とプラスチック製に分かれるものと考えられます。その他、接続部品等や脚部として金属が使用されている傾向にあります。

そのため、解体等を行ったとしても、大きなプラスチックでできている座面や背もたれ、長く頑丈な金属製の脚の場合、一般ゴミとしては捨てることが難しいものが多いかもしれません。

椅子の捨て方・処分方法6選

椅子を処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。

ここでは、椅子を処分する際に利用できる6つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。

処分方法	費用	備考
一般ゴミとして処分する	無料	費用は掛からない
粗大ゴミとして処分する	有料	費用は5,00～1,000円程度
リサイクルショップで売却する	(無料)	買取金額はお店によって異なる
フリマ・オークションで売却する	(無料)	送料が掛かる
知人・友人に譲る	無料	引き取り手がいれば処分可能
不用品回収業者で処分する	有料	8000円～ ※依頼をするプランによる

上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。

ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。

① 一般ゴミとして処分する

最も基本的な捨て方・処分方法となるのが一般ゴミとして自治体のゴミ収集に出すことです。

自治体によっても分別ルールが異なる場合がありますが、「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」として収集してもらうことが可能な場合があります。

特に、椅子を解体しても問題なく捨てられる範囲のものであれば一般ゴミとして捨てることが可能と考えられます。木製の椅子であればノコギリ等で小さく分けることも可能ですし、取り外した金属パーツ(脚部)なども単純な金属片であれば回収対象となるでしょう。

プラスチック製の座面や背もたれ等も、細かく割るなどして通常のプラスチックゴミ相当に分解ができれば捨てることが可能と考えられます。

② 粗大ゴミとして処分する

粗大ゴミで処分する方法が一番分かりやすくシンプルな捨て方になるでしょう。

多少の料金は掛かりますが負担も小さいです。また、回収依頼の申し込みを済ませて収集場所まで運べてしまえばスムーズに処分が可能です。

多少の手間は掛かり、実際に捨てるまで数日ほど掛かることが考えられますが、最も分かりやすい処分方法となります。

③ リサイクルショップで売却する

引き続き使用することが可能で大きな問題もなく十分に売れそうなものであればリサイクルショップで売却してみましょう。

リサイクルショップは専門店ほど商品に詳しくない可能性もありますが、ジャンルに特化して商品を取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待もできるでしょう。家具を多く取り扱うお店が特におすすめです。

ただし、売却のやり取りは比較的簡単に処理される傾向が強いため、専門店ほどの査定額は付かない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効でしょう。

④ フリマ・オークションで売却する

フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、自分の任意の金額で売買を進めることが可能です。

専門店やリサイクルショップでの買取とはことなり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、リサイクル店で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。

ただし、個人間でのやり取りとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。

椅子の場合はそれなりに大きな商品となるため送料は自然と高くなってしまいます。そのため、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があるため、売値は中古相場よりも若干低くなることは頭に入れておきましょう。

⑤ 知人・友人に譲る

ご自身の周りで椅子を欲しがっている人がいれば、おさがりとして譲ってしまうことも良いでしょう。

ただしこの場合は、しっかりと問題なく使用し続けることができるものであることが条件です。「壊れ気味・調子が悪い」といった製品を譲渡することは、トラブルが生じる可能性もあり、あまり好ましくないことですので注意しましょう。

「使えるものであればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良いものを使ってみたい」など、相手側の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすいものとなるでしょう。

⑥ 不用品回収業者で処分する

椅子のようなものであっても不用品回収業者を利用すれば回収してもらうことが可能です。

多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全てやってくれるため便利です。回収自体も早ければ即日の内に対応が可能なため非常に便利です。

ただし、多くの場合は固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまいます。

そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分に費用を抑えることが可能です。

費用自体は高い処分方法となってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、非常に利便性の高い処分方法となっています。

椅子の処分に関するトラブルシューティング

ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。椅子を捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。

ここでは、椅子の処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。

フリマやオークションでは送料が意外に高い

出品者と落札者の住所の距離に関わらず、椅子の送料はそれなりに掛かります。一般的には大きめな郵送物になるため、3,500～5,000円ほど費用が掛かってくるでしょう。

そのため、どのような中古品であっても、3,500円以上の価格相場になってきてしまいます。

つまり、椅子代が2,000円であれば5,500円となってきます。こうなってくると「椅子代+送料」の出品額が新品の椅子の半額以下程度の相場に収まらないとフリマやオークションでは売れにくいものとなってくるでしょう。

家具店等では引き取ってもらえない

一般的な家具店等では、無料での引き取り処分を行ってもらえない場合が多いです。

今も商品を販売していたり、商品を購入したお店であっても、お店側の事情で対応してもらえない場合も十分にあります。

ポイントは「無料での回収のみ」「有料での処分のみ」は受け付けていない場合があることです。「新たな商品の購入に合わせて、費用を払って処分をしてもらう」という条件でしか処分を受け付けていない場合が多いです。

そのため、もし引き取り処分を希望される場合には、事前に調べたり問い合わせたりして問題がないことを確認してからお店に足を運んだ方が確実です。

まとめ

椅子にはいくつかの捨て方・処分方法があることが分かりました。業者に引き取り・回収を依頼する方法が一般的ではありますが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも有効でしょう。

比較的売却をしやすい部類のアイテムになりますが、製品の寿命が短い面もあります。

ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。

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