木材の処分方法8選!無料の捨て方もご紹介
最近ではDIYなども流行っており自分で家具をこしらえたりする家庭も増えているでしょう。そんな時に半端に余ってしまった木材や木片の処分はどのようにしたら良いのでしょうか。
木材・木片については、DIYに限らず木材を使用している家具等を解体した際にも生じます。壊れてしまった木製製品や木製フェンスやデッキなどが出た場合にも端材の処分が必要になるでしょう。庭木の剪定で出た枝木も含まれてくる場合があります。
木材や木片は日常生活の中ではそこまで生じないゴミですが、木製製品があれば最終的にはゴミとなってくる可能性があるため、将来的な準備も必要でしょう。
今回は、このような家庭から出る木材の処分方法について、詳しくご紹介いたします。
木材を処分する時の注意事項
木材ゴミなどは大きさによってゴミの捨て方・処分方法が異なります。小さい木材であれば自治体で引き取ってもらえますが、大きめの木材は業者や販売店に依頼する必要も出てきます。
また、木材を建築廃材と定めている地域では回収してもうことができません。自治体ごとのルールと照らし合わせて処分方法を検討する必要もあるため、場合によっては手間や時間を考慮して不用品回収業者に回収を依頼してしまった方が得策となる場合もあるでしょう。
できるだけ放置しない方が良い
木材製品は防腐・防菌が施されている物がほとんどとなりますが、屋外に保管し続けている場合には注意が必要です。また、地べたがコンクリートやタイルなどの場所ではなく、土や砂地の場所となる場合には気を付けましょう。
理由は、シロアリの発生が懸念されるためです。そのため、庭の隅などに壊れた木製製品やある程度大きな枝木などがそのまま置かれている場合には、害虫に蝕まれてしまうケースも多いです。
特に、土と面していたり埋もれてしまっている場合にはシロアリの発生が顕著です。その状態で、木造住宅が近くにある場合などは非常に注意が必要となるため、放置はしないように注意しましょう。
自治体ごとに分別ルールが異なる
木材・木片については、基本的に自治体の分別案内に情報が掲載されていない場合が多いものです。確認できるものでも木枝等しかない場合も多いなど、直接自治体に問い合わせて確認を行わなければならない場合が多いです。
各自治体 | 分別 | 備考 |
東京都世田谷区 | 可燃ゴミ (太さ10cm以下、長さ50cm以下) 粗大ゴミ (太さ10cm超え、長さ50cm超え) | 可燃ゴミ:幅30cm程度に束ね紐で縛り排出 粗大ゴミ:木・角材類 (400円) ※電話申込のみ |
東京都大田区 | 可燃ゴミ (長さ30cm未満) 粗大ゴミ (長さ30cm以上) | 可燃ゴミ:長さ30cm未満に切断して束ねて排出 粗大ゴミ:パイプ・棒類 (300円) |
神奈川県川崎市 | 普通ゴミ (長さ50cm未満) 粗大ゴミ (長さ50cm以上) | 普通ゴミ:できるだけ小さくして排出 粗大ゴミ:材木類 (600円) |
神奈川県横浜市 | 燃やすゴミ (長さ50cm未満) 粗大ゴミ (長さ50cm以上) | 燃やすゴミ:できるだけ小さくして排出 粗大ゴミ:木製品類 (200円) |
上記はの各自治体の例となりますが、これらのほとんどが『木材』として分別案内が掲載されていないか、該当する品目を確認しなければ処分方法を見つけることができない状態となっています。
特にインターネットで粗大ゴミの分別確認ができない品目となっている場合には、各自治体の粗大ゴミ収集センターに直接収集処分の申し込みを行う必要があるなど、確認や申し込みの手間が非常に掛かります。
厚さの無い比較的薄い形状の板であれば、切断をして小さな棒状にまとめてしまえば木枝と同様に処分ができる場合が多いです。ある程度の大きさの場合は「まな板」「木製バッド」などをイメージして問い合わせて確認してみると良いでしょう。
購入元に相談した方が分かりやすい
先述の各自治体ごとの分別ルールにもある通り、木材・木片については非常に確認がしづらい品目となっています。自治体側からすると、そのような幅や厚みのある角材はあまり一般家庭のゴミとしては出ない物として認識されている傾向もあるでしょう。
このような場合、まずは購入をした物で半端に余ってしまった木材については、購入元の店舗に相談をして処分を検討してみた方が手間が掛からずに済むでしょう。建築廃材に近いような物となる場合には、より処分が難しくなってくるため、大きさや長さがある物についてはあらかじめ確認が必要です。
可能であれば小さくして捨てる
木材や木で出来た製品であっても、サイズの小さな物は容易に可燃ゴミで処分することができます。身近にある物では「箸」などが想像しやすいでしょう。
つまり、小さな木材であれば可燃系ゴミとして簡単に捨てることができるものになるため、捨てたい・処分したい木材をできるだけ小さな状態に切断することができれば良いことになります。
厚みのある木製製品の場合は扱いが難しくなってきてしまいますが、ノコギリなどを購入して地道に小さく切断して別けて排出することができれば、どのような物であっても処分が可能になります。
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木材の処分方法8選
ここまでの説明にもある通り、木材や木片等の製品は「どのように処分できるのか・どう捨てるのか迷う」などと悩む方も多いのではないでしょうか?
さらに、分別情報が記載されていないなど困惑してしまうことも多いでしょう。そこで今回は、ご自身の状況に合った最善の処分方法を選択できるように8つの詳しい処分方法をご紹介いたします。
① 可燃ゴミで処分する
② 資源ゴミとして回収してもらう
③ 粗大ゴミで処分する
④ 購入店に依頼して処分する
⑤ リサイクルショップで売却する
⑥ 知人・友人に譲る
⑦ 他の家具や小物に再利用する
⑧ 不用品回収業者に依頼して処分する
現在のご自身の状況と照らし合わせて参考にしてみてください。
① 可燃ゴミで処分する
木くずやウッドチップ、小さな木片などの比較的小さい木材のゴミは、一般的に可燃ゴミとして自治体のゴミ収集で捨てることが可能です。
最近ではDIYなどで木材ゴミがでることも多くなってきていますが、大きな木材であっても概ね30㎝以下の大きさにに切断することができればで可燃ゴミとして処分できます。
しかし、小さな木材ゴミや大きな木片など、サイズによってもそれぞれ分別が異なる場合があります。特に、自治体ごとに明確に案内がされていない場合もあるため、念のため一度確認をしてみましょう。
② 資源ゴミとして回収してもらう
自治体によっても対応の可否は異なりますが、資源ゴミとして回収してもらうことができる場合もあります。捨てる際は、紐で束ねて処分しなければいけない場合もあれば、細かく切断しなければいけない場合もあるなど条件も様々です。
自治体によっても、木材が可燃ゴミや資源ゴミなど何ゴミに分別されるのかは確認が必要です。回収してくれるサイズや量に決まりがある場合もあるため、一度自治体に相談してみることをおすすめします。
③ 粗大ゴミで処分する
自治体ごとに「30cm以上・50cm以上」と規定は異なりますが、サイズの大きな木材や木片の多くは粗大ゴミに該当する物となってきます。
先述の通り、一般的は大きな木材ゴミは一般家庭から排出されることがあまり想定されていない傾向があるため、自治体の分別情報欄にも記載がない場合が多いです。そのため、一度問い合わせて確認をしてみましょう。
多くの場合は直接問い合わせることで問題なく粗大ゴミとして処分を進めることが可能となっていますが、確認に手間が掛かってしまう場合が多いため、その点だけ注意しておきましょう。
④ 購入店に依頼して処分する
DIY用に木材が必要となる場合には、専門のお店から購入することがほとんどです。そのため、不要となった木材を処分する場合には、まずは購入店に相談することが最適です。
他の処分方法を見ても分かる通り、自治体で木材・木片を処分する場合は確認が必要であるなど、少し手間が掛かることも多いため、相談先がある場合には活用できた方が良いでしょう。
家具等から生じたような木材・木片の処分には不向きですが、購入した木材の場合には一番分かりやすく処分が進められる方法になるでしょう。
⑤ リサイクルショップで売却する
リサイクルショップでは余った木材を買い取ってもらえる場合があります。しかしながら、リサイクルショップで売却する場合には「状態の良いもの」「需要がある材質」などの条件が伴う場合があります。
高く売れる可能性のある木材は、以下の通りです。
- マホガニー
- ローズウッド
- ケヤキ
- スネークウッド
- ヨーロピアンウォールナット
- 木曾檜
- 高野杉
扱いやすいくある程度の大きさがあるものであれば、比較的売却はしやすいでしょう。しかし、半端で扱いづらい大きなのものは好まれない傾向が強いため注意が必要です。逆に大きすぎても、テーブル天板にできるような厚みと大きさのある板材の場合には需要も高いため、買取価格にも期待できます。
まずはお近くのリサイクルショップに相談してみることをおすすめします。出張で買取回収を行ってもらえる場合も多いため、処分の手間も掛からず便利です。
⑥ 知人・友人に譲る
DIY用に購入をして余った木材がある場合には、身の回りで木材を必要としている人に譲ってしまうことも良い方法です。木材自体はそこまで高価な物ではありませんが、ある程度まとめて欲しいという人がいる場合には喜ばれるでしょう。
人によってはキャンプの焚き火用に使用するなど、様々な活用方法が考えられるため、色々な人に声を掛けてみると思った以上に需要があって処分がスムーズに進められるかもしれません。
⑦ 他の家具や小物に再利用する
余った木材の使い道がない場合には、家具や小物を作ってみるなど再利用するのも良いでしょう。
ある程度の厚みがある角材があれば椅子を作ってみたり、大きな板があればテーブル用の天板に使用してみると良いかもしれません。また、平たい板であれば家屋の修復に使用したり、ウッドデッキを補修するなど、意外に活用方法は多いです。
作った家具を使用しなくなった際には、細かく切断してしまえば処分も簡単にできるため、一時的に別の形にして活用できると良いかもしれません。
⑧ 不用品回収業者に依頼して処分する
不用品回収業者であれば少数の木片からでも回収してもらうことができます。依頼する際は、問い合わせを行って料金に問題が無ければその日の内に回収に来てもらうことも可能であるため、急いで処分を行いたい場合には非常に便利です。
依頼費用は掛かりますが、時間も手間もかけず全ての作業を不用品回収業者に任せられるのでとても便利です。単品の回収や不用品の量が少ないと割高になってしまうため、様々なゴミをまとめて回収してもらえると1品あたりの処分費用も抑えることができるでしょう。
不用品回収業者は、処分の依頼だけでなく買取もしてくれる可能性があります。そのため、状態の良い木材やテーブル天板に使用できるような大きな木材を買い取ってもらうこともできるでしょう。
特に、処分に時間や手間をかけられない方の場合には、不用品回収業者はおすすめです。
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処分に関するトラブルシューティング
木材を処分する場合には注視しなければならないポイントがいくつか存在しています。処分の前に必ず忘れずに確認をしておきましょう。
釘などは必ず取り除く
使用済み木材を処分する場合には使用されている釘の扱いに注意が必要です。様々な処分方法を選択する場合であっても共通した問題となってくるため、刺さっている釘については必ず抜いた状態で処分を進めましょう。
木材に打ち込まれていた釘については金属ゴミなどに正しく分別して捨てましょう。
不法投棄は厳禁
木材を指定されたゴミ置き場以外の場所に捨てたままにして放置するような行為は不法投棄となります。木材に限る話ではないため、良識的な対応を心がけましょう。
不法投棄となる場合には、「5年以下の懲役もしくは1000万以下の罰金に処される」ことがあるため、必ず適切な処分方法を選択しましょう。処分をする際は必ず自治体のルールを守って捨てましょう。
勝手に燃やすことはできない
知らない人も多いかもしれませんが、木材を勝手に燃やすことは許可されていません。
野焼きなどの行為は『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』で原則禁止されています。日常生活において野焼き行為を見かける場合もありますが、農家さんが行う稲わら・籾殻等の焼却が例外として認められているのみです。
しかし、生活を営む上での焚き火は規制はされていません。そのため、キャンプ等の焚火用に木材を使用すること自体は問題ないでしょう。ただし、使用場所や施設・自治体等のルールは厳守して、火事にならないように注意が必要です。
切断する場合には怪我に注意
木製製品や木材などは、基本的に可燃ゴミ(一般ゴミ)として捨てることができる物です。自治体によっても推奨される排出時の大きさについては違いがありますが、出来るだけ小さく切断して捨てることが望ましいです。
しかし、角材などある程度の厚みがある木材の場合には、薄く切断しようとするあまり怪我をしてしまうケースが多いため注意しましょう。
まとめ
木材は貴重な資源となるものでもあるため、できるだけ再利用することが理想的です。しかし、現実的に再利用できる手段は限られるため、多くの場合で処分を行うことになるでしょう。
特に、一般ゴミとしての処分が難しい物ではありませんが、処分をする木材の状態や形状によっては処分方法が異なってくるものです。また、自治体の分別案内では情報が掲載されていないことが多いため、直接問い合わせて確認をする必要があるなど、捨てるためにもやや手間が掛かる傾向があります。
そのため、手間や時間を掛けたくない忙しい人には、不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者であれば、木材だけでなく家電や家具などの不要なアイテムを一緒にまとめて処分できることができ便利です。
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