タイヤの処分方法10選!無料の捨て方をご紹介
『タイヤの捨て方・処分方法について困っていませんか?』
普段使いとして車を利用することは一般的ですが、そんな車と切り離すことができない重要な部品がタイヤになります。
タイヤは消耗品であり、どのような環境であれいずれは寿命を迎えて交換をしなければならない時期がやってきます。車の使用頻度に応じて状況も変化してきますが、頻繁に処分をする機会が少ないタイヤだからこそ、知っておかなければならないことがあります。
今回は、タイヤの様々な処分方法と処分の際の注意すべきポイント、トラブルシューティング、さらには買い替えのタイミングについてもご紹介します。
タイヤを処分する時の注意事項
処分する前にタイヤの価値を調べる
処分前に、タイヤのブランド価値と相場を大まかに把握しましょう。そうすれば、捨てるよりも買取を依頼した方が良いとなる場合もあります。
買取が行われる人気のメーカーは以下になります。
- ダンロップ
- ミシュラン
- ブリジストン
- 横浜ゴム
また、タイヤのサイズで買取価格も変動しますので、買取可能なお店のホームページを確認し、捨てた方が良かどうかを判断しすると良いでしょう。
タイヤは何ゴミ?自治体での扱いは?
タイヤは、家庭から排出されるものの中でも、多くの自治体でゴミとして捨てることができないものです。使い終わった古いタイヤや廃タイヤは処理が困難と指定されており「適正処理困難物」として環境大臣に定められています。
適正処理困難物に分類されたものについては、自治体側で処分の対応を拒否することが可能となっています。そのため大概の自治体では、各自で専門業者に依頼するか販売店に処分を依頼するように案内がされています。
ただし、一部の地域では「特定適正処理困難物」として有料で捨てることができる自治体もありますので、まずはお住まいの自治体では何ゴミ扱いとなっているのかを確認してみましょう。
なぜタイヤは処分が難しいのか?
まず、タイヤに使われている素材に特徴があります。ゴム製品であることは容易に想像がつきますが、厳密には処理がしにくいものとなってきます。
タイヤには、「天然ゴム」「合成ゴム」「ワイヤー」などといった、ゴミ処理場で焼却処理しにくい素材が含まれています。また、ゴム製品や化学製品は土壌に染み込むと水質を悪化させるなど環境への問題も出てくるため、埋め立て処理にも適していません。
このような理由から、一般的な類のゴミとしては扱うことが出来ず、資源として再利用を行うなど適切な処理を行う必要があるものとなっています。
タイヤの処分相場はどのくらい?
タイヤの販売店には、「タイヤのみを扱う専門店」「カー用品店」「ガソリンスタンド」などがあります。 タイヤ交換だけでなくタイヤのみ処分を依頼することも可能となっています。
処分費用はお店によって異なりますが、1本あたりおおよそ300円~500円程度になります。また、ホール付きタイヤは1本あたり、800円~1,200円程度になります。
こう考えると比較的良心的な価格設定となっており、粗大ゴミの処理手数料と大きな違いはありません。
そもそもなぜタイヤの処分が必要になるの?
通常、タイヤを交換する場合には、交換をして欲しい車を持ち寄り購入と交換作業・廃棄を依頼する流れが一般的です。
しかし、夏用・冬用と使い分けをして保管をする状況があったり、まだ十分に使えるからとスペア用タイヤとして保管をしていたりすることで、余るタイヤが生じることが考えられます。
すると、保管していくにつれて寿命を迎えてしまうタイヤも出てくることが考えられるため、こういった機会にタイヤのみを処分するという状況が生まれると考えられます。また、個別にタイヤだけを購入してくるという状況も考えられるため、交換後の余った古いタイヤに関しても、別途処分をする場面が生じるでしょう。
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タイヤの処分方法10選
いざタイヤを処分しようとなった時に、現状でどの処分方法が自分にとって良いのか迷うことはありませんか?
様々な処分方法を知っておくことで、お得になったり後悔せずに処分することが可能です。また、合わせて処分方法ごとの手順もお伝えしていきます。
① 粗大ゴミとして出す
② タイヤ販売店で処分してもらう
③ ガソリンスタンドで処分してもらう
④ カー用品店で処分してもらう
⑤ 自動車整備工場で処分する
⑥ ディーラーで処分してもらう
⑦ タイヤ専門買取店で売却をする
⑧ リサイクルショップで売却をする
⑨ フリマアプリやオークションで売却する
⑩ 不用品回収業者に回収依頼する
今回は、上記の10つの処分方法について、順にそれぞれ詳しく解説をいたします。
① 粗大ゴミとして出す
タイヤは適正処理困難物の指定品目となり、基本的に多くの自治体でゴミとして捨てることができません。しかし、処分に必要となる対応が準備されている一部の自治体では粗大ゴミで処分することが可能となる場合があります。
そのため、まずは一度お住まいの自治体へ問い合わせてみることをおすすめします。
粗大ゴミとして出すことがおすすめな方は以下になります。
- 「特定適正処理困難物」の対応ができる自治体に住んでいる方
- 安く済ませたい方
粗大ゴミでの処分を可能にしている自治体は全国的にも少ないため、条件が合う自治体はごく僅かと考えられます。
対応可能な地域でも、タイヤのサイズに制限を設けていたり、重さで処分金額が変わる場合もありますので、具体的な費用も含めて自治体へ問い合わせてみてください。
② タイヤ販売店で処分してもらう
タイヤ販売店での処分をする場合におすすめとなる条件の方は以下となります。
- タイヤの買い換えを検討している方
- 手間をかけずに捨てたい方
タイヤ販売店は、タイヤの取り付けサービスや取り外した後のタイヤ処分サービスも行っています。
ただし、タイヤ取り付け同様に処分にも費用が掛りますので注意が必要です。まずは、最寄りのタイヤ販売店のホームページから問い合わせてみましょう。
③ ガソリンスタンドで処分してもらう
ガソリンスタンドでの処分がおすすめな方は以下になります。
- 近場にタイヤ処分の対応が可能なガソリンスタンドがある方
- 手間をかけずに捨てたい方
ガソリンスタンドは、ガソリンを入れる他、車に何かトラブル起きた時のためのカー用品が常備されているところが多いです。タイヤもその1つとなり、有人のガソリンスタンドであれば交換や処分に対応してもらえる場合がほとんどです。
まずは、いつも通っている最寄りのガソリンスタンドで対応できないか相談をしてみましょう。
④ カー用品店で処分してもらう
カー用品店での処分がおすすめな方は以下になります。
- 近場にカー用品店がある方
- 手間をかけずに捨てたい方
カー用品店でタイヤ交換する場合には、処分もついでに依頼した方が手間や時間をかけずに済むでしょう。
ただし注意点があり、ホイールの処分には別途追加料金が掛かる場合があるので、処分する前に費用はどれぐらい掛かるのかを予め把握しておきましょう。
⑤ 自動車整備工場で処分する
自動車整備工場での処分がおすすめな方は以下になります。
- 処分先に悩まず安心して依頼したい方
- 安く引き受けてもらいたい方
- 手間をかけずに捨てたい方
自動車整備工場は、比較的安価でタイヤの処分を引き受けてくれることがあり、1本あたり500円程度が一般的となります。
普段からお世話になっている工場が対応できるようであれば、安心して依頼できるでしょう。工場によっては無料で引き受けてくれることもあるかもしれません。
自動車整備工場を利用する場合、まずはタイヤの処分を依頼できるかどうか、一度確認をとってみることをおすすめします。
⑥ ディーラーで処分してもらう
ディーラーでの処分がおすすめな方は以下になります。
- 近場にディーラーがある方
- 安く済ませたい方
普段よりお付き合いのあるディーラーであれば、タイヤの処分も快く引き受けてくれることもあるでしょう。
大手ディーラーや正規のディーラーは、金額が高い場合が多いので注意が必要です。安く済ませたい場合には、個人で行っている店舗や、中古車を扱っているディーラーなどであれば安くなる傾向があります。
普段から何かしらのやり取りでお世話になる機会が多い場合には、相談をしてみると良いかもしれません。特に、純正タイヤなどへの買い替えを行うなどの場合には、購入と処分を同時に請け負ってくれる場合が多いでしょう。
⑦ タイヤ専門買取店で売却をする
タイヤ専門買取店での売却がおすすめな方は以下になります。
- ホイール付きの新しいタイヤをお持ちの方
- 目立ったひび割れがない綺麗なタイヤをお持ちの方
- タイヤの使用した年数が2〜3年である方
上記3点にあてはまるタイヤであれば、買取してくれる可能性があります。さらに、ブランドタイヤであれば、高値で買い取ってくれることもあるでしょう。
古くて使い物にならないタイヤや状態の悪いタイヤは買取してくれないことが多いので、買取前のチェックじゃ忘れずにしておきましょう。
※タイヤ専門店の一覧については②項をご確認ください。
⑧ リサイクルショップで売却をする
「間違ったサイズのタイヤを買ってしまった」「未使用のスペアタイヤが保管されたままである」など、新品同様の未使用品の処分に困ってしまった場合には、リサイクルショップに売却する方法もあるでしょう。
リサイクルショップの利用がおすすめな方は以下になります。
- 傷が目立たないタイヤをお持ちの方
- 溝がくっきりしているタイヤをお持ちの方
- ホイール付きのタイヤをお持ちの方
先述の通り、リサイクルショップに売却する場合には、比較的新しく状態の良いタイヤが求められます。ある程度使用したものなどは商品の価値が極端に低下してしまう恐れがあるため、買い取ってもらえない場合もあるでしょう。
⑨ フリマアプリやオークションで売却する
ある程度使用したものの比較的綺麗な状態のタイヤや未使用品のタイヤであれば、フリマアプリやオークションを利用して売却してしまうのも手段の1つです。
フリマでの出品がおすすめな方は以下になります。
- 個人で売却価格を決めたい方
- 自分で準備から配送手配までできる方
- 出来るだけ高値で売却をしたい方
フリマの最大のメリットはどんなタイヤであっても価格は自分で決められる点です。特にブランドタイヤは高く買取される場合がありますので、お持ちの方は一度出品するのも良いでしょう。
販売時期や製造からの経過時間などにより、新品のタイヤの販売価格は変動してきますが、低価格帯かつそこまで悪くはない品質のタイヤ製品であれば、1つ当たり5,000円~6,000円程度が相場と考えられるでしょう。
そこから、中古のタイヤ1つ当たりの送料が2,500円程度掛かると見込んだ場合、フリマアプリやオークションでのタイヤ1つ当たりの販売価格相場は、3,500円~4,000円程度になってくると考えられます。そのため、タイヤ4つを売却した場合には、3,000円~4,000円程度の利益になると考えられます。
しかし、中古品は数も多く競合する場合も多くなり低価格での出品が予想されるため、実際には、2,000円~3,000円の利益が出れば御の字かもしれません。
⑩ 不用品回収業者に回収依頼する
不用品回収業者がおすすめな方は以下になります。
- 使えないタイヤを捨てたいという方
- 不要なタイヤが大量にあり一人では処分が難しい方
- タイヤの処分に時間を割けられない方
不用品回収業者は、適正処理困難物でも回収してくれるため非常に便利です。処分費用こそ発生しますが、何より分別・梱包・運搬など、処分に関わる作業のすべてを対応してもらえるので手間が掛かりません。
特に、処分するための時間や予定が割けない方におすすめとなり、都合の良い日時に回収を依頼できる利便性があります。労力を一切必要としないところが一番のメリットになるでしょう。
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タイヤの処分に関するトラブルシューティング
タイヤを処分しようとしたら、思わぬトラブルにあってしまうなんてこともあります。トラブルを回避するには、あらかじめ起きるようなトラブルを把握しておき対処することが一番です。
ここでは、タイヤを処分する際によく起こるトラブルと対処方法を解説します。
買取してもらえない
タイヤを買取ってもらえるかどうかは各買取店により条件が異なりますが、買取をしてもらえない条件の目安は共通しています。
買取不可となる主な共通点は以下になります。
- ひび割れがあるタイヤである
- 1万キロ以上走ったタイヤである
- ホイールに錆がある
- 新品のタイヤであっても製造から10年以上経過している
- タイヤの溝がくっきりしていない
- タイヤのみでホイールがない場合
- 鉄ホイールである
- ホイールに歪みがある
上記に当てはまらない場合は、買い取ってもらえる可能性があります。ただし、実際にタイヤの状態をしっかりと見てもらう必要もあるので、まずは買取店に確認してもらうことをおすすめします。
また、上記にもある通り鉄ホイール品については買い取ってもらえない場合が多いものとなります。鉄ホイールは、適正処理困難物となってしまうため、アルミホイール製品と比べて査定が変化してしまう場合が考えられます。
不法投棄は絶対にしてはいけない
タイヤを捨てたいからといって、森や山、何もない土地などに置いて帰ることは不法投棄とみなされます。
もし廃タイヤの所有者が特定された場合、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が課せられます。どうしても捨てるのが大変な方は、不用品回収業者に依頼すると手間も掛からずに処分できるのでおすすめです。
処分をする際はある程度の労力や時間が必要となることが考えられますが、処分費用自体は比較的安いため回収処分を積極的に利用することが求められます。
まだ使えるタイヤは使い続けた方が良い
タイヤを買い替える場合には、同時に処分を行うことを考えなければなりません。そのため、タイヤを使い続けられる場合には、急いで買い替えを行わなくても良い場合も多いです。
一般的な目安としては、タイヤの消耗度を計ることでしょう。タイヤにある溝がどの程度摩耗しているかの状況に応じて、まだ使用できるかどうかの寿命を見極めることが可能です。
車に詳しくない方はあまり意識しない場合も多いかもしれませんが、タイヤを見るだけで判断ができるものでもあるため、確認をしておくと良いでしょう。
その他、季節ごとにタイヤの購入を行わないことも有効です。冬タイヤを冬期以降も使い続け、寿命が来たら新しい夏用タイヤを購入するパターンはあるでしょう。
しかし、冬用タイヤは比較的使用機会が少ない場合もあるため、タイヤの保管に問題がなければ、冬期のみ履き替えて使用して、新たな冬用タイヤを購入をせずに費用を抑えることも有効です。
使えないタイヤでも価値がある場合がある
古い車種・珍しい車種の純正のタイヤの場合、現存しているもので保管状態の良いタイヤはあまり存在しません。
寿命もあり価値が無いと思ってしまうかもしれませんが、綺麗に使用していた特定車種のタイヤであれば、状態が悪くても高額で売却できる場合があります。
これは同様の新たな製品が製造されていないなど希少品となっているためです。ただ捨てるのではなく、車種に合わせて処分を精査することも大事になるでしょう。
タイヤの送料はいくら?
フリマアプリやネットオークションを利用してタイヤを郵送する場合、どの程度の費用が掛るか気になるでしょう。先述の通り、タイヤ1つあたりの送料の相場は2,500円ほどと考えられます。
以下は、15インチのタイヤの送料の目安となります。こちらでは、タイヤ1本(約7~8kg)での計算となります。
郵送会社 | 費用 |
佐川急便 | 2,178円 |
ヤマト運輸 | 2,180円 |
らくらくメルカリ便 | 1,700円 |
ゆうパック | 2,160円 |
カンガルー特急便 | 3,284円 |
フクツー宅配便 | 2,430円 |
郵送会社によっては、タイヤを1本で送るか2本セットで送るかによっても費用が安く変化する場合があります。また、逆に重量物が多くなるにつれて郵送費用が+αで加算されていく場合もあります。
こんな時には買い替え時
タイヤの買い替え時を知っておくことで、処分のタイミングを計ることができます。ここでは、一般的に買い替える時期をご紹介します。
タイヤの寿命
未使用のタイヤでも、製造から10年が寿命とされています。タイヤには製造年数が刻まれていますので確認をしておきましょう。
大抵のメーカーが推奨としている交換時期は、5年程度ですが、溝がくっきりしない場合やひび割れ等が現れた場合は寿命に囚われずに、新しいタイヤに買い替えた方が安全です。
タイヤの溝で安全に走行できるか目安がわかる
タイヤの溝で寿命がわかるサイン「スリップサイン」というものがあります。タイヤの側面に三角のマークがあり、それがスリップサインの表示にあたります。マークが露出した場合は買い替えのサインです。
ただし、溝がくっきりあったとしても、ひび割れが目立つタイヤはバーストの原因に成りかねないため買い換えるべきです。
まとめ
今回は、タイヤのさまざまな処分方法や処分時の注意事項、トラブルにまつわること、さらには買い替え時のタイミングの紹介をしました。
タイヤが使える状態なら捨てる以外にも色々な方法があり、より合った処分方法を見つけた人もいるのではないでしょうか。
タイヤの処分が上手く出来ず家の敷地内に保管し続けてしまうようなことは多いと思います。直ぐに処分をしたい場合には、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
タイヤの処分はリユース本舗へ
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