植木の処分方法6選!大きな植木は自分で伐採は危険
「植木を新しくしたい」「駐車場を作るために植木を処分したい」「お隣さんに迷惑がかかっているので植木を撤去したい」など植木の処分を考えている方はいらっしゃいませんか。
植木を処分する際に気を付けるべきことはあるのか、そもそも何ゴミに分別されるのか、など疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、植木の処分方法について紹介していきます。
植木を処分する時の注意事項
植木を処分するときの注意事項は以下の通りです。
- 自分で伐採は危険
- 供養する
- 伐採したらすぐに処分する
- 雨の日は伐採しないようにする
- 処分の費用を抑える
植木を処分するときの注意事項について、それぞれ説明します。
自分で伐採は危険
植木を処分するために、小さな植木であれば自分で伐採する事は問題ありませんが、大きな植木の場合には自分で伐採するのはとても危険です。
植木を伐採して倒した時に、幹の下敷きになったり、枝がぶつかったりして怪我をする恐れがあります。また伐採をする際に利用するチェーンソーの使い方にも注意が必要です。また木の倒れ方をしっかりと計算する必要があります。伐採の現場では、専門の職人であっても怪我をして、時には死亡することもあるのです。
そのため大きな植木を処分する際には、無理に自分で伐採しないようにしましょう。
供養する
処分予定の植木は供養をした方が良いといわれています。
神社に御神木があるように、木には精霊が宿っているとされています。そのため、供養をせずに廃棄をしてしまうと縁起が悪いと捉えられてしまうのです。
自分でお清め供養する場合には、塩と清酒を使ってお清めします。はじめに伐採する植木の四角に塩と酒を少量ずつ撒きます。そして植木に対して、感謝と謝罪の気持ちを心に思い唱えていきます。大事なのは、植木に対する気持ちを持つということです。
また、神主や僧侶に供養してもらうこともできます。神社にお願いすれば、神主がきちんと供養をおこなってくれるでしょう。初穂料が必要となりますが神社により価格帯が異なってくるので、ホームページで調べたり問い合わせるといいでしょう。
僧侶にお願いする場合には、ゆかりのあるお寺に問い合わせるといいでしょう。
伐採したらすぐに処分する
伐採した植木は早めに処分するようにしましょう。植木には葉っぱがついていますが、伐採した後に放置していると枯れてしまい、葉が落ちてしまいます。そうすると枯れ葉を集めなければいけなくなり、手間がかかってしまいます。
また枯れ木は虫の棲み処として最適な場所となってしまうので、害虫被害が出てしまう恐れもあります。シロアリが発生してしまうと家屋にまで甚大な被害が及ぶ危険性があるので早急に処分をしたほうがよいといえます。
雨の日は伐採しないようにする
もし伐採を行う場合は、雨の日の作業は避けるようにしましょう。雨が降ると植木が水を吸い重くなってしまいます。そのため伐採した植木の移動が大変になってしまうのです。
また伐採した植木を一定期間保管する場合にも、シートなどでかぶせて水で濡れないようにする工夫が必要です。
乾燥した植木をであればスムーズに運搬できますので、処分予定の植木は出来る限り水分を与えないようにしておきたいですね。
処分の費用を抑える
植木の処分費用を削減するためには、伐採可能な植木は自分で処理することを検討しましょう。ただし、先ほど説明したように、大きな植木の場合、伐採は危険を伴うことがあるため、自分で伐採しない方が賢明です。
しかし小さな植木であれば、自分で伐採できることがあります。自分で伐採すれば、その分、業者への費用費用を抑えることができます。
植木を伐採するには、道具が必要ですがあまり高価なものは必要ありません。ホームセンターで買えるような簡易的な工具を購入すれば良いでしょう。電動ノコギリは、ノコギリの歯が前後に動くことで植木を切断することができる工具です。手動の工具であるノコギリに近い感覚で使うことが可能であり簡単に木材を切ることができます。
ホームセンターによっては、工具をレンタルしてくれているところもあります。例えば、島忠ホームズでは電動ノコギリが1泊330円でレンタルできます。
植木の処分方法6選
それでは、植木の処分方法について、見ていきましょう。
植木の処分方法は、以下の通りです。
- 自治体のゴミ回収に出す
- クリーンセンターに持ち込む
- リサイクルショップに依頼する
- 不用品回収してもらう
- 家族、友人、知人に譲る
- 自分で販売する
植木の処分方法について、それぞれ説明します。
自治体のゴミ回収に出す
植木の処分方法1つ目は、自治体の可燃ゴミとして出すという方法です。木材は、燃やせるため可燃ゴミとして出すことが可能です。
可燃ゴミで出す場合には、自治体専用のゴミ袋に入れる必要があります。そのため植木は、ゴミ袋に入る大きさである必要があります。つまり伐採した植木を、さらに細かくゴミ袋に入るだけの大きさにする必要があるのです。
このように一手間かかりますが、植木を自治体の可燃ゴミとして捨てることは可能です。
植木の可燃ゴミの出し方は、以下の通りです。
- 自治体のゴミ袋を用意する
- ゴミ袋に入る大きさに植木を切断する
- 可燃ゴミの日に捨てる
ただし、自治体によっては可燃ゴミとは別の方法で搬出しなければいけない場合もあるので、お住いの自治体では何ゴミに分別されるのか確認してからゴミ出しすることをお勧めします。
クリーンセンターに持ち込む
植木の処分方法2番目は、クリーンセンターへ持ち込むという方法です。
クリーンセンターとは、地域ごとに設置されている地方自治体が運営するゴミ処理施設のことです。
植木の量が多く可燃ゴミに出せない場合には、クリーンセンターに持ち込み処分してもらう事が可能です。
クリーンセンターへの持ち込みには事前連絡が必要な場合があるので、まずはクリーンセンター側に電話連絡をしておきましょう。そもそも植木の持ち込みが不可という場合もあるので、持ち込み可能なのかどうかの確認も必要です。
処分費用については植木の量にもよりますが、平均的には数百円から1,000円程度で引き取ってもらえます。
植木リサイクル業者に依頼する
植木の処分方法3つ目は、リサイクル業者に依頼するという方法です。
植木などの木材を専門として扱っているリサイクル業者が存在し、そういった業者に引取をお願いすることで植木をリサイクルしてもらうことができるため環境に優しい方法となっています。
業者によっては、自宅まで回収しに来てくれるところもあるので問い合わせてみると良いでしょう。
植木が回収されたあとは、工場で粉砕され、チップやペレットと呼ばれる木片にリサイクルされます。チップやペレットは、製紙会社などに販売されリサイクルペーパーの材料や燃料として活用されることとなります。
家にあった植木をただ処分するのは罪悪感があるという方は、リサイクル業者を使ってリサイクルするといいかもしれません。
不用品回収してもらう
植木の処分方法4番目は、不用品回収の業者に依頼するという方法です。
不用品回収業者は家具や家電などの不用品を引き取ってくれる業者というイメージがあるかもしれませんが、植木についても回収してもらうことが可能です。
土も一緒に引き取ってくれる場合があるため、植木を掘り起こすことができない、鉢ごと植木を処分したいという場合は不用品回収業者の利用を検討しましょう。
不用品回収業者に依頼するメリットは、利便性が高いといところです。業者によっては依頼当日に来てもらえる場合があります。植木以外にも、庭や家のもので不要なものがあれば、一緒に回収してもらえます。
家族、友人、知人に譲る
植木を処分する5つ目の方法は、家族、友人、知人に譲るという方法です。
家族、友人、知人の中で自分の庭にある植木に興味を持っている人がいれば譲ってあげることができます。家族や友人であれば、安心して植木を預け処分することが可能です。
しかし譲る場合には注意が必要です。それは植木の移動をどうするかということです。
植木を掘り起こして、安全に譲渡先まで届ける必要がありますが、届ける移動手段をどうするかをお互いに相談して決めていく必要があります。
自分達では掘り起こしや移動が難しいという場合は業者に頼むという方法もあります。あまり大きな植木の場合には業者に依頼するのも良いでしょう。
自分で販売する
植木の処分方法6つ目は、自分で売るということです。フリマアプリなどを使って植木を販売できます。
販売が成立すれば植木の処分費用を抑えられるだけでなく、収入も得られる可能性があります。ただし、出品し、売れるまで待ち、手続きをして送るなどの手間がかかります。
個人間での取引になるため、運搬方法や商品状態の説明などをしっかりし、トラブルが起きないようにする必要もあります。
また珍しい植木の場合には、買取業者に売るという方法もあります。杉などの珍しい木材の場合には、買取業者に問い合わせてみると高い価格で買い取ってもらえる可能性があります。
植木の処分に関するトラブルシューティング
植木を処分する際に、次のような問題があるかもしれません。
- 植木の切り方が分からない
- 大きすぎて処分できない
- 根っこの処分ができない
植木の処分に関するトラブルシューティングについて、それぞれ説明します。
植木の切り方が分からない
大きな植木の場合には、どのように伐採して処分したらいいかわからないかもしれません。結論から言えば大きな植木の伐採は業者に依頼した方が良いでしょう。
自分で伐採できるならば費用を抑えられるため経済的には優しいかもしれませんが、伐採作業には危険が伴うため自己処理はおすすめしません。特に、よく育った大きな植木の場合、高所での作業や重労働が必要となることが考えられるので危険です。
自分が怪我をするだけでなく、近隣の住居を傷つけてしまう可能性もあるので無理に作業をすることはやめましょう。
大きすぎて処分できない
植木が大きすぎて処分できない場合には、やはり業者に依頼した方が良いでしょう。
大きすぎる植木の場合には、重機を使ったりして伐採・運搬する必要が出てきます。そのような重機を自分で使うには、あまりに危険です。
そのため伐採業者や廃品回収等の業者に依頼した方が良いでしょう。
根っこの処分ができない
業者に植木を伐採してもらった際に、根っこが残ったままで新たに芽が生えてしてしまったり、歩いている時につまずいてしまう可能性があります。
そこでしっかり、根っこは処分しておいた方が良いでしょう。
植木の根っこの処分は、多くの場合自分でできます。根っこの処分には、シャベルで周りを少しずつ掘っていくと抜けていきます。土が硬かったり、石がたくさん入って掘れない場合には、除草剤を根っこにかけて枯らしてから抜くと抜きやすくなります。
しかしながら、あまりに大きな根っこの場合には自分で取れないこともあるため、オプション料金がかかりますが無理をせず業者に依頼すると良いでしょう。
植木処分にかかる費用は?
植木の伐採処分、根っこの処分を業者にお任せした場合の費用相場は以下の通りです。
作業内容 | 費用相場 |
高い木の伐採 | 25,000円〜 |
大きな木の伐採 | 15,000円〜40,000円 |
小さな植木の伐採 | 3,000円〜 |
植木の処分 | 12,000円〜80,000円 |
抜根作業 | 2,000円〜 |
伐採費用は作業料と処分費用の合計額がかかります。作業料には伐採作業料のほか、人件費や技術料、高所作業料、道具使用料などが入ってきます。
高さ6メートルを超える場合には、別の見積もりが必要となってきます。費用相場には幅があるため、伐採業者や不要品回収業者に問い合わせてみると良いでしょう。
植木の伐採は高さ1.5メートル、3メートル、4メートルと高さによって費用が異なってきます。
抜根作業は、植木の高さ1.5メートル程度までであれば数千円程度でしてもらえますが、切り株の直径が35センチメートルを超えてくると費用が上がってきます。
その他に大きな植木を処分する際に重機を利用すると追加オプションがかかります。
10tのクレーン車で80,000円から100,000円程度の費用がかかります。
処分費用を抑えるためには?
植木の処分費用を抑えるためには、複数の業者に相見積もりすると良いです。相見積もりする場合には、処分したい植木の高さ、大きさ、本数などを正確に伝えましょう。
複数の業者に相見積もりとることで相場が分かり、適正な価格のところに依頼できます。出してもらった見積書をもとに値引き交渉もできるので、見積書は必ず受け取ってください。
植木を処分するのに必要な道具
自分で植木を処分する場合に、必要な道具について紹介していきます。
まず木を伐採するには、ノコギリやチェーンソーが必要です。チェンソーは購入すると高いため、レンタルを利用するのがおすめです。ホームセンターなどでレンタルできます。また高い木を伐採する場合には、脚立があると便利です。
そして木の根っこを掘り起こすには、スコップがあると良いでしょう。園芸用の小さなものでも充分です。植木の伐採によって木クズが出た場合には、掃除するのにほうきやちりとりがあると便利です。
抜根作業で、スコップで掘り起こせばできる場合には問題ありませんが、根っこまで取りきるためには除草剤を使うと良いでしょう。
まとめ
植木の処分は、小さい植木であれば細く切って自治体の可燃ゴミとして回収してもらうことが可能です。
一方、大きな植木の場合には可燃ゴミで出せないため、クリーンセンターに持ち込む、リサイクルショップ、不用品回収などを利用していきます。また、フリマアプリなどを使って、自分で販売することも可能です。
植木を伐採する際には、いくつか注意点があります。
まず大きな植木の場合には、伐採には危険が伴うので、注意しましょう。そして、切り株の根っこまでしっかりと処分します。植木には精霊が宿っているとされているため、伐採する際には供養するようにしましょう。
植木の処分の中でも、不用品回収の業者を利用すれば、様々な回収に対応してくれるため安心です。
植木の処分はリユース本舗へ
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