パーテーションの処分方法6選!無料で捨てる方法をご紹介
『パーテーションの処分方法について困っていませんか?』
パーテーションは、オフィス・お店の店頭などで使用されていることが多いものです。もちろん、一般家庭でも購入されて使用されている場合もあるでしょう。
基本サイズは、一般家庭の窓2枚分程度の大きさの製品が多く、常設して使用するものがほとんどです。板を立てるためのスタンドが付属されているものもあれば、広げて自立されるものなどかたちも様々です。
パーテーションは、使用・設置スペースを必要とするものであり、特に大概のものは足場にある程度のスペースも必要です。そのため、基本的に常設され使用し続ける場合にはそこまで邪魔になることもありませんが、使用しない場合には見栄えや部屋の雰囲気などに影響が出てしまう場合があるでしょう。
そこで今回は、パーテーションの正しい処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
【この記事でわかること】 |
① パーテーションの正しい処分方法 |
② 処分する際の注意事項 |
③ パーテーションについて詳しく知る |
※当記事では、主に企業から生じる事業ゴミを中心に解説を致します。
パーテーションについての確認事項
パーテーションを捨てる前に、まずは確認をしておくべきことがあります。
パーテーションについて
パーテーション自体は、目隠しをする(仕切りを作る)目的の板とそれを自立させるフレームとで構成されています。
パーテーション板の多くは木材が使われており、板の四方を金属製のフレームで固定している場合がほとんどです。板同士は金属パーツで接続されており、場合によってはスタンドやキャスターが付属する場合もあります。その他、木製の板ではなく固いプラスチック等の板が使われているものであることを覚えておきましょう。
製品の種類
一般的なパーテーション製品の場合、そもそも形が定められている製品もありますが、2~3つの板をL字に組み合わせて板のみで自立させる製品が多いかもしれません。また、一方向の目隠しのためだけのパーテーションの場合には、自立できなければならないためキャスター付きのフレームと一体になっている製品もあるでしょう。
そして、サイズが異なるパーテーションがいくつか存在しており、縦90cm×横180cmの畳と同サイズの製品が主流です。その他、横幅が異なる小型サイズのタイプなど製品の大きさも様々存在しています。組み合わせに応じて広い範囲で使用できるものが多いでしょう。
どんな時に処分が必要となる?
パーテーション自体が満足に使用できなくなってしまうという状況はほぼありません。そのため、自然と使用しなくなり不要になっていくことが、処分のきっかけの一番の要因と考えられます。
保管スペースの確保はそこまで難しくないため、使用環境に左右される場合が多いかもしれません。不要なパーテーションが設置され続けていることで、空間が遮断されてしまうようなデメリットがある場合には、処分が必要となるでしょう。
ゴミとしての扱いの違い
一般のご家庭で使用する目的で購入されたパーテーション家具であれば、そのまま処分方法を検討すれば良いだけとなりますが、オフィスやお店の店頭、学校、集会所等で使用されているパーテーションは産業廃棄物として処分をする必要があります。
企業等から排出されるゴミの場合には、処分・廃棄の許可を得ている専門の業者に依頼して処分をする必要があるため、注意が必要となります。
パーテーションの捨て方・処分方法6選
パーテーションを処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、パーテーションを処分する際に利用できる6つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
※繰り返しとなりますが、こちらでは一般家庭から出るゴミの処分方法中心にご案内いたします。
処分方法 | 費用 | 備考 |
一般ゴミとして処分する | 無料 | 費用が掛からない |
粗大ゴミとして処分する | 有料 | 500~1,000円程度 |
購入店に相談して処分する | 有料 | 店舗によって対応が異なる |
専門業者に依頼して処分する | 有料 | 業者によって対応が異なる |
リサイクルショップに売却する | 無料 | 店舗への持ち込みが必要となる |
不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円~(依頼をするプランによる) |
上記のように割と限定された選択肢の中から処分方法を選ぶことにとなります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、ご自身に合う捨て方・処分方法を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 一般ゴミとして処分する
パーテーションの多くは、木製の板で作られている場合が多いです。
そのため、パーテーションを解体して、板を小さなサイズまで切断することができれば一般ゴミとして処分することが可能と考えられます。プラスチック製の板の場合にも同様です。
その他、板に付随する金属フレーム等もアルミ素材などが多いため、工具を用意できれば割と容易に切断が可能でしょう。細かく解体することが比較的難しくない場合が多いため、一般ゴミとして処分することもできるでしょう。
※こちらの処分方法は、一般のご家庭より排出される場合のみ利用可能となります。
② 粗大ゴミとして処分する
パーテーションは、基本的な粗大ゴミの規定サイズとなる「一辺30cm~50cm以上」の大きさを優に超えるものとなってきます。そのため、どちらの自治体の場合でも粗大ゴミとして捨てるものとなってきます。
先述のとおり、パーテーションの板以外は金属のパーツが使用されています。そのため、板やパーツ部を細かく切断して処分するにも、やや手間となり労力もかかるため、やや現実的ではない場合もあるでしょう。
粗大ゴミであれば全てワンセットで回収をしてくれるため、排出を行うことさえできれば効率よく処分が可能な方法といえます。
※こちらの処分方法は、一般のご家庭より排出される場合のみ利用可能となります。
③ 購入店に相談して処分する
処分方法を調べたり考えたりすることが手間である場合には、購入したお店に問い合わせて処分を依頼すると良いかもしれません。
過去に購入をした店舗であれば快く引き取ってもらえる場合がありますので、思い切って一度相談してみると処分ができる場合があります。しかし、販売はしていても処分の対応は行っていないお店もありますので、そこは注意が必要です。
新たな製品の購入を検討している場合には、買い替えに伴って無料で引き取りを行ってもらえることは多いですが、処分のみの場合は、あまり期待はできない場合が多いでしょう。
※こちらの処分方法は、一般家庭・企業(事業者)のどちらでも利用することが可能です。
④ 専門業者に依頼して処分する
パーテーションのような、オフィス・お店の店頭、学校、集会所等などで使用されているもの(事業者より排出されるもの)を処分する場合は、事業ゴミとして処分・廃棄を進めなければなりません。
その場合、産業廃棄物の処理が可能な専門の業者に依頼をして処分を行う必要があります。
地域ごとに対応可能な産廃業者が存在しているため、自治体のホームページを確認して依頼先を探して申し込みを行いましょう。
※こちらの処分方法は、企業(事業者)より排出される場合のみ利用可能となります。一般のご家庭から排出されるもの場合は粗大ゴミでの処分を案内されます。
⑤ リサイクルショップに売却する
使用しなくなったパーテーションをリサイクルショップに売却することができれば、費用を掛けずに手放すこと(処分)が可能です。
オフィス系用品を扱うリサイクル店も多く、パーテーションのようものも買い取ってもらうことは可能です。買い取ってもらう場合には、直接搬入することが理想ですが、手間が掛かる場合には出張買取に対応しているお店を利用すると便利です。
パーテーションは壊れたり使えなくなることがあまりないものでもあるため、処分・廃棄してしまうのはもったいないという場合には、新たな購入者に再利用してもらえるような方法を検討することは非常に有効でしょう。
⑥ 不用品回収業者で処分する
不用品回収業者を利用すれば、大概のものは問題なく回収してもらうことが可能です。一般的な処分方法を選択できなようなゴミであっても問題ありません。回収自体も早ければ即日の内に対応が可能なため非常に便利です。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるなど、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため非常に便利です。持ち運びが大変な大きな物の場合には特に有効でしょう。
ただし、多くの場合は固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割が合わず損をしてしまいます。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分の費用を抑えることが可能です。
費用自体はある程度の金額が掛かる処分方法となってしまいますが、問い合わせて早ければその日の内に処分が完了できるため、非常に利便性の高い処分方法となっています。
※こちらの処分方法は、一般家庭・企業(事業者)のどちらでも利用することが可能です。ただし、企業(事業者)の場合には、産業廃棄物の取り扱いの許認可を得ている業者への依頼が必要となります。
パーテーションの処分に関するトラブルシューティング
ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、パーテーションの処分に関するトラブルシューティングをいくつかご紹介します。
譲る場合には設置・保管場所の確認が大切
パーテーションはある程度大きな物です。そのため、多くの場合2~3枚のパーテーション板を組み合わせて設置する必要があるため、あらかじめ設置をする占有スペースの準備が必要です。
また、パーテーション自体も大きいものであれば一畳分のサイズがあるので、意外に部屋の雰囲気が圧迫されます。そのため、使用する際にはある程度の広さが求められるため、事前の確認は必須といえるでしょう。
譲渡後に、「やっぱり返したい」とならないようにあらかじめ確認しておくなど注意が必要です。
自力での処分は少し手間
先述の通り、パーテーション自体は木材の板や金属パーツで構成されています。そのため、板とパーツ部を細かく解体・切断して処分を進めることもできなくはないものです。
しかし、粗大ゴミの規定サイズ以下の大きさに切り分けるには、切断するための工具なども必要となり、一般のご家庭で行う場合にはやや手間が掛かります。また、金属ゴミが生じた場合、それらを繰り返し不燃ゴミで排出していくことになり、全て捨て終わるまでは多くの時間が必要となります。
実際に可能ではあるもののあまり現実的ではないため、粗大ゴミとして処分を行った方が圧倒的に効率が良いでしょう。
事業ゴミの場合には注意が必要
いくつかの処分方法の項目でも解説している通り、企業等から排出される事業で使用されたゴミは一般の家庭ゴミと同様の方法で処分することはできません。
そのため、まずは産業廃棄物の処理が可能な専門の業者に依頼をすることを考えましょう。
ただし、パーテーションは壊れにくいものでもあるため、再利用に繋げられるように売却するなどの方法も検討してけると良いかもしれません。
まとめ
パーテーションにはいくつかの捨て方・処分方法があることが分かりました。まずは、順を追って処分方法を確認していくことで、迷うことなくスムーズな処分が可能となるでしょう。
多少の手間は掛かりますが、売却することができれば、費用を掛けずに処分が可能な場合もあります。
企業(事業者)等から排出されるゴミの場合には、一般的な自治体の収集サービスが利用できないため、産廃物処理業者や不用品回収業者を利用すると、難しく考えることなく処分が可能となるでしょう。ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
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