
ペンキの処分方法4選!無料で捨てられる方法をご紹介


イベントなどの催し事や趣味のDIYで使ったペンキが大量に余ってしまうことってありますよね。
また、ペンキの入れ物もプラスチック・金属類であったりと様々なものがあるため、処分に困って結局そのままになってしまうことも多いかもしれません。
当記事ではそんな困り事を解決するために、ペンキの処分方法や注意点、処分の対応をしてくれる業者について詳しく解説していきます。
この記事を参考にして余ったペンキをなるべく手軽に安全に処分しましょう!
【この記事の要点をまとめると!】 |
・ペンキの処分に関する注意事項 |
・正しく安全なペンキの捨て方がわかる |
・処分の際のトラブルシューティング |
ペンキを捨てる時の注意事項を確認!
ペンキは液状のままの状態では、通常のゴミ収集では回収をしてもらえない場合がほとんどです。そのため、余ったペンキをどのようにして処理するかを考えなければなりません。
間違った処分方法で作業を進めてしまうと、体調を崩したり、火災や環境汚染などに繋がるなど大変なことになってしまうため、必ず確認してください。
余ったペンキを捨てる際に注意しなければならないポイントは以下の4点となります。
- 必ず換気のできるところで行う
- 何ゴミに分別されるのか自治体のルールを確認する
- 自然発火の恐れに注意
- 下水道(排水口)に流すのはNG
必ず換気のできるところで行う
余ったペンキの処分作業は必ず換気の良い場所で行いましょう。そうしないと、ペンキに含まれるシンナーなどの有毒ガスやきつい匂いで体調を崩してしまいます。
特にペンキの残っているスプレー缶を噴射して処分作業を行う際は注意が必要です。マスクと手袋をして充分な換気を行ったうえで作業しましょう。そうすることによって、安全に作業を進めることができます。
何ゴミになるか自治体の分別ルールを確認
余ったペンキの捨て方・処分方法は自治体によって異なってきます。その為、「ペンキの処分 〇〇市」などネット検索をして、お住まいの地域の分別方法を良く確認しておきましょう。
また、ペンキ製品の容器によっても捨て方が異なります。例えば、一斗缶なら「資源ゴミ」か「粗大ゴミ」、スプレー缶なら「危険ゴミ」に分別して処分しなくてはならない場合もあります。
あらかじめ自治体のごみ出しルールを確認し、余計な手間が掛からないように準備しておきましょう。
自然発火の恐れに注意する
余ったペンキを処分するために、新聞紙やいらない布などに塗り拡げる場合は、状況によって自然発火する恐れがあるので注意しましょう。
ワックスやペンキなどの油類は酸素に触れることで酸化熱が発生します。それが温度の高い状況下でさらに高温となり熱がこもると発火してしまう場合があります。
こういった自然発火を防ぐために下記に注意しておきましょう。
- ペンキを拭き取った布や新聞紙を山積みで長く放置しない
- ペンキを乾かしてから処分する
このように乾かした状態であれば自然発火の恐れはありませんが、液状になっているものが積み重なって放置されていると発火することがあるので、充分注意しましょう。
下水道に流すのはNG!


余ったペンキ処理が面倒で排水口にペンキを流して捨ててしまう人がいますが、これは絶対にNGな行為です!
流したペンキが水道管の内部で固まり詰まってしまい大きなトラブルに繋がります。また、ペンキに含まれる有害物質の影響で水質や環境汚染を招いてしまうことが考えられます。ペンキの油性・水性に関わらず下水道に流す行為は行ってはいけません。
どんなに面倒に感じてもペンキは適切な方法で処分を進める必要があります。
ペンキが付着した紙や布の扱いに注意
多くの自治体では、紙・布ゴミ、段ボールゴミなどは資源ゴミとして扱われています。しかし、ペンキが付着してしまった場合、これらは資源ゴミとしてリサイクル等に活用することはできません。
作業中や処分中を含めてペンキが付着した紙・布ゴミ等については、通常の方法で分別して捨てることはできず、可燃ゴミ(燃えるゴミ・燃やすゴミ)で捨てなければならないため注意しましょう。
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ペンキの捨て方・処分方法5選
ペンキの処分はなるべく手軽に費用も掛けずに済ませたいものでしょう。ここからはペンキの捨て方を4パターンに分けてご紹介していきます。
① 一般ゴミとして処分する
② 専門業者に処分を依頼する
③ 購入店に引き取ってもらう
④ 知り合いに譲る
⑤ 不用品回収業者に処分を依頼する
現在のご自身の状況と照らし合わせて参考にしてみてください。
① 一般ゴミとして処分する
少量のペンキなら、自治体のルールを守って家庭ゴミとして出すのがいいでしょう。残った液状のペンキを処理する場合、下記のような4つの方法があります。
- 不要な紙や布などに染み込ませ、燃えるゴミとして捨てる
- 不要な段ボールに染み込ませ、燃えるゴミとして捨てる
- 不要な紙袋等にペンキを流し込みそのまま乾燥させ、燃えるゴミとして捨てる
- 固化剤を使って燃えるゴミとして捨てる
不要な紙・布・段ボールなどに染み込ませて捨てる
残りが中量ほどのペンキの場合、いらない紙や布などに染み込ませて使い切ってしまい処分しましょう。
ある程度大きな段ボールなどに繰り返し塗って使い切ってしまう方法が良いでしょう。また、ちぎった新聞紙や切った布を入れた袋にペンキを流し込んで染み込ませると汚れたりする手間もなく処理もしやすいです。
その後に、時間を置いてよく乾燥させます。そして、捨てやすいように切り別けるなどして可燃ゴミとして排出しましょう。
※使い古したバスタオルや、捨てようと思っていた雑巾、キッチンペーパーなどを使ってもいいでしょう。
固化剤を使って可燃ゴミとして捨てる
固化剤を準備する際は、処分したいペンキの種類に合ったものを選んで購入してください。固化剤の中には水性のペンキしか使えないものがあったり、水性も油性も両方使えるものがあったりします。
また、使用するペンキの成分や量に応じて固化剤の利用方法が変わることもあるので、取扱説明書をよく読んでから作業してください。
固化剤を購入する場所はネット通販かホームセンターがおすすめです!処分したいペンキが少なめな場合は、500円ほどで購入できる固化剤もあります。
ペンキが固まってくると、ポロポロとした酒粕のような状態になります。このようになったペンキを新聞紙などに出して広げてよく乾燥させます。その後、そのまま新聞紙に包んで可燃ゴミとして排出しましょう。
しかし、自治体によっては回収してくれない場合もあるので、自治体のホームページをよく確認してください。
※なお、凝固剤を使用する場合には量が倍ほどに増えるため、あらかじめ不要なペンキを一回り大きな容器に移してから凝固剤を入れるように注意しましょう。
- 大量のペンキを処分する際におすすめ
- 固化剤はペンキの成分によって変えなくてはいけない
- 費用はある程度かかる
- 大きめの容器や新聞紙、割り箸、手袋などが必要
② 専門業者に処分を依頼する
自宅ではなかなか処分しにくい大量のペンキを処分したい場合は、塗装業者に依頼する方法もあります。ただし、塗装業者ごとに対応可能な地域が決められているなどの条件もあるため、あらかじめ注意が必要です。
そのため、お住まいの地域ではペンキを回収してくれる塗装業者が見つからないこともあります。大量のペンキを処分がしたくて塗装業者を探す際には、事前にその業者の対応地域やサービス内容についてよく確認しておきましょう。
③ 購入店に引き取ってもらう
不要になったペンキを処分する場合、購入店に引き取ってもらうという方法を利用できる場合があります。ホームセンター等で購入したものであれば、一度問い合わせて確認をしてみましょう。
ペンキ自体はそのままでは処分が難しいものとなるため、比較的引き取ってもらえるケースも多いです。しかし、ホームセンター等の場合には、購入を証明するレシートを準備する必要があるなどやや手間も掛かります。
また、無料で引き取ってもらえる場合もあれば、有料での引き取りとなる場合もあるでしょう。
④ 知り合いに譲る
知り合いの中にペンキを使いたい方がいれば、その方に譲るのが一番手っ取り早いです。学校での文化祭や学芸会、運動会、その他イベント事などで使いたい場合や趣味がDIYの場合は引き取ってくれる場合もあるでしょう。
知り合いに引き取ってもらえれば、処分の費用も手間も掛からずに済みます。ですので、周りの人にペンキが必要な人がいないか聞いてみると良いでしょう。
⑤ 不用品回収業者に依頼する
意外と知られていないかもしれませんが、不用品回収業者もペンキを回収してくれます。
不用品回収業者であれば、特に条件なく回収をしてもらうことができますし、余ったペンキの処理の手間も掛かりません。また、ペンキ以外の不用品も一緒にまとめて回収してもらえます。
不用品回収サービスは定額パック料金となっていることが多いため、利用するためにある程度の料金こそ掛かりますが、早ければ即日対応もしてもらえるため便利です。沢山の物を一度に回収してもらうことができれば、不用品1つ当たりの処分費用の単価も安くすることができます。
- 予算相場は一斗缶一つで4,000円程度
- 余ったペンキ処理の手間が掛からない
- ペンキ以外の不用品も回収可能
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ペンキの処分に関するトラブルシューティング
ペンキ製品を処分する場合に頭を悩ませることに容器の処分に関する問題があります。こちらでは、使用後の容器の捨て方・処分方法、残った汚れの対処法などについて解説致します。
ペンキの容器は中身を使い切ってから捨てる
ペンキの容器は、缶・ビン・プラスチック製であったりと様々な場合があります。ここからはペンキの容器の処分について解説していきたいと思います。
※以下では、資源ゴミでの処分が可能であるものとして案内をしておりますが、自治体によっては資源ゴミとして扱われない場合があるため注意してください。資源ゴミとして回収可能な場合については、基本的に有害な成分が含まれていない製品に使用されていたものに限られる場合があります。
小さな缶
小さな缶容器である場合、中身を綺麗にした缶であれば通常の缶ゴミと同様に「資源ゴミ」として回収してもらえます。しかし、ペンキ汚れが落とし切れない場合は「普通ゴミ」としての回収となる場合が多いです。
分別方法は自治体によって変わってくるため、何ゴミに分別されるのか事前に確認しておきましょう。
一斗缶
一斗缶は小さな缶容器と同様に中身を使い切ってから「資源ゴミ」で出せる場合もありますが、サイズが大きいため「粗大ゴミ」としてしか回収してもらえない自治体もあります。
金属ゴミや資源ゴミになるなど、こちらも自治体によって分別方法は変わってくるため、何ゴミに分別されるのか事前に確認しておきましょう。
スプレー缶
スプレー缶タイプの製品の場合、中身を使い切ってから出すというのが基本です。スプレー缶の注意書きには、使用後にガス抜きキャップで使い切るように書いてあることが多いでしょう。
その他、スプレー缶内のガスの扱いも自治体によってルールは様々です。ガスを抜くために穴を開けなくては行けない地域、開けずに袋に入れて「危険ゴミ」として出す地域など捨て方が異なってきます。
ビン
缶と同じように、中身を綺麗にしたものは「資源ゴミ」として回収してもらえます。しかし、汚れの残ったものは資源ゴミでは回収できないので注意が必要です。
また、自治体によっては元々の製品の特性上、不燃ゴミでしか処分できない場合もあります。
プラスチック(蓋や容器)
プラスチック製の蓋や容器は「容器包装プラスチック」として分別できますが、これも中身を綺麗にしておく必要があります。
特に難しい扱いの素材にはならないため、綺麗にしてしまえば処分に困ることはないでしょう。
ペンキが固まって容器にくっついてしまっている場合
ペンキをそのままにしておくと固まって容器にこびりついて残ってしまう場合があります。基本的にゴミとして処分を進める場合には、まずは固まったペンキを取り除く必要があります。
固まったペンキは剝がし取る
ある程度まとまった量のペンキが固まっている場合には、剥がし取ることができる場合があります。ある程度暑く塗り固まっている場合には、まとめて剥がれ落ちる場合もあるでしょう。
しかし、薄く塗り固まってしまった場合には取り除くことは困難です。これらを取り除く場合には、ペイント薄め液や除光液を使用すると落としやすくなります。
どうしても取れない場合
ペンキが固まって容器にくっついている場合は、その容器ごと「不燃ゴミ」として出せる場合があります。自治体によってもルールが異なると考えられますが、可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する分には大きな問題はないでしょう。
資源ゴミとして排出できない状態の物は、基本的に一般ゴミとして処分できると覚えておきましょう。
その他の豆知識
余ったペンキを処理する際に溶液を固めて捨てる場合、凝固剤を購入しなければなりません。ペンキ200mlあたりの費用相場は500~800円程度ですが、凝固剤200mlあたりの費用相場は150~250円程度となっています。
つまり、凝固剤を使用して処分を進める場合には、余っているペンキの4割分程度の費用が掛かってきてしまいます。500mlのペンキ液を固めて処分する場合に掛かる費用は、400~600円ほど掛かる計算となります。
まとめ
今回はペンキの捨て方・処分方法について様々な方法をご紹介致しましたが、いかがだったでしょうか?
- ペンキの処分方法は自治体によって異なる
- 余ったペンキの処分は換気と自然発火に注意
- 中身を使い切ってから捨てるのが基本
- 困ったときは不用品回収業者に依頼するのがおすすめ
ここまでペンキの捨て方・処分方法や注意点、依頼できる業者について解説してきました。
少量のペンキなら、固化剤や新聞紙を使って家庭ごみとして処分するのが最適でしょう。しかし、大量のペンキの場合や処分に困っている場合は各種業者に相談することをおすすめします。
業者の中でも、塗装専門業者はお住まいの地域によって対応の可否が別れるため、そのような場合には不用品回収業者にお願いするのが一番でしょう。
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