バイクの処分方法7選!無料で捨てられる方法をご紹介
ここで処分にかかる費用や処分の方法の解説を確認しておきましょう。
壊れて動かないバイクを引き取って欲しい、乗らなくなった原付バイクや大型のバイクを処分したい、しかし、どうしたらいいのかわからないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。乗らないバイクをそのまま放置していると、毎月の保険や税金がかかってしまい、無駄な費用を払い続けることになってしまいます。
バイクはルールを守って正しく処分しなければなりません。そこで今回は、原付から大型バイクまで「どのように処分すればいいのか」について詳しく解説します!
バイクを処分する時の注意事項
バイクを処分する前に注意しなくてはならないのが、「バイク本体を処分するだけでなく、廃車手続きが必要」になるということです。
バイクは、車と同じように国にナンバープレートを登録して、届出を行ってから利用することができる二輪自動車です。
そのため、もう乗らなくなったバイクを処分する時には、本体の処分と同時に自治体や陸運局などにバイクのナンバープレートを返却し、「永久抹消登録」の手続きをして、バイクの廃車届けを行わなければなりません。
一時的に乗らない場合には一時抹消登録の手続きを行いますが、再び乗る時に行う登録手続きで証明書が必要になるため、大切に保管しておきましょう。
それぞれのバイクの種類と排気量、廃車届けの手続きをする場所や、手続きに必要な持ち物は以下の表を参考にしてください。
種類 | 届け出る場所 | 持ち物 | |
原付バイク(排気量:125cc未満) | 自治体 | ナンバープレート印鑑車検証(軽自動車届出済証) | ・標識交付証明書 ・廃車申告書 |
軽二輪自動車(排気量:126cc以上250cc以下) | 陸運局 | ・軽自動車届出済証返納証明書交付請求書 ・軽自動車届出済証返納届出書 | |
小型二輪自動車(排気量:251cc以上) | 陸運局 | ・標識交付証明書 ・抹消登録申請書 ・手数料納付書(自動車検査登録印紙350円が必要) |
バイクの処分方法7選
バイクの処分と聞くと「何ゴミとして分別されるのかな?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、バイクは基本的にゴミとして捨てることができないものとなっています。自治体によっては適正処理困難物として指定されており、粗大ゴミ回収であっても回収不可とされていることがあります。
また、乗らなくなったバイクをそのまま放置していると、毎月の保険や年間の車税の支払い義務が生じてしまうので、何もしなくてもお金だけがかかってしまうことになります。
不要になったバイクは、速やかに処分することをおすすめします。
ここでは、無料から買取までバイクの処分方法について詳しく解説しています。
指定引取場所
バイクをお金をかけずに処分したいという人には、全国に160カ所ある指定引取場所、「自動車リサイクル促進センター」への持ち込みがおすすめです。
指定引取場所では、引き取ったバイクのリサイクルを行っており、持ち込みした場合は無料で処分することができます。持ち込みが難しく運搬が必要な場合は、運搬費用のほかに廃車手続きや廃車処理に関わる費用が必要になります。
指定引取場所で引き取ってもらえるバイクは、対象車両が決められており、引き取り基準を満たしたもののみとなります。対象外のバイクはそのまま持ち帰らなくてはならないので、事前に問い合わせて確認しておくことが大切です。
引き取りの対象となる車両、ならない車両は以下の通りです。
対象となる車両 | 対象外の車両 |
・二輪車リサイクルシステムの参加事業者が国内販売した車両 (並行輸入品や参加事業者以外が販売した車両は対象外) ・原動機付自転車、軽二輪自動車、小型二輪自動車 | ・電動自転車、自転車 ・バギー ・サイドカー ・ポケバイ ・バッテリー ・バイク部品のみ ・ヘルメット、ウエア等 |
また、引き取りの基準としては、各パーツがバラバラになっているものは全て組み立てておくこと、オイルやガソリン漏れ、汚れなどは全て綺麗に拭き取り、漏れないように処置しておくこと、が必要です。
不用品回収業者に依頼する
いらない原付バイクや大型バイクを処分するなら、不用品回収業者を利用するという方法もあります。バイクの他にもヘルメットやウェア、ブーツなどのバイク用品や食器やアウトドア用品、自転車や貴金属までなんでも回収してくれるので、バイクを処分したい時はもちろん、断捨離や引っ越しの際にもとても便利です。
不用品回収業者は民間の企業なので、中には高額な料金を請求された、不法な廃棄をしていた!などもありますので、注意が必要です。
まずは、複数の業者から見積もりを出してもらい、料金が適正か、対応が誠実か、見積書や契約書をしっかりと発行してくれるかを確認しましょう。料金やサービス内容に納得できれば、自分の都合の良い日時を決めて回収依頼をします。
リユース本舗では、不要になった原付バイクや、小型~大型バイクも丁寧に搬出いたしますので、動かないバイクの搬出や、忙しくて時間がないという人にもおすすめです。まずは、ぜひ問い合わせてください。
バイクの処分専門業者
バイクの処分をするなら、バイクの処分専門業者に依頼する方法もあります。
バイクの処分専門業者では、壊れて動かなくなったバイクや、古くて乗らなくなったバイクを無料で引き取ってくれるだけでなく、状態によっては買い取ってくれることもあります。
こうした専門の処分業者は、車両の解体業者やリサイクル業者、海外へ中古バイクを輸出する業者などが運営していることが多く、動かなくなったバイクを解体して使えるバーツや、アルミや鉄部分を回収して、資源として売却して利益を得ています。
処分業者によっては、廃車手続きなどを代行してくれるところもあります。平日は時間がないという人や、書類の準備や手続きが面倒と感じてしまう人には特におすすめです。
バイクの処分専門業者を選ぶ際には以下の点に気をつけておきましょう。
- ホームページで会社の場所やサービス内容を確認すること
- 処分専門業者を複数比較して見積もりを出してもらうこと
- 近くに店舗があるのか、ない場合は取りに来てもらえるのかどうかを確認すること
廃棄二輪車取扱店
バイクを処分するなら、廃棄二輪車取扱店へ依頼する方法もあります。
廃棄二輪車取扱店では、事故で動かなくなったバイクや古くて乗らないバイクを引き取って、まだ使える状態ならリユース、解体してパーツごとに分けて利用するならリサイクルと言ったように、それぞれバイクの状態に合わせた活用をしています。
廃棄二輪車取扱店へバイクを持ち込む際には、全ての部品(ハンドル、タンク、フレーム、車輪、エンジン)などの機関部品が揃っており、一式全て組み立てられていることが必要です。
また、中には、引き取りが難しい状態のバイクもあるので、処分したいバイクをチェックして、必ず最寄りの取扱店を確認して事前に連絡を入れておきましょう。
その他、手続きに必要なものは以下の通りです。
- 所有者本人を確認できる書類(運転免許証)
- 廃車申告受付書
- 自動車検査証返納証明書
廃棄二輪車取扱店では、持ち込みが難しい場合には、運搬も対応してくれます。その際には、運搬費用が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
各地域の廃棄二輪車取扱店は、以下のサイトで検索することができます。
廃棄二輪車取扱店名簿:https://www.zenkeijikyo.or.jp/nirin/shop/
バイク買取専門業者
バイクを処分するなら、バイクの買取専門業者へ依頼するという方法もあります。
バイク買取専門業者では、まだ使える状態のバイクを修理し、パーツや部品を交換して中古バイクとして売ることで利益を得ている業者です。
店舗を構えているところが多いので、直接バイクを持ち込むことも可能ですが、難しい場合は、運搬の依頼に対応してくれるところもあります。買取前には、無料でバイクの査定をしてもらえるので、複数の業者から見積もりをとることをお勧めします。
また、バイク買取専門業者では、買取と同時に売却書類の手続きや、廃車手続きなどを代行して行ってくれるので、平日に時間が取れないという人には特にお勧めです。
不要になったバイクをできるだけ高く買い取ってもらうには、以下の点に気をつけておきましょう。
- 純正パーツは全て揃えて綺麗な状態にしたものを一緒に査定してもらうこと
- 冬よりも春の方がバイク市場が伸びるので高く売れやすい
- エンジンがかかるかどうかを確認する(エンジンのかからないものは買い取ってもらえない可能性があるため)
- 汚れはできるだけきれいに拭き取っておくこと
- 複数の買取業者に見積もりをとってもらい、買取価格を比較すること
フリマアプリ
バイクを処分するには、フリマアプリを活用する方法もあります。
フリマアプリは誰でも利用できるインターネットのサービスで、フリーマーケットのようにオンライン上で不用品の売買ができるのが魅力のアプリです。
衣類やおもちゃ、日用品などの出品が大半ですが、中には自動車や自転車、もちろんバイクの取引なども可能です。出品する際には、メーカー名や排気量、バイクの状態などをできるだけ詳しく書くことが大切です。
配送料が高額になる可能性もあるので、できるだけ取りに来てもらえる方に限定にしておくことをお勧めします。
バイクの相場は、その時々で変わる可能性もあるため、出品する前に調べておくようにしましょう。バイクなどの大きなものの取引には、現在のバイクの状態をできるだけわかりやすく正確に相手に伝える必要があります。
いろいろな角度から撮影したバイクの写真や、傷や取れない汚れのある箇所なども全て撮影し、相手に了承を得た上で取引をすることが大切です。
フリマアプリを利用してバイクを処分する時には、後からトラブルになることがないよう以下の点に気をつけておきましょう。
- 出品する前にバイクの状態をしっかりチェックしておくこと
- 名義変更をすること
- メルカリの規約をしっかり理解しておくこと
名義変更に必要な書類や手続きの流れは、次の章で詳しく解説しています。
人に譲る
バイクを処分する方法の7つ目は、「人に譲る」という方法です。
バイクの処分をする前に、友人でも知人でも周りに「バイクが欲しい」という人がいないか探してみるのも良いでしょう。自治体などが発行している地域の冊子に掲載してもらうのもおすすめです。無償で譲っても良いという気持ちがあるなら、ぜひ利用してみましょう。
人に譲る場合には、譲った方ももらった方も、それぞれに名義変更の手続きが必要になるので、譲る前と引き渡し後は、期日が設けられている15日以内に申請しましょう。
譲る側、譲ってもらう側それぞれで必要な書類は以下の通りです。
<譲る側>
- 譲渡証明書
- 廃車証明書
- 車検証
- その他(必要に応じて、住民票、自賠責保険証明書、ナンバープレート、軽自動車届出済証返納届)
譲渡の流れ
- 必要な書類を用意して署名・捺印をして新しい所有者に渡す
- 125cc以下のバイクの場合、自治体の役所で廃車手続きを行う
125cc以上のバイクの場合、自治体の役所で車税をストップする手続きを行う
<譲ってもらう側>
- 原付バイク(排気量:125cc未満):前所有者から受け取った書類、軽自動車税申告書、標識交付申請書、身分証明書、印鑑
- 軽二輪自動車(排気量:126cc以上250cc以下):前所有者から受け取った書類、軽自動車税申告書、住民票、印鑑
- (陸運局の管轄が変わる場合は、軽自動車届出書が必要。変わらない場合は、軽自動車届出済証記入申請書が必要)
- 小型二輪自動車(排気量:251cc以上:前所有者から受け取った書類、軽自動車税申告書、手数料納付書、自動車検査証記入申請書、住民票、印鑑
バイクを人に譲る時に起こりやすいトラブルを防ぐために、以下の点に注意しておきましょう。
注意点
- 譲る前にバイクの状態をしっかりチェックしておくこと
- 汚れは可能な限り拭き取って、ガソリンやオイルが漏れていないかどうかチェックしておくこと
- 名義変更の手続きを15日以内に行うことを伝えること・手続きが終わったかどうかも確認すること
- 金銭が発生する場合は、契約書や領収書などの書類を用意し、お互いで控えを持っておくこと
バイクの処分に関するトラブルシューティング
バイクを処分する時には、さまざまなトラブルがつきものです。できるだけスムーズにバイクを処分することができるように準備をしっかり行っておくようにしましょう。
よくあるバイクの処分に関するトラブルシューティングは、以下の通りです。
ヘルメットなどの備品を一緒に処分できない
バイクに乗る時には、ヘルメットやバイクスーツ、ブーツや手袋などのバイク用品が必要です。また、自分でパーツを付け替えたりして使わなくなった純正パーツなどがそのまま保管されていることもあります。
指定引取場所や、廃棄二輪車取扱店では、無料でバイクを処分することができますが、バイクに関連する備品は引き取ってくれません。
バイクを処分するときに、こうした付属品や備品をまとめて処分したいときには、不用品回収業者に依頼して回収してもらうのが最適です。
バイクを処分したのに車税納付書が届いた
バイクを処分するときには、処分する時期に気をつけておきましょう。
なぜなら、5月には車税が確定するので、その年の納付義務が生じてしまうというのがその理由です。
無駄な費用がかかってしまわないよう、バイクは遅くともその年の3月までに処分するようにしましょう。
自賠責保険はどうすればいいのか
バイクを購入した時に強制的に加入する保険が「自賠責保険」です。自賠責保険は、万が一事故にあった場合に、被保険者の負担を軽減することを目的とした保険です。
新しくバイクを購入したので、そちらに引き継ぎたいという場合は、古いバイクの廃車書類と、新しいバイクの登録証と合わせて自賠責保険の窓口へ申請します。
バイクにはもう乗らないので、解約したいという場合、基本的には1~5年までの保険期間が設けられていますが、保険期間内にバイクを処分する時には、解約手続きが必要になります。
保険会社の窓口に問い合わせて申請方法を確認しておきましょう。
解約に必要な書類は以下の通りです。
- 125cc以下のバイク:廃車申告受付書
- 126~250cc以下のバイク:軽自動車届出証返納証明書
- 251cc以上のバイク:自動車検査証返納証明書
- 自賠責保険の原本と廃車手続き等の書類
まとめ
バイクの処分には、バイクの排気量によって処分方法が異なること、廃車手続きが重要であることなどがわかりました。また、その処分方法については、この記事でご紹介した方法から選ぶことができます。
- 指定引取場所に持ち込む
- 不用品回収業者に依頼する
- バイクの処分専門業者に依頼する
- 廃棄二輪車取扱店に持ち込む
- バイク買取専門業者に依頼する
- フリマアプリで売却する・人に譲る
バイクはもちろん、ヘルメットやブーツなど、使わなくなったバイク用品の処分で困っているのなら、不用品回収サービスがおすすめです。
処分品によっては無料回収できるものもあり、自治体で回収できないものも回収可能です。
分別や梱包もすべてやってくれるだけでなく、即日対応も可能なので、時間のない人や急いで不用品を処分したい人にもぴったりです。
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