灯油の処分方法5選!無料の捨て方をどこよりも詳しく解説
『灯油の捨て方・処分方法・廃棄について困っていませんか?』
主に灯油は冬場の暖房器具用の燃料として活用されています。石油ファンヒータや石油ストーブを愛用しているという人にとっては身近な存在でしょう。
しかし、基本的にワンシーズンしか活用しない灯油については、あまり廃棄・処分方法が認知されていないものでもあります。いざ捨てようとしても「どのような捨て方が正しく、最適なのか?」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、灯油の正しい捨て方、廃棄・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
※当記事は『灯油』の処分方法について詳しく解説をしておりますが、廃油などについての対応も同様に考えることが可能な為、ご参考ください。
| 【この記事でわかること】 |
| ① 灯油の正しい処分方法 |
| ② 処分するときの注意事項 |
| ③ 灯油について知る |
多くの自治体では、灯油は「特別管理産業廃棄物」にあたるため、自治体のごみ収集では回収されません。余った灯油は、回収対応が可能なガソリンスタンドか不用品回収業者を利用して処分する方法が有効です。その他、誤った処分方法や使用方法により環境汚染や火災事故が起きないように正しい知識のもと対処する必要があります。
灯油を処分する時の注意事項
灯油を捨てる前に、まずはいくつかの注意すべき点について確認をしてきましょう。特に、保管する期間や保管上の注意点、どのように考えて処分を進めなければならないものであるかを把握しておきましょう。
長期間保管し続けていると劣化してしまう
基本的に灯油には使用期限がありません。しかし、安全を考慮して「劣化する前に使い切る、もしくは処分する」ことが推奨されています。ワンシーズンのみで使用するのであれば使い切ってしまえば気にする必要はありませんが、シーズンを跨いで翌年も使用したいという場合は、劣化に注意しましょう。
灯油は劣化してしまうと黄色く濁り、すっぱい臭いを放ち始めます。購入したばかりの灯油と比べると見た目からして異なるため、劣化しているかどうかは分かりやすい部類だといえるでしょう。
品質の落ちた灯油を使用すると暖房器具が故障をしてしまうことがあるため、色や匂いが明らかにおかしいという場合は使用を続けずに処分・廃棄することをお勧めします。
なかなか扱いが難しいものとなりますが、基本的に灯油はシーズンに使い切るという対応が望ましいものでしょう。逆に残してしまう方が後々になって処分が厄介になると言えます。
火災に注意しなければならない
灯油は、液体の物質ですが一定の温度まで上がった条件下となると火が付きやすいものとなります。灯油に関しては、外気や室温に応じて自然と火が生じてしまう発火点が存在していますが、ガソリンなどと同様に発火点は約260度となっているため、日常生活においては自然発火の心配はないものです。
しかし、火が付きやすくなる引火点は非常に低く40~60度となっています。そのため、室内や屋外に保管していた場合に関わらず、何かしらの火元が近づくと引火する可能性が非常に高いものとなります。
40~60度となると外気温を意識してしまいますが、発火点ではないため季節的な状況による大きな影響はありません。逆に、火・炎が生じる何かしらの熱源は1000度を超える状況となるため、近くに火元があれば危険です。
ちなみに、火・炎が近くに無くても着火されているタバコ・線香等であれば600度ほどとなるため、引火の可能性があり非常に危険なものとなります。
当然ながら、他の火元があるような状況では扱わず、安全な環境下で管理していくことが必要となります。灯油が新しい古いに関係なく注意が必要な面になるでしょう。
ゴミとして捨てることはできない
灯油は、自治体で回収してもらえるものとはなっておらず、一般ゴミや粗大ゴミで捨てることはできません。容易に想像ができると思いますが、どちらの自治体であっても灯油は危険物(処分困難品)として扱われており、自治体での処理が困難であると案内・分類がされているでしょう。
保管し続けたり放置し続けることもあまりできないものとなり、屋外や下水道に流したり自然に返すこともできません。それでは「どうやって処分すべきなのか?」と疑問が出てきてしまうでしょう。
そこで、この後に解説する灯油の最適な捨て方、廃棄・処分方法についてご覧ください。
灯油は一般的なゴミと同様に捨てることはできず、概ねどちらの自治体であっても収集の対象外となっています。廃油(食用油)のような回収対象品とは異なることは頭に入れておきましょう。
各自治体での扱い・収集ルール
実際に各自治体ごとの灯油の扱いについて確認して起きましょう。以下では、関東1都3県エリア(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)におけるゴミの収集ルール・区分についてまとめています。
| 各自治体 | 区分 | 収集 | 各自治体 | 区分 | 収集 |
| 東京都世田谷区 | 区では収集できない | 不可 | 東京都大田区 | 区では収集できない | 不可 |
| 神奈川県横浜市 | 市では収集できない | 不可 | 神奈川県川崎市 | 市では収集できない | 不可 |
| 埼玉県さいたま市 | 市では収集できない | 不可 | 埼玉県川口市 | 市では収集できない | 不可 |
| 千葉県松戸市 | 市では収集できない | 不可 | 千葉県市川市 | 市では収集できない | 不可 |
上記のように多くの自治体では、「処理困難物」「有害性のあるもの、引火性のあるもの、危険なもの、著しく悪臭を発するもの」等に該当するものとなっており、収集は行われておりません。
※横浜市については、「収集の可・不可」のいずれにも記載が無く、収集は行われていないものと判断できます。このような状況もあるため、捨て方・処分方法についての周知は十分ではないでしょう。
灯油の処分・廃棄は難しく考えない
暖房器具の燃料として使用される灯油については、あらかじめ事前にいづれかのお店で購入をしてくることが前提となるものです。そのため、元々はどこかで購入してきた物であるため、販売元が存在していることを忘れてはいけません。
しかし、灯油が余ってしまうような滅多に起きない状況ともなると、捨てる・処分する方法を冷静に考えてしまいがちです。そこでまずは、灯油の出どころを落ち着いて考えてみましょう。
灯油をどこで購入した?
ガソリンスタンド関連の情報サイト様で公表されているアンケートを見ると、約76%の方がガソリンスタンドで灯油を購入されているという結果となっています。

【ガソリンスタンド関連の情報サイト gogo.gs (引用)】:https://gogo.gs/news/contents/1699323479
上記を見ても分かる通り、ほとんどの場合はお住いの最寄りのガソリンスタンドで購入してくるものと考えられます。つまり、灯油の廃棄・処分が可能なガソリンスタンドを探すというよりも、そもそも購入した販売店に相談をしに行くことが最も近道となるでしょう。
つまり、逆算して考えてしまえば処分に悩む必要もく、購入した店舗では引き取り・廃棄を依頼できるものとシンプルに考えてしまいましょう。
灯油の購入が可能なお店の場合、基本的に回収も行っているものと考えられますが、無人のセルフスタンドの場合には、回収が可能な別のガソリンスタンドを探して利用するようにしましょう。
ガソリンスタンド以外で購入した灯油は?
前項の図にある通り、残りの24%については販売のみを行うパターンとなる場合がほとんどです。
「ホームセンター/スーパー」「灯油販売巡回業者」「その他販売店」より購入をした灯油については、問い合わせても処分ができない場合がほとんどです。最終的に廃棄対応可能なガソリンスタンドを探して引き取ってもらう必要があるでしょう。
これらに該当する場合には、これからご案内をする様々な処分方法を参考にしてみてください。
灯油の販売を行っているお店は意外に多いですが、回収も対応してくれる場合は限られます。このような場合は、回収が可能な最寄りのガソリンスタンドを探して利用するようにしましょう。
使い切ることを想定して購入して使用しよう
灯油に関しては、1日の使用量(4~5時間)を1.4ℓ(リットル)として考えた場合に、20ℓの保管用ポリタンク1缶で計算をすると約2週間分の量となってきます。
10ℓあたり1週間分の燃料となるため、逆算をして考えることができれば石油ヒーター・ストーブの使用が終わる数週間前の段階で、しっかり計算をして購入していくことができれば使い切れないことも無くなるでしょう。
当サイトの対象地域となる関東圏の場合には、北関東部の寒い地域を除いて3月末までを暖房器具の使用機会と考えてしまい、その期間内に使い切るという考えで消費をしていければ大きな問題はないでしょう。
特に重要なこととしては、暖かな春が訪れるまでに1週間を切るようなタイミングで10ℓ以上の灯油を購入するようなことは避けましょう。3月末に暖房器具の使用をやめる場合には、1週前の時点で残り10ℓ分(7日分程度)が余っているように計算することが重要です。
また、1~2日分の灯油が余ってしまうような場合には、暖を取る目的で春期の気温が上がりづらい日に使用して使い切れると良いでしょう。また、ある程度多くの量が余ってしまった場合には、6月の梅雨時期に洗濯物を乾燥させる目的で使い切れると良いかもしれません。
灯油を残さないための目安としては、暖かい時期となってくる3月の購入は控えて、2月までの使用・消費を想定して使い切り、それ以降は我慢をするか他の方法で暖を取るというかたちが理想的でしょう。
少量の灯油であれば意外に処分しやすい
灯油が少量だけ残ってしまった場合には、2つの対処方法が考えられます。
- 劣化してしまう前に使い切る
- 不要な紙や布に染み込ませて捨てる
使い切る場合には、そのまま暖房器具で消費続けるだけで良いため簡単に対処可能です。時期的な問題がある場合などは窓を開けた状態で外気を取り込むなどして、暑くなり過ぎないように調整をしながら使い切りましょう。
また、不要な紙や布に染み込ませてゴミとして処分することも有効な手段です。そこまで量が残っていない場合には、容易に処分ができる方法となるため活用してみましょう。染み込ませた後は、十分に乾燥させて可燃ゴミで捨てましょう。
大量の灯油を処分する方法については、以降の「灯油の捨て方・処分方法5選!」をご確認ください。
残った灯油を不要な紙や布に染み込ませて処分を行う場合、これらで使用した紙や布は資源として再利用に出すことは出来ないものとなるため注意しましょう。これらは、ペンキやスプレー用液等の場合と同様になります。
無料で回収してもらうことは可能なの?
不用品やゴミを処分しようと考えると、どうしてもお金は掛けたくないという心理が働きます。そのため、多くの方が『無料で処分はできないか?』と考えてしまうものです。
古い灯油については、性質上の問題からおいそれと捨てることができないものでもあるため、基本的に何かしらの手段で回収してもらうことが一般的です。
回収に際しては、引き取り可能な店舗に持ち込んでしまうことができれば概ね問題ありません。「購入店かつ回収可能な店舗」といった条件が合わさった場合には、無料で引き取ってもらうことが可能な場合もあると考えられます。
灯油の処分については、必ずしも購入店で引き取ってもらうことができるものではないため、回収可能な店舗に持ち込んだ場合には、別途回収費用が発生してしまうことも少なくないでしょう。
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!
灯油の捨て方・処分方法5選!
灯油を処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、灯油を捨てる際に利用できる5つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
| 処分方法 | 費用 | 要点・ポイント |
| ① 捨てても良い紙や布に染み込ませて捨てる | 無料 | 場合により利用不可 |
| ② ホームセンターの引き取りサービスを利用する | 一部無料 | 店舗により対応が異なる |
| ③ ガソリンスタンドの引き取りサービスを利用する | 一部無料 | 店舗により対応が異なる |
| ④ 自分自身で使い切る | 無料 | 処分以外の方法となる |
| ⑤ 不用品回収業者に依頼する | 有料 | 基本的に回収可能 |
上記のように、これから処分をする場合でもいくつかの処分方法があるでしょう。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、時間や手間を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切です。
ただし、処分方法によっては利用できる方が限られてしまう状況もあるため、あらかじめ注意が必要です。
① 捨てても良い紙や布に染み込ませて捨てる
こちらは灯油がごく少量だけ残った場合に利用できる方法です。
前述の通り、古くなった灯油はゴミとして捨てられないものではありますが、“ほんの少しの量だけ”であれば、新聞紙や古布に染み込ませることで、灯油を自治体の回収する可燃ゴミに合わせて捨てることも不可能ではありません。
ただし、自治体によっては禁止している場合もあるため、まずはお住まいの地域の灯油の扱いについて、確認をしておき、自治体の分別方法や地域のゴミ出しルールを守って捨てましょう。
紙や布に染み込ませる際は通気性の良い場所で、十分に注意をして火気が近くに無い場所で行いましょう。
灯油を染み込ませた紙や布は可燃ゴミで処分する
そもそもご家庭などから排出される布・紙類などは、可燃ゴミではなく資源ゴミとなります。そのため、通常であれば資源ゴミで捨てることとなりますが、汚れや匂いがある物については可燃ゴミでの排出が求められます。灯油やペンキなどを染み込ませた布・紙類はリサイクルを行うことができなくなってしまうことが理由です。そのため、使用後は資源ゴミには出さないように注意しましょう。
② ホームセンターの引き取りサービスを利用する
ホームセンターで灯油を購入していた場合には、新たな灯油の購入時に、古い灯油を引き取ってくれるサービスを利用できる場合があります。こちらを利用できれば、比較的容易に古い灯油を処分することが可能でしょう。
近場に引き取りサービスを行っている店舗があれば、手軽に余った灯油を処分してもらうことができます。しかし、どちらの店舗でも行っているわけではないため、確実に利用できるサービスというわけではありません。
| 店舗 | 灯油の引き取り・回収可否 |
| ビバホーム | 回収可能 ※同店舗で灯油を購入した方が対象 |
| カインズホーム | 引き取り不可 |
| ケーヨーデーツー | 引き取り不可 |
| コメリ | 引き取り不可 |
| 島忠 | 引き取り不可 |
| スーパーバリュー | 引き取り不可 |
上記のように多くのホームセンターでは灯油の引き取り・回収を実施しておりません。そのため、多くの場合は引き取り・回収は難しいものと考えておくと良いかもしれません。
引き取り費用については、無料の場合のあれば有料の場合もあるため、あらかじめ利用できる場合には料金が掛かるかどうかを確認しておくと安心です。
ホームセンターに限った話ではありませんが、灯油の販売を行っているお店自体で、古くなり余った灯油を回収してもらうことができない場合には、回収・引き取り対応が可能なガソリンスタンドを利用するしかありません。
③ ガソリンスタンドの引き取りサービスを利用する
灯油を処分する場合に最も頭に浮かぶ方法が、ガソリンスタンドを利用することになるでしょう。ほとんどのご家庭がガソリンスタンドから灯油を購入していると考えられるため、多くの方に該当するでしょう。
ガソリンスタンドでは「廃油処理サービス」というものを行っており、このサービスを利用することで余った古い灯油を引き取ってもらうことができます。
ただし、こちらについても店舗ごとに回収・引き取りサービス実施有無が異なるため確認が必要です。また、公式ホームページなどでは公表していないことが多いため、近所のガソリンスタンドで直接店員に聞く必要があります。各地域によっては、廃油処理が可能なサービスステーションが決まっている場合が多いため、事前に確認を行いましょう。
費用に関しても店舗により異なるため、サービスを行っているかどうかの確認と同時に聞いておくと良いでしょう。これらのことから、セルフのガソリンスタンドではなく、フルサービスの有人ガソリンスタンドに問い合わせた方が無難です。
ガソリンスタンドに聞いて回れば大概は処分が可能
事前の説明の通り、灯油は自然に捨てることはできず、正しい方法での処分が必要となってきます。そのため、灯油を確実に取り扱っているガソリンスタンドで対応をしてもらえなければ、使い切る意外での処分方法が無くなってしまいます。当然ながらそのような状態となることは望ましくはないため、多くのガソリンスタンドでは灯油の引き取りに対応しています。
※【コスモ石油 Q&A】:古くなった灯油の処理はどうすればよいですか? サービスステーション検索(余った灯油無料引取SS)
④ 自分自身で使い切る
根本的な解決とはなりませんが、そもそも灯油を使い切ってしまえば処分する必要がありません。シーズンをまたいで保管していると灯油が劣化してしまうため、できるだけワンシーズン内に使い切ることが推奨されます。
良くある解決方法として、空焚きをして使い切るという方法が有名です。しかし、冬期シーズン意外に利用すると暑さなどから利用しづらい面もあるかもしれません。
しかし、暖房として利用をしなくとも、除湿か乾燥機の代わりとして使用することもできるので、洗濯物を室内干ししなければいけないという時に利用をしてみてはいかがでしょうか。
そのため、梅雨時期の洗濯物の乾燥に使うと効果的かもしれません。灯油が余っている場合には、梅雨明けまでに使い切ろうと考えておくと良いかもしれません。
暖房以外の用途で使うという場合は、火事や換気不足による体調不良に十分に注意してください。
そのまま暖房器具を使い続けて消費し切る分には問題ありませんが、専用の機器以外での使用は必ず控えましょう。ヒーター類・草焼きバーナー・発電機などに利用できることが理想です。
⑤ 不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者はご家庭にあるどのような不用品であっても回収してもらえる便利な業者です。一般的にイメージされるものは粗大ゴミのような大型ゴミではありますが、ガソリンのような危険物であっても回収をしてもらえます。
依頼をすると早ければその日の内に回収に来てくれるため、比較的迅速に処分を進めることが可能です。さらに、定額パックサービスが主流となるため、様々なものを同時にまとめて回収してもらうことができ都合も良いです。
灯油のような処分方法が限定されるものの場合には、手間と時間を掛けずに処分を行えるため打ってつけでしょう。ただし、費用はそれなりに掛かります。処分を代行するような立場のサービスとなるため、費用の高さは手間賃と考えて利用することが望ましいでしょう。
しかし、若干の注意と確認が必要です。不用品回収業者によっては、扱える廃棄物の種類や運搬等を行うことができる許可を受けていない場合には取り扱ってもらえません。この点に関しては事前に問い合わせ時点で確認をしておくことが必要となるでしょう。
不用品回収業者は、小物から大きなゴミまでほとんどのものを回収してもらうことが可能です。1点のみの処分に限らず様々な不用品を処分できるメリットがあります。処分をしたい物に限らず他の物と合わせて回収をしてもらうことができるため、ご家庭内にある様々な不要物・ゴミも合わせて同時に回収を依頼しましょう。収集予定日を待たずに即日処分ができるため、利用して損はないでしょう!
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!
灯油の処分に関するトラブルシューティング
物を捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。灯油を捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、灯油の処分に関するトラブルシューティング・注意点をご紹介します。
川に流したり土に染み込ませることは厳禁
灯油を不適切な方法で処分をすることは絶対にやめましょう。特に、川や空き地、山などに捨ててしまうというケースは懸念されるもので、絶対に行ってはいけません。
灯油は危険物です。身勝手に処分をしてしまうと環境汚染や水質汚染、人体や生態系への悪影響が出てしまう危険が大いにあります。トイレに流したりお風呂の排水溝に流すことも厳禁です。
処分をするのが面倒だからと適当に捨ててしまうと、法律に違反して刑罰を受けることになるため注意してください。
灯油を適切な方法で処分しないと、土壌・水質といった環境汚染に繋がってしまいます。環境に対して非常に多大な影響が出てしまうことになるため、必ずルールは守りましょう。
燃やして処分をすると危険
灯油が燃料だからと、ストーブ等の本来の用途以外の方法で使用することは危険です。特に「自分で燃やしてしまえば良い」「キャンプ等の燃料として使用しよう」と考える方もいるかもしれませんが、こちらも厳禁です。
灯油の引火点は40~60度とかなり低くなっており、簡単に火が燃え移ってしまいます。たとえ屋外で燃焼させたとしても、近くの木や草に飛び散った灯油に引火してしまう危険性があります。自分の手や服についていたら大火傷をおってしまう可能性もあります。
とにかく非常に危険な行為となるため、灯油を燃やして消費するという方法は絶対に行わないでください。
灯油を本来の目的とは異なる方法で使用したことによる事故は非常に多いです。特に人体に火が付くような状況になると消化は簡単ではなく、大きな事故に繋がることが多いためくれぐれも注意が必要です。
保管の場合には専用の容器を使用しなければならない
灯油については、厳密に使用期限が定められているものではありません。そのため、劣化を避けられる形であれば一時的に保管することも有効と考えられます。
灯油は、紫外線・空気・温度・水分の5つが原因で変質する物質となります。そのため、完全に劣化を防ぐ手段はないと考えられますが、ある程度条件を保つことができれば比較的劣化をさせずに保存することが可能でしょう。
まず大前提として、保管をする場合には専用のポリタンクや一斗缶、金属製タンクや携行缶など密閉容器を使用しましょう。これら以外の容器を使用した場合には事故に繋がる危険があるため十分に注意が必要です。
容器に一時的に保管する場合には、日光を避け紫外線や温度変化での劣化を防ぎましょう。また、気温差が激しい環境を避け、結露が起きて水分が混入しないように注意が必要です。また、密閉状態を保ちできるだけ空気による劣化を避ける必要があります。
乾燥や空焚きなどの目的で改めて使用を考えている場合には、保管方法に十分注意して管理しましょう。
灯油の保管には、一般的にJISマークが付いた専用の容器を使用する必要があります。誤った種類の容器で保管をしていると、容器が変形したり溶けたり破損をしてしまいます。すると、いつの間にか灯油が漏れ出してしまうという事故に繋がります。
凝固剤などは活用できない
一般的な食用油のように凝固剤を利用して固めて捨てることができないかと考えがちですが、基本的に同じ廃油類の扱いであっても、そのような利用はできないものとなるため覚えておきましょう。
凝固剤は、油を温めて粉末を溶かすことで固まるという働きがあります。つまり、廃油をある程度は暖めなければならないため、灯油の場合には不向きなものとなっています。
食用油の引火点は300℃程度と余裕がありますが、灯油の引火点は40℃程度となるため、温める段階で引火してしまう危険性が高いものとなってきます。そのため、基本的に活用できない方法となってきます。
灯油に使用できる凝固剤がないか探してみても「廃油類」という表現の製品が多いです。これらは、食用油や何かしらのオイル類を想定した製品と考えられ、灯油に対応しているものはほとんどないと考えられるため、注意しましょう。
灯油が処分できるガソリンスタンドを探す
以下は、各地域ごとに灯油販売を行っているガソリンスタンド店の一覧となっています。こちらの情報を参考に処分を依頼できるガソリンスタンド店を探してみてください。
※下記の店舗情報については、【ガソリンスタンド関連の情報サイト gogo.gs 様】のページをご参照いただけます。
昭島市 / あきる野市 / 足立区 / 荒川区 / 板橋区 / 稲城市 / 江戸川区 / 青梅市 / 大田区 / 奥多摩町 / 葛飾区 / 北区 / 清瀬市 / 国立市 / 江東区 / 小金井市 / 国分寺市 / 小平市 / 狛江市 / 品川区 / 渋谷区 / 新宿区 / 杉並区 / 墨田区 / 世田谷区 / 台東区 / 立川市 / 多摩市 / 中央区 / 調布市 / 千代田区 / 豊島区 / 中野区 / 練馬区 / 八王子市 / 羽村市 / 東久留米市 / 西東京市 / 東村山市 / 東大和市 / 日野市 / 日の出町 / 檜原村 / 府中市 / 福生市 / 文京区 / 町田市 / 瑞穂町 / 三鷹市 / 港区 / 武蔵野市 / 武蔵村山市 / 目黒区
旭市 / 我孫子市 / いすみ市 / 市川市 / 一宮町 / 市原市 / 印西市 / 浦安市 / 大網白里市 / 大多喜町 / 御宿町 / 柏市 / 勝浦市 / 香取市 / 鎌ケ谷市 / 鴨川市 / 木更津市 / 君津市 / 鋸南町 / 九十九里町 / 神崎町 / 栄町 / 佐倉市 / 山武市 / 酒々井町 / 芝山町 / 白子町 / 白井市 / 匝瑳市 / 袖ケ浦市 / 多古町 / 館山市 / 千葉市 / 銚子市 / 長生村 / 長南町 / 東金市 / 東庄町 / 富里市 / 長柄町 / 流山市 / 習志野市 / 成田市 / 野田市 / 富津市 / 船橋市 / 松戸市 / 南房総市 / 睦沢町 / 茂原市 / 八街市 / 八千代市 / 横芝光町 / 四街道市
上尾市 / 朝霞市 / 伊奈町 / 入間市 / 小鹿野町 / 小川町 / 桶川市 / 越生町 / 春日部市 / 加須市 / 神川町 / 上里町 / 川口市 / 川越市 / 川島町 / 北本市 / 行田市 / 久喜市 / 熊谷市 / 鴻巣市 / 越谷市 / さいたま市 / 坂戸市 / 幸手市 / 狭山市 / 志木市 / 白岡市 / 杉戸町 / 草加市 / 秩父市 / 鶴ヶ島市 / ときがわ町 / 所沢市 / 戸田市 / 長瀞町 / 滑川町 / 新座市 / 蓮田市 / 鳩山町 / 羽生市 / 飯能市 / 東秩父村 / 東松山市 / 日高市 / 深谷市 / 富士見市 / ふじみ野市 / 本庄市 / 松伏町 / 三郷市 / 美里町 / 皆野町 / 宮代町 / 三芳町 / 毛呂山町 / 八潮市 / 横瀬町 / 吉川市 / 吉見町 / 寄居町 / 嵐山町 / 和光市 / 蕨市
※地域によってはお住いの市区町村に灯油を購入・処分できるガソリンスタンドが存在しない場合があります。その場合は近隣エリアの店舗をお探しください。
その他の気になるポイント
- 灯油が手についてしまった場合はどうする?
- 速やかにハンドソープ等で洗い落してしまえば大きな問題はありません。
- 手についてしまった灯油の臭いを取るには?
- サラダ油やマーガリンといった油分の多いものを付けて手を洗い、その後に食器用洗剤で手を洗うと臭いも落ちやすいでしょう。念のため、最後にエタノール等を使用しておくのも効果的です。
- 灯油をこぼしてしまった場合はどうする?
- まずは臭いが籠らないように換気をしましょう。吸水性の高い布やペーパータオルなどに染み込ませて、しっかり乾燥させてから可燃ゴミで捨てましょう。
- 灯油は余らせないように買えた方が良い?
- 多少余るくらいを想定して購入をして、残りを上手く消費したり処分できた方が楽かもしれません。逆に購入を控えて寒さなどから風邪を引いたりする方が、良くないかもしれません。
- 購入店ではないガソリンスタンドに余った灯油を持ち込んでも問題ない?
- 全く問題ありません。灯油を購入できるお店が全て回収対応可能なお店とは限らないため、回収可能なお店を探して問い合わせることはおかしなことではありません。
お役立ち情報
実際に古くなってしまった灯油の処分方法についてまとめられている動画もありますので、一度確認してみると良いでしょう。概ねどちらの地域でも共通してくる内容となるため、非常に参考になります。
即読み・要点
■灯油の捨て方・処分方法
➡ 購入した店舗に持ち込む方法が主流
➡ 基本的にガソリンスタンドで回収・引き取ってもらうことが確実な手段
◆灯油が大量に残されている場合
➡ ガソリンスタンドに持ち込む
➡ 不用品回収業者に依頼する
◆残った灯油が少量の場合
➡ 布や紙に吸わせて乾燥させてから可燃ごみに出す
(自治体のルールを要確認)
■譲ってしまうことも良い方法
➡ 仕事などで必要な方もいるため
➡ 一般家庭の暖房器具に用いられるだけとは限らない
■環境汚染・事故に繋がるような対応は避ける
➡ 下水・トイレに流す(環境上NG)
➡ 土や庭に埋める(環境上NG)
➡ 一般ゴミでそのまま捨てる(ゴミ排出ルール上NG)
➡ キャンプで着火用に使う(事故の危険あり)
➡ コンロなどで空焚きする(事故の危険あり)
| 処分方法 | 費用感 | 労力・手間 | 備考 |
| 自治体のゴミ | – | – | (対象外) |
| 暖房器具等で使い切る | 0円 | 掛かる | 時期に応じて換気が必要。 少量の場合に限る。 |
| 購入店に引き取ってもらう | 要確認 無料~数百円 | そこまで掛からない | 購入の証明が必要な場合あり。 多くのお店では回収してもらえない。 |
| ガソリンスタンドに引き取ってもらう | 無料~数百円 | そこまで掛からない | 回収対応可能な店舗に限る。 |
| 不用品回収業者に引き取ってもらう | 5,000円程度~ | そこまで掛からない | 回収対応可能な業者に限る。 定額プラン内で回収可能。 |
まとめ
今回は、灯油・廃油の処分について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
冬場に暖房器具の燃料として購入することになる灯油については、シーズン中に灯油を使い切ってしまえれば特に悩むこともありませんが、季節の節目の時期になっても残ってしまっている場合には、非常に扱いに困ります。
気温の高くなってきた時期に使用し続けて消費するのも無理がある場合が多いため、余らせてしまうと厄介な物でしょう。その為、そもそもある程度計画的に消費をすることが重要となってきます。
当記事の案内の通り、灯油にはいくつかの捨て方があることがご理解いただけたかと思います。ガソリンスタンドや販売店での引き取りを依頼する方法が一般的ではありますが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも1つの手です。
ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか、検討してみてください。
灯油の処分はリユース本舗へ
今回紹介した内容から自分の目的や状況に合う処分方法を見つけることは出来ましたか?この記事を読んでもまだ処分方法で悩んでいる方もいるかと思います。そんな人にはリユース本舗を紹介します。
リユース本舗は創業46年の不用品回収業者です。最短25分でお伺いすることができ、見積もり・キャンセル無料で査定することができます。また、今ならWebページからの申し込みでWeb割キャンペーンが適用されます。
リユース本舗なら業界最安値の4,480円からの料金設定で見積もりもキャンセルも無料です。
電話相談料や見積もり費用、運搬車両費用、スタッフ増員料金などは一切不要です。
他にもたくさんの特徴があるので、下記にまとめます。
・梱包・分別が不要
・Webからのお申込みで割引
・無料見積もり
・出張見積もり可能
・キャンセル料無料
・メール・ラインでのお問い合わせ24時間受付中
リユース本舗では、不用品回収に欠かせない、「廃棄物収集運搬許可証」を行政より取得しているため、安心して利用していただけます。
これを機にリユース本舗を利用して掃除機を処分してみてはいかがでしょうか。ぜひお気軽にお問い合わせください。
電話番号:0120-684-225
営業時間:09:00~20:00
LINE・メールは24時間受付中です。
お電話相談・お見積り・運搬車両費用・
スタッフ増員料金は一切不要!
電話1本で即日対応まずはお気軽にお問い合わせください!
コラム関連記事
その他の関連記事




