ハロゲンヒーターの処分方法7選!無料で捨てる方法をご紹介
『ハロゲンヒーターの捨て方・処分方法について困っていませんか?』
ハロゲンヒーターは主に室内に設置され暖房に使用される家電製品です。基本的に、冬場のような暖をとる場面では使用される機会も多いでしょう。赤外線ヒーターに近い製品です。
基本的に生活必需品となる類のアイテムであるため、リビングや室内の広いスペースで使用されていることが多く、新たな製品を購入した・今使用しているものが壊れてしまった、破損してしまった場合には、処分を検討する機会も訪れるでしょう。
昨今では、様々な暖房器具が存在しているため、ハロゲンヒーターから他の暖房器具へ買い替えを行う人も多いかもしれません。そのため、まだ使用できるものであれば、念のため予備として保管しておこうという人もいるかもしれません。しかし、使用しなくなるとそのまま放置しがちとなり、製品の劣化にも繋がるため、不要な場合は早めに処分をしておいた方が無難です。
そこで今回は、ハロゲンヒーターの正しい処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
【この記事でわかること】 |
① ハロゲンヒーターの正しい処分方法 |
② 処分する際の注意事項 |
③ ハロゲンヒーターについて詳しく知る |
ハロゲンヒーターを処分する際の注意事項
ハロゲンヒーターを処分する前に、まずは確認をしておくべきことがありますので確認していきましょう。
ハロゲンヒーターの使用期限について
一般的にハロゲンヒーターの使用期限(耐久年数)はメーカーによる推奨では1年となっています。一般的に使用されるものであれば毎日使用し続けるものではないため、2~3年程度はもつと考えられています。
ハロゲンヒーター自体は様々な種類の製品が販売されておりますが、使用品度に応じて劣化が生じやすい消耗品です。そのため、毎年シーズンごとに一度使用前に状態を確認した方が良いかもしれません。
あまりイメージが付かないかもしれませんが、比較的寿命は短い電化製品となっています。
消耗や劣化が伴う原因
ほとんどの場合、使用品度・状況に応じた影響があると考えられます。使用期間に応じた変化が伴うと考えてしまって良いでしょう。
特に原因となりがちなことは、熱源となるハロゲンランプの劣化が原因になってくると考えられます。白熱電球と同様に内部のフィラメントが切れることにより使用ができなくなります。
冬季の使用に限定されたとしても、3~4シーズンで寿命を迎えることになると考えられます。
ハロゲンランプは不燃ゴミ
自治体によって特別な分別が求められない限り、一般的にハロゲンランプは不燃ゴミで捨てることが可能です。
そのため、ハロゲンヒーターを分解して処分する場合には、製品のフレーム部等を含め、不燃ゴミで処分を進めることになるでしょう。
ハロゲンヒーターの処分方法7選
ハロゲンヒーターを処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、ハロゲンヒーターを処分する際に利用できる7つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
処分方法 | 費用 | 備考 |
不燃ゴミとして処分する | 無料 | 回収までの手間が掛かる |
粗大ごみとして処分する | 有料 | 600~1,200円程度 |
購入店・専門店に依頼して処分する | 有料 | お店によって対応は異なる |
リサイクルショップで売却する | (無料) | 買取金額はお店によって異なる |
フリマアプリ・オークションで売却する | (無料) | 別途送料が掛かる |
欲しい人に譲る | 無料 | 引き取り手がいれば処分可能 |
不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円~(※依頼をするプランによる) |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 不燃ゴミとして処分する
ハロゲンヒーターのような家電ゴミは、普通に考えると粗大ゴミに該当するように感じられますが、不燃ゴミとして処分することも可能です。
自治体によってもルールは若干異なりますが、ハロゲンヒーターは小型家電ゴミとして扱われているためです。一般収集可能な品目として設けられていれば、意外と簡単にそのままの状態で捨てられるということを覚えておきましょう。
お住いの自治体で一般ゴミとして捨てられるようであれば、一番有効な処分方法かもしれません。
また、解体して細かく分解ができれば不燃ゴミとして処分をすることも可能です。この場合、ハロゲンランプ等の部品も不燃ゴミとして処分が可能でしょう。
② 粗大ゴミとして処分する
家電ゴミとしてハロゲンヒーターが不燃ゴミの品目に設けられていない場合には、粗大ゴミとして処分することになります。
ハロゲンヒーターはそれなりに大きなゴミともなるため、粗大ゴミとしてそのままの状態で処分することができれば手軽で楽でしょう。
粗大ゴミとなるため、少しだけ処分費用が掛かり多少の手間も掛かりますが、比較的スムーズな処分が可能でしょう。
③ 購入店・専門店に依頼して処分する
ハロゲンヒーターを購入したお店に処分を依頼することも可能です。多くの場合、同様の製品を販売している店舗(家電量販店等)であれば、処分の対応が可能と考えられます。
現在使用しているハロゲンヒーターを処分したい場合には、まずは購入したお店に相談すると、思いのほか問題の解決も早いかもしれません。ハロゲンヒーターに限らず小型家電製品全般についても同様に処分の相談が可能でしょう。
ただし、お店によっては「販売のみ」しかしておらず、「処分のみ」の依頼は受けられないとしている場合が稀にあるかもしれません。通常は、「新たな製品の購入を条件に、古い製品の処分(無料の引き取り)の依頼が可能」としている場合があります。
お店によっても対応は異なるため、一度問い合わせて確認をしてみると良いでしょう。綺麗な状態の良いメーカーのハロゲンヒーターであれば、無料で引き取ってもらえたり、買い取ってもらえる場合もあるかもしれません。
買い替えによる引き取りも可能ですので、そちらによる処分方法が手軽で楽でしょう。
④ リサイクルショップで売却する
引き続き使用することが可能で大きな問題もなく十分に売れそうなハロゲンヒーターであれば、リサイクルショップで売却することも良い方法です。
リサイクルショップ自体は、そこまで商品に詳しくない可能性がありますが、ジャンルに特化して商品を取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待ができるでしょう。家電用品を多く取り扱うお店が特におすすめです。
ただし、売却・査定のやり取りは比較的簡単に処理される傾向が強いため、専門店ほどの査定額の高さにはならない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効でしょう。
ハロゲンヒーターの場合は、メーカーの種類など製品によっても査定額が異なる場合があります。ですので、素材や見た目が良い製品であれば、需要も十分にあるでしょう。逆に、簡素で汎用的なハロゲンヒーターの場合には値が付かない場合もあるかもしれません。
注意点として、リサイクル店では製品によって買い取りが可能な条件・限度があることを覚えておきましょう。とはいえ、使用に支障がなく十分に綺麗な状態であれば、特に問題なく有効な買取対象となるでしょう。
⑤ フリマアプリ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、出品物を任意の金額で売却することが可能です。
専門店やリサイクルショップでの買取とは異なり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、リサイクル店で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。
ただし、個人間でのやり取りとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。
ハロゲンヒーターの場合はそれなりに大きな商品になるため送料も自然と高くなってしまいますので覚えておきましょう。どのように配送するかも重要となり、梱包の仕方や配送状態によっても送料・出費は変化してきそうです。
そのため、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があり、出品額自体も中古品相場より若干低くめになってきてしまう傾向があります。
⑥ 欲しい人に譲る
ご自身の周りでハロゲンヒーターを欲しがっている人がいれば、無料で譲ってしまうことも良いでしょう。知人・友人、地域の掲示板サイトなど、様々な場で欲しい人を見つけることが可能です。持ち運びも難しくなく、気軽に譲ることができる方法といえます。
ただしこの場合は、しっかりと「問題なく使用し続けることができるもの」であることが条件です。「壊れ気味・動作が不安定」といった製品を譲渡すると、後々トラブルに発展する可能性もあります。必ず注意しましょう。
「しっかりと使えるものであればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良いものを使ってみたい」など、相手側の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすいものとなるでしょう。
新たにハロゲンヒーターを購入するにはそれなりの価格にもなるため、タダで欲しいという人も多いかもしれません。
⑦ 不用品回収業者で処分する
ハロゲンヒーターのようなやや大きなものであっても、不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。
費用自体は高く出費が多くなってしまいますが、問い合わせて早ければ即日の内に対応してくれる場合がほとんどなので、特に利便性の高い処分方法となっています。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。持ち運びがやや大変なものも、適宜工夫をして持ち出してくれます。
ただし、不用品回収業者を利用する場合の多くは固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまいます。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分の費用を抑えることが可能です。
ハロゲンヒーターを処分する際は、1品のみの依頼で利用するよりは他の処分品も合わせて回収してもらった方が割が良いでしょう。
ハロゲンヒーターの処分に関するトラブルシューティング
物を捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。ハロゲンヒーターを捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、ハロゲンヒーターの処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
フリマやオークションでは送料が意外に高い
出品者と落札者の住所の距離に関わらず、ハロゲンヒーターの送料はそれなりに掛かります。一般的には大きめな郵送物となり、ある程度の金額になってきます。そのため、郵送には2,000~3,000円ほど費用が掛かってくるでしょう。
そのような事情を踏まえて考えると、どのような中古品であっても送料分を含めた金額以上が価格相場になってきてしまいます。つまり、ハロゲンヒーター代が2,000円であれば出品金額は4,000~5,000円程度となってきます。
こうなってくると「商品代+送料」の出品額が、新品で購入する製品の半額以下程度の相場価格に収まらないとフリマやオークションでは安いイメージは持たれず、売れにくいものとなってくるでしょう。
ハロゲンヒーターの寿命は極端に短い
一般的なハロゲンヒーターは、3~5年くらい使用し続けられるイメージを持たれていますが、実際は異なり寿命は非常に短いです。
白熱電球同様に、熱源ランプ内部のフィラメントが切れてしまえばその時点で使用ができなくなります。このランプの期間が、一般的なハロゲンヒーターの場合には約1年間といわれています。
ハロゲンヒーターは1年間を通して利用するものではないため、寒い季節に限定されて使用されるものでしょう。すると、年間でも3~4ヶ月程度の期間しか使用されないため、3年程度使用できるように感じるだけです。
つまり、年間に6ヶ月ほど稼働させる場合には2年しか持たないことになるでしょう。
リサイクルショップでの買取の制限について
リサイクルショップで電化製品を売却する場合に重要となってくるポイントが、「メーカーによる修理部品の保有期間」です。ハロゲンヒーターの場合は製造から1年間とされています。
そのため、製造・販売から日が浅く修理等により引き続き製品の品質を維持しやすい物の場合には有効な買取対象となりますが、交換用の部品もなくメーカー保証が切れ修理ができない製品となってしまうと、買い取り対象にはなりません。
ハロゲンヒーターの場合は、そもそもの製品の寿命が短いため、お店側でどのように判断されるか分かりません。ですので、売却したい場合にはあらかじめ電話で問い合せをするなど、確認をしてみた方が良いでしょう。
まとめ
ハロゲンヒーターにはいくつかの処分方法があることが分かりました。一般ゴミや販売店等に引き取り・回収処分を相談する方法が一般的ですが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用するのも有効でしょう。
また、製品の状態や大きさ故に手間が掛かる面も考慮する必要があります。ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分となるか検討してみてください。
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