ドライヤーの捨て方6選!無料で捨てられる方法をご紹介
日々の生活の中で活用されているドライヤーは、今ではなくてはならないものとなっています。毎日当たり前のようにお風呂上りに使用するもであり、なくてはならない必需品でしょう。
ドライヤーは、何かしらの原因により「動かない」「温風が出ない」「異音がする」「煙が出る」など、故障することも珍しくありません。そして、修理が難しい場合には捨てることが必要になるでしょう。
しかし、実際にドライヤーを処分する場合に、どのようにすれば良いか悩んでしまうことも多いかもしれません。
そこで、今回はドライヤーの正しい処分方法についてご案内いたしますので、参考にしてみてください。
ドライヤーは何ゴミ?捨てる時の注意事項
まずは、ドライヤーを捨てる際の注意事項を確認しておきましょう。
ドライヤーは、ただ普通に捨てればいいというものではありません。処分する場合にはいくつかのルールに従う必要があります。
自治体ごとに何ゴミに分別されるのか異なる
ドライヤーの捨て方は自治体のルールや製品の種類によっても異なってきます。同じものであっても自治体ごとに、不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ、可燃ゴミ、小型家電など扱いが分かれます。
そのため、お住いの地域の自治体で回収をお願いする場合には、どのような分別方法となっているかを確認しておかなければいけません。
以下、いくつか自治体の例を示してみましょう。
地域 | 分別詳細 | 地域 | 分別詳細 |
宮城県仙台市 | 家庭ゴミ または 小型家電 | 東京都新宿区 | 金属・陶器・ガラスゴミ |
埼玉県川口市 | 資源ゴミ(金属ゴミ) | 東京都品川区 | 金属・陶器・ガラスゴミ |
神奈川県横浜市 | 可燃ゴミ または 小型家電 (小さな金属類となる場合もある) | 千葉県習志野市 | 不燃ゴミ |
神奈川県川崎市 | 小物金属 | 京都府京都市 | 小型家電 |
福岡県福岡市 | 小型家電 または 不燃ゴミ | 大阪府大阪市 | 小型家電 または 普通ゴミ |
上記のように、自治体によっても扱いはそれぞれ異なります。また、1辺30cmを超えるドライヤーは粗大ごみとして扱う自治体もあります。
小型家電リサイクル法が適用になる場合がある
ドライヤーの回収に小型家電リサイクル法が適用される場合があります。その場合は、次のような回収方法が実施されます。
- 公共施設や役所、家電量販店などに設置された回収ボックスで回収する
- ごみ回収場所で資源ごみと一緒に回収する(もしくは小型家電ゴミと呼称)
小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれている有用な金属類の再利用のために制定された法律です。ただドライヤーをゴミとして捨てるよりも、環境への悪影響も減らせ、貴重な資源の再活用もできるものとなり非常に意味のある処分方法といえるでしょう。
ただし、全ての自治体で回収ボックスによる回収が行われているわけではありません。地域によっては回収ボックスが設置が整備されていない場合あるからです。
熱を持っている内に処分してはいけない
ドライヤーを早く捨てようと思うあまり、使用後まだ熱を持っている内にゴミ集積場などに持って行ってはいけません。発火の危険性があり、火事になる可能性があるためです。
フリマアプリに出品する場合も、使用後に急いで梱包すると、やけどしたり、梱包材が燃えたりすることもあり得ます。
あまり問題となるような状況になる可能性は低いと考えられますが、「今日新しいドライヤーに買い替えるから、最後に使って捨てよう」というような考えは持たないようにしましょう。
ドライヤーの捨て方6選
続けて、ドライヤーの具体的な捨て方についてご紹介します。何種類か捨て方・処分方法がありますので、一番ご自身の環境に合った方法を選ぶようにしてください。
① 自治体のゴミとして回収してもらう
ドライヤーの捨て方として最も一般的なのは、自治体のゴミ回収サービスを利用して回収してもらうことです。先述の通り、自治体のごとの分別ルールに従って出すようにしてください。
多いパターンは、不燃ゴミ、金属ゴミ、資源ゴミ(小型家電ゴミ)としての回収ですが、一般的には金属製やプラスチック製となることから、このようになっています。
誤った認識でドライヤーを捨ててしまうと収集してもらえないこともありますので注意しましょう。このあたりが処分が煩わしく感じられる原因とも言えるでしょう。
しかし、間違えずに正しい認識で捨てることができれば、比較的スムーズがつ無料で処分することが可能です。
なお、自治体によっては大きいドライヤーは粗大ゴミ扱いとなる場合がありますので、注意しましょう。
② 小型家電回収ボックスで処分する
お住いの地域の公共施設・商業施設等に小型家電回収ボックスが設置されていれば、そこにドライヤーを捨てることもできます。設置場所としては、次のような場所が該当します。
- 公共施設や役所
- 家電量販店
- スーパー
- ホームセンター
- 郵便局
- 駅
意外にも、さまざまな場所に回収ボックスが設置されています。普段の生活では回収ボックスの存在に気づかないことがありますが、ドライヤーの処分が必要になった場合、どこにあるか事前に確認しておくと便利です。
しかし、小型家電回収ボックスの利用には投入できる製品の大きさに制限がある場合がほとんどです。例えば、15cm×25cmなどとなり、高さ・厚みがある製品は投入することができません。
これら小型家電回収ボックスに関しては、自治体の整備などの状況によりどこの地域でも利用できるとは限りませんので注意しましょう。あらかじめ自治体のHPで設置場所を確認してから足を運びましょう。
基本的には、設置施設の営業時間内であればいつでも利用できるため、無料で即日処分することが可能な方法となります。
③ 売却・譲渡する
壊れていない状態のいいドライヤーなら、リサイクルショップやフリマサイト、インターネットオークションサイトなどで売却処分することもできます。
リサイクルショップを利用する場合は、電話で連絡をして状態等を説明してみましょう。この時点で買取ができるかどうかを確認できる場合もあります。その後、直接持ち込めばスムーズに売却できるでしょう。
その他、フリマサイトやインターネットオークションサイトで売ることもできます。ただし、動作・機能に問題がないという条件が付きます。この場合、中古販売相場相当の価格で売却することが可能でしょう。
フリマサイトやオークションサイトで商品を販売する場合、商品の状態について詳細な説明を添えることが重要です。こうしたサイトでの取引では、後でトラブルが発生することもあるため、事前に詳細な説明を提供しておくことで、トラブルを予防しやすくなります。
さらに、無料で商品を譲り渡すためのウェブサイトも存在します。このようなサイトを利用することで、欲しい人に譲り渡すことができます。儲けは得られませんが、比較的簡単にドライヤーを処分できます。
どちらの方法も多少の手間は掛かってしまいますが、捨ててしまうともったいないという場合には有意義です。
④ 下取りサービスで買い替える
古いドライヤーを処分して新しいものに買い替える場合は、家電量販店の下取りサービスを利用することもできます。
条件は各店舗ごとに異なりますが、一般的な条件としては、同じ品目および数量を購入すると割引や特典が提供されることがよくあります。
壊れたドライヤーでも下取りに出せる場合もありますが、この場合は引き取ってもらうだけとなる場合が多いです。壊れていない状態のいいドライヤーなら、新品購入代金からいくらか差し引いてくれる場合もあります。
壊れていても費用が掛かることはあまりありませんから、古いドライヤーの処分で困っている場合にはおすすめのサービスです。
⑤ 不用品回収業者に回収してもらう
ドライヤーの回収を不用品回収業者に依頼することもできます。業者によっても料金が違うので、事前に確認を取ってください。
しかし、ドライヤー1品の回収のために不用品回収業者を呼ぶのも大げさにも思えるかもしれません。では、不用品回収業者はどんな時に利用すればいいかというと、ドライヤー以外の不用品がいろいろと出た時です。
引っ越し、部屋の整理、家族の死亡などで、不用品がたくさん出た、その中にドライヤーも含まれるといった場合は、ぜひ不用品回収業者を利用してみてください。不用品がたくさん出た時は、不用品回収業者はとても役立つ存在です。自治体のゴミ回収と違って、部屋の中まで不用品の回収に来てくれます。
なお、不用品回収を行っている業者は各地に点在しています。それぞれが自社サービスのメリットを謳っていますが、固定費パックプランのサービスを提供している業者が多いでしょう。
そのため、事前にある程度の費用感を確認できるため、依頼費用についてもある程度計算がしやすいでしょう。
とにかく急いで処分をしたいという場合には、一番おすすめとなる処分方法です。
⑥ リユースする
かなり古いドライヤーなら、故障した場合に処分するのが適切かもしれませんが、まだ購入してからそれほど時間が経っていない場合は、処分するのはもったいないかもしれません。そこで、リユースを考えてみましょう。
故障している場合でも、修理を試みることができます。その際、自分で修理する方法と業者に依頼する方法の2つが考えられます。
自分で修理ができるのは、断線の場合です。ハンダごてを持っていて、電化製品の修理に抵抗がないという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- カバーを外す
- 断線部分を切り取る
- 正常な部分を本体にハンダ付け
ハンダごてがない場合は、業者に依頼する方が良いでしょう。業者に依頼する場合は、家電修理業者や公式サイトの修理部門を探します。修理代がかかりますが、断線の場合、6,000円程度(業者による)の料金です。
かなり古くなったドライヤーの場合は、修理後別の場所が壊れるかもしれません。したがって、その場合は、処分して、新しく買い替えることをおすすめします。
ドライヤーの処分に関するトラブルシューティング
ドライヤーの処分の際には何かしらのトラブルが生じることがあるかもしれません。そのようなときにどうすればよいかを考えてみましょう。
複数個同時に捨てると回収してもらえない?
ドライヤーを不燃ゴミとして捨てる場合は、ゴミ集積場に指定日に置いておくことになります。
ところが、回収してもらえないことがあります。特にドライヤーを複数個出すと、そうなりやすいです。
というのも、袋にドライヤーが複数個入っていると、事業系のゴミだと見なされることがあるためです。事業系のゴミは自治体で回収してくれません。
そのため、複数個のドライヤーを処分したい場合は、面倒でも何回かに分けておこなうようにしてください。
サイズが大きいと回収されない?
ドライヤーが大きい場合に粗大ゴミに該当することになる自治体も存在しています。
大概の場合は片手で扱うことができるものですが、風量が強く品質の良いやや大きめなドライヤーの場合、粗大ゴミの既定のサイズに当てはまってしまうケースがあるでしょう。
そうなると、ゴミ収集では回収してもらえず、粗大ゴミで出し直す必要が出てきてしまいますので、あらかじめ注視しましょう。
業者選びに注意が必要
不用品を回収する業者の中には、ドライヤーなどの小型家電を無料で回収しますと謳うところもあります。
ただし、業者選びでは注意が必要です。悪徳業者を選んでしまうと、後で回収料金を請求されることがあります。「無料といっていたのに、高い料金を請求された」というケースがあるでしょう。また、回収後に不法投棄をしている業者もあります。
そのような業者を避けるためにも、公式サイトで確認をし、料金体系や業務事例、連絡先、口コミなどをチェックしておきましょう。
近所を巡回する廃品回収等のトラックを見かけることもあるかとは思いますが、そのような業者には意外に悪徳業者がいます。全てがそうだとは言えませんが、正式な許可を取得していない、連絡先が分からないなど、問題点も多いのが実情です。
ドライヤーを捨てる頃合いは?
この記事でドライヤーを捨てることについて色々な説明をしてきましたが、捨てるタイミングも見測る必要があります。どのようなタイミングが良いか解説しましょう。
本体やコードが熱くなる
ドライヤーは温風を送り出す家電なので、ある程度は熱を持つものです。しかし、それがいつもよりも熱いという場合は、危険な場合もあります。
まず本体が熱いのは吸い込み口や吹き込み口にほこりが溜まっているせいかもしれません。ほこりが溜まると、内部の熱が逃げにくくなり、異常高温になる場合があります。
コードが熱いのは断線による場合もあります。断線状態で使い続けると大変危険であるため、修理をするか捨てるかを検討してみてください。
異音がする
ドライヤーから異音がする場合は、要注意です。内部で何らかの異常が発生している可能性もあります。
ほこりやごみが溜まっているなどのほか、部品が破損、モーターの故障なども考えられます。
マイナスイオンが発生するタイプの場合は、ジーっというような音が発生することもあり、これは故障ではありませんが、購入時よりもうるさかったり明らかに異常な音がしたりする場合は対策が必要です。
ほこりやごみなら掃除、破損や故障なら修理か捨てる選択をしましょう。
温風が出ない
ドライヤーから温風が出なくなることがあります。温風が出ない原因が、吸い込み口や吹き込み口のほこりによるものなら、掃除をすれば改善するかもしれません。
しかし、モーターが故障していると、掃除をしても良くなりません。修理にも出せますが、モーターが壊れるくらい使ったのなら、捨てるか買い替えをしてみた方がよいでしょう。
焦げたにおいや煙が発生
ドライヤーから焦げたにおいや煙が発生する場合、内部にたまったほこりがヒーターで熱せられたためという場合もあります。それなら、内部の掃除をすれば収まるでしょうが、掃除をしても改善しないケースもあります。
そのようなときは、モーターが焼けているのが理由です。これは危険な状態のため、すぐにメーカーに相談をしましょう。そのうえで、修理に出すか捨てるかを決めてください。
寿命を疑って判断する
ドライヤーの寿命は3~4年くらいです。他の家電に比べると短くなっていますが、これは温風を出すヒーターがフル稼働しているためです。高温にもなるので部品も傷みやすくなっています。
そのため、購入から3~4年経過した時期に故障した場合は、捨てて新しいものに買い替えてしまうのもありでしょう。
どのような電化製品でも、製造から数年経過した時点で寿命が訪れます。これらを判断するには、製品ごとのメーカー部品の保有期間を調べてみましょう。大概の場合6~7年程度となっています。
そのため、4~5年程度使用している場合にはいつ寿命が訪れても不思議ではないでしょう。
まとめ
ドライヤーは髪を守る上で重要な家電です。髪が短い人は時折タオルで乾かすこともあるかもしれませんが、それ以外の場合にはドライヤーは欠かせないアイテムです。そのため、購入後は大切に使いたいところですが、残念ながらドライヤーの寿命は比較的短い傾向があります。
そのため、寿命が来たらドライヤーを処分する必要が生じます。この記事で紹介した具体的な処分方法の中から最適な方法を選んで、ドライヤーを処分してみてください。
ドライヤーをはじめ不用品の処分でお困りなら、不用品回収業者のリユース本舗をご利用ください。処分品によっては無料で回収できるものもあり、自治体が回収しないものまで回収します。
また、回収だけでなく買取ができる場合もありますので、確認してみてください。
ドライヤーの処分はリユース本舗へ
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