
コンクリートブロックの処分方法4選!無料で捨てられる方法をご紹介


コンクリートブロックについては、比較的身近なものでもあり、家の庭や敷地内に放置してあるということも珍しくありません。
建築・DIYや園芸の花壇の囲いに使われることの多いコンクリートブロックは、持て余して処分が必要となると簡単には捨てられない非常に困る物の一つです。特に、自治体のゴミ出しに出せずどうしたらよいか悩んでしまうことも多いでしょう。
そこで今回は、コンクリートブロックの処分方法・捨て方について徹底解説を致します。上手なコンクリートブロックの処分方法や処分に関するトラブルシューティングなども紹介します。少しでも処分の参考になれば幸いです。
コンクリートブロックとは?どんなもの?

主に、コンクリートブロックは建築資材として利用される物であり、家の敷地内にある塀(ブロック塀)などに利用されているなど身近なものです。どこのご家庭でも見る機会があるものでしょう。
しかし、一般的にはそのような目的以外の用途では利用される機会はあまりなく、日常生活においてはそこまで頻繁に活用されるものではありません。※レンガの方が使用される機会は多いかもしれません。
コンクリートブロックは『建築用空洞ブロック』とも呼ばれており、他の建築資材とは異なり内部が空洞になっているブロック建材(建築資材)となっています。
使用用途としては、「塀」「門柱」「土留め」「花壇」「飾り壁」「物置台」などが一般的です。
素材の性質や寿命は?
コンクリートと聞くと、セメント・水・砂・砂利などを混ぜて作られる建築用の材料を思い浮かべるかと思います。しかし、コンクリートブロックの素材は、実際のところコンクリートではなくモルタルです。
モルタルを作る過程で砂利も加えて作られるものがコンクリートとなるため、コンクリートブロックはやや強度の劣るコンクリート系製品(似ている製品)と言った方が正しいかもしれません。
コンクリートブロック自体の寿命は10~30年と言われています。製造する過程の素材の割合や、使用されてからの手入れや管理の仕方によっても寿命は変化してきます。しかし、基本的に屋外で使用されるものとなり雨風の影響を受けていくものと考えられるため、実際のところは15~20年程度が寿命になってくると考えられます。
他の建築資材との比較
コンクリートブロックと使用用途が近い物としてレンガが存在しています。この2つを比較すると、大きさ・重さ・価格の全てで大きく違いがあります。レンガの方が小さい分、軽くて低価格になってきます。
レンガについては、粘土に砂や石灰を練り込み、成型して乾燥させて窯で焼いた建築資材になります。耐熱性に優れ、耐久年数(寿命)も長いなどの特徴があります。レンガは家屋の壁などにも使用されデザインも美しい面があります。そのため、使用される際には多量に活用される場合が多いでしょう。
大きさを比較すると、コンクリートブロックの半分もしくはやや小さい大きさとなってきます。その為、同じ面積に対してレンガブロックを使用して建築等をすると、レンガの方が費用が高くなる場合が多いです。現代ではレンガ製品は広く生産されておらず、安く量産されるコンクリートブロックの方が手に入りやすいものでしょう。
≪ サイズ感・重量の比較 ≫
製品の種類 | 大きさ | 重量(1つ) | 価格(1つ) |
コンクリートブロック | 390 × 190 × 100~150mm | 約10kg | 300~3,000円 |
レンガ | 210 × 100 × 60mm | 約2.5k | 120~130円 |
≪ 特徴・耐久性の比較 ≫
製品の種類 | 寿命 | 特徴 | その他 |
コンクリートブロック | 15~30年ほど | 耐震性に優れる | 気候等による劣化がある |
レンガ | 100年以上 | 耐熱性に優れる | 水を通しやすい |
コンクリートブロックは何ゴミになる?
さて、今回の本題となる分別の種類になりますが、結論から言うとコンクリートブロックは一般ゴミや粗大ゴミでは捨てられない『建築廃材 (建築廃棄物)』となってきます。
建築廃棄物(廃材等)については、「産業廃棄物」に分類されるものとなってきます。建築資材としての使用を目的として製造されるものなるため、ご家庭での使用であっても一般廃棄物には該当しません。
種類こと異なりますが、「土・砂(砂利)・石(小石)・岩・レンガ」などの同じように、非常に処分が難しい品目となってきます。適正処理困難物と括られるものでもあるでしょう。
処分する際の注意事項
コンクリートブロックを処分する際の、主な注意事項は以下の2つです。
- コンクリートブロックは建築廃材に該当する
- 自治体のゴミ出し / 粗大ゴミには出せない
以下では、注意すべき各ポイントを徹底解説します。(※繰り返しとなる内容もあります。)
コンクリートブロックは建築廃材に該当する
コンクリートブロックは、多くの自治体で建築廃材(産業廃棄物)に該当するゴミです。『一般財団法人環境イノベーション情報機構』の公式ホームページによると、建築廃材の概念は以下のように決められています。
- 工作物の新築や改築、撤去に伴い発生したゴミ
- コンクリートや煉瓦、アスファルトなどの破片やガレキが対象
- 細かく砕いて選別された後、再度土木資材として使われる
- リサイクル後の主な使用用途は道路の路盤材や埋め戻し材、裏込め材などが一般的
- コンクリートは再生生コンクリート材となる
- アスファルトは再生合材になる
建設廃材の再資源化は、国の「建設リサイクル法」で2005年以降に義務化されています。コンクリートブロックについてもこの法律における建築廃材に該当するため、容易に燃えないゴミとして処分するのは不可能なものになります。
自治体のゴミ収集には出せない
物を捨てる際に真っ先に疑問に思うのが「何ゴミとして捨てられるのか?」ということでしょう。建設リサイクル法の対象品に該当するコンクリートブロックは、多くの自治体で一般ゴミや粗大ゴミとしては捨てられません。
一般ゴミとして処分をすると法律に違反することになってしまうからです。
そのため、多くの自治体ではコンクリートブロックは「適正処理困難物」「区では処分できないもの」に分別されます。産業廃棄物の回収は、原則として自治体で行えないことになっています。
もし、コンクリートブロックをゴミに出したとしても、回収されずゴミ捨て場に残されてしまうでしょう。自治体のゴミ収集等にコンクリートブロックを出すことは避け、処分可能な業者への引き渡しを必ず行ってください。
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コンクリートブロックの捨て方・処分方法4選

コンクリートブロックを処分できる業者やお店は限られており、数が少ない状況にあります。以下4つの方法ならばコンクリートブロックを効率よく処分できるため、積極的に利用するとよいでしょう。
コンクリートブロックの4つの捨て方・処分方法は以下の通りです。
① 購入した店舗に回収を依頼する
② 必要とする人に譲る(知人・友人に譲る)
③ リサイクルショップに買取を依頼する
④ 不用品回収業者に依頼して処分する
処分費用の有無やメリット・デメリットは、処分方法により異なります。以下にて各処分方法を詳しく解説するため、これからコンクリートブロックを処分した方はぜひ参考にしてください。
① 購入した店舗に回収を依頼する
コーナンやカインズなどの大手ホームセンター以外のお店では、購入したコンクリートブロックの回収をしてくれることがあります。処分したいコンクリートブロックの数が少なく、かつ買った店が明確に分かっているのならこの方法を利用しましょう。
購入店でコンクリートブロックの回収をしてもらう処分方法の、メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・コンクリートブロックの数が少ないなら効率よく処分が可能 ・処分費用が1,000円~と不用品回収より安い ・お店によっては無料でコンクリートブロックを引き取ってくれる | ・店舗に引き取りの有無を問い合わせる必要がある ・コンクリートブロックの運搬が大変 ・店舗によっては引き取りにレシートが必要 ・大手ホームセンターでは引き取りを行わないことが多い |
引き取り条件が分かっている馴染みの小売店でコンクリートブロックを購入している方の場合であれば、この方法は利用しやすいでしょう。しかし、大手ホームセンターでコンクリートブロックを購入した場合には、この処分方法はおすすめできません。
限られた条件下での処分方法となるため、ご自身が買ったコンクリートブロックがどこの製品か・買ったお店はどこかを把握するようにしてください。
≪ この処分方法がおすすめな方 ≫
- 小売店でコンクリートブロックを購入している方
- レシートなどの購入明細書を保管している方
- コンクリートブロックの処分数が少ない方
- コンクリートブロックの運搬が苦にならない方 など
コンクリートブロックは、積み上げられているブロック単体をそのまま購入するものとなってくる場合がほとんどです。その為、購入を証明する物はレシートや領収書に限られてくるでしょう。すると、レシートを紛失してしまった場合には処分すことができなくなってしまいます。
② 必要とする人に譲る(知人・友人に譲る)
コンクリートブロックを必要としている方が身近にいるなら、譲渡での処分を行うことが可能です。コンクリートブロックは花壇の柵などとしても利用できる、DIYに便利な建材でもあります。
もし身近に園芸や家庭菜園の趣味がある方がいるのなら、積極的に譲渡を持ちかけてみましょう。譲るかたちでコンクリートブロックを手放せれば、無料で費用を掛けずに処分ができるでしょう。ただし、不要となった際に返却されては意味がないため注意しましょう。
必要とする人に譲る処分方法の、メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・無料でコンクリートブロックを処分可能 ・「ジモティー」などの掲示板を使えば知り合いでない人にも譲れる ・ブロックを取りに来てくれる場合運搬は不要 | ・欲しい人が見つからない場合処分は不可能 ・コンクリートブロックを相手に受け渡しに行かねばならない場合、運搬が必要 ・状態が悪い場合貰い手が見つかりにくい |
なんといっても無料でコンクリートブロックを処分できるのが、この方法の最大のメリットです。貰い手がブロックを取りに来てくれるなら、重いブロックを運搬する必要もなくなります。
この処分方法のデメリットは、貰い手がいなければ実現しないことです。特にボロボロになった古いコンクリートブロックの場合は、貰い手がつかず持て余すことが多い傾向にあるかもしれません。
≪ この処分方法がおすすめな方 ≫
- 比較的新しいコンクリートブロックを処分したい方
- インターネット掲示板を上手く使える方
- 初対面の人とも交渉を上手くできる方
- 園芸などのDIYを趣味にしている知り合いがいる方 など
③ リサイクルショップに買取を依頼する
コンクリートブロックを買い取ってくれるリサイクルショップも、わずかですが存在します。特に建材を取り扱っているお店なら、条件次第で買取を行ってくれることもあるでしょう。
上手くリサイクルショップに販売できれば、臨時収入を得られます。お得にコンクリートブロックを処分したい方は、ぜひリサイクルショップへの持ち込みを検討してみてください。
リサイクルショップに買取を依頼する処分方法の、メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・状態がよいコンクリートブロックなら処分がしやすい ・買取で臨時収入を得られる ・出張買取があるお店ならコンクリートブロックを取りに来てくれる | ・建材を対象としていない店舗での買取処分は不可能 ・出張買取がない場合、ブロックの運搬が必要 ・状態が悪い場合引き取りを拒否される可能性がある |
まだ新しいコンクリートブロックを処分する予定であり、かつ買い取り店が見つかっているならこの方法は非常におすすめです。臨時収入を得ながらお得にコンクリートブロックを処分できます。
この処分法の最大のデメリットは、建材買い取り店がそもそも少ないことです。近くに建材が対象のリサイクルショップがある方でなければ買取処分は難しいでしょう。
≪ この処分方法がおすすめな方 ≫
- 建材対応のリサイクルショップが近くにある方
- まだ新しいコンクリートブロックを処分したい方
- ブロックを売って臨時収入を得たい方 など
④ 不用品回収業者に依頼して処分する
コンクリートブロックの最もスタンダードな処分方法であり、持ち主の負担も少ないおすすめの廃棄手段です。
ブロックを運搬する手間いらずで、家にいながら簡単に不用品を処分できます。たくさんの資材の一括処分も可能なため、大量のコンクリートブロックを処分したい方も安心です。
不用品回収に出す処分方法の、メリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・電話やメールで依頼すればすぐに処分が可能 ・処分日の指定が簡単にできる ・お得なパックを使えば大量処分も格安で可能 ・コンクリートブロックを運搬する必要がない ・家から一切出ずに不用品を処分できる ・古いコンクリートブロックでも回収可能 | ・回収費用が掛かる ・単品での回収の場合には費用が高い |
不用品回収にコンクリートブロックを出すと、たくさんのメリットを受けられます。デメリットは費用がかかる点のみのため、コンクリートブロックを処分したい方は積極的に利用してみましょう。
リユース本舗なら、コンクリートブロックを簡単・格安で処分できます。最短25分で処分にお伺いします。
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処分に関するトラブルシューティング
『コンクリートブロックが重くて運べない…』
『コンクリートブロックはどう処分するのが理想なの?』
上記のような悩みを抱える方も、きっといるでしょう。重いコンクリートブロックを処分する際には、さまざまな問題が付きまといます。壊れたものなどは引き取りできる業者も限られるため、上手に処分ができないとお困りの方も多いはずです。
ここでは、コンクリートブロックの処分に関するよくある、3つのトラブルシューティングを紹介します。
- 重くて運べない
- 販売店での引き取りができなかった
- リサイクルショップで買取不能と判断された
以下では、各トラブルの対処法を提案します。
重くて運べない
コンクリートブロックは非常に重い建材であり、高齢の方や女性には運び出しがしにくいです。不用品回収のリユース本舗では、重いコンクリートブロックの運び出しサービスを行っています。
大量のコンクリートブロックも、重いものの扱いに長けた力自慢のスタッフが運び出しを行うため、利用者の方が負担を被ることは一切ありません。
販売店での引き取りができなかった
どこで買ったのか分からないコンクリートブロックや、明細書がない商品は販売店で引き取りを拒否されるのも珍しくありません。しかし、不用品回収のリユース本舗なら、どんなコンクリートブロックでも処分可能です。
コンクリートブロックの種類により、お値段が変わることもないため安心して引き取りを依頼できます。
リサイクルショップで買取不能と判断された
古いコンクリートブロックは人に譲ることも、買取に出すことも難しい傾向にあります。買ったお店が分からなくなっている可能性も高いため、処分に困っている方もきっと多いでしょう。
不用品回収のリユース本舗では、古いコンクリートブロックも問題なく回収可能です。追加料金が掛かることもないため、気軽にコンクリートブロックの回収をご依頼ください。
ホームセンターでは引き取りはオススメできない?
コンクリートブロックは産業廃棄物となる為、自治体の一般ゴミなどでは処分することはできません。そのような事情もある為、ホームセンターで購入したコンクリートブロックであれば、基本的に引き取ってもらうことが可能な場合がほとんどです。
しかし、他店で購入したコンクリートブロックが持ち込まれる懸念があるためか、引き取りを申し込む際には購入証明が可能なレシート等の提示が必要となるなどの条件が伴う場合が多いです。しかし、レシート等が保管されている場合も少ないため、処分のハードルは高いです。
素直に処分が進められないことも考えられるため、ホームセンターの引き取りにはあまり期待しない方が無難です。
手早く処分する場合は業者への依頼が良い
適正処理困難物とも言えるような扱いの難しいコンクリートブロックについては、不用品回収業者・産業廃棄物処理業者に依頼をしてしまった方が手っ取り早いです。
特に、コンクリートブロック1~2つではなく、ある程度の量の処分が必要となってくるような場合には、始めから回収をしてもらえる業者に依頼してしまった方が早いです。
まとめ

コンクリートブロックは建設リサイクル法で「建設廃材 (産業廃棄物) 」に指定されています。そのため、多くの自治体では不燃ゴミ・粗大ゴミとして処分できません。
処分を行う方法は、以下の4つに限られているため注意しましょう。
処分方法の種類 | 費用 |
購入した店舗に回収を依頼する | 無料~1,000円 |
必要とする人に譲る | 無料 |
リサイクルショップに買取を依頼する | 無料無料(売却益を受け取れる) |
不用品回収業者に依頼する | 3,000円程度 |
その他、処分に困った場合には一旦は自治体に相談してみることもおすすめです。自治体に相談することで、何かしらの処分方法を見つけることができたり、回収を行ってくれる業者を紹介してもらうことができたりもします。
また、コンクリートブロックを扱うことの多い外構業者(工務店など)の専門業者に相談をしてみることも良いかもしれません。
処分費用の有無やメリット・デメリットは、処分方法により異なります。コンクリートブロックの状態によっては利用できない処分方法もあるため、処分の際には入念に計画を練りましょう。
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