クローゼットの処分方法8選!無料で捨てる方法をご紹介
『クローゼットの捨て方・処分方法について困っていませんか?』
クローゼットは衣服を掛けて収納できる便利な家具です。他の収納家具に比べて、折り畳んだり仕舞い込んだりすることなく衣服を管理しておくことができるため、多くのご家庭で利用されているでしょう。
備え付けの収納スペースが無い場合に、タンスなどと同じように設置をして利用するものとなっています。そのため、ある程度の大きさと設置場所が必要となっており、処分の際には少し手間が掛かるものとなります。
そこで今回は、クローゼットの正しい捨て方・処分方法について詳しくまとめてみました。ぜひ、当記事を見て参考にしてください。
【この記事でわかること】 |
① クローゼットの正しい処分方法 |
② クローゼットを処分する際の注意事項 |
③ クローゼットについて詳しく知る |
クローゼットを捨てる・処分する際の注意事項
クローゼットを捨てる前に、まずは確認をしておくべきことがあります。
クローゼットの寿命・使用期限について
一般的にクローゼットの使用期限は15~20年程度と考えた方が良いでしょう。普通にご家庭内で使用されるものであれば急激に劣化・故障するようなことはなく安定して使用し続けることがでしょう。使用の仕方によっては、壊れたり不具合が生じるようなことも出てくる可能性がありそうです。
家具ということもあり製品の寿命はやや長く考えることが可能ですが、販売メーカーによる商品の保証期間は5年程度が設けられている場合が多いため、一旦は5年程度を目安に製品の状態を確認した方が良いかもしれません。
しかし、普通に使用している程度であれば、そう簡単には壊れるものではありません。
消耗や劣化で考えられる原因
ほとんどの場合、扉の開閉の頻度や掛ける衣服の重量などの負荷による影響が考えられますが、この程度で壊れることはないでしょう。しかし、金具が使用されている接続部が壊れてしまったり、服を掛けるラック部分が破損してしまうなど、使用環境によっては自然と劣化をしてしまう場合も出てくるでしょう。
クローゼットに重い衣服掛けすぎたりしない限り、滅多なことでは壊れることもないでしょう。
通常のゴミとして捨てることもできる?
クローゼットは、一般的には粗大ゴミの規定の大きさ(一辺が30cm以上等)に優に該当してきてしまうため、多くの自治体では粗大ゴミとして処分を進める必要があります。
ただし、大部分が木製で作られているクローゼットであれば、解体をして小さく切断することで一般ゴミとして捨てることも可能だろうと考えられます。
接続に使われている金属のパーツも小さめなものがほとんどで数もそこまで多くなければ、木製の部品は燃えるゴミ、金属パーツは不燃ゴミと分別をすれば、それぞれの処分方法で捨てることも可能でしょう。
鏡などがある場合は、取り外して個別に処分を進める必要があるでしょう。
クローゼットの捨て方・処分方法8選
クローゼットを処分する方法は、無料のものから有料で処分できるものまで様々です。
ここでは、クローゼットを処分する際に利用できる8つの方法をご紹介しています。まず、考えられる処分方法について一覧にまとめてみました。
処分方法 | 費用 | 備考 |
一般ゴミとして処分する | 無料 | 費用は掛からない |
粗大ゴミとして処分する | 有料 | 費用は5,00~1,000円程度 |
家具専門店に依頼して処分する | 有料 | 費用は1,000~2,000円程度 |
引っ越し業者に依頼して処分する | 有料 | 費用は2,000~3,000円程度 |
リサイクルショップで売却する | (無料) | 買取金額はお店によって異なる |
フリマ・オークションで売却する | (有料) | 送料が掛かる |
知人・友人に譲る | 無料 | 引き取り手がいれば処分可能 |
不用品回収業者で処分する | 有料 | 8000円~(依頼をするプランによる) |
上記のように多くの処分方法の中から選ぶことが可能となります。費用を掛けずに処分が可能な方法もありますので、手間や労力を考えてご自身に合う捨て方を選ぶことが大切でしょう。
ただし、処分方法によっては費用がやや掛かる場合があるため注意が必要です。
① 一般ゴミとして処分する
先述の通り、使用されている木材や金属パーツ別けて分解ができれば比較的容易に一般ゴミとして捨てることができます。
クローゼットは、主に木製で造られているため、そこまで解体も難しくはないと考えられます。しかし、家具としては大きな部類のものとなるため、解体作業は思ったより重労働になることが予想されます。
解体によりでた木材や金属ゴミは、それぞれ可燃ゴミや不燃ゴミとして個別に処分をするだけで済みます。そのため、手間や時間が掛かっても問題がなければ、自力で処分する方法も有効でしょう。
② 粗大ゴミとして処分する
不用品を処分する場合、粗大ゴミで処分する方法が最も分かりやすくシンプルな処分方法となってくるでしょう。基本的に、一辺が30cm以上の大きなゴミの場合、大概のものが粗大ゴミに該当します。
処分手数料は多少掛かりますが費用の負担もそこまで大きくありません。また、回収依頼の申し込みを済ませて収集場所まで運ぶことさえできればスムーズに処分が可能です。
クローゼット自体は、非常に大きな家具でもあり移動をさせにくいものです。自力で収集場所にも持ち運ぶことが難しい場合は、2~3人で作業ができるように準備しましょう。部屋や屋内からの運び出しが難しい場合には、ある程度の解体作業が必要となる場合もありますので、あらかじめ注意しましょう。
③ 家具専門店に依頼して処分する
お近くに家具専門店があれば、処分を依頼することが可能です。多くの場合、同様の製品を販売している店舗であれば、処分の対応が可能と考えられます。ただし、基本的には有料のサービスとなっていますので注意しましょう。費用は1,000~2,000円程度かかり、お店によっては対応も異なります。
新たな製品を購入する場合(買い替えの際)には無料で回収処分をしてくれるという場合も見受けられます。実際には「購入製品の代金」+「処分費用」=「請求金額」のようなかたちとなっており、処分費用は含まれているように考えてしまって良いでしょう。
しかし、基本的に処分や買い替えの場合は、自社製品の場合のみに対応してもらえる場合が多いです。そのため、他社のクローゼット製品を使用している場合には、同時に処分を進めることができない場合が多いです。
また、実際に処分や買い替えを依頼する場合には、現在使用している製品を処分するためには、購入した際のレシートなどが必要となる場合も多いため、注意しましょう。
④ 引っ越し業者に依頼して処分する
引っ越しのタイミングで処分が必要となる場合には、引っ越し作業を依頼する業者にクローゼットの処分を依頼すると手間を掛けずに処分を行うことが可能です。
クローゼットの場合、そのまま製品を引っ越し先に持って行っても、買い替え等で効率的に処分できる方法はあまりありません。クローゼットは非常に大きく重く持ち運びも大変であるため、引っ越しの時点で処分が完了できた方が、様々な面でもメリットが大きいでしょう。
どのみち処分が必要となり、「引っ越し前に処分を済ませるか」「引っ越し後に処分をするか」のいづれかになる様であれば、引っ越しに合わせて業者に処分を依頼できてしまった方が圧倒的に効率が良いでしょう。
⑤ リサイクルショップで売却する
引き続き使用することが可能で十分に売れそうなクローゼットであればリサイクルショップで売却してみましょう。
リサイクルショップ自体は、そこまで商品に詳しくない可能性もありますが、家具を多く取り扱っているお店であれば、ある程度は査定額の期待もできるでしょう。
ただし、売却・査定のやり取りは比較的簡単に処理される傾向が強いため、家具専門店ほどの査定額の高さにはならない場合がほとんどです。そのため、「いくらでもいいので早く売って処分したい」という場合であれば非常に有効でしょう。
また、売却時期も重要です。家具であれば引っ越しシーズン前の2~3月頃(春季)の売却がおすすめです。事前に余裕をもって冬季頃に売却をしておくことも可能ですが、買い取り金額には違いが出る場合があるため注意しましょう。
リサイクルショップの場合、大概は直接持ち込みを行う場合がほとんどですが、クローゼットのような大きなものを持ちこむことは容易ではありません。そのため、出張買取を行ってもらえるお店を選ぶことも重要です。
注意点として、リサイクル店によっては買い取りが可能な条件・限度があることは覚えておきましょう。クローゼットの場合は、特に使用に支障さえなければ十分に有効な買取対象となるでしょう。
⑥ フリマ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションサイトを利用できれば、自分の任意の金額で売買を進めることが可能です。
専門店やリサイクルショップでの買取とは異なり、自分自身がそれらのお店同様の価格で商品を売りに出すことができるため、他の処分方法で売却する場合に比べて非常に高値で売ることができます。
ただし、個人間でのやり取りとなるため多少の手間は掛かります。また、落札後は商品を郵送する必要があるため、郵送代は計算をしておく必要があるでしょう。クローゼットの場合は非常に大きな商品となるため送料も自然と高くなってしまいます。場合によってはかなり重量のある郵送物にもなってくるでしょう。
出品時には、あらかじめ送料を考慮して出品をする必要があるため、売値自体は中古相場よりも若干低くめになることは頭に入れておきましょう。
また、リサイクルショップと同様に売却時期も重要です。需要が高まる時期にできるだけ相場よりも安めに出品するなどの工夫をすることができれば、売却が成立する可能性も高いでしょう。
⑦ 知人・友人に譲る
ご自身の周りでクローゼットを欲しがっている人がいれば、無料で譲ってしまうことも良いでしょう。
ただしこの場合は、しっかりと「問題なく使用し続けることができるもの」であることが条件です。「壊れ気味・調子が悪い」といった製品を譲渡することは、トラブルが生じる可能性もあり、あまり好ましくないことですので注意しましょう。
「使えるものであればなんでも良い」という場合もあるでしょうし、「できるだけ良いものを使ってみたい」など、譲り先相手の意向もあると思いますので、条件さえ合えば譲りやすいものとなるでしょう。
しかし、他の処分方法同様にクローゼットの移動にはかなりの労力が必要となりますので、運搬方法や人手の確保などはしっかり準備しておきましょう。
⑧ 不用品回収業者で処分する
不用品回収業者を利用すればすぐに回収してもらうことが可能です。回収自体も早ければ即日の内に対応が可能なため非常に便利です。
多少大きなものであってもスタッフの方が運び出してくれるので、依頼した後は待っているだけで全て対応してくれるため便利です。クローゼットのような持ち運びが大変なものも、解体するなど適宜工夫をして持ち出してくれます。
ただし、多くの場合は固定費用のサービスプランを利用することになるため、1点だけの処分のために利用する場合には割に合わず損をしてしまう傾向があります。そのため、回収をしてもらう際には、他にも処分したい物を合わせて同時に引き取ってもらうようにすると、不用品1つあたりに掛かる処分の費用を抑えることが可能です。
費用自体はやや高い処分方法となってしまいますが、それに見合うメリットがあるでしょう。
クローゼットの場合はそれなりに大きなものでもあるため、1品のみであっても処分を優先する目的で依頼することも良いかもしれません。
クローゼットの処分に関するトラブルシューティング
ものを捨てるという行為には、悩みやトラブルがつきものです。クローゼットを捨てようと思った際に思わぬトラブルが発生して頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。
ここでは、クローゼットの処分に関するトラブルシューティングをご紹介します。
フリマやオークションでは送料が意外に高い
出品者と落札者の住所の距離に関わらず、クローゼットの送料はそれなりに掛かります。一般的には大きめな郵送物になりある程度の大きさになってきます。そのため、郵送には8,000~10,000円(もしくはそれ以上)ほど費用が掛かってくるでしょう。
そのため、これら事情を踏まえるとどうしても商品価格は高くなりがちとなり、どのような中古品であっても8,000~10,000円以上の価格相場になってきてしまいます。つまり、クローゼット自体の価格に送料を上乗せした金額感となってきます。
こうなってくると「商品代+送料」の出品額が、新品で購入するクローゼットの半額以下程度の相場程度に収まらないとフリマやオークションでは売れにくいものとなってくるでしょう。
家具販売店等では引き取ってもらえない場合がある
一般的な家具販売店では、「無料での回収のみ」「有料での処分のみ」は受け付けていない場合が多いです。今も商品を販売していたり、商品を購入したお店であっても、お店側の事情で対応してもらえないことが十分にあります。
「新たな商品の購入に合わせて、費用を払って処分をしてもらう」という条件でしか処分を受け付けていない場合がほとんどです。
そのため、もし引き取り処分を希望される場合には、事前に調べたり問い合わせたりして問題がないことを確認してからお店に足を運んだ方が確実です。
まとめ
クローゼットにはいくつかの捨て方・処分方法があることが分かりました。家具販売店等に引き取り・回収を依頼する方法が一般的ではありますが、処分に手間を掛けたくないという場合は不用品回収業者を利用することが有効でしょう。
処分をしづらい部類のアイテムになりますが、製品の大きさ故に手間が掛かる面も考慮する必要があります。ご自身の状況を考えて、どの方法が1番納得のいく処分方法となるか検討してみてください。
クローゼットの場合、全体的に移動させることが困難な状況が考えられるため、解体・運搬の可否、人手が必要であるかなど、様々な視点から処分方法を検討した方が良いでしょう。
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