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ライターの捨て方6選!無料の回収・処分方法をご紹介

ライターの捨て方6選!無料の回収・処分方法をご紹介

ライターの捨て方6選!無料の回収・処分方法をご紹介

    『ライターの捨て方・処分方法について困っていませんか?』

    ライターは、何かに火をつける際に利用するものですが、何ゴミとして捨てたら良いのかをしっかりと理解している方はあまりいないのではないでしょうか。

    処分方法がわからないため知らないうちに溜め込んでしまいがちですが、使っていないライターであっても適切に保存をしておかないと爆発したり破裂したりする可能性があります。このような危険から身を守るために使わないライターはなるべく早めに処分することをお勧めします。

    なお、捨て方についてもちゃんとした知識をつけておかないとゴミの中で着火してしまい火事に発展してしまう可能性もあります。

    今回の記事では、そんなライターの正しい捨て方について確認していきます。

    ライターは何ゴミ?処分する時の注意事項

    ライターを処分する場合、注意しなければならない事がありますので、そちらも合わせて確認していきましょう。

    基本的は自治体での回収等で処分が可能

    ライター自体は自治体で処分することができます。不燃ゴミや可燃ゴミ、危険ゴミなど何ゴミに分別されるのかは各自治体によって異なりますので、今現在お住まいの地域の分別方法を確認しておきましょう。

    基本的に使い捨てライターの場合は他のゴミ袋とは分けて別の袋に入れる必要があります。さらに、その袋に「危険」と書き、透明な袋に入れる対応が一般的です。

    処分の際はガス抜きを行う

    また、多くの自治体でライターは危険物として扱われるため、ライターの中に入っている液体ガスを全て使い切らなければ捨てることができません。

    もし、使用途中でも捨てることを決めた場合、必ずガス抜きを行ってから破棄しましょう。中身が残っている場合、不意に着火してしまい事故や火事の発生原因になってしまいます。

    適切なガス抜きの方法は以下の通りです。

    1. 操作レバーを下げて火をつけて吹き消す
    2. レバーを下げたままテープやゴムで固定する
    3. そのままの状態でガスを抜く
    4. 風通しが良く火の気のないところで半日以上おく
    5. 着火操作を行い着火しなければガス抜き完了

    また、危険な方法でガス抜き方法をしてしまう方もいるため、以下の方法には注意してください。

    危険なガス抜き方法1つ目は、ハンマーなど硬いものでライターを割りガス抜きを行う方法です。ガスが残っている状態で外部から衝撃を加えると爆発してしまい周囲の物に引火する危険性があります。※着火部が壊れている場合などは、中身を抜き切るためにこちらの方法を推奨している自治体も存在しています。

    2つ目は、ガスやオイルが入ったままライターを分解する行為です。ガスやオイルが入っている状態でライターを分解しガスを抜き出そうとする方がいますが、こちらも危険です。周囲に電化製品やストーブといった火を使ったものがあると、そこに引火してしまい火事になる可能性があります。

    そのため、ガスやオイルが残った状態でライターを分解することはやめましょう。だからといって、ガスが入ったまま破棄してしまうとゴミ収集車の中で爆発してしまい事故に繋がる可能性もあります。

    周辺地域に住んでいる住民と作業員の安全を守るため適切なガス抜きを行うようにしてください。

    ライターの回収ボックスがある自治体は少ない

    当記事を閲覧している方の多くは、ライターを無料で処分するための回収ボックスの場所が知りたいと考えている方が多いかもしれません。

    まず、基本的に回収ボックスが用意されている自治体は多くはありません。この理由は、ほとんどの自治体で一般ゴミによる収集が十分に行われているためと考えられます。※ウェブ検索等を行っても該当する自治体が少ないことが確認できるでしょう。

    ゴミ集積所(ゴミ収集場所)がある場合、不燃ゴミ収集時に『電池・ライター』等の回収箱/缶が設けられている場合が多いです。これらの収集事情がある自治体の場合、基本的に月2回程度の不燃ゴミ収集の機会に容易に処分が可能です。

    また、昨今では戸別に一般ゴミ収集が行われている自治体も増えてきています。この場合も、ご家庭ごとに不燃ゴミ収集の対象となっており、まとめて排出することで容易に捨てることができるでしょう。

    このように、各ご家庭から一般ゴミとして排出することが可能な状況となっているため、あえて回収ボックスを設けていない自治体が多いと考えられます。

    しかし、電池やライター等のやや危険性のある物の収集ルールが上手く定められていない自治体などの場合には、個別に役所などに『電池・ライター』の回収ボックスが設けられていることが多いかもしれません。

    一部の自治体で設けられているライター・電池等の回収ボックス自体が、一般的にどちらの地域でも設けられているものではないということを頭に入れておきましょう。

    ライターに関する豆知識

    こちらではライターを処分したいと考えている多くの方に当てはまる内容をまとめてご紹介いたします。少しでも処分の参考していただければと思います。

    ライターの所有数はどのくらい?

    一般的なご家庭の場合、ライター(チャッカマン)の所有数は1~2本程度と考えられます。「線香等の着火用」「キッチン関係での着火用」と比較的用途が限られ、特定のシーンでのみ使用されるものとなるでしょう。

    次に、主なライターの用途となる煙草での使用の場合には、所有数は10本ほどになると考えられます。この場合、概ね9割以上のライターは使用可能な状態である場合が多いです。

    一般的な紙巻煙草の場合、家に忘れて外出してしまうといったことがあっても、外出先で容易に購入することが可能です。このように、出先で購入するような機会が多ければ多いほどライターは溜まって行くことが考えられます。また、このようなことは珍しいことではなく多くの愛煙家の方々も同じ状況であることがほとんどです。

    100円ライターは比較的処分しやすい?

    最も安価に購入できるライターといえば100円ライター(使い捨てライター)となるでしょう。購入がしやすいが故に多く購入して溜まってしまうこともあるでしょう。

    この100円ライターに関しては、工夫をすれば回収してもらって処分することも可能と考えられます。その方法が、タバコ屋さんで100円ライターを購入した際にガスの無くなった使用済ライターを引き取ってもらう方法です。

    使用済ライターを所持している状態で、タバコ屋さんにて新たな煙草とライターを購入する際に古いライターの引き取りを交渉することとなるため、かなり限定的な方法となります。懇意にしている顔なじみにタバコ屋さんであれば、比較的成立する場合がありそうです。

    条件が合えば100円ライターを増やすことなく新たなライターを使い続けることができますが、根本的に所有するライターの数は変わらないため、意図的に処分だけを行うという目的には活用できないでしょう。

    不法投棄に注意しよう

    当たり前のことではありますが、処分したいライターを喫煙所等に放置するような行為は厳禁です。基本的に不法投棄となってしまうため注意が必要です。

    喫煙所等ではライターが放置されていることがありますが、多くの場合で不法に投棄されたものではなく「忘れ物」という意味合いが強いです。その為、同じように放置して処分をしようと考えないようにしましょう。

    ライターの処分方法6選

    では、具体的にライターはどのように処分していくのでしょうか。ここからはライターの主な処分方法について解説していきたいと思います。

    ライターの処分方法については、以下の6つありますので確認してみてください。

    ① 一般ゴミとして捨てる
    ② 様々な目的に合わせて有効活用する
    ③ フリマアプリやオークションで売却する
    ④ 専門業者に売却する
    ⑤ 欲しい人に譲る
    ⑥ 不用品回収業者に依頼して回収してもらう

    ① 一般ゴミとして捨てる

    ライターはガス抜きを適切に行えば不燃ゴミ等として自治体に回収してもらえます。分別されるゴミは各自治体によって「不燃ごみ・可燃ごみ・危険ゴミ」と何ゴミに該当するのかは異なります。

    適切にガス抜きを行い自治体の回収を利用して処分を進めましょう。

    適切にガス抜きを行わないまま排出をしてしまうと、自治体の方に回収してもらった際にゴミ収集車の中で強い圧力が加わり爆発または引火してしまう可能性があります。

    周囲に引火しやすいものがあると、燃え移りゴミ収集車が火事になったり爆発してしまい周辺地域の方やごみ収集作業員の方が危険に晒されてしまう可能性があります。ガス抜きを行わないでそのままゴミ袋に捨てることは絶対にやめましょう。

    ライターは、カセットボンベやスプレー缶と同じように処分を行える自治体がほとんどです。この場合、透明な袋や自治体の収集袋にまとめて「ライター」「スプレー缶」「危険」などと記載して排出することが可能です。

    ② ライター専用の無料回収ボックスを利用する

    各自治体ではライターゴミの排出による事故や火事などを避ける目的で、個別にライターゴミ専用の無料回収ボックスが設けられている場合があります。

    ライターゴミの回収ボックスを設置している自治体にお住いの場合には、回収ボックスに投入するだけで処分ができます。設置場所や利用方法については、お住いの自治体のホームページで確認を行いましょう。

    ほとんどの場合は、各市区町村の役所施設に設置されている場合が多いです。しかし、役所など以外の自治体公共施設などの様々な場所への設置まではされていない状況が多いようです。

    注意点として、ライターゴミは小型家電回収ボックスなどの他の種類の回収ボックスには投入してはいけませんので誤って捨てないように気を付けましょう。また、同様にライターゴミ専用の回収ボックスにも他の種類のゴミは投入してはいけません。安全なかたちで適切に利用しましょう。

    ※無料回収ボックスに撮入できるライターゴミについては、中身が残っている状態でも捨てられる場合があります。

    自治体別詳細参照
    埼玉県上尾市市の公共施設に設置している回収箱が利用可能ライターの処理について
    ※1都3県エリアでは回収ボックスが利用できる自治体は非常に少ない状況です。

    ③ フリマアプリやオークションで売却する

    ライターをフリマアプリで販売することも処分方法の一つです。

    ライター自体の値段が元々高くはないので、数本出品した程度では売れません。10本〜20本をまとめ売りすると売れる可能性が高くなります。しかし、ライターの中に入っているガスの残量によっては売れない可能性が高いので、自治体に回収してもらう方が無難であると言えるでしょう。

    Zippoや高級なオイルライターは需要が高いのでフリマアプリにて高く売れる可能性があります。ジュエリーブランドやハイブランドなどファッションブランドが販売しているライターは1個数万円ほどで買い取ってもらえる可能性があります。

    ですが、もし仮にライターが売れたとしてもライターは郵便で送ることは不可能です。ライターを発送するには「ゆうパケット」「ネコポス」「らくらくメルカリ便」といった発送形態で発送することが可能です。このような発送方法は200円〜と金額が高くなり配送料が高くなるので利益を求める方にはお勧めしない方法であると言えます。

    また、平成23年よりライターを販売する際はPSCマークがついているもののみと制限が課されました。フリマアプリを使用して売却処分を検討する方はPSCマークについて確認しておきましょう。

    PCSマークとは消費者の命と体に対して危害を及ぼす可能性のある製品について定めた、技術上の基準に適合したことを証明するマークです。つまり、製品の安全性を証明しているマークです。PSCマークがなければフリマアプリで販売することができないので確認しておきましょう。

    ④ 専門業者に売却する

    古い希少性のあるライターの場合、買取に力を入れている専門の業者に売却すると良いでしょう。特に、古いライターはネットオークションなどには出品できない場合もあるため、こちらでの売却を進めると良いでしょう。

    ブランド品のライターであれば、数千円~10万円を超える金額で買い取られるライターも存在しているため、珍しいライターをお持ちの場合には、一度査定をしてもらうと良いでしょう。

    また、基本的には未使用で状態の良い製品であることが求められます。その為、壊れてしまっていたり汚れてしまっているものについては、価値が下がってしまって買取対象とならない場合もあるでしょう。

    ある程度価値があり、できるだけ早く売却をしてしまいたいという場合には、専門の買取業者に買い取ってもらうと良いかもしれません。

    ⑤ 欲しい人に譲る

    ライターが手に余る状態であれば必要としている人に譲ることも有効です。出先でタバコを吸うために購入して溜まってしまったライターなど、余分に余っている物があれば譲ってあげましょう。

    また、希少性のあるライターもコレクター等の欲しい方がいれば譲ることで大事に保管していってもらえるでしょう。喜ばれるようであればこちらも嬉しいでしょう。

    その他、フリーマーケット等で二束三文で手放すことも良いかもしれません。まとめて処分がしたいという場合にも、意外に需要があって引き取り手が多く見つかる可能性があります。

    ライターは日常生活でも使用機会があるものですので、欲しい人に声をかけてみるなどしてみると良いでしょう。

    ⑥ 不用品回収業者に依頼して回収してもらう

    不用品回収業者はどのようなものでも回収してもらうことのできる便利な業者です。そのため、不用となった物であれば、特に難しい条件も無く回収してもらえるため、直ぐに処分を行うことが出来るでしょう。

    しかし、小さく細かな物を回収してもらうというよりは、大きな家具などの処分に利用されることが多いかもしれません。その為、何か別の物を回収してもらう際に、ついでにライターも回収してもらえると良いでしょう。

    多くの場合、固定料金のパックサービスを利用することとなる為、やや料金は高めです。ですので、沢山のものをまとめて処分できるように計画して依頼ができると効率よく利用することが出来るでしょう。

    処分に関するトラブルシューティング

    ライターを処分する際にトラブルが起きる可能性はゼロではありません。特にライターは火を発生させる製品ですので、適切に処理をしなければ後々トラブルや事件事故に発展する可能性もあります。

    ここからはライターの処分に関するトラブルシューティングに関して紹介していきますので、それぞれ確認するようにしてください。

    ガス抜きを行わないと回収してもらえない

    ガス抜きをしないと自治体に回収してもらえない可能性があります。回収しない理由としては規定に沿っていないという理由もありますが、火災の原因にもなりかねないからです。

    2018年1月に埼玉県志木地区衛生組合が不燃ゴミの収集車で火災が発生したことを発表しました。火災の原因としては不燃ゴミに紛れていたライターが原因であり、収集車の中でライターが圧縮され、ガス漏れにより引火したことが原因だと言われています。

    このようにライターのガス抜き不備による事故情報が多く寄せられているのです。ライターに関する事故情報は2009年9月から2016年にかけて722件ほど寄せられており、事件発生件数は減少傾向にありますが、事故が毎年起きていることがわかりますね。

    ライターがきっかけの事故の要因と件数は以下の通りです。

    • 使用後の残り火     209件
    • 使用時に大きな火が発生 116件
    • 自動車内の事故     55件
    • 保管放置による破裂   52件
    • 発火          43件

    安全性の高いライターと思われがちですが、少しの圧力や外部からの圧力を受けただけで簡単に爆発してしまうのが特徴です。ライターを処分する際は必ず適切にガス抜きを行い処理するようにしましょう。

    ライターを大量に捨てたい

    ライターを大量に捨てる場合どのようにしたらよいか悩む方も多いと思います。

    禁煙を機に長年溜め込んできたライターを一気に捨てたいが量も多いことから自治体に回収してもらうのは火災や事故の可能性もあるので怖いと考えている方も多いのではないでしょうか。

    ですが、自治体のライターを捨てる場合、基本的に本数制限などはありません。1本であろうが100本であろうが同じ捨て方で捨てることができます。しかし数が多すぎるため、全てガス抜きをするのが難しい場合があります。そのような場合は自治体に捨て方などを相談してみてはいかがでしょうか。

    また、不用品回収業者に依頼することでガス抜きの手間を省くことができるのです。ライターだけで不用品回収業者を呼ぶのはもったいないと感じる方は、何かしら家の中の不用品を集めて一緒に回収してもらえば効率的です。

    ライターの処分には決まった日に出さなければいけませんが、不用品回収業者の場合はいつでも回収が可能です。急いで処分したい時などは便利な方法なのではないでしょうか。

    また、ライターは危険物に分類されるので回収をしてくれない業者もいます。予め利用しようと考えている不用品回収業者に問い合わせを行いライターの回収を行っているかどうかを確認すると良いでしょう。

    まとめ

    このように、ライターの捨て方や有効活用方法はたくさんあります。ライターのように危険物に分類される不用品は処分にも困ることが多く、捨てるにも手間時間が多くかかります。

    また、ライターの処分方法や有効活用方法にはどの方法にもメリット・デメリットがあります。

    特に処分方法はその時の状況によって選択は変わりますが、一番無難なのは信頼できる不用品回収業者を利用して安全に処理してもらう方法であると考えられます。

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