自転車の処分方法8選!様々な捨て方をご紹介
乗らなくなった自転車を処分したいけど「そもそも自転車って何ゴミに分別されるの?」「錆びてしまって動かすのも一苦労…」と処分方法に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
自転車は生活に無くてはならない移動手段の一つですが、いざ壊れてしまって使い物にならなくなってしまった場合には、大きな不用品となってきます。簡単に持ち運びもできないため、放置しがちになるものでもあります。
そんな自転車の処分に関する悩みを解決するため、詳しい処分方法や注意点、さらにはそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。ぜひこの記事を参考に、自分に合った方法でスムーズに自転車を処分しましょう!
自転車を処分する時の注意事項
自転車を処分するにあたって、注意しなければいけないことは以下の2つです。
- 不法投棄、放置などの違法行為にならないように正しく処分する
- 防犯登録の抹消は必ずおこなう
放置自転車は地域によっては大きな問題にもなっています。違法行為となる可能性もあり、廃棄物処理法違反の場合は個人でも1,000万円以下の罰金または5年以下の懲役が科されることがあります。
また、放置しているつもりはなくとも捨て方を間違えてしまうと、同じく不法投棄とみなされてしまうこともあるので、自転車を処分する際には必ずルールに沿って正しく処分することを心がけましょう。
そして、防犯登録されている自転車は、必ず登録の抹消をおこなってから処分する必要があります。
※処分する自転車の防犯登録の有効期限が切れている場合には、特に登録抹消する必要はありません。
自転車の防犯登録について
自転車を処分する際に登録を抹消していないと、万が一その自転車が犯罪に利用された場合に自分が疑われてしまう、なんてことも。トラブルに巻き込まれないためにも、必ず防犯登録の抹消をおこなうことをおすすめします。
業者を通じて処分する場合でも、登録抹消をせずに売却などをされてしまうケースもあります。登録抹消手続きについて事前に確認してから依頼するようにしましょう。
防犯登録の抹消方法
自転車の防犯登録の抹消とは、簡単に言うと、警察に登録されているデータを抹消する手続きです。
都道府県別の『自転車防犯協会』によって登録抹消の方法は異なるので、事前に確認しておきましょう。
登録抹消に必要なもの
- 自転車の本体
- 身分証明書
- 防犯登録カード
※防犯登録カードを失くしてしまった場合は、地域によっては自転車の保証書や領収書で代用できる場合にもあるので、事前に協会に確認してみましょう。
登録抹消がおこなえる場所
- 警察署
- 購入店 ※購入店で登録と同じく、抹消もおこなってくれるお店もあります。
- 交番など
必要なものを準備し、以上の3つの中から最寄りの場所へ行くことで、登録抹消がおこなえます。※購入店や交番の場合には、行く前に抹消を行えるか確認することをおすすめします。
処分をするにあたっての基準
ひとことで自転車を処分するといっても、どの程度の状態を基準に処分を行うかは異なってくるでしょう。処分を行う理由を簡単に考えて、どのように扱った方が良いかを整理していきましょう。
以下のパターンを確認して、確実に使用が難しい状態の自転車を判断して、処分を進めて行きましょう。
まだ使える自転車の場合
- 要点1サイズが合わず乗れなくなってしまった
- 要点2買い替えを行うが貰い手が見つからない
- 要点3自転車が余ってしまっている
上記のように、まだまだ使用できる状態で比較的綺麗な状態の自転車であれば、譲渡相手を探してみたり、売却をすることも可能と考えられます。
使用用途がなくなってしまったからといって、安易に処分を選択しなくても良いかもしれません。また、新たな自転車を購入する場合には、古い自転車の引き取りを購入店に相談すれば自転車を持て余すこともありません。
修理すればまだ使える場合
- 要点1パンクしているだけ/しやすい
- 要点2ブレーキの利きが悪い/異音がする
- 要点3ギアが変わらない
自転車の一部分だけが故障しており使用に支障が出ている場合などは、修理をしてしまう方が最適です。あちらこちらが故障している状況でもなければ、廃棄をしなくても良いでしょう。
パンク修理は500~1,000円で解決できますし、ワイヤー関係の調整等を行えばブレーキやギヤ周りの不具合も改善できることが多いです。1,500~2,000円程度で修理してもらえるので、負担もそこまで大きくないでしょう。
新しい自転車を購入するとなると安くても1万円程度はする為、一部の故障のためだけに廃棄を選択するのは現実的ではないでしょう。
廃棄が必要な自転車の場合
- 要点1風化による老朽化がみられる
- 要点2ブレーキワイヤーやギヤ周りの腐食がある
- 要点3錆などで正しく組み上がらない(組み立て式)
明らかに使用を続けることが困難であったり、著しく劣化・風化をいてしまっていて使用に問題がある状態であれば、粗大ゴミ等での処分・廃棄を選択した方が良いでしょう。
故障個所が1部分などの場合には修理をすれば直る場合もありますが、長期間屋外に保管され雨・風で傷んでしまっているような状態では、様々な箇所が故障している場合が多いでしょう。
自転車の処分方法8選
それでは、注意点が分かったところで、具体的な処分方法について見ていきましょう。
基本的に自転車を捨てる際には何かしらの処分費用が掛りますが、場合によっては売却などにより費用を掛けずに処分することもできます。
これから8つの処分方法をご紹介しますので、自分の状況に合った処分方法を見つけてみてください。
以下の早見表を参考に、詳しい内容を確認してみましょう。
以下は、自転車の状態別の早見表となります。
壊れた自転車 | まだ動く自転車 |
自治体に粗大ゴミで出す | リサイクルショップに売る |
ゴミ処理場へ持ち込む | フリマアプリを活用する |
不用品回収業者へ依頼する | 友人・知人に譲る |
その他の処分方法(地域限定) | 不用品回収業者へ依頼する |
その他の処分方法(地域限定) |
以降の各種処分方法については、事前にあらかじめ処分以外の対応が必要となる場合があります。個別に防犯登録を解除するなどの必要もありますのでご注意ください。
① 自治体に粗大ゴミとして出す
自転車を処分する方法の一つが、自治体に粗大ゴミとして出す方法です。
自転車は大型ゴミとなるため普通ゴミとして出すことはできません。何ゴミで分別されるのか、という点でいえばサイズ感からしても「粗大ゴミ」として分別されることが一般的なので覚えておきましょう。
自治体のサービスを利用して粗大ゴミとして出す手順は自治体ごとに多少異なりますが、基本的には電話やインターネットから予約・申し込みをおこない、コンビニやスーパーで粗大ゴミ処理券を購入します。
処理に掛かる費用は自治体によって異なりますが、概ね300円~1,200円程でおさまります。
メリット | デメリット |
・家先などに移動させて置いておくだけで済む ・数百円の費用で処分ができる | ・事前の予約/申し込みが必要 ・粗大ゴミ処理券の購入などの手間がかかる |
自転車の処分は意外に手間が掛かるような印象を持ちますが、基本屋外にある自転車を玄関先等の場所に少し移動しておくだけで済みます。そのため、申し込みと処理券の用意だけで処分ができるでしょう。
例:申し込みと排出の流れ
- 『粗大ゴミ受付センター』サイトや電話などで事前に回収の申し込みをする
- 粗大ゴミ処理券を購入し、自転車に処理券を貼り付けておく
- 収集時間に合わせて家の玄関先等の排出場所に自転車を移動させておく
- 粗大ゴミ回収車が回収してくれれば処分完了!
② ゴミ処理場へ持ち込む
ご自身でゴミ処理場へ持ち込むことで、自治体の粗大ゴミ回収よりも費用は安くなる場合が多いです。
ですが、処分を行う自転車の多くは乗れない/動かない状態のものがほとんどです。自転車の場合は自分で運搬しなければいけないため、車やトラックを利用して移動させる必要が出てくるでしょう。
持ち込める時間や曜日、料金などもゴミ処理場によって異なりますので、ホームページや電話などで確認してから向かうようにしましょう。
処理に掛かる費用は自治体によって異なりますが、概ね300円~600円程でおさまります。
メリット | デメリット |
・粗大ゴミ回収より費用が安い ・都合が合えば処分が早い | ・動かない自転車を移動させる必要がある ・車やトラックなどで自ら運搬する必要がある |
先述の通り、壊れている自転車を運ぶことは非常に手間が掛かります。費用こそ安くなりますが、数百円の出費を抑える為に労力と時間を掛けて直接搬入・持ち込み処分をすることは、あまり賢い選択ではないかもしれません。
申し込み等が不要で即日処分が可能である場合には、持ち込み処分を選択するメリットはあるでしょう。
③ リサイクルショップなどで売る
壊れていない自転車、状態がキレイな自転車など、まだ乗ることのできる自転車を処分したい方や少しでもお得に処分したい方にはおすすめの方法です。
リサイクルショップ以外にも、自転車の買取専門店やインターネットで出張買取をおこなっている業者もいますので、情報を集めてみても良いでしょう。
実際のところ自転車の売却はあまり現実的ではないかもしれません。よほど状態が良く綺麗に使用されたもので、半年程度で乗り換える機会がある等の条件が合わさるようであれば、売却することも十分にアリといえるでしょう。
新車の自転車は1万円以上する場合がほとんどであるため、綺麗な自転車がリサイクルショップに売っている場合には需要は非常に高いことが予想されます。
メリット | デメリット |
・お得に処分できる/お金に変えられる ・お店が近場であれば処分しやすい | ・自転車の状態などにより利用可否が異なる ・買取/引き取りをしてもらえない場合がある |
買取を依頼した場合、500円~1,500円程度で買い取ってもらえれば良い方でしょう。
④ 自転車販売店での買い替え・引き取り
自転車を販売する店舗にもよりますが、自転車の購入と同時に処分、または処分だけを依頼できる場合があります。
例えば、自転車専門販売店『あさひ』では、自転車の購入時に不要な自転車の回収もおこなっています。乗り換えを検討している場合は、こうした店舗を利用するのも良いでしょう。
お店や業者によって回収や持ち込みなど、詳しい料金や方法は変わりますので、依頼したい店舗でご確認ください。
※自転車専門店を利用して処分を進める場合には、防犯登録の解除はその場で対処が可能です。
メリット | デメリット |
・購入と同時に処分できる ・手間がかからない ・防犯登録の解除が楽である ・即日処分ができる | ・購入が条件となる場合が多い ・処分だけで利用できない場合がある ・粗大ゴミよりも回収費用が高くなる場合あり |
処分の対応に際し費用が発生する場合には、500円~1,000円前後が掛ることが予想されます。しかし、店舗が営業しているタイミングであれば即日処分ができるメリットがあるでしょう。
⑤ フリマアプリやオークションサイトを活用する
処分する自転車が有名なスポーツブランドのもの、ロードバイクなどの高価な自転車の場合に限り、フリマアプリやオークションサイトを使って売却するのもおすすめの方法です。
人気の自転車やシリーズ、電動など需要が見込める自転車は売れやすく、値段設定も下がりにくいのでお得に処分することができます。
注意すべきは、今回ご紹介する8つの処分方法の中で、最も手間や時間がかかる方法だと言えることです。
値段設定から送料や梱包、写真登録、発送など、自転車を売り切るまでにやるべきことがいくつもある上に、いつ売れるかも不確実です。
上手に売ることができれば、最もお得に処分することができる可能性があるので、時間に余裕のある人は検討してみても良いでしょう。
メリット | デメリット |
・売却額が最も高い ・値段設定次第では売れやすい | ・売却可能な種類の自転車が限られる ・時間や手間が掛かる ・売れないまま保管が続く可能性がある ・送料などを考慮する必要がある |
比較的大きいものとなる自転車を売却する場合、商品を郵送する費用は非常に高くなります。そのため、売却設定額には送料を考慮する必要も出てくるでしょう。しかし、中古自転車の相場に近い金額で売却できるでしょう。
⑥ 知人・友人に譲る
知人や友人に自転車が欲しいと言っている人がいれば、譲ることも有意義です。特に悩む必要もなく、タダであげてしまえば良いため、シンプルな処分方法といえます。
状態がキレイであったり高価な自転車の場合には、状況に応じてある程度のお金をもらってもいいかもしれません。
周りに欲しい人がいない場合には、インターネットで近所の欲しい人を募集することも良いでしょう。
どちらの場合にも、トラブルになるような方法は避け、しっかりと伝えるべき情報は伝えましょう。
メリット | デメリット |
・無料で処分できる ・もう一度使ってもらえる ・比較的すぐに手放せる ・煩わしさが無い | ・欲しい人がいない場合がある ・事前に防犯登録を解除する必要がある ・譲り先は近場の人に限られる ・ある程度自転車の状態が良いものに限られる ・金銭は得ずらい |
自分の所有物でなくなる自転車は防犯登録を解除しておく必要があり、費用は330円掛かります。防犯登録を解除せずに譲渡をしてしまうと、自転車の使用者に盗難などの疑いが生じてしまうため注意しましょう。
⑦ 不用品回収業者へ依頼する
自分で運べない方や時間がない方、すばやく簡単に処分したいとお考えの方には、『不用品回収業者』への依頼をおすすめいたします。自宅にいながら依頼から処分までが簡単に行えます。
さらに、不用品回収業者の中には、処分回収だけでなく不用品買取を行っている業者もいます。
自転車が壊れている場合の廃棄処分、まだ乗れる場合の売却、どちらにしても対応してくれるので、悩む必要も一切ありません。買取によって、処分と買取により費用の相殺もできます。
また、他にも不用な物を処分したいとお考えの方は、自転車と他の不用品など全て一緒に処分することも可能です。そうすることで、処分品ごとの依頼費用の単価を抑えることが可能です。自転車以外にも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者への依頼がオススメです。
メリット | デメリット |
・時間や手間が掛からない ・即日処分が可能 ・都合がつきやすい ・運び出し等をする必要がない | ・費用が高い ・処分品1点での依頼は割高になる |
費用こそ掛かるもの特に条件なく不用品を回収してもらうことが可能ですが、回収前に自転車の防犯登録は解除しておく必要がありますので注意しましょう。
自転車を含め4~5点ほどまとめて処分を依頼する場合には費用の割も良くメリットが高いでしょう。
⑧ その他の処分方法(地域限定)
これまでご紹介した以外にも、地域によっては不用な自転車を無料で引き取ってくれるサービスをおこなっている地域もあります。
例:足立区
指定の施設に持ち込むことで無料で引き取ってくれるサービスを行っていて、自転車が壊れていても指定施設に持ち込むことで問題なく引き取ってくれます。
かなり限定的ではありますが、こういったサービスを行っている自治体もあるので、一度自分の住んでいる自治体のホームページなどを確認してみるのもいいかもしれません。
しかし、他の処分方法同様に防犯登録の扱いについてはあらかじめ対応を確認しておいた方が良いでしょう。
自転車の処分に関するトラブルシューティング
車を持っていないので運べない
車やトラックなどをお持ちでない方は、ご自宅まで回収に来てくれる方法を検討しましょう。
この場合、選択肢は「自転車販売店」「リサイクルショップ」「不用品回収業者」に限られます。そして、出張での対応を行ってくれる店舗に限られるでしょう。条件なく対応可能となるのは不用品回収業者のみとなります。
不用品回収業者の中には、買取を行ってる業者もいるので、売りたい場合や捨てたい場合どちらにしてもまずは連絡をしてみるといいでしょう。
引っ越しと一緒に処分したいが時間がない
処分までの期間がある程度確保できる場合には、自治体の回収を利用して処分することができますが、処理券を買う暇がない方や忙しい方には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。すぐに対応してくれるので、すばやく処分することができます。
ご自宅の近くに自転車販売店等があれば相談してみたり、思い切って清掃施設に持ち込んで処分したりと対応手段も考えてみましょう。最悪、引っ越し先に持って行き後で処分を検討するのもアリでしょう。
出費がかさんでもすぐに処分を行いたいということであれば、不用品回収業者がオススメです。
最も効率の良い処分方法はどれですか?
自転車の処分に際してポイントとなる部分は以下です。
- すぐに処分できるか
- 防犯登録の解除への対応
- 費用面
これらを考慮すると、最も効率よく処分できる方法は『自転車販売店』で処分を行うこととなります。しかし、近くにお店があるかどうか、処分の対応を行ってくれるかどうかという条件はあります。
もしも、条件が合う場合には一番に検討してみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。 自転車の処分には様々な方法がありますよね。
処分方法が多くて悩んでしまう方も、今回ご紹介した処分方法の中から、自分の状況に合った捨て方をすることでよりスムーズに処分できるでしょう。
少し大き目なものになってくると処分も大変な為、面倒であれば不用品回収業者に依頼していまうと良いでしょう。
自転車の処分はリユース本舗へ
今回紹介した内容から自分の目的や状況に合う処分方法を見つけることは出来ましたか?この記事を読んでもまだ処分方法で悩んでいる方もいるかと思います。そんな人にはリユース本舗を紹介します。
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