川崎市でスチールラックを処分する方法
川崎市でスチールラック(メタルラック)を処分したい場合、粗大ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
当記事では「スチールラック(メタルラック)」について、表現・読みやすさを考慮して「スチールラック」という記載に統一して記載させていただきます。
粗大ゴミに該当するスチールラック品目
スチールラックに関しては、上記の1品目(3種)が該当します。
スチールラック品目には、スチールラック・メタルラックなどが該当してきますが、世間一般ではメタルラックと呼称されている場合が多いかもしれません。こちらでは棚・ラック類となっているため、該当する品目項を上手く見つけられない場合もあるかもしれません。
品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
スチールラックとメタルラックの違い
スチールラックとメタルラックについては、形状やフォルムから違いは分かりやすいものでしょう。一般的にはどちらもスチールラックと呼ばれる品目に属すと考えられます。
スチール素材でできている板と支柱が使われていて業務シーン等で見かける棚が「スチールラック」、アルミやステンレス素材でできていてご家庭などで用いられる棚が「メタルラック」です。
メタルラックについては、アイリスオーヤマが商標権を持つものとなりますが、いわゆるメタルラック製品というものであれば、どちらの会社の製品であっても通じる名称でしょう。
粗大ゴミ収集で処分する場合の条件
川崎市では、スチールラック品目は粗大ゴミに分類されています。
スチールラック類の品目での処分条件の詳細
┣ 棚/ラック/キッチンストッカー/マガジンラック(最長辺50-179cm) … 【粗大ゴミ】:処理手数料:600円
┗ 棚/ラック/キッチンストッカー/マガジンラック(最長辺180cm以上) … 【粗大ゴミ】:処理手数料:1,200円
スチールラック品目については、大きさごとに全ての種類を粗大ゴミで処分することが可能となっています。これらの3種類に関しては大きさによって扱いが別れているのみとなります。
また、川崎市では清掃施設へ直接搬入をして持ち込み処分を行うことはできないため注意が必要です。
なお、排出の際には注意点が設けられています。
スチールラックを排出する際の注意点
・小さな棚の場合は持ち運びしやすいようにそのまま排出する
・解体する場合は、天板や支柱とをまとめて別ける
・大きな場合はパーツを取り外して運搬しやすいかたちで排出する
・パーツが暴れないように紐や結束バンドなどで固定する
・排出時のいずれかの部分の最長辺が処理手数料の基準となる
スチールラックは問題なく粗大ゴミとして捨てることができると考えられますが、そのまま置いておく場合にはそれなりに広い場所が必要になるため、注意しながら排出できた方が無難です。
また、ゴミ収集場所のスペース面等の状況を考慮して道を塞いだり交通の妨げにならないように注意する必要があります。
古いスチールラックについて
昨今、世間一般に呼ばれているスチールラックについては、概ねメタルラックと呼ばれる網状の棚を指すでしょう。
しかし、昔ながらの業務用棚なども存在しており、こちらもスチールラックであることに違いはありません。
インテリア要素などを考慮すると、メタルラックは一般家庭でも使いやすく中古需要が見込めますが、昔ながらのスチールラックについては、再利用等はしづらく廃棄をするしかない場合が多いでしょう。
その他の処分情報
自治体で利用できる粗大ゴミ回収以外の処分方法についても確認をしておきましょう。
購入店やメーカーに相談する
スチールラック製品を購入したお店やメーカーに問い合わせを行うことで、古いスチールラック製品の処分(引き取り)を依頼できる場合があります。
買い替えに伴う引き取り回収を積極的に実施しているお店やメーカーが存在している場合もありますが、基本的にあまり期待できないかもしれません。また、引き取りが可能な場合は、お店やメーカーで販売されていた製品に限定される場合が考えられます。
また、比較的大手の販売店・メーカーではない場合、一般廃棄物収集運搬の環境設備が整っていない場合も多く、回収の対応ができないケースもあるでしょう。
そのため、処分・回収に対応していない場合には、自治体の粗大ゴミ収集を利用して欲しい旨を案内される場合もあるかもしれません。
一般廃棄物処理が可能な業者に依頼する
販売店やメーカー側への問い合わせなど、ここまでに確認が可能な対応でも問題が解決しない場合には、自治体より案内がある一般廃棄物処理業者へ依頼を行いましょう。
ほとんどの場合、こちらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、処分品の大きさにより費用も高くなる場合が考えられます。
スチールラック製品は比較的大きな製品もあるため、排出の対応を考慮すると依頼をするメリットもあるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
一般廃棄物処理業者との違いはそこまでありませんが、収集までの対応が早く料金が高いことが大きな特徴です。また、特に細かな条件等もほぼありません。
大きな不用品を出来るだけ早く処分したいと考えている場合には最も適した処分方法かもしれません。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等は必要ありません。
その他、同時に処分したい粗大ゴミ等があれば一度に回収してもらうことができるため便利です。
その他の処分方法
一般的な処分の方法とは異なり、売却したり譲ったりする方法もオススメです。様々な方法の中からあなたに合った処分方法を検討してみましょう。
様々な方法で売却する
スチールラック製品は、比較的壊れるようなことも無く使い続けることができる場合も多いでしょう。その為、状態が良ければ売却することも有効な処分方法の一つです。
最寄りのリサイクル店に持ち込んで売却したり、フリマアプリやネットオークションで売却することも良いでしょう。ただし、スチールラックはそこそこ大きい物でもあるので、お店に持ち込んだり売却成立後に郵送するなどの場合には、あらかじめ事前に労力が掛かること考慮しておく必要があるでしょう。
スチールラック棚は、安くても1万円程度の価格となるため、さらに大きな製品の場合にはそこそこ良い値段で売却ができるかもしれません。しかし、傷や破損がある場合など、あまり状態が良くない場合には価値が下がってしまう場合があるため注意が必要です。
欲しい人に譲る
先述の通り、スチールラック製品を購入しようとすると小型で新品の物であっても1万円程度はします。その為、これから購入しようと考えていたり欲しいと思っている人がいれば譲ってしまうことも良いでしょう。
どちらの家庭でも需要はあるものですが、特に物が多いご家庭の方には人気があるかもしれません。
しかし、タダで譲渡を行うとしても、傷んでいたり破損がある場合には使い心地も悪くなってしまう傾向が強いため、壊れていたり状態が良くない場合には譲らずに処分をした方がトラブルも少ないでしょう。
専門業者に売却する
スチールラック製品は、概ねスチールやステンレスといった素材で出来ています。そのため、金属を専門に買取を行う業者に買い取ってもらうこともできるでしょう。
まとまった量のスチールラックを一度に処分することはあまりないと考えられますが、1kgあたり50~150円程度にはなるでしょう。
そのため、中サイズのスチールラック棚が3つほどある場合には全部で2kg程度になることが予想されるため、100~300円分程度の買取価格になると考えられます。
直接持ち込んで買取を依頼できれば費用を掛けずに処分を行えることになるため、対応可能な場合には良い方法といえるでしょう。
スチールラックの処分方法の詳細
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:300円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:600円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:1,200円
・自力でお店に持ち込んで買取を依頼
・処分費用:無料
・自力で出品等の対応ができる場合
・処分費用:無料 ※送料等が掛かる
・自治体より案内のある処理業者に申し込み
・処分費用:3,000~6,000円ほど
・任意の不用品回収業者に申し込み
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 粗大ゴミの戸別収集が可能であれば、比較的費用が掛からないため推奨
⇒ 自力で対応ができれば費用を掛けずに処分をすることが可能なため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 自力運搬が可能なサイズの小さな製品で、直ぐにリサイクル店への持ち込みが可能な場合は推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からないため推奨
まとめ
今回は川崎市でスチールラックを処分する場合の詳細について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか。
スチールラック製品については、基本的に粗大ゴミで処分を進めることが出来るため、そこまで難しく考える必要はないでしょう。しかし、それなりに大きな家具ともなるため運び出しを行うことはやや大変かもしれません。
大きな金属製品を処分することとなるため、それなりに重量もあるため労力が掛かる面は忘れてはいけません。急いで処分を進めたい場合にも、清掃施設に持ち込むことができないなど勝手が悪いため、ご自身の環境に合わせた処分方法を選ぶことが可能でしょう。
注意点としては、販売店やメーカー側での引き取り回収対応が可能である場合にも比較的大きな費用が掛ることが予想される点です。その為、手間が掛からずに処分が進められるものについては出費も大きくなってしまう場合があり注意が必要です。
これらのことから、処分を予定している場合にはあらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い、早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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