横浜市でオイルヒーターを処分する方法
横浜市でオイルヒーターを処分したい場合、ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
オイルヒーターは、主にご家庭のリビングなどで使用される暖房器具です。こちらの記事では一般的なご家庭用のオイルヒーターについてご説明いたします。
「オイルヒーター」品目の分別について
オイルヒーター製品に関しては、上記の1品目が該当します。
オイルヒーターについては横浜市のゴミ分別辞典の一覧に項目が設けられいません。しかし、比較的大きな家電(暖房器具)ともなるため、多くの電化製品等のように小型の家電(電化製品)としては扱われておりません。
オイルヒーターについては、粗大ゴミの品目一覧(インターネット受付)に「オイルヒーター」項目があり詳細を確認することができます。オイルヒーター自体は比較的大きな製品(粗大ゴミの対象)となるため、処分について難しく考える必要はありません。
詳細を除き品目名だけを見ると少々分からない部分もあるでしょう。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
粗大ゴミ収集で処分する場合の条件
横浜市では、オイルヒーターの品目は粗大ゴミに分類されています。
オイルヒーター類品目の処分条件の詳細
基本的に、オイルヒーター製品については大きさによって扱いが異なることはありません。
横浜市の粗大ゴミ規定の最長辺30cm以上を優に超えるものとなり、粗大ゴミとなってきます。しかし、オイルヒーターについては直に暖房器具品目として指定されているため、そもそも粗大ゴミに該当してきます。
なお、排出の際には注意点が設けられています。
オイルヒーターを排出する際の注意点
・開閉/取り外し可能なパーツも含めてテープなどで固定する
・電源コードはまとめて束ね持ち運びやすいようにしておく
・オイルヒーター内部のオイルは可能な限り抜いておく
・横倒しにせず水平に立てて排出する
基本的に他の電化製品を処分する場合と同じように、コードや部品が暴れないように固定をして持ち運びやすいようにしておきましょう。
オイルヒーターのオイルはどう処分する?何ゴミ?
横浜市でオイルヒーターを粗大ゴミで捨てる場合、「オイルは可能な限り抜いておく」というルールが指定されています。「捨てられない場合にはそのままで良い」となっていますが、ここが一番の悩みどころになるかもしれません。
オイルに関しては、基本的に難燃性のものとなっているため取り出した場合にも危険性はありません。もちろん、手や肌についてしまった場合には綺麗に洗い流しましょう。
処分方法については、液体系の不用物の処分と同様に扱えば問題ないため、不用な布や紙などに染み込ませて可燃ゴミで捨てましょう。しかし、オイルヒーター内のオイルはそれなりに量があります。一旦はバケツなどに全て移した後に、新聞紙などに根気よくオイルを染み込ませながら対処しましょう。
その他の処分方法・補足情報
オイルヒーターの処分を進める前に、あらかじめ処分に関する情報やポイントを抑えておきましょう。
販売店での引き取り回収について
家電量販店では、買い替え時に限り古いオイルヒーターを持ち寄ることができれば有料で処分・回収を行ってもらうことが可能な場合があります。
こちらは買い替え時に限らず対応しており、処分のみの依頼も行うことが可能となっています。お店によっても異なりますが、処分費用は1,200~3,000円程度となっています。手軽に処分を申し込むことが可能となっていますが、自治体の粗大ゴミ収集を利用するよりはやや割高です。
また、新たなオイルヒーター製品を購入する場合には、買い替えに合わせて無料で回収処分を行ってくれる場合もあるかもしれません。
「家電を買い替える場合の回収・処分費用って無料になるの?」と勘違いしてしまう人も多いですが、処分の際は基本的に有料となる場合がほとんどです。
清掃施設に持ち込める?
自力で運搬が可能で清掃施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことも可能と考えられます。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段でしょう。
処分の際の費用は戸別収集時と同額の処理手数料が掛かります。また、事前に粗大ゴミ処理券の準備が必要となるため、あらかじめ注意しておきましょう。※一部地域は電子決済も可
横浜市の清掃施設では一般ゴミの持ち込みが持ち込み禁止となっているため、同時に小型の家電などの不燃ゴミを持ち込み処分しようとしても受け付けてもらえないため注意しましょう。
各種業者に依頼する
オイルヒーター製品を急いで処分したい場合には、いくつかの専門業者に回収・処分を依頼することが可能です。
まず、自治体より案内がある「一般廃棄物処理業者」へ依頼を行うことが可能です。特に問題なく回収してもらうことが可能ですが、費用も時間も掛かり、意外に手間が掛かってしまう場合が多いかもしれません。※場合によっては、粗大ゴミ収集の利用を案内され回収してもらえない場合もあります。
次に、「不用品回収業者」を利用する方法もあります。依頼に際して細かな条件も無く、回収してもらうゴミの量に応じた費用が掛るため分かりやすく利用することが可能です。都合が合えば、即日対応を行ってくれる場合も多く使い勝手がとても良いです。
ほとんどの場合、これらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。
また、オイルヒーター1点の処分のために利用する場合には費用が割高となる場合が多いため、他の不用品と合わせて回収を依頼した方が良いでしょう。
リサイクルショップ等に売却する
オイルヒーターの状態も良く特に問題なく動作するものであれば買い取ってもらうことが可能です。売却することが出来ればお金を得ることもでき、同時に処分もできてお得でしょう。家電製品を取り扱っている専門店などがオススメです。
新しい製品・人気メーカー品などであれば需要も高いです。逆に、製造からある程度の期間が経過してしまっている製品については商品価値が低くなり取り扱ってもらえません。
オイルヒーターはメーカー側での部品の保有期間が6年と定められている場合が多く意外に寿命は短いものです。また、製造販売から5年程度で徐々に修理することが難しくなる傾向があり、中古品としての価値は無くなってきてしまうでしょう。
処分方法ごとの詳細
・自治体の収集にて処分可能
・処分費用:200円 ※持ち込み処分:200円
・直接持ち込んで売却を依頼する
・処分費用:無料
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 粗大ゴミの戸別収集を利用すれば、比較的費用が掛からないため推奨
⇒ 売却することができれば費用を掛けずに処分を行えるため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 都合が合い自己搬入して利用ができれば早めに処分が可能となるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からないため
まとめ
今回は、横浜市でオイルヒーターを処分する方法について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
単にオイルヒーターの処分と考えても、実際に調べてみると分かりづらく迷ってしまうこともあるかもしれません。しかし、粗大ゴミとして個別に品目が設けられているなど、他の粗大ゴミに比べると処分方法は難しくなく非常にシンプルです。
これらのことから、粗大ゴミ収集の申し込みなどの手間こそ掛かりますが、処分自体は難しくありません。また、粗大ゴミの処理手数料はそこまで高くはないため、時間や手間があれば粗大ゴミ収集で確実に捨ててしまえた方がお得かもしれません。
急いで処分を進めなければならない場合には、清掃施設への持ち込みも可能となっています。他の様々な処分方法を検討してみるのも良いでしょう。
しかし、オイルヒーターはそれなりに重量がある物です。その為、自治体での収集を利用する場合にも運び出しに苦労する可能性があります。20~30kgの物を持ち運ばなければならない場合には労力も掛かり大変です。
これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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