さいたま市でオイルヒーターを処分する方法
さいたま市でオイルヒーターを処分したい場合、ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
オイルヒーターは、主にご家庭のリビングなどで使用される暖房器具です。こちらの記事では一般的なご家庭用のオイルヒーターについてご説明いたします。
「オイルヒーター」品目の分別について
オイルヒーター製品に関しては、上記の1品目が該当します。
オイルヒーターについてはさいたま市のゴミ分別辞典の一覧に情報が記載されています。しかし、多くの電化製品等(暖房器具)のように「もえるごみ」としては扱われておりません。また、製品の大きさから判断しても粗大ゴミの対象品目に該当するものと考えがちですが「粗大ゴミ」としても扱われておりません。
詳細を除き品目名だけを見ると少々分からない部分もあるでしょう。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
ゴミ収集で処分する場合の条件
さいたま市では、オイルヒーターの品目は『 市で収集・処理できないもの 』に分類されています。
オイルヒーター類品目の処分条件の詳細
意外かもしれませんが、オイルヒーター製品については自治体のゴミ収集サービスを利用して処分を進めることができないものとなっています。
オイルヒーター製品は、さいたま市の粗大ゴミ規定の最長辺90cm以上~2m未満のゴミに当てはまる条件ではあるものの、粗大ゴミとしては扱ってもらえません。
ゴミ分別辞典の詳細に処分を請け負っている廃棄物処理業者の案内があるため、そちらに問い合わせて処分を進めて行きましょう。
市より案内のある業者の詳細
所在地:埼玉県さいたま市浦和区大原5-12-1
電話番号:( 048-685-8161 )
問い合せ可能日時:月~金曜日(平日08:00〜12:00、13:00〜17:00)
さいたま市より案内のある上記の廃棄物処理業者ではオイルヒーターの処分を請け負っています。
平日の月~金曜日で問い合わせが可能となっており、処分を依頼したい場合にはまず電話で連絡をしておきましょう。この際に費用面の確認を行い、回収対応等についても相談を行うことができます。
処分費用については、オールヒーター製品1点あたり3,300円となっています。また、ご自宅まで回収に来てもらうことも可能です。出張回収を利用した場合には、収集運搬費として追加で4,400円の費用が掛かります。
処分に際しては、直接持ち込みと出張回収に対応しているため、近場で利用できる場合には持ち込み処分を行ないましょう。※オイルヒーター製品は大きく重量がありますが、出張回収を依頼した場合にはご自宅からの搬出にも対応してもらうことができます。
問い合わせを行って回収処分を依頼した場合には、早ければ翌週中には回収対応をしてもらうことが可能です。しかし、年末や連休などの時期は1ヶ月先の予定になってしまう場合があるため、あらかじめ余裕をもって早めに問い合わせ・申し込みを行っておくことが望ましいでしょう。
オイルヒーターを排出する際の注意点
実際に処分を進める場合、排出の際には以下点に注意しましょう。
・開閉/取り外し可能なパーツも含めてテープなどで固定する
・電源コードはまとめて束ね持ち運びやすいようにしておく
・オイルヒーター内部のオイルはそのままにしておく
・横倒しにせず水平に立てて排出する
基本的に他の電化製品を処分する場合と同じように、コードや部品が暴れないように固定をして持ち運びやすいようにしておきましょう。
オイルヒーターのオイルはどう処分する?何ゴミ?
オイルに関しては、基本的に難燃性のものとなっているため取り出した場合にも危険性はありません。もちろん、手や肌についてしまった場合には綺麗に洗い流しましょう。
処分方法については、液体系の不用物の処分と同様に扱えば問題ないため、漏れ出た少量のオイルの処分が必要な場合には、不用な布や紙などに染み込ませて可燃ゴミで捨てましょう。
その他の処分方法・補足情報
オイルヒーターの処分を進める前に、あらかじめ処分に関する情報やポイントを抑えておきましょう。
販売店での引き取り回収について
家電量販店では、買い替え時に限り古いオイルヒーターを持ち寄ることができれば有料で処分・回収を行ってもらうことが可能な場合があります。
こちらは買い替え時に限らず対応しており、処分のみの依頼も行うことが可能となっています。お店によっても異なりますが、処分費用は1,200~3,000円程度となっています。手軽に処分を申し込むことが可能となっていますが、一般的な自治体の粗大ゴミ収集を利用するよりはやや割高です。
また、新たなオイルヒーター製品を購入する場合には、買い替えに合わせて無料で回収処分を行ってくれる場合もあるかもしれません。
「家電を買い替える場合の回収・処分費用って無料になるの?」と勘違いしてしまう人も多いですが、処分の際は基本的に有料となる場合がほとんどです。
清掃施設に持ち込める?
自力で運搬が可能で清掃施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことも可能と考えられます。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段と考えられるでしょう。
しかし、さいたま市の清掃施設では一般ゴミの持ち込みが持ち込み禁止となっているため、同時に小型の家電などの不燃ゴミを持ち込み処分しようとしても受け付けてもらえないため注意しましょう。
※さいたま市の場合には、一般的な多くの家電製品は「もえないごみ」となります。その為、粗大ゴミの規定に該当する家電製品類以外の製品に関しては、根本的に持ち込み処分が行えないものとなっています。
各種業者に依頼する
オイルヒーター製品を急いで処分したい場合には、いくつかの専門業者に回収・処分を依頼することが可能です。
まず、自治体より案内がある「一般廃棄物処理業者」へ依頼を行うことが可能です。特に問題なく回収してもらうことが可能ですが、費用も時間も掛かり、意外に手間が掛かってしまう場合が多いかもしれません。
次に、「不用品回収業者」を利用する方法もあります。依頼に際して細かな条件も無く、回収してもらうゴミの量に応じた費用が掛るため分かりやすく利用することが可能です。都合が合えば、即日対応を行ってくれる場合も多く使い勝手がとても良いです。
ほとんどの場合、これらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。
また、オイルヒーター1点の処分のために利用する場合には費用が割高となる場合が多いため、他の不用品と合わせて回収を依頼した方が良いでしょう。
リサイクルショップ等に売却する
オイルヒーターの状態も良く特に問題なく動作するものであれば買い取ってもらうことが可能です。売却することが出来ればお金を得ることもでき、同時に処分もできてお得でしょう。家電製品を取り扱っている専門店などがオススメです。
新しい製品・人気メーカー品などであれば需要も高いです。逆に、製造からある程度の期間が経過してしまっている製品については商品価値が低くなり取り扱ってもらえません。
オイルヒーターはメーカー側での部品の保有期間が6年と定められている場合が多く意外に寿命は短いものです。また、製造販売から5年程度で徐々に修理することが難しくなる傾向があり、中古品としての価値は無くなってきてしまうでしょう。
処分方法ごとの詳細
・直接持ち込んで売却を依頼する
・処分費用:無料
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:3,300円 ※出張回収を依頼する場合は7,700円
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど ※収集運搬費用は別途必要
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 売却することができれば費用を掛けずに処分を行えるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが、自治体指定の廃棄物処理業者よりも安価に利用できる場合が多いため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 都合が合い持ち込みで処分を依頼することができればスムーズに処分ができるため推奨
⇒ 都合が合い持ち込みで売却することができれば即日処分が行えるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からないため
まとめ
今回は、さいたま市でオイルヒーターを処分する方法について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか?
単にオイルヒーターの処分と考えても、実際に調べてみると分かりづらく迷ってしまうこともあるかもしれません。特に、さいたま市では「もえないごみ」「粗大ゴミ」として処分を進めることができない特殊な扱いとなっているため、他の電化製品・暖房器具に比べると処分方法は難しく非常に厄介です。
急いで処分を進めなければならない場合にも、清掃施設への持ち込みができない品目となっている点は注意しましょう。
そのため、自治体指定の廃棄物処理業者への申し込みが必要となる物となっています。手間こそ掛かりますが処分方法自体は設けられているため、案内に添って利用ができれば処分も難しくありません。しかし、処理手数料はそこそこ高額になってしまうため、時間や手間があれば売却を行うなど他の方法を検討した方が良いかもしれません。
また、オイルヒーターはそれなりに重量がある物です。その為、処分を進める場合には搬出方法も考慮する必要があります。15~30kgの物であるため労力もある程度は掛かります。廃棄物処理業者や不用品回収業者であれば搬出も行ってもらえるため便利でしょう。
これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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