目黒区で電子レンジを処分する方法

目黒区で電子レンジを処分したい場合、ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。

電子レンジは、主にご家庭のキッチンで使用される家電機器です。こちらの記事では一般的なご家庭用の電子レンジ(オーブンレンジ)についてご説明いたします。

「電子レンジ」品目の分別について

電子レンジ製品に関しては、上記の1品目が該当します。

電子レンジ(オーブンレンジ)については目黒区のゴミ分別辞典の一覧に項目がそれぞれ設けられています。比較的大きな家電ともなるため、多くのキッチン用家電等のように小型の家電(電化製品)としては扱われておりません。

電子レンジ(オーブンレンジ)については、1品あたりの大きさによって処理手数料が変化するようなこともないため、処分について難しく考える必要は無いでしょう。

詳細を除き品目名だけを見ると少々分からない部分もあるでしょう。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。

粗大ゴミ収集で処分する場合の条件

目黒区では、電子レンジ(オーブンレンジ)の品目は粗大ゴミに分類されています。

電子レンジ類品目の処分条件の詳細

基本的に、電子レンジ製品については品目が限定されており、大きさによって分別が異なってくることはありません。

目黒区の粗大ゴミ規定の最長辺30cmを超えるものとる場合がほとんどであるため、粗大ゴミとなってきます。この条件に当てはまらない一般的な小さな電化製品の場合には、不燃ゴミに該当することになるでしょう。

なお、排出の際には注意点が設けられています。

電子レンジを排出する際の注意点

・開閉/取り外し可能なパーツも含めてテープなどで固定する
・電源コードはまとめて束ね持ち運びやすいようにしておく
・電子レンジ内部のゴミ等は取り除いておく

基本的に他の電化製品を処分する場合と同じように、コードや部品が暴れないように固定をして持ち運びやすいようにしておきましょう。

そこまで気にする必要はありませんが、衛生面を考慮して電子レンジ内部に溜まりがちなくず等のゴミは取り除いておくと良いかもしれません。

その他の処分方法・補足情報

電子レンジの処分を進める前に、あらかじめ処分に関する情報やポイントを抑えておきましょう。

販売店での引き取り回収について

家電量販店では、買い替え時に限り古い電子レンジを持ち寄ることができれば有料で処分・回収を行ってもらうことが可能な場合があります。

こちらは買い替え時に限らず対応しており、処分のみの依頼行うことが可能となっています。お店によっても異なりますが、処分費用は1,200～2,200円程度なっています。手軽に処分を申し込むことが可能となっていますが、自治体の粗大ゴミ収集を利用するよりはやや割高です。

また、新たな電子レンジ製品を購入する場合には、買い替えに合わせて無料で回収処分を行ってくれる場合もあるかもしれません。

「家電を買い替える場合の回収・処分費用って無料になるの？」と勘違いしてしまう人も多いですが、処分の際は基本的に有料となる場合がほとんどです。

家電量販店	対応詳細	各種費用
ヤマダデンキ	持ち込み回収・処分 出張回収・処分	1,100円 2,200円
ケーズデンキ	出張回収・処分	2,200円
エディオン	持ち込みリサイクル回収(3辺合計120cm以下) 持ち込みリサイクル回収(3辺合計150cm以下)	550円 1,100円
ビックカメラ	買い替え(下取り)	無料
ヨドバシカメラ	持ち込み回収・処分	2,200円
ノジマ	不可 (2024年08月時点)	–
ジョーシン	持ち込みリサイクル回収	550円

不燃ゴミとして捨てても良い？

目黒区では、1辺の長さが30cm未満となる家電製品に関しては「不燃ゴミ」として排出することが可能です。しかし、電子レンジ(オーブンレンジ)に関しては比較的大きな電化製品ともなるため、品目自体が粗大ゴミとなります。

これらのことから、ある程度小さなサイズの小振りな電子レンジ製品でも粗大ゴミに該当することとなります。

清掃施設に持ち込める？

自力で運搬が可能で清掃施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことも可能と考えられます。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段でしょう。

しかし、目黒区の清掃施設では一般ゴミ・粗大ゴミの持ち込みが禁止されているため、粗大ゴミを持ち込み処分しようとしても受け付けてもらえないため注意しましょう。

このような事情から、粗大ゴミ等の不用品を処分する場合には、自治体の戸別収集サービスを利用する必要があります。

各種業者に依頼する

電子レンジ製品を急いで処分したい場合には、いくつかの専門業者に回収を依頼することが可能です。

まず、自治体より案内がある「一般廃棄物処理業者」へ依頼を行うことが可能です。特に問題なく回収してもらうことが可能ですが、費用も時間も掛かり、意外に手間が掛かってしまう場合が多いかもしれません。※小さな製品の場合には、一般ゴミ・粗大ゴミ収集の利用を案内され回収してもらえない場合もあります。

次に、「不用品回収業者」を利用する方法もあります。依頼に際して細かな条件も無く、回収してもらうゴミの量に応じた費用が掛るため分かりやすく利用することが可能です。都合が合えば、即日対応を行ってくれる場合も多く使い勝手がとても良いです。

ほとんどの場合、これらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。

また、電子レンジ1点の処分のために利用する場合には費用が割高となる場合が多いため、他の不用品と合わせて回収を依頼した方が良いでしょう。

リサイクルショップ等に売却する

電子レンジの状態も良く特に問題なく動作するものであれば買い取ってもらうことが可能です。売却することが出来ればお金を得ることもでき、同時に処分もできてお得でしょう。家電製品を取り扱っている専門店などがオススメです。

新しい製品・人気メーカー品などであれば需要も高いです。逆に、製造からある程度の期間が経過してしまっている製品については商品価値が低くなり取り扱ってもらえません。

電子レンジはメーカー側での部品の保有期間が8年と定められている場合が多く意外に寿命は短いものです。また、製造販売から7年程度で徐々に修理することが難しくなる傾向があり、中古品としての価値は無くなってきてしまうでしょう。

まだ使えるものは譲るのもアリ！

電子レンジのような生活に必要となる家電製品は需要が高いものです。そのため、「壊れてしまって困っている」「欲しいけど持っていない」といった人からすると、中古品であっても欲しいという人は多いです。

新品で購入しようとするとある程度の費用が掛かるものでもあるため、使えればそれで良いと考えている人からすると、タダで貰えるならば非常に喜んでもらえるものでしょう。

処分方法ごとの詳細

目的に応じて推奨される処分方法

「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。

費用を抑えたい場合

急いで処分をしたい場合

まとめ

今回は電子レンジ(オーブンレンジ)の処分について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか？

目黒区では、電子レンジ製品はサイズに関係なく粗大ゴミとなることから、基本的にどのような電子レンジ製品でも粗大ゴミの対象となってきます。粗大ゴミの規定の大きさに関わらず粗大ゴミとして個別に品目が設けられているなど、他の粗大ゴミに比べると処分方法は難しくなく非常にシンプルです。

これらのことから、粗大ゴミ収集の申し込みなどの手間こそ掛かりますが、処分自体は難しくありません。また、粗大ゴミの処理手数料もそこまで高くはないため、時間や手間があれば粗大ゴミ収集で確実に捨ててしまえた方がお得かもしれません。

しかし、目黒区では清掃施設を利用して粗大ゴミを持ち込み処分することはできないため注意が必要です。そのため、急いで処分を進めなければならない場合には、他の処分方法を検討した方が良いでしょう。

これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。