地域の特徴や詳細について【朝霞市】

地域の特徴や詳細について【朝霞市】

埼玉県朝霞市は、埼玉県内の中でも比較的小規模な地域となり、約14.3万人の人々が暮らす地域となっています。

当サイトで取り扱うテーマとなっている粗大ゴミや不用品の排出量に関しても、朝霞市は人口に比例して少ない地域と考えられます。

そんな朝霞市について、様々な視点から特徴を紐解いていきましょう。

数値から見る朝霞市の情報

単に人口がそこまで多くはない印象の強い朝霞市ですが、細かな情報別にデータを見ていくと様々な特徴が見て取れます。

今回は、いくつかの注目点に合わせて他の地域と比較をして違いを見ていきましょう。

人口や世帯数

朝霞市(約14.3万人)は、埼玉県内に存在する63地域の自治体の中でも13番目に人口の多い都市です。

人口の割合は「県内全域の1.6%」となっています。ちなみに次点で多い人口の地域は、入間市の約14.2万人となり、朝霞市とほぼ同等な状況となっています。

そのため、埼玉県内から排出されるゴミの60個の内の1つ程度は朝霞市のゴミと考えることが出来るかもしれません。全体を見ると朝霞市の占める割合は大きいことが伺えます。

人口密度

朝霞市の人口密度は1km²あたり0.78万人となっています。

埼玉県内でも13番目に人口の多い朝霞市は人口密度はそこまで高くないだろうと想像できますが、埼玉県全体の人口密度の平均値が1km²あたり0.28万人となることから、人口密度はやや高い部類です。また、人口密度順で見ると県内では5番目となっています。

これらのことから、人口は標準的で土地的にもさほど余裕がない地域と判断することが出来るでしょう。その分、1軒あたりの住宅の広さなどが確保されにくい傾向もあると考えられるため、ゴミや不用品の蓄積度合いは少なくなってくるかもしれません。

世帯数

朝霞市の世帯数は約6.5万世帯となっており、1世帯当たりの人数は2.19人となっています。埼玉県内では、さいたま市の2.20人に次いで51番目に多い値となっています。

人口が比較的少ない地域という印象が強いですが、朝霞市については世帯割合が46%とそこまで高くない状況があるものの、ゴミの排出機会は多い部類となるでしょう。

ちなみに、世帯数の割合が県内で最も高い蕨市は51%となっています。

近隣の自治体との差

朝霞市に近い地域では、同じ県内に八潮市があります。こちらは朝霞市と面積もそこまで違いのない環境です。

朝霞市の人口と比べると、「八潮市は約9.4万人で約65.8%」となるため少なくなっています。また、地域の人口密度を朝霞市と比べると、「八潮市は約67%」とこちらも少ない状況です。

大きな規模の自治体については、ゴミ回収や処理の規模も拡充されていると考えられますが、最終的には一定エリアの範囲内にどのくらいの数の世帯が存在しているかが重要となってくるかもしれません。

そのため、ゴミの排出量と処理能力のバランスが取れていることが大きなポイントになるでしょう。そのように考えていくと、朝霞市と人口密度の差も少ない八潮市は、1k㎡などのエリア範囲・地区ごとに見ていった場合には、排出されるゴミ量も多く、ゴミ収集の対応負荷は低い状況と考えられるでしょう。

ゴミ処理の規模感

埼玉県内で比較的人口密度が標準的な朝霞市については、和光市の1.01倍の過密さとなっています。人口こそ多くなりますが、1k㎡あたりで見ると和光市に比べるとややゴミが多くなると考えられるでしょう。

また、和光市と比べると人口は0.6倍、面積は0.6倍ほどの違いがあります。地域ごとの規模を考慮したとして、和光市に比べて朝霞市のゴミ処理能力が1.5～2倍程度あるとすれば、2つの地域のゴミ処理事情にはほとんど違いがないと考えられるでしょう。

規模の大きな自治体は、ゴミ処理の回転率なども重要になると考えられるため、分別ルールなどは比較的緩い傾向があるかもしれません。

埼玉県内での位置付け

各項目【朝霞市】	詳細情報	平均値	MAX / MIN
面積	18.3㎢ (52位)	46.8㎢	577㎢ / 5.1㎢
人口	14.3万人 (13位)	11.2万人	134万人 / 0.2万人
世帯数	6.5万世帯 (13位)	5.0万世帯	61.1万世帯 / 0.09万世帯
世帯人数	2.19人 (51位)	2.30人	2.71人 / 1.95人
人口密度(1㎢)	0.78万人 (5位)	0.28万人	1.45万人 / 0.05万人

朝霞市に関しては、多くの項目で上位・下位に位置する状況となり、人口がやや多い地域となっています。また、1㎢あたりの人口密度をみるとあまり余裕のない環境でもあります。その為、今後も人口が増えていく可能性は少ない地域と考えられますが、ゴミ処理事情については課題が多いかもしれません。

人口数に対して世帯数の割合がそれなりに高く、人口密度も高いものの世帯人数が少ない状況から考えると、地域全体では単身者世帯が以外にも多い傾向がありそうです。しかし、平均世帯人数が2点台を超える状況からすると、その分ファミリー層も多いものと考えられます。

※上記は埼玉県全域の地域を対象とした比較データとなっています。

朝霞市は過密な地域なの？

1㎢あたりの人口密度が0.78万人と言われてもあまりパッとしない場合が多いかもしれません。これは500㎡あたり3.9人、100㎡あたり0.78人となる状況です。

平均値となる桶川市では、500㎡あたり1.45人、100㎡あたり0.29人となることから、一般的・標準的な地域と比べても2.5倍ほどの密度になることが分かります。

朝霞市については、比較的首都圏に近い位置となる事情もあり人口がある程度多い地域となっています。また、面積に対しての人口の割合は周辺自治体と同様に高い状況です。

まとめ

朝霞市のように人口がそれなり多く面積が狭い規模の自治体は、それだけ局地的に多くのゴミが排出されることが予想されるため、そもそものゴミ処理環境が整備されている必要があります。

埼玉県の粗大ゴミ処理手数料は概ね統一された金額で設定されていますが、小さな規模の自治体の方が分別ルールが整備されているなど、処理手数料が若干安くなるような違いがあります。

どちらの自治体も現実的な範囲での処理施設・環境が整備されていると考えられますが、規模の大きな自治体の場合にはゴミ処理に掛かる労力や費用は高くなることが予想されます。

また、埼玉県では地域によってもゴミ排出量が多くなることが予想されるため、持ち込み処分の可否や処理依頼点数に制限が設けられるなどの違いもあるでしょう。

朝霞市エリアの情報については『朝霞市｜不用品回収・粗大ゴミ処分の業者【リユース本舗】』をご覧ください。