川崎市でマッサージチェアを処分する方法

川崎市でマッサージチェアを処分したい場合、粗大ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。

粗大ゴミに該当するマッサージチェア品目

マッサージチェア製品に関しては、川崎市より案内のある「ごみの分別一覧表」「粗大ゴミインターネット受付(品目一覧)」に該当する品目がありません。

他品目となる『ﾏｯｻｰｼﾞ機/電気治療器』項は設けられていますが、「30cm未満は小物金属として排出できます
【類似品目】肩たたき機、家庭用低周波治療器、ハンドマッサージ機、フットマッサージャー」との記載があるため、こちらにマッサージチェアや大型マッサージ機器が該当するかは不明瞭となり、問い合わせて確認を行う必要があります。

品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。

分別一覧に記載がない品目の確認方法

先述の通り、分別詳細が分からない場合には、川崎市環境局生活環境部へ電話で問い合わせると解決する場合があります。その際に、料金や収集条件をしっかりと確認しておくと確実です。

マッサージチェアは比較的大きな粗大ゴミとなることが考えられるため、電話にて問い合わせて申し込みを行うことが適切と考えられます。

粗大ゴミ収集で処分する場合の条件

川崎市では、マッサージチェア品目は以下に分類されています。

マッサージチェア品目の処分条件の詳細

製品の形状やサイズを確認する必要があるため、必ず一度問い合わせて確認を行いましょう。

川崎市の粗大ゴミインターネット受付では179cmを超える大きさの物に関しては粗大ゴミの規定の対象外となりますが、問い合わせを行い確認をしたところ『マッサージチェアの高さを基準にして欲しい』とのことだっため、多くのマッサージ機器も粗大ゴミとして排出が可能です。

粗大ゴミ収集の条件に該当しない場合の対応

前述の通り、マッサージチェアは大きさ・サイズに応じて収集を依頼することが出来るかどうかが異なります。

基本的に粗大ゴミ収集のスタッフの方々が対応できる範囲の条件でなければ、申し込みや収集は依頼できない場合があります。

自治体での収集を利用できなかった場合、以下の3つの対応が必要となると考えられます。

購入店やメーカーに相談する

マッサージチェアを購入したお店やメーカーに問い合わせを行う場合、確実に処分(引き取り)を依頼できるわけではありません。販売店やメーカー側でも、自治体の粗大ゴミ収集を利用して欲しい旨を案内される場合も多いです。

しかし、今回のように自治体の粗大ゴミの収集条件に合わない場合は、事情を伝えることで販売店・メーカー側で対応を進めてもらえる場合があります。

しかし、買い替えとは状況も異なるため、あまり過度な期待はできないかもしれません。また、販売店・メーカー側にて一般廃棄物収集運搬の設備が整っていない場合は対応できない場合が多いです。

一般廃棄物処理が可能な業者に依頼する

販売店やメーカー側への問い合わせなど、ここまでに確認が可能な対応でも問題が解決しない場合には、自治体より案内がある一般廃棄物処理業者へ依頼を行いましょう。

ほとんどの場合、こちらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、処分品の大きさにより費用も高くなる場合が考えられます。

≪ 一般廃棄物処理業者情報(川崎市) ≫
https://www.city.kawasaki.jp/jigyou/category/76-16-11-2-1-0-0-0-0-0.html (一般廃棄物処理業者情報)

不用品回収業者に依頼する

一般廃棄物処理業者との違いはあまりありませんが、不用品回収業者は収集までの対応が早く料金が高いことが大きな特徴です。また、細かな条件等もほぼありません。

大きな不用品を出来るだけ早く処分したいと考えている場合には最も適した処分方法かもしれません。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等は必要ありません。

その他、同時に処分したい粗大ゴミ等があれば一度に回収してもらうことができ便利です。

処分の際の注意点

川崎市でマッサージチェアを処分する場合の、注意点や要点を確認して起きましょう。

マッサージチェアの最長辺ってどこ？

マッサージチェアの粗大ゴミ処分に関して川崎市に問い合わせたところ、リクライニングスペースとなる頭から足先の長さではなく、椅子の高さを基準とするとのことでした。

そのため、マッサージチェアの多くは、リクライニングを下げた状態の床から最も高い位置までの長さが179cmに収まる物がほとんどと考えられるため、粗大ゴミとして考えて問題ありません。

粗大ゴミの直接搬入・持ち込み処分はできない

川崎市では、粗大ゴミは戸別収集での利用に限られ、清掃施設に個人で直接持ち込むことは禁止されています。

そのため、急いで粗大ゴミを処分したい場合には、廃棄物処理業者等に頼むなど自治体以外の処分方法を考える必要があります。

処分方法ごとの詳細

目的に応じて推奨される処分方法

「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。

費用を抑えたい場合

急いで処分をしたい場合

まとめ

今回は川崎市でマッサージチェアを処分する場合の詳細について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか。特に、自治体の分別一覧等で案内・情報が見つけられない状態であるのは意外なことだったでしょう。

自力で処分を進めようとしても詳細も確認しにくく、直接問い合わせをしない限り処分についての詳細も分からないため、非常に不便に感じられます。また、製品の大きさの計り方によっては粗大ゴミ収集を利用できないと勘違いしてしまう場合もあり注意点が必要です。

そのため、多くの方が「川崎市の粗大ゴミ収集では処分できない」と判断される場合も多く、廃棄物処理業者や不用品処分業者に問い合わせるケースも多いです。

最終的に自宅の設置場所からの排出が必要となることを考えると、自力での対応は諦めて回収対応を行ってもらえる業者等に依頼してしまうのが最適かもしれません。

あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。