豊島区で珪藻土マットを処分する方法

豊島区で珪藻土マットを処分する方法

豊島区で珪藻土マットを処分したい場合、一般ゴミ・粗大ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。

※こちらの記事については自治体に関わらず、概ね全国すべての地域に該当する内容となっています。

『珪藻土マット』品目の分別について

珪藻土マット製品に関しては、上記の1点が該当します。豊島区のゴミ分別情報に案内が記載されているため、それぞれの製品の状態ごとに分別を行い処分を進めることが可能となっています。

上記を見ると分かる通り、ある程度大きな板状の製品となる珪藻土マット品目については、基本的に「粗大ゴミ」の案内しか設けられておりません。豊島区の分別案内では一般ゴミでの該当はありませんでした。

※一般的にアスベストを含む製品についての案内が明確に言及されていることは少ないかもしれません。その為、通常の分別案内についてはアスベストを含まないものとして考えておきましょう。

※また、小皿・コースター等の珪藻土製品の場合は「金属・陶器・ガラス ゴミ」に該当します。しかし、こちらもアスベストを含む場合には回収対象となりません。

詳細を除いた品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。

粗大ゴミ収集で処分する場合の条件

豊島区では、珪藻土マット品目は『粗大ゴミ』に分類されています。

豊島区で珪藻土マットを処分する際に該当する品目分類は『 粗大ゴミ 』となります。

※一般的に珪藻土マットと呼ばれる製品については最大辺30cm以上の製品がほとんどであるため、粗大ゴミの該当品目として考えてしまって良いでしょう。

珪藻土マット製品がアスベストを含む場合には区では収集を行っていません。アスベストを含まないと確認ができる30cm以上の製品の場合には「粗大ゴミ」、それ以外のアスベストを含む製品については販売元やメーカーに問い合わせて回収の確認を行いましょう。

珪藻土マットを処分するためには？

他の自治体と同様に、一般的な珪藻土マット製品(最大辺30cm以上)であれば、特に問題なく粗大ゴミとして回収してもらうことが可能です。

アスベストを含んでいる可能性があるなど、問題となるような特別な素材で作られておらず、販売・製造元の確認が取れている製品であれば、処分に際して大きな問題はありません。

詳細が分からない製品の場合

「もしかするとアスベストを含む可能性がある」という製品をそのままゴミとして処分することは避けましょう。

珪藻土マットに含まれるアスベストについては破砕時に生じる塵・粒子を吸引することによる健康被害が懸念されています。その為、不燃系ゴミ・粗大ゴミとして排出されたものについては、一般的なゴミ処理対応が行われることが想定されるため、もしもアスベストが含まれている場合には健康被害が生じてしまうリスクがあります。

もちろん、各清掃施設での処理対応の程度・過程を把握することはできませんが、自治体のゴミで出される珪藻土マット製品の処理については、扱いも異なる場合があると考えられます。

排出方法を守って回収・収集してもらう

豊島区のゴミ収集サービスを利用して珪藻土マットを処分する場合、アスベストを含む可能性がある製品については「金属・陶器・ガラス ゴミ」「粗大ゴミ」で処分を進めることはできません。

処分をしたい珪藻土マット製品の詳細が不明瞭な場合には、一旦は豊島区(粗大ゴミ受付センター)に問い合わせて確認を行いましょう。詳細が分からず処分に注意が必要となる場合には、自治体の案内に添って適切に排出を行いましょう。

以下は他の自治体での排出例となりますが、このような指定をされる場合もあるかもしれません。

清掃施設に持ち込める？

自力で持ち運べて清掃施設を利用できる場合、粗大ゴミを持ち込んで処分を行うことが可能です。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段と考えられます。

しかし、豊島区で清掃施設へのゴミの直接搬入・持ち込み処分は受け付けていないため、利用することはできません。その為、粗大ゴミでの収集サービスを利用して処分を進めるしかありません。

つまり、豊島区で珪藻土マットを処分する場合には、粗大ゴミの収集のみということになります。

処分に関する注意事項

珪藻土マット品目については、取り扱いに注意して処分を進めなければならない場合があるため、今一度確認をしていきましょう。

アスベストを含む珪藻土マット製品の処分について

珪藻土マットは、一時期の流行で多くの製品が販売されたいたため、海外で製造された石綿(アスベスト)を含む珪藻土マット製品が販売されていた可能性があります。

アスベストを含む可能性がある珪藻土マット製品については、自治体の粗大ゴミ回収に出すことはできない場合がほとんどです。※適切な方法で処分を進めることが求められます。

アスベストを含む珪藻土マット製品は、2006年に厚生労働省から発表された「石綿(アスベスト)を含む流通製品の情報について」に該当する製品となる場合には、製造メーカーや販売事業者に回収してもらうよう案内がされています。

※豊島区のHP上にある案内によると、石綿(アスベスト)を含む製品については自治体での収集を行っていない状況となっています。こちらついては案内に添って適切な対応が必要となっています。珪藻土製品（バスマット、コースター等）など石綿（アスベスト）含有製品の廃棄についてご注意ください【豊島区】 / 石綿（アスベスト）含有品（石綿金網等）の販売に関する注意喚起【豊島区】

基本的には購入店に問い合わせる

現在所有している珪藻土マット製品にアスベストが含まれる可能性がある場合、基本的にまずは購入元のお店に相談を行いましょう。

多くの場合は無料で回収をしてもらえるため、直接持ち込むことができれば問題ないでしょう。もしくは、製造メーカーとやり取りを行い回収をしてもらうことができるでしょう。

処分に迷う場合の対応について

珪藻土マット製品については、特に問題がなければ難しく考える必要なく処分を進めることができますが、状況によっては慎重に捨て方を考えていかなければいけません。

景品などで手に入れたもの

こちらは非常に該当するケースが多いものです。特に、ゲームセンター等で景品となっていたものについては、海外から輸入された量産品となる場合が多いため、アスベストを含む製品である可能性が高いです。

この場合、処分相談先が不明瞭となる場合が多いため、このような製品の場合にはまずは自治体に相談して処分方法を確認しましょう。

購入店が倒産している・相談先がない

製品を購入したお店が倒産・閉店しており、製品自体の詳細が確認できない場合については、基本的に自治体の指示に従って処分を進める必要があります。

この際に、袋に入れて縛るなど指定された排出方法に従って処分を進めましょう。不安がある場合は可能な限り製品の詳細をウェブ検索するなどして適切な問い合わせ先を探しましょう。

廃棄物処理業者に頼める？

豊島区の場合、珪藻土マット製品は粗大ゴミで処分をすることが可能であるため、廃棄物処理業者に問い合わせて依頼をしても、珪藻土製品のみの場合には、粗大ゴミで処分を行うようにと案内される可能性が高いです。

また、基本的には処分を依頼することができる物と考えられますが、先述の通り石綿(アスベスト)を含む場合等の問題があるため、業者によっては対応できない場合も考えられます。

その他の処分方法

自治体の粗大ゴミ収集以外の方法で処分を行う場合の詳細を確認していきましょう。

リサイクル店に売却する

未使用品でまだ十分に使用できる珪藻土マット製品である場合には、リサイクル店等で売却すると良いでしょう。商品の単価自体は高くはありませんが、需要があるため300～500円程度で買い取ってもらうことが可能と考えられます。

しかし、先述の通り「販売元が分からない」「アスベストを含む可能性がある」という製品については、買取を行ってもらうことが難しいため注意しましょう。

フリマアプリ・ネットオークションで売却する

こちらについても、未使用品でまだ十分に使用できる珪藻土マット製品である場合には、売却することが可能でしょう。

リサイクル店での売却と同様に、「販売元が分からない」「アスベストを含む可能性がある」という製品については、出品できない場合もあります。場合によっては、珪藻土関連製品自体が出品できない場合もありそうです。

また、珪藻土マット製品自体も比較的サイズが大きいため送料が多く掛かります。1,000～1,500円程度が販売相場と価格も安いため、利益を度返しして出品するなどしなければ売却も難しい可能性があります。

不用品回収業者に回収を依頼する

こちらはご家庭にある不用品を有料で回収してもらうことが可能な業者です。特に回収品についての制限もなく、収集までの対応が早いことが大きな特徴です。

沢山の不用品を出来るだけ急いで処分したいと考えている場合には、最も適した処分方法となるでしょう。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等は必要ありません。

珪藻土マット製品も回収してもらうことが出来るため、特に利用に際の問題もありません。

※アスベストの有無に関係なく回収してもらうことが可能な場合が多いため、処分方法としては非常に重宝するでしょう。

処分方法ごとの詳細

目的に応じて推奨される処分方法

「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。

費用を抑えたい場合

急いで処分をしたい場合

まとめ

豊島区の場合、粗大ゴミのみで「珪藻土マット」が該当する項目が設けられています。その為、自治体で処分することが出来るかどうかを確認することは難しくなく、比較的容易に処分を進めることが可能となっています。

しかし、単に珪藻土マットの処分といっても実際に確認などに必要な手順は多く、処分までに必要な対応も複雑なものです。石綿(アスベスト)を含む可能性があるなど、しっかりとした対応が求められるものにもなるでしょう。

特に、確認せずそのまま粗大ゴミ等で捨ててしまうことがないように注意しましょう。問題がある状態での排出となる場合には、清掃施設の現場で健康被害が出る可能性もあるため、非常に注意が必要です。

豊島区の場合には、アスベストを含む製品の処分を進めることはできません。根本的に捨てようとしている珪藻土マット製品に問題がないかどうかの確認は必要です。それらを踏まえて排出ルールを守って処分を進めて行きましょう。

※詳細が不明瞭な珪藻土マット製品の場合には、自治体の収集を利用することができず、処分方法が見つけられない難しい状況も出てきてしまいます。その為、まずは自治体に相談を行い適切な案内を受けるようにしましょう。

これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。

豊島区エリアの情報については『豊島区｜不用品回収なら買取も強い業者【リユース本舗】』をご覧ください。