世田谷区で服・衣類を処分する方法
世田谷区で服・衣類(布類)を処分したい場合、一般ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
一般ゴミに該当する『服・衣類(布類)』品目
服・衣類(布類)製品に関しては、上記の1品目が該当します。
詳細を除き品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
※混紡とは、二種類以上の質の違う繊維を混ぜて加工されていること。
一般ゴミ収集で処分する場合の条件
世田谷区では、服・衣類(布類)類品目は可燃ゴミに分類されています。
服・衣類(布類)品目での処分条件の詳細
捨てる場合は、特に難しい排出方法は指定されていません。
他の自治体で指定されているような、布類等として資源ゴミに指定されていることもありません。また、可燃ゴミの他に古着回収が案内されています。
なお、排出の際には以下の点に注意しましょう。
服・衣類(布類)を捨てる際の注意点
先述の通り、分別等に注意する点なども無くそのまま可燃ゴミでの排出が可能です。処分の際には、指定収集袋にまとめて一般ゴミ収集にて捨てましょう。
なお、服・衣類(布類)は量が多いと重さもありゴミとしてもかさばるものとなるため、一度にまとめて処分するのではなく、何回かに別けて排出することが望ましいでしょう。
できるだけ効率よく捨てる
服・衣類(布類)については、そのままま収集袋に詰めてまとめると意外に収まりが悪いです。
可燃ゴミでの処分となるため、そこまで細かく気にする必要もありませんが、ゴミ袋に纏める場合には、裁断をするなどして収まりやすくしてみましょう。
また、一度に排出可能なゴミ袋の量が限られるため、小さく纏められるように工夫した方が良いでしょう。
※日常で生じる生活ゴミ等も合わせて、1回で捨てられるゴミ袋の量に限りがあるためとなります。
布類は種類によって処分方法が異なる
カーテンやシーツなどの薄手の布製品も同様に可燃ゴミで処分が可能です。処分の際には50cm大の大きさに切って収集袋に纏めてください。
なお、布団や毛布など厚みのある布製品は粗大ゴミ品目となります。
その他の補足情報
服・衣類(布類)の処分する際に失敗しないためのポイントを必ず抑えておきましょう。
可燃ごみ収集曜日について
世田谷区では地区ごとに週2回の決められた曜日に可燃ゴミが収集されます。
回収日の朝8時までにお出しください。祝日は平常どおり回収しています。
なお、他の可燃ゴミについては1回の排出量は45リットル袋で3袋までとなります。4袋以上は有料となります。また、90リットル以下のふたつき容器、または中身の見える透明・半透明のごみ袋に入れての排出が必要となります。
お店等による資源の自主回収について
販売店等の事業者が自主的に資源ゴミ等の回収を行っている場合がありますが、世田谷区からの公式な案内情報によると、服・衣類(布類)類の回収は行われておりません。
あくまでも店舗による自主的な取り組みとなるため、上記以外にもお店によっては不用な服・衣類(布類)の回収を行っている店舗も存在しているかもしれません。
※大手衣類品販売店では、自社販売製品に限り自主的に回収を行っている場合が多いです。
服・衣類のリサイクル回収について
まだ着ることが出来る服・衣類に関しては、一部の施設でリサイクル回収が行われています。
・リサイクル千歳台
・エコプラザ用賀
※また、町会等でも古着・古布の回収は行われています。
詳しくは各施設または世田谷区役所にお問い合わせください。
粗大ゴミ収集での処分はできるか?
他の自治体では、いくつかの服・衣類(布類)ゴミをまとめて捨てる場合に粗大ゴミとして処分することも可能な場合がありますが、世田谷区では粗大ゴミとしては扱っていません。
服・衣類(布類)ゴミは個別に品目が指定されており、可燃ゴミの対象品目となっています。そのため、排出方法を確認しながら可燃ゴミでの処分を進める必要があります。
清掃施設に持ち込める?
自力で運搬が可能で清掃施設を利用できる場合、持ち込み処分を行うことも可能と考えられます。やや手間が掛かっても早めに処分を行いたいという場合には有効な手段でしょう。
しかし、世田谷区の清掃施設では一般ゴミ(可燃ゴミ・不燃ゴミ)の持ち込みが持ち込み禁止となっているため、残念ながら持ち込みでの処分を行うことはできません。
その他の処分方法
可燃ゴミ収集以外の方法でも服・衣類(布類)を処分をすることが出来る場合があるため、1つずつ確認をしていきましょう。
古着店等の衣類回収ボックスを利用する
古着専門店などの一部のお店では、衣類回収ボックスが設置されていることがあります。主に、布製品の再利用等の目的で設置されているものとなり、全国的にも一般的な取り組みです。
しかし、設置に関してはお店によって異なるため、あらかじめ設置がされているお店を把握した上で利用できると良いでしょう。
専門の処分業者・回収業者に依頼する
一般ゴミ収集で処分が可能な類のゴミであっても、一般廃棄物処理・不用品回収回収業者を利用することで処分を行うことも可能です。
費用こそ掛かってしまいますが、処分・回収を希望するゴミについては細かな制限等も無いため、難しい条件も無いため、確実に処分を進めることが可能となります。
特に、まとめて多くのゴミが出てしまった場合や、他のゴミと合わせて処分を行いたい場合には非常に有意義です。
※一般ゴミで排出可能な量を超えるゴミを一度に処分したいような場合には最適でしょう。また、一般廃棄物処理業者の場合、一般ゴミ収集を活用するように案内され利用できない場合もあります。
処分方法ごとの詳細
・週2度の収集にて排出可能
・処分費用:無料
・利用可能な場合に限る
・処分費用:無料(※要確認)
・利用可能な場合に限る
・処分費用:無料(※要確認)
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 週に2回利用でき費用も掛からないため推奨
⇒ 無料で回収してもらえるため推奨
⇒ 利用可能で直接持ち込むことが出来る場合に推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 都合が合い利用可能であれば即日回収してもらえるため推奨
⇒ 営業時間内であれば即日回収してもらえるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からない。
まとめ
服・衣類(布類)類は日常生活で欠かせないアイテムとなっています。特に、日々シーズンに合わせて新たに購入されることも多く、どうしても増えがちなアイテムです。
また、消耗品でもあるため使用していくにつれて劣化なども目立ち処分する機会も多いです。そのため、比較的ゴミとなってしまう機会は多いものとなってきます。着衣の頻度が多ければ多いほど劣化する機会も多いでしょう。
多少のほつれなどであれば使い続けることも可能ですし、そのような状態のまま保管し続けていくこともできますが、徐々に服・衣類(布類)が多くなり溢れかえることも珍しいことではありません。
そのため、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い、早めにまとめて処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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