世田谷区でタンスを処分する方法
世田谷区でタンス(たんす)を処分したい場合、粗大ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
当記事では「箪笥(たんす)」について、表現・読みやすさを考慮して「タンス」という記載に統一して記載させていただきます。
粗大ゴミに該当するタンス品目
・たんす(A~D)
タンスに関しては、上記の2品目8種が該当します。
タンスや棚などといった呼び方に共通点がある品目が該当してきますが、衣類などをしまうような一般的なタンスとなる場合には、食器棚・茶だんすは別物となります。
品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
粗大ゴミ収集で処分する場合の条件
世田谷区では、タンス品目は粗大ゴミに分類されています。
タンス類の品目での処分条件の詳細
② たんす(B):最長辺140~200cm以下【粗大ゴミ】
③ たんす(C):最長辺200~270cm以下【粗大ゴミ】
④ たんす(D):最長辺270cm超【粗大ゴミ】
①~④の全ての品目が粗大ゴミで処分することが可能となっています。これらの4種類に関しては、大きさによって扱いが別れているのみとなります。
清掃施設へ直接搬入をして持ち込み処分を行う場合には、戸別収集の半額で処分することが可能です。
なお、排出の際には注意点が設けられています。
タンスを排出する際の注意点
・解体せずにそのまま排出する
・引き出し等が暴れないようにテープなどで固定する
・多少の破損がある場合は搬出に影響がないよう固定する
・大きな破損がある場合は解体してまとめておく
・破損が大きく搬出に問題がある状態のまま排出しない
問題なく粗大ゴミとして捨てることができると考えられますが、そのまま屋外に排出しておく場合にはそれなりに広い場所が必要になるため、注意しながら処分を進められた方が無難です。
またゴミ収集場所のスペース面等の状況を考慮して道を塞いだり交通の妨げにならないように注意する必要があります。
その他の処分情報
自治体で利用できる粗大ゴミ回収サービス以外の処分方法について確認をしておきましょう。
購入店やメーカーに相談する
タンス製品を購入したお店やメーカーに問い合わせを行い、古いタンス製品の処分(引き取り)を依頼できる場合があります。
買い替えに伴う引き取り回収を実施しているお店やメーカーが多いため、基本的に引き取り回収の対象となる製品が、お店やメーカーで販売されていた製品に限定される場合が考えられます。
また、比較的大手の販売店・メーカー側ではない場合、一般廃棄物収集運搬の環境設備が整っていない場合も多く、回収の対応ができないケースもあるでしょう。
そのため、処分・回収のみには対応していない場合も多く、自治体の粗大ゴミ収集を利用して欲しい旨を案内される場合もあるかもしれません。
※大手メーカーで引き取り回収を行ってもらう場合、運搬対応費などが掛かり3,000~4,000円以上の費用が掛ることが見込まれます。その為、他の処分方法を選択した方が費用を抑えられる場合もあります。
一般廃棄物処理が可能な業者に依頼する
販売店やメーカー側への問い合わせなど、ここまでに確認が可能な対応でも問題が解決しない場合には、自治体より案内がある一般廃棄物処理業者へ依頼を行いましょう。
ほとんどの場合、こちらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、処分品の大きさにより費用も高くなる場合が考えられます。
タンス製品は比較的大きな製品もあるため、排出の対応を考慮すると依頼をするメリットもあるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
一般廃棄物処理業者との違いはそこまでありませんが、収集までの対応が早く料金が高いことが大きな特徴です。また、特に細かな条件等もほぼありません。
大きな不用品を出来るだけ早く処分したいと考えている場合には最も適した処分方法かもしれません。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等は必要ありません。
その他、同時に処分したい粗大ゴミ等があれば一度に回収してもらうことができ便利です。
その他の処分方法
一般的な処分の方法とは異なり、売却したり譲ったりする方法もオススメです。様々な方法の中からあなたに合った処分方法を検討してみましょう。
様々な方法で売却する
タンス製品は、比較的壊れるようなことも無く使い続けることが出来る場合も多いでしょう。その為、タンスが綺麗で状態も良ければ売却することも良い処分方法の一つです。
最寄りのリサイクル店に持ち込んで売却したり、フリマアプリやネットオークションで売却することも良いでしょう。ただし、タンスはそこそこ大きい物でもあるので、お店に持ち込んだり売却成立後に郵送するなどの場合には、あらかじめ事前に労力が掛かること考慮しておく必要があるでしょう。
タンスは、安くても2~3万円程度の価格となるため、さらに大きな製品の場合にはそこそこ良い値段で売却ができるかもしれません。しかし、傷がある破損がある場合など、あまり状態が良くない場合には価値が下がってしまう場合があるため注意が必要です。
欲しい人に譲る
先述の通り、タンス製品を購入しようとすると小型で新品の物であっても2~3万円程度はします。その為、これから購入しようと考えていたり欲しいと思っている人がいれば譲ってしまうことも良いでしょう。
どちらの家庭でも需要はあるものですが、特に衣類が多いご家庭の方には人気があるかもしれません。
しかし、タダで譲渡を行うとしても、傷んでいたり破損がある場合には使い心地も悪くなってしまう傾向が強いため、壊れ気味な状態である場合には譲らずに処分をした方がトラブルも少ないでしょう。
タンスの処分方法の詳細
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:400円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:900円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:1,300円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:2,300円
・自力でお店に持ち込んで買取を依頼
・処分費用:無料
・自力で出品等の対応ができる場合
・処分費用:無料 ※送料等が掛かる
・自治体より案内のある処理業者に申し込み
・処分費用:3,000~6,000円ほど
・任意の不用品回収業者に申し込み
・処分費用:10,000~15,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 処分品の確認や申し込みの手間が掛かるが安価なため推奨
⇒ 自力で対応ができれば費用を掛けずに処分をすることが可能なため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 自力運搬が可能なサイズの小さな製品で、直ぐに清掃施設への持ち込みが可能な場合は推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からないため推奨
まとめ
今回は世田谷区でタンスを処分する場合の詳細について解説を致しましたが、いかがでしたでしょうか。
タンス製品については、基本的に粗大ゴミで処分を進めることが出来るため、そこまで難しく考える必要はないでしょう。しかし、それなりに大きな家具ともなるため運び出しを行うことはやや大変かもしれません。
急いで処分を進めたい場合にも、清掃施設に持ち込むことが出来るなど勝手も良いため、ご自身の環境に合わせた処分方法を選ぶことが可能でしょう。
注意点としては、販売店やメーカー側での引き取り回収対応に比較的大きな費用が掛ることです。その為、手間が掛からずにスムーズに処分を進められるものの出費は大きくなってしまう場合があり注意が必要です。
処分を予定している場合には、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い、早めに処分を進めてしまった方が効率も良いかもしれません。
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