
さいたま市でベッドを処分する方法を詳しく解説!
埼玉県さいたま市でベッドを処分したい場合、粗大ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
こちらの記事は寝床としてのベッドの本体製品の処分についての案内・解説となっています。その為、ベッドに使用されるマットレス製品については、独立した他品目となるためご注意ください。
『ベッド』品目の分別について
ベッド製品に関しては、上記となり5~6品目が該当します。ベッドのサイズ・種類に応じて該当する品目が異なりますが、一般的なベッド製品の対象としては上記が当てはまります。
詳細を除いた品目名だけを見ると、少々分からない部分があります。品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
※冒頭でもご案内の通り『ベッド』とは木枠・金属などで作られているベッド本体(フレーム部)を指します。マットレス製品をベッドと呼んでいる場合があると考えられますが、別物(別品目)となるためご注意ください。
粗大ゴミ収集で処分する場合の条件
さいたま市では、ベッドは粗大ゴミの6つの品目に分類されています。
ベッド類品目の処分条件の詳細
ベッド製品の種類 | 処理手数料 |
ベッド (枠のみ・解体済) ※介護用含む | 550円 |
パイプベッド (枠のみ・解体済) | 550円 |
折りたたみ式ベット | 550円 |
二段ベッド (2段・ロフトベッド枠のみ・解体済) | 550円 |
ベビーベット | 550円 |
ソファーベッド (スプリング無し) | 390円 |
ソファーベッド (スプリング入り) | 2,200円 |
上記の通り、基本的にはベッドの種類・状態に応じて処理手数料が変化してきます。基本的に粗大ゴミの案内情報にはサイズが記載されていないため、ベッド製品の大きさにより金額が変化することはありません。
粗大ゴミの収集案内では特に記載されている通り、基本的に事前に分解・解体を行ってから排出する必要があります。
また、品目についての具体的な詳細については、さいたま市 粗大ごみインターネット受付にて確認をすることができます。※自治体HPの粗大ごみ処理手数料一覧には案内が無いため注意しましょう。
その他のベッド関連製品
・ベッドの頭部分(ベッドヘッド)のみ … ※案内記載なし
ベッドを解体した際に生じた付属パーツや底板等については、具体的な案内情報がありません。その為、基本的にはベッド本体(フレーム)に合わせて一式での処分が可能なものと考えられます。
個別に項目が設けられていないため、解体後に半端にパーツが出てしまった場合には、大元のベッド品目の処分を依頼するものとして収集の申し込みを行う必要があります。
その為、ベッド品目の収集の際にまとめて処分を依頼してしまった方が無難です。
ベッドマットは別品目扱い
・ベッドマット・マットレス(スプリング/コイル入り) … 【粗大ゴミ】
さいたま市では、ベッド本体(ベッドフレーム)とベッドマットはそれぞれ別の分別項目が用意されています。ベッドマットについては、スプリング(コイル)の有無によって処理手数料が異なってきます。
基本的にベッドマット製品に関しては、どのようなものであっても処分を行うことが可能です。
ベッド製品の種類 | 処理手数料 |
ベッドマット・マットレス(スプリング/コイル無し) | 550円 |
ベッドマット・マットレス(スプリング/コイル入り) | 2,200円 |
さいたま市の案内ではスプリング/コイルを含む製品は適正処理困難物として扱われています。しかし、粗大ゴミとして自治体での収集が行われているため、処理手数料が高くなるのみとなっています。
さいたま市は適正処理困難物に該当する物については、費用を支払うことができれば自治体側で収集を行いまとめて処分・廃棄の対応を行ってもらえるようなルールになっています。粗大ごみ・特定適正処理困難物の出し方【さいたま市】
その他品目の処分条件の詳細
足付きのベッドマットレスを使用している場合には、ベッドマット類の品目に該当してきます。
設けられている品目情報の通り、ベッドとベッドマットは別で申し込みをする必要があります。『脚付きベッドマット』の場合はマットレス(ベッドマット)と同等として扱いましょう。
大概の場合、脚パーツは木製などで取り外すことが可能な場合が多いです。その為、必ず取り外しを行いベッドマットとパーツ(ベッド関連製品)とに別けてそれぞれ処分を進めましょう。
処分品の状態ごとに詳細を確認をしたい場合には、粗大ごみ受付センターに問い合わせてみましょう。
粗大ゴミの直接搬入を行えば費用を抑えられる
さいたま市の場合、清掃施設への持ち込み処分を行う場合については、持ち込む粗大ゴミの量に応じて処理手数料が変わります。重量換算となるため10kgごとに+料金が加算されます。
なお、清掃施設を利用して持ち込み(直接搬入)処分を利用した際の支払いは現金のみとなっています。
対象施設(清掃施設) |
・西部環境センター ・クリーンセンター大崎 ・桜環境センター ・見沼環境センター |
なお、処理手数料については以下となります。
重量(搬入量合計) | 料金・処理手数料 (令和7年1月~12月) | 料金・処理手数料 (令和8年1月~12月) | 料金・処理手数料 (令和9年1月以降) |
合計重量が10kg以下 | 無料 | 無料 | 無料 |
合計重量が20kg | 100円 | 360円 | 480円 |
合計重量+10kgごと | +100円 | +180円 | +240円 |
また、一部のベッド関連品目を持ち込み処分する場合には費用は固定となっています。
対象品目(固定で処理手数料が定まっている) | 料金・処分手数料 |
ベッドマット・マットレス(スプリング/コイル入り) | 1,650円 |
詳しくはさいたま市のHPをご確認ください。家庭ごみを施設に直接持込みする場合について【さいたま市】
粗大ゴミ収集以外の処分方法
前述の通り、さいたま市ではベッド製品に関しては問題なく粗大ゴミで処分を行うことが可能です。
特に制限等も無く大きさ別・製品別に品目が設けられているため、余程のことがない限り処分ができない事はない状態と考えられます。※大きさによっては解体をして排出物を小さく調整する必要あり
しかし、自治体の粗大ゴミ収集ルールが変更となるような場合もあるかもしれません。その為、以下の3つの処分方法も頭に入れておきましょう。
購入店やメーカーに相談する
販売店やメーカー側に問い合わせを行うことで、回収してもらうことが可能な場合があります。
例えば、粗大ゴミの回収対象外となってしまうような極端に大きな製品となる場合には、事情を伝えることで販売店・メーカー側で対応(処分・廃棄のみ)を進めてくれる場合があります。
対応可能となる場合には解体・搬出等の諸々の作業も行ってくれると考えられるため便利です。
しかし、どちらのお店やメーカーでも確実に処分(引き取り)を依頼することが出来るわけではありません。買い替えとは状況も異なるため、あまり過度な期待はできないかもしれません。
また、販売店・メーカー側にて一般廃棄物収集運搬の設備が整っていない場合は対応できない場合が多いです。
一般廃棄物処理が可能な業者に依頼する
販売店やメーカー側への問い合わせなど、ここまでに確認が可能な対応でも問題が解決しない場合には、自治体より案内がある一般廃棄物処理業者へ依頼を行いましょう。
ほとんどの場合、こちらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、処分品の大きさ(量や重さ)により費用も高くなる場合が考えられます。
一般的な廃棄物であれば、ほとんどの場合で対応が可能となるでしょう。しかし、あくまでも処分の依頼のみとなるため、解体や搬出は自力で行う必要があり不便かもしれません。※対応内容は業者によっても異なります。
不用品回収業者に依頼する
一般廃棄物処理業者との違いはあまりありませんが、収集までの対応が早く料金が高いことが大きな特徴です。
大きな不用品を出来るだけ早く処分したいと考えている場合には最も適した処分方法かもしれません。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等はありません。
費用こそ掛かりますが、最も手早く簡単に処分が進められる方法でもあります。特に業者によっては解体をサポートしてもらえるため、かなり理想的な処分方法といえるでしょう。
一式を処分しようとすると意外に費用が高い
さいたま市ではベッド周りの製品を一度に処分しようとした場合に、解体を行う必要があります。その為、排出物が多くなってしまう傾向があり、意外に処理手数料が高くついてしまうことが考えられます。
以下ではシングルサイズのベッド一式を個別に処分する場合の例となります。
排出物・パーツ | 処理手数料(戸別) |
ベッド枠(ベッド本体) | 550円 |
ヘッドヘッド | 550円 |
底板 | 550円 |
スプリングマットレス(コイル入り) | 2,200円 |
上記の一覧を見てもらうと分かる通り、合計で2,750~3,850円の費用が掛かってくることが分かります。
各ベッドパーツや底板などはベッド本体に合わせて処分することが可能と考えられますが、それぞれの品目を個別に別けて処分を進めようとした場合には、その都度費用が掛かってしまうでしょう。
上記の条件のものを清掃施設へ持ち込んで処分を進めた場合に、重量換算で計算された場合には、1,850~2,130円程度の費用で処分をすることができるでしょう。
実際には粗大ゴミの戸別収集・持ち込み処分のどちらを行うにしても、労力と手間が非常に掛かる問題があります。すると、料金の問題よりも処分の快適さの方が重要になってくる場合が多いかもしれません。
そのため、急いで粗大ゴミ・不用品を処分したい場合には勝手が悪く処分の問題を解決できない場合も多いです。あらかじめ急を要する場合には、余裕を持って粗大ゴミの戸別収集を申し込むか、不用品回収業者へ依頼を行う方が良いでしょう。
品目の大きさ別にみる処分の詳細
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:550円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:550円
・粗大ごみ収集にて依頼可能
・処分費用:550円
・販売店かメーカー側にて収集対応
・処分費用:3,000~6,000円ほど
・自治体より案内のある処理業者に申込
・処分費用:5,000~10,000円ほど
・任意の不用品回収業者に申込
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ 処分品の確認や申し込みの手間が掛かるが安価なため推奨
⇒ 買い替え処分となる場合には、多少の費用は掛かるが効率も良く推奨
⇒ 手間こそ掛かるものの清掃施設に持ち込めれば、処分に掛かる費用を抑えられるため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 都合が合い清掃施設に持ち込みを行うことができれば、その日の内に処分が進められるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からないため推奨
まとめ
単にベッドの処分と考えても実際に調べてみると分かりづらく複雑なものです。特に、粗大ゴミの大きさ・種類によっては収集条件が詳しく記載されていないなど不明瞭な点も多く見受けられます。
さいたま市では粗大ゴミで処分したいベッドの種類・関連製品に応じて品目が設けられているため、比較的処分がしやすい傾向にあります。しかし、標準の粗大ゴミ対象品目一覧には詳しい情報が記載されていないなど、処分方法が上手く見つけられないと迷ってしまうことも多いでしょう。
※粗大ゴミの詳細な情報については、粗大ゴミ受付センター(インターネット受付)にて確認を行いましょう。
粗大ゴミの戸別収集の場合には、排出前の段階で必要となる作業については特に触れられてはいませんが、基本的には自力で解体等の対応をする必要があります。また、実際に処分を進める場合には労力・手間や人手の面なども考慮しなければなりません。その為、排出までの段取りが整わなければ粗大ゴミ収集は利用ができません。
その他、さいたま市の場合には清掃施設を利用して直接搬入・持ち込み処分を行うことも可能です。手間こそ掛かってしまいますが費用をある程度安く抑えたいという場合には利用してみると良いでしょう。また、今後利用する期間によっては費用が変化する場合があります。
しかし、ベッド関連品目については根本的に大型のゴミとなってしまうため、処理手数料は比較的高額になることが予想されます。ベッド一式を個別に処分しようとした場合にはそれなりの費用が掛かってしまうことも想定されるでしょう。すると、不用品回収業者を利用した方が費用も抑えながら手間なく処分できる場合もあるかもしれません。
これらのことから、あらかじめ確認できる様々な情報を元に予測を立てて、不用品回収業者などに連絡を行い早めに処分を進めてしまった方が手間も掛からず効率も良いかもしれません。
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