葛飾区でビーズクッションを処分する方法
葛飾区でビーズクッションを処分したい場合、ゴミの分別ではどのような条件となっていて、何を注意しながら処分を進めなければならないかなど、処分・廃棄についての詳細をご案内いたします。
ビーズクッションは一般的なクッションとは異なり、中に詰められているクッション材に特徴があります。その為、クッション材の取り扱いや処分の際に注意をしなければならないことも多くあります。
今回は、そんなビーズクッションの捨て方・処分方法について詳しく解説をしていきます。
粗大ゴミに該当するビーズクッション品目
ビーズクッション製品に関しては、上記の1品目が該当します。ゴミの分別一覧の情報には「ビーズクッション」として品目の記載が無いため、処分の際に探しても見つからず迷ってしまう場合が多いでしょう。
品目ごとの具体的な詳細や条件に付いては次項で説明いたします。
粗大ゴミ収集で処分する場合の条件
葛飾区では、ビーズクッション品目は「燃やすごみ」「粗大ゴミ」に分類されています。
ビーズクッション品目の処分条件の詳細
┗ ビーズクッション(最長辺30cm未満) … 【燃やすごみ】
クッション製品については、通常の分別情報欄にも項目が設けられている通り、最長辺が30cm未満の小さな製品に関しては、そのまま「燃やすごみ」として処分が可能です。粗大ゴミ一覧にはビーズクッションの項目が設けられていることから、最長辺が30cm以上となる場合には「粗大ゴミ」と考えてしまって良いでしょう。
ビーズクッションについては、粗大ゴミ料金の一覧のみに記載がありますが、通常のクッション製品と同様に処分を進める流れで問題ありません。
※こちらの内容は自治体に直接問い合わせを行い確認した内容となっています。(2024/09/01時点)
その他品目の処分条件の詳細
葛飾区では、粗大ゴミの大きさの上限について言及されています。そのため、極端に大きなサイズの製品の場合には回収をしてもらえない可能性があります。
一般的なビーズクッション製品は、大きくても150cm前後となるため、例外品(サイズが180cmを超える)がある場合には、一度粗大ごみ受付センターに問い合わせて確認を行いましょう。
粗大ゴミ収集の条件に該当しない場合の対応
前述の通り、比較的小さなサイズのビーズクッションの場合には収集を依頼することが可能です。しかし、180cmを超える大きさとなる場合には例外となってしまい、他の処分の方法を考えなければなりません。
※葛飾区では最大辺の長さが180cmを超えるような極端に大きなサイズの物の場合は回収対象外となります。
この場合、以下の4つの方法で処分を進める必要があります。
一般ゴミ収集が可能な条件の大きさに解体する
あらかじめ自治体に問い合わせた後、問題がなければ収集可能な大きさまで解体・分解を行い、分別ルールに添って処分を進めましょう。
ビーズクッションは、周りの布生地と中身のクッション材で作られています。そのため、中身を取り出して分別処分を行うことが容易と考えられます。
クッション材の多くは発泡スチロール(パウダービーズ)となります。葛飾区では、食品容器やトレー以外の発泡スチロールは可燃ゴミでの分別となるため、ビーズクッションは解体を行ってしまえば全て可燃ゴミで処分することが可能です。
購入店やメーカーに相談する
今回のように粗大ゴミの回収品目外となり得る大きな製品の場合は、事情を伝えることで販売店・メーカー側で回収を行ってもらえる場合があります。
しかし、買い替えのような状況とも異なるため、あまり過度な期待はできないかもしれません。販売店やメーカー側でも、自治体の粗大ゴミ収集を利用して欲しい旨を案内される場合も多いです。
ビーズクッションを購入したお店やメーカーに問い合わせを行う場合、確実に処分(引き取り)を依頼することが出来るわけではないため注意しましょう。特に、販売店・メーカー側にて一般廃棄物収集運搬の設備が整っていない際には対応してもらえない場合も多いです。
一般廃棄物処理が可能な業者に依頼する
解体や分解、販売店やメーカー側への問い合わせなど、ここまでに確認が可能な対応でも問題が解決しない場合には、自治体より案内がある一般廃棄物処理業者へ依頼を行いましょう。
ほとんどの場合、こちらでの対応で解決が可能です。しかし、粗大ゴミ収集予約と同様に手続きが必要となるため、処分が完了するまでにはやや時間を要する可能性があります。また、処分品の大きさにより費用も高くなる場合が考えられます。
不用品回収業者に依頼する
一般廃棄物処理業者とそこまで違いはあまりありませんが、都合が合えば即日対応を行ってくれる場合も多く使い勝手がとても良いです。
大きな不用品を出来るだけ早く処分したいと考えている場合には最も適した処分方法かもしれません。搬出などのサポートも込みの対応となるため、特に事前の準備等はありません。
処分の際の注意点
ビーズクッションを処分する際に、注視すべき点について改めて確認して起きましょう。
普通のクッションと何が違う?
一般的なクッションについては、ほとんどの場合が可燃ゴミで処分することが可能な物です。寝具や家具などに用いられる多くのクッションについては、中身に『綿素材』が詰められています。
ビーズクッションに関しては、中身に『発泡スチロール(パウダービーズ)素材』が使われていますが、それ以外には大きな違いはありません。このように、中身のクッション材自体はどちらも可燃ゴミであることから、本来は難しく考える必要もなく処分が進むものです。
解体すれば可燃ゴミで処分できる
先述の通り、ビーズクッションについては中身の素材にパウダービーズが使用されているだけとなり、発泡スチロール関連の素材であることから、可燃ゴミでの排出が可能なものです。このような理由から、ビーズクッションを解体して分別ができれば一般ゴミとして処分することが可能です。
しかし、パウダービーズは飛散してしまうと集めることが難しい厄介なものです。また、環境面を考慮すると外部に漏れ出るような状況は避けたいものでもあります。一般ゴミで処分を進める場合には、適切な取り出しと分別が出来ることが求められます。
また、取り出したパウダービーズは解体するクッションの大きさによっては非常に量が多くなることが予想されます。この場合、可燃ゴミで一度に処分することは難しい場合もあります。
粗大ゴミで処分できるのは楽
先述の通り、個別に解体を行いパウダービーズを一般ゴミで捨てようとした場合、一度に処分しきれない場合もあるでしょう。かといって、清掃施設に持ち込んで処分できないかとも考えてしまいがちですが、葛飾区では一般ゴミ(可燃ゴミ・不燃ゴミ)は清掃施設に直接搬入して処分を行うことが出来ません。
費用こそ掛かってしまいますが、ビーズクッションを粗大ゴミで出すことが出来る条件は非常に手間が掛かりません。そのため、結果的に一回の対応で全て処分が行える粗大ゴミでの排出はとても楽なのです。
逆に、他の自治体では粗大ゴミとして排出することができない場合も多く、処分に手間が掛かる品目として扱いに困る場合が多いため、葛飾区での処分は幾分か自由度が高いといえます。
処分方法ごとの詳細
・週2度の収集にて排出可能
・処分費用:無料
・ご自身で申込むことで利用可能
・処分費用:300円 (持ち込み処分:無料)
・直接問い合わせて対応可能な場合
・処分費用:無料または有料 ※店舗により異なる
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:1,500円~3,500円ほど
・直接問い合わせて依頼可能
・処分費用:5,000~10,000円ほど
目的に応じて推奨される処分方法
「費用をできるだけ抑えたい」「早く処分したい」など、目的に合わせて処分方法を選ぶと良いかもしれません。
費用を抑えたい場合
⇒ ご自身で解体をおこなうことができれば、週に2回利用でき費用も掛からないため推奨
⇒ 問い合せて回収可能であれば、無料もしくは低額での処分が可能なため推奨
急いで処分をしたい場合
⇒ 解体後にゴミを出せるタイミング/都合が合えば、その日の内に処分が可能であるため推奨
⇒ 自力で清掃施設まで持ち込むことができれば、費用を掛けずにその日の内に処分が可能であるため推奨
⇒ それなりに費用が掛かるが、即日対応が可能で自己対応不要など手間が掛からないため推奨
まとめ
ここまので説明で分かる通り、ビーズクッションの処分はそこまで難しいものではありません。しかし、扱いを間違えると中身のクッション材を取り出す際にパウダービーズが飛散してしまう可能性があるなど、自力での分別処分は敬遠しがちです。
葛飾区では、30cm未満の小振りなピーズクッションであれば「燃やすごみ」としてそのまま処分することが可能となっています。自治体から処分に関する具体的な案内や注意等の記載もありません。
サイズの大きなビーズクッションについては、上手く解体を進めて布材とクッション材を分別できれば、どちらも燃やすごみでの排出が可能となっています。そのため、自治体の一般ゴミ収集で処分が可能でもあり、ご自身の都合に合わせて比較的短期間での処分も可能でしょう。
しかし、人が載れるほどの大きさのビーズクッションともなると内容量は5kgほどにもなり、一般ゴミで処分しようにもかなりの量となってきますので注意してください。
非常に大きなゴミとなる場合には、素直に粗大ゴミ収集サービスを依頼するか、不用品回収業者を利用した際に合わせて回収してもらうなど、工夫することが望ましいでしょう。
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