食器棚の処分方法7選!無料で捨てられる方法をご紹介
食器棚を処分したいけれど、どう処分していいのか困ってはいませんか?
ガラスと木製でできている頑丈な食器棚は、自分だけで解体するのも家から持ち出すのも大変な大型家具のひとつです。
今回は、長年使ってきた食器棚をどう処分するのがよいのか適切な処分方法について解説します。無料、もしくはできるだけお金をかけずに食器棚を処分する方法もありますので、ぜひ確認してみてください。
食器棚を処分する時の注意事項
食器棚は、タンスなどと同じ大型家具の一つです。大きさや重さは製品により異なりますが、食器棚を処分する時には気をつけておきたいポイントがあります。
ここではまず、食器棚を処分する時の注意事項をしっかり確認しましょう。
解体が可能かどうかを確認
食器棚が解体可能であるかどうかを確認してみましょう。
古い食器棚は、しっかりとした木製のものが多く、大きく重量感のあるものが多い傾向にあります。解体可能なものは室内で解体すれば搬出作業も楽になりますが、解体できないものは、そのまま持ち出すしかありません。
ここでは、解体可能な食器棚と解体できない食器棚それぞれで注意するべき大切なポイントについて詳しく解説しています。
解体可否 | ポイント |
解体可能な食器棚 | ・解体するための工具を用意する ・軍手、作業用メガネ、安全靴などで、安全に作業ができる準備をする ・人手を確保する ・新聞紙やダンボールなどを引いて安全に作業ができる環境を準備する ・分別用のゴミ袋などを用意する |
解体できない食器棚 | ・搬出するための人手を確保する ・搬出経路を確保する(柱や床が傷つかないよう毛布などで保護しておく) ・運搬用の車両を確保する(粗大ゴミに出す場合は、粗大ゴミシールを購入しておく) |
解体可能な食器棚は、解体してしまえば、一人でも搬出することができるので何かと便利です。ただし、解体には大量のゴミや音が出る可能性もあるので、周りに迷惑をかけないような環境を確保して、ケガのないように作業しましょう。
食器棚の処分方法7選
食器棚を処分する方法は、さまざまですが、できるだけお金をかけずに安全に処分したいものですね。ここでは、「無料で処分可能なもの」や、「有料だとどれくらいの費用がかかるのか」など、それぞれの地域別の処分費用についての詳細と、大きさや重さの異なる食器棚を処分するための7つの方法をご紹介しています。
自治体で粗大ゴミとして回収してもらう
食器棚を処分するには、「自治体に粗大ゴミとして回収してもらう」という方法があります。
粗大ゴミ受付窓口で申し込みを済ませ、料金を支払い、指定の場所まで食器棚を運び出しておくことで処分ができます。搬出するには人手を準備しておくことや搬出作業の経路を決めておくなど、事前の準備が必要になります。
大きくて重たい食器棚を無理に運ぼうと思うと怪我をしてしまう危険もあるため、運搬が難しいという場合は無理をせず他の処分方法を選びましょう。
各地域別の食器棚の粗大ゴミ回収費用の相場は、以下の通りです。
地域 | サイズ | 費用 |
札幌市 | 高さが1m未満のもの | 500円 |
高さが1m以上のもの | 900円 | |
仙台市 | 高さ・幅・奥行きの合計が2.5m未満のもの | 800円 |
高さ・幅・奥行きの合計が2.5m以上のもの | 1,600円 | |
さいたま市 | 最大の1辺または直径が90cm以上2m未満のもの | 550円 |
東京都 | 高さと幅の合計が135cm以下 | 400円 |
高さと幅の合計が180cm以下 | 800円 | |
高さと幅の合計が270cm以下 | 1,200円 | |
高さと幅の合計が360cm以下 | 2,000円 | |
高さと幅の合計が360cm以上 | 2,800円 | |
名古屋市 | 高さ120cm未満かつ幅90cm未満 | 1,000円 |
高さ120cm以上または、幅90cm以上 | 1,500円 | |
大阪市 | 高さ・幅・奥行きの合計が2m未満のもの | 400円 |
高さ・幅・奥行きの合計が2m以上2.5m未満のもの | 700円 | |
高さ・幅・奥行きの合計が2.5m以上のもの | 1,000円 | |
福岡市 | 高さ1m未満・幅1m未満 | 500円 |
高さ1m以上・幅1m以上 | 1,000円 |
一般ゴミで回収してもらう
解体できる食器棚は、「パーツごとに分別して一般ゴミに出して回収してもらう」という方法があります。
購入時に組み立てした食器棚は、そのまま解体してゴミとして回収してもらうことができます。
必ず自治体のゴミ出しのガイドラインを確認し、各パーツが何ゴミに分別されるのか調べておくと安心です。木製部分とガラス部分の分別の仕方や収集日、収集時間、ゴミの出し方などのルールを守って回収してもらいましょう。
先述で解説した通り、解体作業には大きな音が出たり、ゴミが出る可能性があります。周りに迷惑をかけずに安全に作業ができる準備をして、ケガのないように作業をしましょう。
食器棚を解体するときの手順としては以下の通りです。
- 開き戸の部分をドライバーなどで全て取り外す
- 上下で分けられるタイプの食器棚は上の部分をおろして可能な限り分解する
- ハンマーやノコギリで解体できるところまで解体しましょう。
- ガラス、木製、金属それぞれに分別してゴミ袋にいれて決められた収集日に回収してもらいます。
指定のゴミ処理場へ持ち込む
食器棚を処分するには、「指定のゴミ処理場へ持ち込む」という方法があります。
処理にかかる費用は、重量制を採用している自治体が多く、解体ができるものもできないものも、自分たちで直接ゴミ処理場に持ち込めば、回収してもらうよりも安い料金で処分することができます。
地域 | 重さ | 費用 |
札幌市 | 10kg単位(10kg未満の端数は切り上げ) | 200円 |
仙台市 | 100kg(50kgごとに500円加算) | 1,000円 |
さいたま市 | 100kg未満 | 無料 |
100kg以上 | 10kgにつき20 円×税 | |
東京都 | 品目による | 1,000円〜 |
名古屋市 | 10kgまでごとに | 200円 |
大阪市 | 10kgごと | 90円 |
福岡市 | 10kgごとに | 140円 |
ゴミ処理場に直接食器棚を持ち込む際には、平日の営業時間内に持ち込むことが原則です。地域によっては、予約が必要なところもあるので、まずは問い合わせてみることをお勧めします。
不用品回収業者に回収してもらう
不要になった食器棚を処分するには「不用品回収業者に回収してもらう」という方法があります。不用品回収業者では、家電や日用品、食器や楽器など、さまざまなものを回収してくれるというメリットがあります。引っ越しや断捨離など、まとめて荷物を処分したいときには、ぜひお勧めです。
大型で解体できない食器棚も、業者が丁寧に搬出してくれるので人手がなくても安心です。また、24時間365日電話やLINE対応している回収業者も多いので、忙しくて時間がないという人も都合に合わせて引き取りに来てもらうことができます。
現在、日本国内には多くの不用品回収業者があります。中には、見積もりとは違う高額な請求をされたり、オプション料金として追加料金を請求されたりするような悪徳な業者もあるので注意しましょう。
信頼できる不用品回収業者を選ぶときのポイントは、
- 古物商許可証を取得していること
- 必要な証明等を取得していること
- 公式ホームページを持っていること
などです。
問い合わせをする際には、必ず複数の業者に見積もりをとり、比較することが大切です。それぞれの回収費用や回収可能品目の確認をしましょう。
リユース本舗では、スタッフがしっかり梱包して丁寧に搬出しますので、忙しくて時間がないという人にもおすすめです。食器棚ひとつでも回収可能なので、ぜひご相談ください。
リサイクルショップに買い取ってもらう
食器棚を処分するには、「リサイクルショップに買い取ってもらう」という方法があります。
リサイクルショップでは、家電や家具などをはじめ、衣類やペット用品、日用品やおもちゃ、衣類などあらゆるものの買取をしているので、断捨離や引っ越しの際にも利用できます。
出張買取に対応してくれるリサイクルショップもあるので、食器棚を店頭まで持っていけないという方は出張買取を利用しましょう。
リサイクルショップに食器棚を出すときには、以下の点に注意してください。
- 中のものを全て取り出しておくこと
- ほこりや汚れを綺麗に拭き取っておくこと
- キズやとれない汚れをチェックしておくこと
また、食器棚の種類や状態によっては、買取の対象外になることもあるので、買い取ってもらえなかった場合の処分方法についても検討しておきましょう。
家具店で回収してもらう
古くなった食器棚を処分して、新しい食器棚を購入するという場合は、古い家具を引き取ってくれるサービスに対応しているお店を利用しましょう。
特に大手の家具店などでは、同じ大きさや同等の重さなどの食器棚であれば、たいていの場合は引き取ってくれます。
新しい家具と引き換えに回収してもらえるので、搬出作業も家具店でやってもらえる他、費用も安価に抑えられるので、食器棚の買い替えで処分を考えているならぜひお勧めです。
家具店で食器棚を回収してもらうときのポイントとしては、
- 処分費用の目安:無料〜3,300円(家具店による)
- 回収サービスに対応しているかどうかを購入前に確認する(大型家具店で対応しているところが多い)
- 事前に食器棚の中身はすべて取り出しておくこと
- ほこりなどは綺麗に拭き取っておくこと
- 搬出経路を綺麗に片付けておくこと
などがあります。新しい食器棚の搬入と同時に古い食器棚を処分できるので、家の中もすぐに片付けられるというメリットもあります。
リユースする
食器棚を処分するのではなく「リユース」するという方法があります。
リユースは、部品を交換したり、綺麗に手入れをしたものをリメイクしたりして、再利用するというものです。
食器棚をリユースするには、まず食器棚を綺麗に掃除することから始めます。
用意するものは、
- ハンディ掃除機、ハンディモップ
- 中性洗剤や重曹
- ふきん(水ふき用と乾拭き用のもの2枚
などです。
まずは、全体に掃除機をかけてハンディモップなどで全体の埃を取り除きます。
その後、洗剤を含ませたふきんで綺麗にふきあげ、乾拭きしてきれいにします。必要があれば、アルコール消毒をして全体を乾かせば完了です。
あとは、クロステープや留め金などを付け替えてリメイクしましょう。
リユースしたものを自分自身で再利用することも可能ですが、欲しいという人に譲って使ってもらうという方法もあります。
施設やNPO団体に寄付するという方法もありますが、「引き取り先を探すのに時間がかかる」、「持ち込みしなければならない」など、デメリットもあるので、よく検討することをお勧めします。
食器棚の処分に関するトラブルシューティング
食器棚を処分するには、多くのトラブルが起こってしまう可能性があります。
いざ、困った事態になったときにどう対処すれば良いのかわからないこともあるかもしれません。ここでは、食器棚の処分に関するトラブルシューティングについて詳しくみてみることにしましょう。
重くて持ち出せない
大型の食器棚は、「大きくて持ち出せない」、「重くて持ち出せない」ということが多々あります。
特に昔ならではの重厚感のある食器棚は大きくて重いため、搬出作業が非常に困難になってしまうことが多いようです。
戸建てなら、自治体の粗大ゴミ回収時に玄関先まで取りに来てもらうことも可能ですが、マンションやアパートでは不可能です。
また、階段や廊下を通らなければならず、搬出経路がとても困難な場合もあります。
こうした環境の中で食器棚を処分するには、「不用品買取業者に依頼する」か、「リサイクル業者に引き取ってもらう」のが良いでしょう。
両者ともに自宅まで引き取りに来てくれるので、一人暮らしや人手が足りないときでも安心です。
ただし、リサイクル業者の場合、食器棚の状態によっては買取してもらえない可能性もあるので、事前に写真などで確認してもらうことをお勧めします。
回収にかかる費用が気になる
食器棚を処分する場合、大きさや重さから処分にかかる回収費用が特に気になるという人も多いことでしょう。
自治体の粗大ゴミやゴミ処理場へ持ち込んだときの費用や、家具引き取りの際の費用は、上記で解説した通りですが、不用品回収業者の一般的な費用としては、3,000~5,000円くらいの「基本料金」に品目別の回収費用を合計したものがおおよその目安です。
この他に、オプションとしてかかることがある費用としては、
- 運搬、車両費
- 梱包作業員
- 作業員追加
- 出張費
- 階段費用
- 搬出作業費
- お掃除費用
などが加算されることもあります。
大手の不用品買取業者などによっては、キャンペーン価格や割引を適用してくれたり、セット料金ですべてまとめた価格で回収してくれるところもあります。
まずは、事前に見積もりをとって一つ一つの費用をきちんと確認して、複数業者を比較し、なっとくできるところを選ぶことが大切です。
買い取ってもらえない・売れない
リサイクルショップで食器棚を買い取ってもらうはずが、「値段がつけられない」と言われ、「買い取ってもらえなかった」というケースはとても多くあります。
キズや汚れ、デザインが古いなどで店頭においても売れにくいというのがその理由です。
また、リサイクルショップには、取り扱っている商品を限定しているところも多く、食器棚を売るなら、家電や家具を専門に取り扱っているところを選んだ方が、より買い取ってもらえる可能性も期待できます。
リサイクルショップで買い取ってもらえない可能性の高い原因は以下の通りです。
- 修復できない傷や汚れがある
- 破損や劣化により、使用に支障をきたす
- デザインが古い
- オーダーメイド家具やアンティーク家具
- 自作の食器棚
リサイクルショップで見積もりをしてもらう前には、まず食器棚全体をチェックして直せる部分は自分で直しておくと、買い取ってもらえる可能性もあります。
例えば、食器棚の扉の開閉がゆるい、きちんと閉まらないなどの場合は、扉の接続部である蝶番をドライバーで締め直せば、簡単に治すことができます。
小さなキズや汚れは、紙やすりでこすって色を塗り直すか、一部分のみを専用のキットで塗りつぶし、綺麗に修繕することもできます。
まとめ
食器棚は、大きさによって処分方法が異なることがわかりました。また、その処分方法については、この記事でご紹介した方法から選ぶことができます。
どんな処分方法が良いのか、食器棚の状態によって最適な手段を見つけてください。
食器棚を処分するには、
- 自治体で粗大ゴミとして回収してもらう
- 分別して一般ゴミで回収してもらう
- 指定のゴミ処理場へ持ち込む
- 不用品買取業者に回収してもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 家具店で回収してもらう
- リユースする
など7つの処分方法があります。どんな処分方法が良いのかは、それぞれで一番納得できる方法で選ぶようにしましょう。
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