砂利の処分方法10選!無料で捨てられる方法をご紹介
「砂利を芝生に変えたい」「砂利が汚れてきたので新しいものに買い替えたい」「砂利が細くなったので処分したい」「水槽で使った砂利の捨て方を知りたい」など砂利の処分を考えている方はいらっしゃいませんか。
砂利が何ゴミに分別されるのかなど、疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は、砂利の処分方法について紹介していきます。
砂利は何ゴミ?処分する時の注意事項
砂利を処分する際に、ただの石であり山に落ちている石と変わらないと考え、安易に処分してしまうと問題が起きてしまう場合があります。
砂利の捨て方の注意点について、紹介しますので参考にしてみてください。
自治体のゴミ回収はできないことが多い
砂利は何ゴミとして分別されるのかという点でいえば、多くの自治体で砂利は「処理困難ゴミ」として扱われ、ゴミとして捨てられないことが多いです。そして、民間への業者へ処分を依頼するよう定められています。
一部の自治体では、「不燃物」「がれき・コンクリート」扱いとするところがあり、少量の砂利であれば実際にゴミとして処分を依頼できることもあります。指定のゴミ袋や専用の処分箱があるので、それらを利用して捨てることとなりますが、実施している自治体の数は多くはありません。
そして注意点としては、土が混ざっていると処分してくれない場合があるため、土がついてない状態にしておく必要があります。
お住まいの自治体が、砂利の処分をしてくれるかどうか問い合わせてみると良いでしょう。
※例えば、東京都八王子市や多摩市などの分別ゴミを調べても砂利の項目がありません。
川や山、公園に捨てるのはNG
川には同じような石がたくさんあるため、砂利を捨てたくなりますが、川に捨てると不法投棄になってしまいます。自治体によっては、条例違反による罰金が課せられているところもあります。
そして、川だけではなく、公園・道路・山の中なども不法投棄になるので捨てないようにしましょう。
たとえ山奥であったとしても、河原であったとしても、管理している自治体や地主が存在するのです。
そのような場所に、たとえ砂利1粒といえど無断で捨ててはいけないのです。
砂利の処分方法10選
それでは砂利は、どのように処分していったらいいかを解説していきます。砂利を処分する方法は以下の通りです。
- 一般廃棄物事業者に依頼する
- ホームセンターを利用する
- 砂利敷き事業者に依頼する
- 造園事業者に依頼する
- 不用品回収
- リユースする
- 人工芝を利用する
- 庭に埋める
- 他の人に譲る
- 外構に利用する
砂利を処分する方法10選を、それぞれについて説明します。
一般廃棄物事業者に依頼する
砂利の処分だけをしたい場合には、一般廃棄物事業者に問い合わせると良いでしょう。一般廃棄物事業者に問い合わせる際には、おおよその砂利の量、敷いた時の容量や重さ等を伝えておく必要があります。
砂利の量をしっかりと把握してから、連絡するようにしましょう。
一般廃棄物事業者は、市町村のホームページで紹介しているので確認してみましょう。
珍しい種類の砂利の場合には高価で買取してくれる場合もあります。一般廃棄物業者を選ぶ際には、相談から依頼まで親身になって対応してくれるところを選ぶと良いでしょう。
そして廃棄物事業者に問い合わせる際には、複数の事業者に見積もりをしてもらい費用を比較することで、適正な価格が分かります。
ホームセンターを利用する
古い砂利を処分して新しい砂利を敷き直したいという時には、砂利を購入するホームセンターで、無償や格安で引き取ってくれる場合があります。近くのホームセンターに問い合わせてみると良いでしょう。
運搬用のトラックも無料や安く貸してくれるところがあります。
ただし回収してくれるホームセンターは少数で、大手ホームセンターの中でも回収してもらえないところが多くあります。
砂利敷き事業者に依頼する
砂利敷き事業者に新しく砂利を敷いてもらう場合には、古い砂利を同時に引き取ってもらうことが可能です。
一般廃棄事業者に依頼するよりも、コストが低く回収してもらうことが可能です。
トラック等による運搬も、作業の一環として取り扱う場合には、追加料金を少しプラスする位で回収してもらえます。
砂利敷き事業者に依頼する場合も相見積もりを取ると良いでしょう。
新しい砂利を敷くための費用と処分の費用を合わせた見積もり料金を確認し、適正な価格のところに相談すると良いです。
造園事業者に依頼する
砂利を芝に張り替えたい、砂利を撤去して庭を作り変えたい、そんな時に造園事業者に回収をお願いすることが可能です。
この場合でも、通常の料金に追加料金を少し加えた位で回収してもらえるため、一般廃棄事業者に頼むよりもコストは安く済みます。
造園業者を選ぶ際には、庭を作り変える費用の方がコストは高くなるため、そのコストが安いところを選ぶと良いでしょう。
不用品回収
砂利を処分する方法として、不用品回収の業者に依頼するということがあります。
不用品回収を使った場合のメリットは、処分品によっては無料(0円)回収できるものもあるということです。
不用品回収の業者であれば、日本庭園で使われている庭石や、人が歩くための石、土台に使われている石など様々な形状の大きい石から、砂利などの小さい石まで回収処分できます。
また移動式クレーンや大型の専用工具を使用して、掘り起こし・粉砕撤去・吊り上げ搬出・運搬もおこなえる場合もあります。
他にお庭や砂場で使う砂や建築材料としてセメント用珪砂、水害防止に使われる土嚢、アクアリウムや水槽で使用する砂など、どんな形のものでも処分できます。
リユースする
砂利の処分を業者に依頼する以外に、リユースできる方法がないか考えてみるのも良いでしょう。
例えば自宅内で砂利を敷く場所は無いのかどうか調べ、砂利を移動させても良いです。砂利を移動する際に、草むしりをしっかりとして、防草シートをひくと良いでしょう。手間がかかりますが、処分しないで済むので、検討してみるのも良いかと思います。
また、その他には砂利をカラーリングして室内で使うなどの方法も考えられます。砂利は形が良いため、色をつけるとおしゃれなオブジェになることもあります。
また高級な石は、買取や無料で引き取りしてもらえる可能性があるので、業者に問い合わせてみると良いでしょう。
砂利敷き事業者や造園業者が買い取りや無償で引き取ってくれる場合があります。
人工芝を利用する
他には、砂利を処分しなくても人工芝を砂利の上から敷くことで、解決する方法があります。人工芝は地面にある程度凹凸があったとしても、張ることができます。
そして、砂利の上に防草シートを重ねることで、雑草が生えることを防いでくれます。
土の場所に人口芝を張る場合には、杭や金具を使って固定する必要がありますが、砂利敷きの場合には、砂利の端に人工芝を乗せるだけでいいので簡単です。
ただし、人工芝が敷けるのは小さな砂利に限ります。大きな砂利の場合には、足元が安定しないため、向いていません。
庭に埋める
砂利の量が少ないのであれば庭に埋めるという方法もあります。
自分で掘削するのはなかなか手間がかかりますが、自分の庭に埋めるのであれば、不法投棄にはなりません。
またリフォームするタイミングであれば、施工業者に砂利を埋めてもらうように依頼することも可能です。
ただし土地を売却する場合には、砂利は埋められないので注意しましょう。そして大量の砂利がある場合には、業者に依頼しても難しい場合があるため、やはりその他の方法で処分する必要があるかもしれません。
他の人に譲る
砂利の処分の方法として、他の人に譲るという方法があります。
最近では自治体の情報誌やネットの媒体等を使い、砂利を欲しいという人にアプローチすることが可能です。例えば、ジモティなどを利用し、無料で募集をすることで、すぐに欲しい人と連絡をとることができます。
ただし運搬費用のことを考える必要があります。運搬費用を受け取り人負担という条件で募集すれば、自分にコストはかからず処分できます。
外構に利用する
砂利を庭の外構として利用するという方法があります。例えば花壇の縁取りとして、砂利を利用すると砂利を処分しなくて済むようになります。
砂利は小さい石が集まっているため、どのような形でも簡単に縁取りが可能です。
花壇と外側との境界として、砂利を利用するというわけです。
水槽の砂利を再利用する方法
水槽の砂利の捨て方として再利用する方法はいくつかあります。まず、観葉植物の土に混ぜるという方法があります。
観葉植物を植える際に、鉢の底石として敷き詰めると通気性が良くなり、根腐れを起こしにくくなります。
土の中に砂利を混ぜることで、水はけが良くなる効果もあります。
ネットオークションで販売するという方法もあります。水槽のアクアリウム用の砂利は高価なので、ネットオークションでも需要があります。
ネットオークションを利用する際の注意点は、送料に気をつけるということです。重量があるため、それなりの料金がかかります。
送料を相手の負担に設定すると安心です。
砂利の処分に関するトラブルシューティング
重くて運べない
砂利が重くて運びづらいという問題があります。後で詳しく説明しますが、砂利を運ぶのに便利な道具を用意しておくと良いでしょう。
砂利をすくうためのスコップや運搬するための一輪車などがあると簡単に運べます。
そして他人に譲る場合は、砂利を格納する袋などを用意しておく必要があるでしょう。
砂利は小さいですが、集まると重いため、いかに手間をかけず運ぶかが大切になってきます。
砂利と土を分離できない
砂利と土が混ざっていると処分してもらえない場合があります。そこで砂利と土を分離する必要があります。砂利と土を分離するにはふるいを使って分離させていきます。手間のかかる作業ですが、ふるいにかけて砂利だけにする必要があります。
また砂利がたくさんあり家庭菜園ができない場合なども、ふるいにかけて砂利を除去すれば、家庭菜園に利用できるでしょう。
ふるいは、園芸用のふるいで網が付いているものであり、ホームセンターなどで販売されています。
また広い範囲で砂利と土を分離する必要がある場合には、大きなふるいを使っておくと良いでしょう。
ふるいに台車が付いているタイプのものも販売されています。
さらに広い範囲の面積の土と砂利を分離する場合には、土ふるい器の電動タイプがあります。こちらの機械であれば、手でふるう必要がなく、電動で分離してくれるため、便利です。
砂利の汚れが落ちない
高価な砂利を買い取ってもらったり、引き取ってもらう場合にはあまり汚れていると価格が下がってしまう場合があります。そこで汚れている砂利を、きれいにすると良いでしょう。
軽度な汚れの場合には、水道の水で簡単に洗い流すことができます。白い砂利等の場合には、洗うことでより綺麗になっていくでしょう。
また頑固な汚れがある場合には、高圧洗浄機を使って汚れを洗い流していきます。
高圧洗浄機を使う場合の注意点としては、土の上に置いたまま砂利を洗うと土が被ってしまい余計汚れてしまいます。
そのために何か網の上や、ふるいの上などに砂利を乗せた上で、洗い流すと良いでしょう。
砂利をきれいにすれば、気持ちよく引き取ってもらえます
砂利の処分費用はどれくらい?
砂利の処分を業者に依頼した場合の費用相場は、1キロあたり約40円です。砂利を敷く場合には、1平方メートルあたり約60キロから80キロの砂利の重さになります。
そのため1平方メートルあたり3,000円前後の処分費用になります。
例えば駐車場の自家用車1台分の広さは、約16平方メートルです。この広さの砂利を処分するには、50,000円前後の費用がかかります。
さらに広いスペースの砂利を処分する場合には、人件費が追加され、重機等が必要になってくる場合には別に追加料金がかかります。
また、鉱物質のリサイクルをおこなっている業者の場合には、1キロあたり15円から20円と格安で処分してくれるところがあります。
業者によって、処分費用は変わってくるので、しっかりと問い合わせると良いでしょう。
砂利の処分費用を抑えるために
砂利の処分の費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取るのが良いでしょう。複数の業者に同じ条件を出し、かかる費用を見積もってもらうのです。
そうすることで、相場が分かるとともに、安い業者を見つけることが可能になります。
業者に相見積もりをとってもらう場合には、砂利の量や大きさなどを正確に伝えると良いでしょう。砂利の重さが分からない場合は、砂利の大きさと面積を伝えるといいです。
一緒に自宅周辺の環境や図面などもあれば、より詳細な見積もりが可能となってきます。
砂利のほかに庭石や土も一緒に処分してもらいたい場合には、庭石のサイズや土の量を伝えておきます。土は面積と深さを伝えれば、おおよその重さが伝わるでしょう。
砂利を処分する際にあるといいもの
砂利を処分する際に、あるといいものについて紹介していきます。
まず、砂利をかき集められるものとしてジョレンというクワのような形で、先端が平たくなっている農機具があります。この器具を使うと、砂利を引いて集められるため便利です。
また集まった砂利は、角スコップですくい袋に入れられます。
またレーキという器具は、広範囲の砂利を一箇所に集められます。そして、大きな砂利を取った後には、小さな砂利をかき集めるために竹ぼうきもあると良いでしょう。
砂利を運ぶには、一輪車を使えば一度に多くの砂利を運搬できます。
そして砂利を収めるために麻袋やビニール袋も必要でしょう
このような道具があれば、自分でも砂利を処分するための作業ができるようになります。
まとめ
砂利の処分に関する方法について見てきましたが、いかがだったでしょうか。自治体のゴミ回収では処分できないことが多いため、その他の方法を探す必要があります。砂利は、石なので川や山、公園に捨てればいいと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、違法投棄になるので絶対にしないようにしましょう。
砂利の処分方法は、一般廃棄物事業者に依頼したり、ホームセンターを利用したり、不用品回収を利用するなどの方法があります。
中でも不用品回収の業者を利用すれば、様々な回収に対応してくれるため安心です。
不用品回収のリユース本舗なら自治体で回収できないものも回収可能です。
砂利の処分はリユース本舗へ
今回紹介した内容から自分の目的や状況に合う処分方法を見つけることは出来ましたか?この記事を読んでもまだ処分方法で悩んでいる方もいるかと思います。そんな人にはリユース本舗を紹介します。
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